副業で人気のせどりですが、せどりに興味を持つ方は多いです。
しかし、せっかくせどりに興味を持ったのに、具体的なやり方がわからず、何も行動できないという方も多いでしょう。
「まずは行動してみよう」とはよく言われることですが、どうすればいいかわからなければ行動しようがありません。
特に副業初心者の方なら尚更です。
せどりには星の数ほどの種類がありますが、やり方を大きく分けると、大まかに次の手順に集約されます。
- リサーチ・仕入れ
- 検品
- 出品
- 注文・梱包・発送
- 顧客からの問い合わせ、返品・返金対応
そこで今回は、せどりのやり方を初心者の方でも理解できるように詳細に解説します。
せどりの概要は何となくわかったが、具体的にどうすればいいか知りたい方は最後までご覧ください。
目次
【STEP0】せどりを始める前に準備すること
と、そもそもせどりのやり方以前に初心者の方は、何を準備したらいいかわからず、前に進めない方は少なくありません。
せどりを始める前に、準備することは次の通りです。
- 販路を決める(一番のおすすめはAmazon)
- 仕入れ先を決める
- 最低限必要なものを準備する
販路についてはAmazon、メルカリ、ヤフオク、eBayなどある程度選択肢は限られます。
特におすすめは、商品保管、発送、カスタマー対応を代行できるAmazonです。
仕入れ先については、新品を選ぶのか中古を選ぶのか、品質の良い国内商品を仕入れるのか、仕入れ値の安い輸入品を仕入れるのかによって選択肢が変わります。
詳細は、以下の記事を参考にしてください。
せどりで必要なものについては、最低限次のものが揃っていれば始めることはできるでしょう。
- 作業がストレスにならない程度のパソコンとネット環境
- 物販の作業効率を上げるツール
- 10万円程度の仕入れ資金
梱包資材など細かい部分については、必要に応じて用意すれば問題ありません。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
【STEP1】商品リサーチ|無理のない範囲で仕入れ個数を決める
せどりの準備ができたら、具体的に実践していきましょう。まず行うことは、売れ筋で利益が出る商品のリサーチです。
せどりの原理原則は、「安い商品を仕入れて高く売る」です。
価格差のある商品を見つけ、仕入れ⇒販売を行うのがせどりのビジネスモデルです。
ただ、いくら利益商品とは言っても、売れなければ利益になるどころか赤字になります。
そのため、利益率だけでなく、商品の売れ行きも見極めて仕入れ判断する必要があります。
Amazon販売でツールを使用した具体的なせどりのリサーチについては、以下の記事をご覧いただくと初心者の方でも迷わずリサーチが開始できます。
利益率が20%を超えている商品を仕入れる
せどりでは、次の計算式で利益率が20%を超える商品を仕入れるようにしましょう。
利益=販売価格-仕入れ価格-送料・手数料
利益率=利益÷販売価格×100
なぜ20%かというと、実際に商品を販売してみたら、次の理由で想定される利益を下回ってしまうことがあるためです。
- 思った以上に送料や手数料がかかってしまった
- 価格競争が起きて値下げして売らざるを得なかった
あまり余裕のない利益率の場合、上記の理由で赤字になってしまうことがあります。
このようなことがないように、仕入れる商品の利益率を20%以上を目安として、赤字に陥らないようにしましょう。
なお、せどりの利益率の目安や、利益率を上げる方法については、以下の記事を参考にしてください。
手数料について、メルカリやヤフオクの場合は販売手数料が一律10%と計算しやすいですが、Amazonの場合はやや手数料体系が複雑です。
しかしAmazonの場合は、初心者の方であってもFBA料金シミュレーターを使えば、細かな手数料も加味して簡単に利益計算できます。
FBA料金シミュレーターの具体的な利用方法については、以下の記事を参考にしてください。
ツールを使うなど過去の売れ行きを判断して仕入れをする
せどりで稼ぐためには、利益率も重要ですが、「そもそも売れるのか売れないのか」も重要です。
つまり、在庫回転率も重要で、過去の売れ行きを見極めて仕入れ個数を判断することが大切です。
メルカリなどの場合は、同じ商品を扱う商品ページをリサーチして、出品者数や売れ行き、価格帯を何となく判断します。
Amazonの場合は、Keepa、キーゾンというツールを利用することで、初心者の方でも過去の売れ行きを明確に判断することができます。
そのため、Amazon販売の方が、より明確に「いくつ仕入れたらいいのかな?」と仕入れ判断しやすくなるのです。
有料版のKeepa・キーゾン(月額19ユーロ=約3,000円)を導入することで、Amazonの各商品ページに上図のような画面が表示されます。
Keepa・キーゾンで主にわかることが次の通りです。
Amazonランキングの推移 | ランキングの変化が大きいほど販売個数が大きい |
販売価格の推移 | 過去の販売価格の推移を調べることができる |
出品者数の推移 | 相乗り出品者数の推移がわかる |
過去の販売個数 | Keepaとキーゾンを紐付けることで過去3ヶ月分の販売個数がわかる |
上図では、平均月間販売数が55個であることがわかるので、出品者数が4人であれば、自分が出品することで月に55÷(4+1)=11個売れると推測できます。
商品を仕入れる際は、必ず過去の売れ行きを観察して仕入れ判断するようにしましょう。
Keepa・キーゾンの機能や、登録方法については、以下の記事をご覧ください。
不良在庫を抱えないように無理な仕入れは避けよう
せどりでは、不良在庫を抱えないように、無理な仕入れは避けるようにしましょう。
例えば、Amazonで、Keepaやキーゾンで過去の売れ行きが月10個と計測できたにも関わらず、
と、無理な仕入れをする方が少なくありません。
特にせどり初心者の方ほど、無理な仕入れをしがちですが、当然不良在庫を抱えるリスクは増えますし、資金繰りが苦しくなります。
無理な仕入れをして資金繰りが苦しくなれば、他の売れ筋商品を仕入れることができなくなるデメリットもあります。
「これくらい売れるだろう」と思っても、同じ商品を出品する販売者が増えて売れなくなることは少なくありません。
せどりの場合は、ライバルの増加によって価格競争が起きやすいので、商品寿命が短い点も考慮しなければいけません。
特にせどり初心者で、仕入れの感覚がつかめていない場合は、どんな利益商品でも無理のない仕入れをしましょう。
せどり初心者におすすめの商品
という方も少なくないですが、一番のおすすめは好きで得意なジャンルの商品を仕入れることがおすすめです。
好きで得意なジャンルであれば、どんな商品が売れるか目利きができるので、効率的にリサーチができます。
特にAmazon販売であれば、先に紹介したKeepaとキーゾンを使えば、どんな商品が月に何個売れているかがわかるので、安心して取り組めるでしょう。
ただ、自分が何が好きで、得意なのかがわからない方も多いかと思います。
その場合は、松井さんが売れると実感した商品から取り組んでみるのも1つの手です。
- 電動ドライバー
- 限定品のDVD/Blu-ray
- 学術書・医学書などの専門書
- ファミコンソフト
- サプリメントや健康食品
詳細は、以下の記事をご覧ください。
中上級者なら仕入れてみたい商品
せどりに慣れてきたら、次のような商品を仕入れるのもいいでしょう。
季節商品 | 夏季、冬季、クリスマスやハロウィン、バレンタインなどで需要がある商品。夏季のハンドクーラー、冬季の加湿器など。特定の時期に集中的に売上を上げられるが、タイミングを間違うと赤字になりやすい。 |
トレンド商品 | 流行の人気商品を仕入れることで、特定の時期に大きく売上を押し上げることができる。ただ、季節商品以上に流行が廃れるタイミングをつかむことが難しく、不良在庫のリスクが大きい。 |
ジャンク品 | 動作不良、外観の損傷など本来の価値が損なわれた商品。安価な仕入れができるので、利益率は40~50%程度になるが、検品・メンテナンスの知識が求められ、難易度が高い。また、その場限りの利益に終わる。 |
危険物 | 納品ルールが厳しく、出品禁止商品も多いので避ける人が多いが、その分ライバルは少なめ。 |
食品 | 賞味期限に注意する必要があり、納品ルールが厳しく避ける人が多いが、その分ライバルは少なめ。 |
興味のある方は、以下の記事もご覧ください。
仕入れてはいけない商品
せどりでは、なかには仕入れてはいけない商品もあるので注意してください。
気付かずに次のような商品をつかまされて販売しても、違法になったり、規約違反になったりすることになります。
場合によっては、販路のアカウント停止・閉鎖に繋がるので注意してください。
特に初心者の方は判断が難しいケースもあると思いますので、下記の確認していただき注意していただければと思います。
- 偽物
- 動作不良で修理をしていない不良品
- 医薬品(無許可の場合)
- 一部化粧品(無許可の場合)
- 酒類(無免許の場合)
- メーカーしか販売してはいけない商品(商標権侵害になる)
- 転売規制でせどり目的の仕入れを禁止されている商品
- 盗品
- その他プラットフォームで出品禁止としている商品
Amazonにしても、メルカリにしても、ヤフオクにしても出品を禁止している商品はあるので、規約を十分確認しましょう。
なお、せどりで違法となる商品や違法行為については、以下の記事を参考にしてください。
【STEP2】検品|商品の状態を丁寧に確認する
仕入れた商品が届いたら、商品の状態を丁寧に確認しましょう。
検品することなく、偽物や不良品を出品した場合、高確率でお客様からクレームに繋がります。
特に偽物のような違法性がある商品の場合は、最悪即アカウント停止・閉鎖になります。
電脳せどりの場合
電脳せどりの場合は、仕入れの現場で商品の状態確認ができない点に注意が必要です。
とはいえ、新品を仕入れる場合は、外箱の値札シールを剥がしたり、ホコリを取ったりすれば十分でしょう。
よほどパッケージの損傷が激しく、中身にまで影響があるといったような場合を除けば、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
問題は、リサイクルショップのオンラインショップやフリマサイトなどで中古品を仕入れた場合です。
次のことは十分確認して、必要であればクリーニングなどの処置をしましょう。
- 商品の動作は問題ないか
- 付属品に欠品はないか
- 取扱説明書はあるか
- 商品に傷、破損、汚れはないか
- 外箱に傷、破損、汚れはないか
検品の重要ポイントは、商品によって変わってきます。
例えば、古本であれば、各ページのシミや落書きの有無を確認する必要があります。
ジグソーパズルであれば、欠品の有無がかなり大変です。
中古のゲームソフトであれば、実際に動作して問題なく遊べるかどうかを確認しなければいけません(ゲーム好きの人であれば、注文があるまで遊ぶのもありですが)。
もし、不具合が見つかった場合は、返品できればいいですが、返品・返金に対応していない店舗も多いので、よく確認するようにしましょう。
電脳せどりの場合は、仕入れ前の状態確認ができない分、店舗せどりに比べて中古品販売の難易度が上がります。
電脳せどり初心者の方は利益率は下がるものの、まずは新品から仕入れるといいでしょう。
店舗せどりの場合
店舗せどりの場合は、仕入れ前に、商品の状態確認ができるので、不具合のある商品をつかまされる可能性が低くなります。
その場で状態確認ができるので、訳あり商品やジャンク品など利益率の高い中古品を仕入れやすくなります。
この利点を活かして、店舗せどりの場合は、極力仕入れ前に状態を確認するようにしましょう。
リサイクルショップでは、その場で動作確認ができることもあるので、その場合は、仕入れ後の検品作業をほとんど省略することができます。
しかし、中古品は外観の汚れがひどいこともありますから、仕入れ後のクリーニングは丁寧に行った方がいいでしょう。
電脳せどり同様、返品・返金に対応している実店舗と、そうでない実店舗があるので、極力仕入れ前に状態確認をしておく必要があります。
特に、訳あり商品やジャンク品は、返品不可とされていることが多いので注意してください。
輸入品の場合
海外の場合は、基本的には直接買付けに行くことはしないので、電脳せどり同様に仕入れ後に検品することになります。
輸入品の場合は、国内商品と比べても商品の品質が悪く、偽物、不良品の確率が高いので、新品・中古関わらず検品は必須となります。
偽物まではいかなくとも、商品画像と違うバリエーションの商品が届くこともあるので、電脳せどりのチェック項目に加えて、次の観点でも念入りに検品しましょう。
- 商品画像との色の相違はないか
- 商品画像記載のサイズと合っているか
- タグ・ロゴマークは妥当か
中国輸入ビジネスの場合は、検品を得意とする中国輸入代行業者を利用して、検品の負担を減らすこともできます。
手数料にもよりますが、国内商品よりも慎重な検品が必要で、チェック項目が多いので検討の余地はあるでしょう。
なお、中国や欧米輸入商品は、偽物や不良品の確率が高いうえに返品・返金対応をしてくれないことが大半です。
輸入ビジネスの場合は、偽物や不良品によるリスクがある点を踏まえて取り組むようにしましょう。
【STEP3】出品|販路の出品方法に従い出品する
商品を仕入れ、検品が済んだら、販路の出品方法に従って出品しましょう。
プラットフォームによって、出品ルールが違うので、規約をよく確認して出品する必要があります。
ここでは、代表的にせどりの販路としてよく用いられるAmazonとメルカリの出品について解説します。
という方は、以下の記事を参考にしてください。
基本はAmazonがおすすめですので、初心者の方で迷う方はAmazonで検討しましょう。
Amazonの出品の流れ
Amazonの場合は、同じ商品ページに複数の出品者が出品する「1商品1ページ」ルールなので、新たに商品ページを作成する必要がありません。
そのためせどり初心者の方には、Amazonでの出品・販売がおすすめです。
Amazonの発送方法は、Amazonの倉庫に納品して注文があれば自動発送してもらうFBA納品と、自分で発送する自己発送の2つがあります。
FBA対応可能商品であることが前提になりますが、極力次のメリットがあるFBA納品を選ぶようにしましょう。
- 発送業務をAmazonに任せて24時間迅速に注文・自動発送できる
- 自宅の在庫保管スペースが不要になる
- クレーム処理や返品・返金対応までAmazonに任せることができる
- お客様にとっても迅速に商品が届くのでメリットが大きい
- 贈答用にも対応できる etc・・・・・・
Amazon FBA利用のメリットや、納品方法については、以下の記事をご覧ください。納品のルールに従って、FBA倉庫に納品するようにしましょう。
商品を出品したら、ライバル出品者の販売価格を確認して、価格を調整していきましょう。
Amazonは、同じ商品に複数の出品者が相乗り出品しており、価格が安い出品者の方が売れる仕組みになっています。
amazonでは、上図赤枠の「カートに入れる」「今すぐ買う」というボタンをクリックして購入するお客様が大半です。
これをカートボックスと言いますが、価格が安い出品者が優先的に獲得できるようになるのです。
そのため、1~2円単位で価格調整をしないと販売機会を逸することになります。
ただ、24時間Amazonの画面を監視して調整するのは現実的ではないので、プライスターのような自動価格改定ツールを使いましょう。
プライスターを利用することで、最安値のセラーに合わせて自動的に価格調整をしてくれるので、販売機会を失わずに済みます。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
メルカリの出品の流れ
メルカリの場合は、Amazonと違って出品する都度商品ページを作る必要があります。
次の手順で商品ページを作成して出品していきましょう。
- 値下げ交渉を前提として値付けをする
- 検索キーワードを意識してタイトルを工夫する
- 背景、光、角度などを意識して写真撮影する
- 傷や汚れ、不具合などを正直に説明文に記載する
- 時間帯を意識して出品する
メルカリはスマホで気軽に売買するイメージがありますが、上記を1商品ずつ行わないといけないと考えると、やや骨のある作業と言えます。
商品タイトルについても、ターゲット層によって適切な言葉があるので要注意です。
男性用のTシャツであれば「Tシャツ」で検索されますが、女性用Tシャツは「カットソー」で検索されるなど、お客様の属性によって適切なキーワードが変わってきます。
場合によっては、出品してもお客様に探してもらえなくなるので注意する必要があります。
また、商品の写真撮影については、次の点を意識して行うようにしましょう。
- せどらー・転売ヤーっぽさを出さず敢えてスマホで撮影する
- 全体がわかるような写真を大きく撮影する
- 様々な角度で撮影してみる
- 商品の状態や採寸を証明する写真も撮っておく
- なるべく背景は白などシンプルにする
- 日中に撮影するなど明るさを意識する
- セット商品など複数商品がある場合は、なるべくきれいに並べて撮影する
と、それなりに工夫が必要となります。
普段からメルカリで不用品販売している方なら慣れているでしょうが、初心者の方は意外と大変な作業で戸惑うでしょう。
あとは、商品説明文では、傷や汚れ、不具合などがあれば正直に記載することも重要です。
抜け漏れがあると、お客様からの大きなクレームやトラブルに繋がり、低い評価が付けられることになります。
逆に、商品の状態が良ければ「未使用・未開封」「動作確認済」などPRするといいでしょう。
商品ページを作成したら、すぐに出品するのではなく、購入される時間帯を意識しましょう。
メルカリは新着表示順に上から商品ページが掲載されるので、時間が経つほどどんどん後ろに流れていってしまうためです。
商品のターゲット層によって適切な時間が変わりますが、平日の21~24時は比較的商品が売れる時間帯と言われています。
その他、主婦ターゲットであれば平日9:00~14:00、会社員ターゲットであれば昼休みの平日12~13時などもおすすめです。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
【STEP4】注文~梱包・発送|商品に傷・破損がないように丁寧に発送する
商品の注文があったら、傷・破損が発生しないように丁寧に梱包・発送を行います。
梱包・発送の工程でも、Amazonとメルカリで流れが変わってくるので、各々について解説します。
お客様から注文があった場合は、大幅に遅延があるとクレームのもとになるので、できる限り速やかに発送対応するようにしましょう。
Amazonの商品注文後の流れ
Amazon販売でFBA発送をしていれば、お客様から注文があると、自動的にFBA倉庫のなかにある商品が発送されます。
そのため、出品者としては特に何もすることはなく、初心者の方でも安心です。
注文がある都度梱包・発送作業をしなくていいので、労力が大幅に軽減されます。
特に副業中の方は、本業の仕事中でもAmazonが自動発送してくれるので、発送が大幅に遅れることがありません。
そのため、発送遅延によるクレームはほとんどなくなります。
ただ、FBA利用の場合は出品作業の時点でFBA倉庫に納品する作業があるので、梱包・発送作業がまったくないわけではありません。
FBA納品の梱包要件や納品プランの作成方法については、以下の記事をご覧ください。
FBA発送ではなく、自己発送を選択している場合は、文字通り注文があったら自ら梱包・発送して発送することになります。
- セラーセントラルの管理画面から発送手続きを行う
- 納品書を印刷する
- プチプチや新聞紙、緩衝材を使って丁寧に梱包する
- 商品を発送したら出荷通知を送信する
これらを自分で行わないといけなくなります。
FBA納品ができない商品や、よほどの高単価商品を除けば、初心者にはFBA発送をおすすめします。
メルカリの商品注文後の流れ
メルカリでは、消費者からの値下げ交渉を前提として、注文に対応する必要があります。
メルカリは値下げ交渉を行えるシステムや文化があるので、値下げ交渉の拒否は購入率が落ちます。
どの価格まで値下げ交渉に応じるか下限値を決めると同時に、値下げの交渉や断り方も知っておくといいでしょう。
例えば、9,900円の商品を9,000円まで値切られた場合、「9,500円ならどうですか?」とするなどです。
また、他の商品も出品している場合は、まとめ買いしてもらうことで値下げに応じるようにするのもおすすめです。
値下げ交渉があった場合の対応方法については、以下の記事をご覧ください。
メルカリの場合、注文までにお客様とのコミュニケーションが諸々発生するのもデメリットと言えます。
Amazonより工数が多いので、労力負担がある点は認識して取り組んだ方がいいでしょう。
正式に注文があったら、Amazonの自己発送と同様に丁寧に梱包して発送します。
メルカリの梱包については、メルカリ公式サイトで詳しく解説されているので、詳しくはそちらをご覧ください。
⇒⇒メルカリコラム「メルカリ梱包方法ガイド|手順や注意点、資材も紹介」
【STEP5】顧客対応|お客様からの問い合わせやクレーム・返品返金対応をする
せどりでは、どんなに気を付けて検品して、梱包して発送したとしてもお客様からのクレームがやってくることがあります。
極力避けないといけないことではありますが、検品時で不具合が見つからなかったり、梱包・発送時に傷や汚れが出てしまったりするケースはあります。
お客様からクレームがあった場合は、基本的には誠実に返信して、返品・返金対応をしなければいけません。
Amazonの場合は、24時間以内に対応しないとアカウント停止・閉鎖に至るので、速やかに対応しましょう。
ただ、Amazonでは基本的にカスタマーサービスが対応してくれます。
お客様をカスタマーサービスに誘導すれば、基本的にAmazon側で対応してくれるので、負担は軽減されます。
場合によっては、クレーム内容が事実でないこともありますが、その場合もカスタマーサービスに誘導すれば大きなトラブルは発生しづらくなります。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
最後に
以上、せどりのやり方について手順を追って解説しました。
せどりにも、商品や仕入れ方法、販売先によっていろいろ種類はありますが、基本的にSTEP1~5の順番で進めることになります。
特にこれからせどりを始める初心者の方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
せどりに取り組む場合は、次のようなことには注意してください。
- 継続的な仕入れが難しいので常に仕入れを繰り返さないといけない
- ライバル増加により価格競争が起きやすい
- 不良品率が高いとお客様からクレームが来やすい
- アカウント停止・閉鎖のリスクが大きい
- せどり目的の仕入れを禁止する店舗が増えている
もし、実際にせどりに取り組んでみて、「合わないなあ」と思ったら、別の物販ビジネスを視野に入れるのもいいでしょう。
なお、せどりの概要や基礎知識については、以下の記事をご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。
下記をクリックして中身をご確認ください^^
国内メーカー仕入れに特化したセミナーはコチラから↓↓
弊社が出版した書籍一覧はコチラから↓↓