amazon転売・せどりを続けると潰れる理由。メーカー仕入れで転売から卒業し、安定収入を得る方法

amazon転売・せどりを続けると潰れる理由

こんばんは、amazon物販コミュニティEC STARs Lab.の中村裕紀です。

amazon転売・せどりを否定するわけではないですが、一生「転売」から抜けきれないままでいると、いつまで経っても価格競争、リサーチ地獄の毎日です。

自由な時間はいつまで経ってもできません。

ライバルの増加による価格破壊、最初は利益が出ていても、いずれは利益がなくなる。それでは毎日新しい商品をリサーチしなければならないので、正直きついですよね。。

特に副業でやっている方は時間が足りないですし、根性論でリサーチ地獄に耐えても利益が出ないので、会社を辞めることもできません。

私もamazon転売をやった頃は、価格競争&リサーチ地獄の日々を長い間味わってきたのでよく理解できます。転売はいつかは卒業しなければなりません!

中村
私もamazon転売で月利が100万円を超えていましたが、これでは家族との大切な時間が取れないと思い、思い切って転売をやめてメーカー仕入れに舵を切りました。

今回はamazon転売・せどりを続けると潰れる理由を具体的にお話し、私がどのようにして転売を卒業したのかをお伝えします。

家族やご友人、大切な人との自由な時間を過ごすための具体的な方法をシェアさせて頂きます。

 

amazonメーカー仕入れ

目次

amazon転売・せどりを続けると潰れる理由

amazonロゴ

まず初めに、冒頭でも簡単にお伝えしていますが、amazon転売・せどりを続けると潰れる理由を解説します。

おそらく、amazon転売をしている方の大半が、次の理由で転売を続けられなくなっています。

ライバルが増えて安定した仕入れができない

amazon転売を続けると潰れる理由は、毎月安定した商品を仕入れることができないことにあります。

なぜ毎月安定した仕入れができないのでしょうか?

それはamazonのプラットフォームの性質によるものです。

amazonのプラットフォームの性質は、同じ商品ページに相乗り出品でみんなが群がることにあります。

商品ページがすでにあれば自分で商品ページを作成する必要はなく、そこに被せて販売するだけの方法でとっても簡単ですよね!

amazonの出品方法はここでは省略させて頂きますが、誰でも簡単にamazonへ出品可能です。

ただ、誰でも簡単に出品できる点はデメリットでもあります。

販売価格が安い人ほどamazonの商品ページのトップカートを取得できるので、商品の需要供給のバランスが崩れてしまうと、販売価格を下げ商品を売り切ろうとする人も出てきます。

例えば、amazonで1ヵ月100個売れる商品があるとします。
その商品を10人が1万円で販売していたとすると、同価格の場合はほぼ均等にカートが回ってくるので、各々が10個売れる計算になります。

ところが転売品は、良くも悪くも誰でもなんとかすれば買える商品が多いです。

もしその1ヶ月100個売れる商品がイイな!と思って仕入れをした方がいて、10人が20人の販売者に増えたら・・・どうでしょうか?

10人だと各々が10個ですが、20人だと各々が5個になってしまいますよね。。

ここで問題が発生するわけです。

1ヵ月10個だと思って買ったのに、ライバルが増えて1ヵ月5個の販売個数になると、5個分の在庫を早く売り切りたい!という衝動にかられますw

これが需要供給のバランスが崩れるということですね。。

そして1万円の販売価格を9900円に下げます。こうすることでカートの取得率を上げ、自分だけ早く商品を売り切ろうとするわけです……。

プライスターで全セラーが自動的に値下げ→価格崩壊に……

amazon転売の価格崩壊

ところが今は他のライバルたちもプライスターのような、自動価格追従機能ツールを使っている方がほとんどです。

プライスターを使えば、1分後にすぐ全FBAセラーの販売価格が1万円から9900円になっちゃうわけです。

プライスターは便利ですし、amazon物販をする私たちにとってはなくてはならないツールですが、これは相当怖いですよね。。

売り切りたくて価格を落としたのにライバルもみんな追従してきて、また思うように売れないから誰かが価格を下げる。

そしたらまた自動追従、、プライスターには赤字ストップ設定なるものもありますが、商品が売れるまで永遠に販売価格が下がります。。

 

この状況がamazon転売ヤーさんたちの負のスパイラルです。。

中村
なお、プライスターはamazon物販を行うなら転売、メーカー仕入れ問わず必須なので、必ず入れておきましょう。

プライスター

「商品が売れなくなる→売れる商品のリサーチ」を毎日繰り返す羽目に……

いい商品はライバルがたくさん群がって、需要供給のバランスが崩れ価格破壊が起こり、先月は利益が出ていた商品も今月は出なくなる。。

よって、また利益を出すために儲かる商品のリサーチをしなければならない、、

つまり、利益を出し続けるためには、1日中ずっとパソコンとにらめっこしなければいけません。

それでもすぐに商品が売れなくなるので、収入が安定しません。

みんな価格競争&リサーチ地獄の状況をなんとかしたいと思っているはずです。私もそうでした。

月利100万円あっても、1日中パソコンに張り付いていないと収入が止まります。最悪、過剰在庫で赤字になることもあります。

これでは何のためにお金を稼いでいるのか分からなくなります、、、やっぱりお金も大事ですが、時間を作ることが大事なんですね。

皆さんは何のためにamazon物販をしていますか?

自由になりたい、大切な人との時間を大切にしたいからではないですか? それなのにamazon物販で大切な自由な時間が奪われては本末転倒です。

なので、私はamazon転売の状況が嫌で抜け出す覚悟をしました。そして、ちょっと大げさですが人生が変わりました。

月利100万円を超えてもamazon転売・せどりの卒業を決心したきっかけ

amazon転売からの卒業

amazon転売を卒業しようと決心したきっかけは、amazon転売で利益100万円を達成したときでした。

副業で約2年間頑張り、やっとの思いで独立! 独立して2年後に晴れて利益100万円を達成!

ひと月の利益で100万円というのは、今でこそ普通ですが、当時は夢のような額でした。

月利100万円の目標を達成するために頑張ってきたわけですから、この目標が達成できる頃には、とっても素敵な生活が待ってる……なんて思っていました。

ただ現実は違いました。

リサーチだけで1日12時間労働、副業時代より時間がない、、、

いち転売ヤーの私は毎日商品の価格競争にあい、毎日ひたすら儲かる商品のリサーチを続けていました。。

多分1日12時間以上働いていたでしょう、、家族との時間を取りたくて独立したのに、サラリーマンのときより時間がないわけです。

これでは何のために物販をしているのかわからなくなります。

転売を続けることへの不安とamazonアカウント停止リスクに脅える日々

amazon転売を続けられるか不安

それから転売を続けていると

  • 「なんか不安」
  • 「この方法ってどこまで続くのかな?」

というのが拭い切れませんでした。

夜寝る前とかいつも考えてしまうので、全然眠れない日もありました。。。

時間的にも追い詰められましたが、精神的にも良い状態ではありません。

転売を続けることの不安は、リサーチを止めると安定収入が得られないこともありますが、もう1つはamazonアカウント停止のリスクです。

amazonは転売への規制を強めていますし、発送遅延や商品不良が起きてクレームが来たらアカウント停止のリスクが大きくなります。

また、真贋調査があっても、せどりや転売で仕入れた商品では請求書などの必要書類が揃えられません。

その他、amazonアカウント停止の要因は以下の記事のようにたくさんあり、特にせどりや転売は抵触しやすいです。

amazon出品アカウント停止・閉鎖から完全復活する手順を詳細解説

【これで安心】amazon真贋調査を確実にクリアする手順と防止策を詳細解説

 

転売では月利100万円を超えても人生が良くなった実感がない

というわけで……。

月利100万円を達成したときの私の状況は、時間的にも精神的にも異常でした。

  • とてもいい人生送れない!
  • 家族との時間も取れない!
  • 不安で夜も眠れない!

ということで、せっかく転売で高収入を得られるようになりましたが卒業することにして、真剣に新しい何かを探し始めることにしました。

 

amazon転売を卒業し長期的に安定収入を得られる方法=メーカー仕入れ

amazon転売からメーカー仕入れへ

amazonのプラットフォームを用いた物販ビジネスで、転売に代わる何かを真剣に模索していたある日、偶然に出会ったものが

「amazonメーカー仕入れ」

です。

上記の商品の流通経路を見てわかる通り、メーカー仕入れは代理店や小売店ではなく、メーカーと交渉して直接商品を仕入れてamazonで販売する方法です。

 

中村

私は、今までメーカーから直接商品を買ったことはなかったですし、交渉さえできないと思っていました。

しかし、転売から完全脱却するために最上流のメーカーから買うことを本気で実践しました!

実践した結果、かなり時間はかかったし、苦労はしましたが、ボツボツとメーカーと取引が決まるようになり、収入が安定してきました。

 

具体的にどういう風にメーカーがボツボツ決まってきたかは、下記を見てください^^

きっと参考になります!!

amazon メーカー仕入れ

【メーカー仕入れで感じたメリット①】答えが分かる

メーカー仕入れは答えがわかる

メーカーから直接商品を買うことで一番最安値で商品を買える、ということは最大のメリットでしたが、私はもっと他の部分が最高にイイな!と思えました。

それは・・・

「答えが分かる」

です。

詳しく説明します。

転売ビジネスではロットや卸値の良い条件がわからない

例えば、卸問屋・代理店から商品を買うとしましょう、

私は海外メーカー仕入れも国内メーカー仕入れを実践していますが、以前は海外の小売店や卸問屋・代理店から商品を買っていました。つまり、輸入転売ビジネスです。

並行輸入品のダイソンとかカシオとか、そんな人気商品も多く扱っていましたね。

で、問題なのは、この海外のダイソンとかカシオの代理店って世界中に無数にあるんですよね、、

10、20、30、100……もっとあるかもしれませんね。

その無数にある代理店へ何か所もメールするわけです。

当然すべてのお店の条件が違います、ロット、卸値などなど。

選択肢がたくさんあるだけに、ロットや卸値などで良い条件を探ることが大変で、とてもじゃないけど仕入れが不可能なこともありました。

メーカー仕入れでは明確にロットや卸値の条件がわかる

ただメーカーの場合はメーカー1ヵ所だけ、すべての人が同じ場所で商品を買います。

なので、ロットや卸値などの答えが分かるんです。

メーカー仕入れを実践すると、メーカーの見積りにない、さらに安い卸値を手にしているセラーもいます。

とはいえ、メーカーは一旦は一律の最低ロットや最安値を教えてくれます(ロットや卸値の交渉はそのの後にします)。

例えば、

  • 10万円以上買ったら1個1000円
  • 20万円以上買ったら1個900円
  • 30万円以上買ったら1個800円

のような見積りです。

ということは、1ヵ所ですべての方が同じ見積りの状態で商品を買うから、amazonで商品を販売するときに黒字と赤字のラインがはっきり分かります。

卸問屋・代理店なんかはすべてのお店の条件が違うので、赤字と黒字のラインが分かりません。

分からないから不安で、価格を落としてでも売り切りたくなることもあります。

こういった黒字と赤字のラインの答え探しが、メーカー仕入れの場合は容易です。

結果として、販売価格が崩れることはあっても、転売のような大幅な販売価格低下の振り幅は少ないわけです。

これはすごくメリットある話ですよね。答えが分かるとはこういうことです。

【メーカー仕入れで感じたメリット②】ロットや卸値の交渉のしやすさ

メーカー仕入れの交渉

そして、メーカー仕入れは転売より交渉しやすいです。

メーカーと深い信頼関係を築くことができれば、転売よりずっと楽に交渉可能です。

中村
転売で稼いできた私も思うのですが、転売の交渉先は卸や二次代理店になるので、かなり難しいんですよね、、

私達に高く売ることで利益を出しているわけなので、用意にロットや卸値の交渉に応じてもらえません。

ただメーカー仕入れは違い、変な駆け引きは必要ないです。

思ったことをそのまま伝えるだけ(これが大事なのですが)で、転売よりメーカー仕入れの方が交渉は簡単です。

  • 10万円以上買ったら1個1000円
  • 20万円以上買ったら1個900円
  • 30万円以上買ったら1個800円

というロットと卸値の関係もあります。

ただ、メーカー仕入れの場合は、他の方法でも自分だけの安い卸値で仕入れることが可能です。

具体的には、次のようにメーカーに聞けばいいだけなのです。

 

メーカーに対する卸値の交渉
  • 「もっとたくさん買ったら安くなりますか?」
  • 「一番安い卸値の方はどういった条件で取引していますか?」
  • 「もう長いこと付き合ってきたから、そろそろ卸値を下げてくれませんか?」

など相手に伝えるだけで、信頼関係を構築すれば実際に卸値を下げてくれます。転売・せどりではほぼできません。

もちろん今まで以上のロット(購入数量)を要求されることも多いですが、卸値を下げて買えたら……あなたの勝ちだということが分かりますか?

これが見積りにない、あなただけが引き出した条件の卸値ならなおさらですよ。

この後に話しますが、別にamazonの販売者を限定化せずとも、こういった手段でライバルと差別化して十分な利益が出ます、私が当初そうでしたので。

【メーカー仕入れで感じたメリット③】独占や販売者限定で価格競争を防ぐ

メーカー仕入れの独占販売

最後にメーカー仕入れの最大の魅力として、次の点があります。

 

独占販売や限定化販売
  • 独占が取れる(海外メーカーだと日本市場における完全独占もあり得る。国内メーカーだと完全独占は無理だが、オンライン独占、amazon独占は付き合い方次第で取れる)
  • amazonの販売者を限定化できる

今の時代、私のように転売を続けることができずにメーカー仕入れをやっている方も多いです。

だから普通にメーカー仕入れも、メーカーと信頼関係を構築してライバルと差別化することができないと、単純転売のように価格競争でいつか潰れます。

メーカーのブランドイメージを守るためにも、価格競争を避けるためにも部分販売や販売者の限定化は必要です。

amazon転売では価格競争はコントロールできませんが、メーカー仕入れなら価格競争は抑えることができるのです。

あわせてみたい動画

以下の動画で、amazonの販売者を限定化するメーカー交渉を解説しています。

amazonメーカー直取引では部分独占販売・販売者の限定化を目指そう

【メーカー仕入れで感じたメリット④】リサーチ地獄からの解放

メーカー仕入れでリサーチ地獄から解放

上記のような動画の交渉によって、メーカーと取引が決まれば利益は半永久的に積み上がるのでリサーチ地獄から解放されます。

メールを送ってメーカーとの取引が成約し、amazon販売者の限定化が決まるごとに階段状に利益が伸び、あとは月初にメール一本で仕入れが可能です。

売れる商品は多めに在庫を持てば、何もすることはありません、だから私はこうやってブログの記事を書けています(笑)

転売は波があり、とてもじゃないですが資産構築型の物販とは言えません。

逆にメーカー仕入れだと、どうでしょうか?

また具体的な方法は違う機会にお話しますが、資産構築型、積み上げ式、頑張った分だけしっかり利益が伸びる階段状のビジネスモデルです。

一時的にamazon物販に慣れるために転売で稼ぐ感覚をつけるのは、とても良いことだと思います。

が、やはり長期的な目線で自分のビジネスを真剣に考えたとき、転売ではダメだと感じました。

 

中村

amazonメーカー仕入れを実践することで、私は時間に追われることなく、「好きなときに、好きな人と、好きなことを、好きなだけやる」という生活を実現できました。

本記事を読んで、経験者は物販ビジネスモデルを見つめ直し、初心者は転売だけではなくメーカー仕入れにも目を向けることをおすすめします。

 

もし現状の物販で悩みがある場合は、以下の記事も参考にしてください^^

せどりや転売を「辞めたい」と思っているあなたへ

大好評だった記事で、内容も超濃いです!!

 

【メーカー仕入れで感じたメリット⑤】amazon転売・せどりの経験が活かせる

amazonメーカー仕入れは、amazon転売・せどりのノウハウ・経験をそのまま活かすことができます。

 

amazon転売・せどりとメーカー仕入れ共通のノウハウ
  • FBA納品の方法やルール
  • amazonの売れ筋商品のリサーチ方法
  • カートボックス獲得の秘訣
  • amazon物販で必要なツール(Keepa、プライスターなど)
  • 利益計算

これらのノウハウについては、基本的にはamazon転売もメーカー仕入れも変わりません。

なので、例え転売・せどりから足を洗ったとしても、メーカー仕入れで経験を活かすことができるのです。

しかも、自分自身がライバルとの価格競争で苦労した経験があれば、それをメーカーに共有して価格競争を防ぐ取り組みをすることもできます。

私自身、転売をしていたときに価格競争で苦労した経験があります。貴社の商品もライバルセラーが増えれば価格競争に巻き込まれる可能性があります。販売者を限定しませんか?

このように、リアルな経験をもとにメーカーに提案できるようになります。

もちろん、メーカー仕入れはamazon物販そのものが未経験でも問題ないですが、amazon転売・せどりを経験した方であれば、その経験が無駄になりません。

そのため、比較的スムーズに移行しやすいと思っています。

【メーカー仕入れで感じたメリット⑥】amazonアカウント停止・閉鎖の恐怖から解放

amazon転売・せどりをやっていた頃はアカウント停止・閉鎖が恐怖でしたが、メーカー仕入れに移行して恐怖感から解放されています。

なぜかというと……

メーカー仕入れがamazonアカウント閉鎖の恐怖がない理由
  • 新品として問題なくamazonで販売できる
  • 真贋調査があまり来なくなる
  • 真贋調査が入っても必要書類を問題なく提出できる
  • 商標権/知的財産権侵害でメーカーからクレームが来ることがない
  • メーカー直仕入れなので品質の心配がない
  • 消費者のクレームが少なく高いストア評価を得やすい
  • 間違って偽物や出品禁止商品を扱うリスクがない

amazonアカウント停止・閉鎖の理由は他にもあるので、100%リスクがないとは言えませんが、意図的に悪質な行為をしなければ、アカウント停止に至ることはまずありません。

amazon転売・せどりをしていた方は、アカウント停止の恐怖は一度は感じたことがあるかと思います。そのリスクがほとんどないのは大きいですよね^^

 

【メーカー仕入れで感じたメリット⑦】amazon物販ビジネスのステップアップ

メーカー仕入れは、メーカーとの信頼関係を構築することで、販売者の限定化や部分独占が可能になるのはもちろん、物販ビジネスのステップアップが可能です。

具体的にはメーカー側から新商品の独占販売やOEM販売を提案されたりすることです。

独占販売やOEM販売となるとマーケティングなど販売力のスキルアップは必要になりますが、ライバルの相乗りを許さない「自分だけの商品」を扱えるようになります。

自分だけの商品を扱うというのは、多くの人が物販ビジネスの理想形として考えていることですが、メーカーと関係が持てないせどりや転売では、このような展開はありません。

現在、私は国内OEM販売などもやっていますし、実際にOEMや独占販売をしている方はコンサル生で増えています。

一生物販ビジネスで安定して収入を得たい方にとっては、メーカー仕入れはとてもおすすめです。

 

メーカー仕入れを制して安定収入を得られる人はどんな人?

メーカー仕入れで稼いで安定収入

本記事ではメーカー仕入れを勧めていますが、現状メーカー仕入れを実践している人は多くなっています。

国内メーカー仕入れも海外メーカー仕入れも、ライバルがうじゃうじゃ増えています。

ということは、1日何十、何百という交渉メールがメーカーに届く可能性がありますし、実際にメールを見たメーカーから言われるケースもあります。

つまり、定型的な交渉メールだけでは、以前よりはメーカーと取引することは難しくなっています。

では、どうすればメーカー仕入れを制して安定収入を得られるかというと、

「自分だけがメーカーから選ばれる存在になる」

となることです。

同じメーカーに同時期に交渉メールを送って取引できる人とできない人

メーカーと取引できる人できない人

メーカー仕入れを実践しているAさんとBさんがいました。

そしてAさんとBさんは偶然にも同じメーカーに同時期に交渉メールを送りましたが、取引が成約したのはAさんだけでした。

AさんとBさんのような状況がリアルに起きています。

なぜかというとメーカーが付き合う相手を選んでいるからですね。

私たちが考えなければならないことは、

「BさんはなぜAさんと同じように取引が成約しなかったのか?」

ということです。

初回メール交渉文と会社概要で取引可否が大きく変わる

改善点はたくさんありますが、もっとも差が出るポイントは、自分の想いやメーカーと取引するメリットを伝えられているかどうかです。

まずメーカーに送る初回メール交渉文&会社概要エクセルをいかに真剣に考えて、自分のオリジナリティーを出せるかに掛かっています。

多くの初回交渉メールや会社概要を見てきましたが、けっこうみんな似たり寄ったりです。

これだと数十、数百とメールが来るメーカーはスパムだと思うでしょうww

詳細は下記の動画でもお話ししていますので、ご覧になってみてください^^

 

Aさんは交渉文と会社概要を自分の言葉で書き、Bさんはテンプレ通りの内容

実際にAさんは上記の動画をご覧になって自分なりにメーカーの交渉文や会社概要を一生懸命考えました。

一方、Bさんはメーカー交渉文の作成や会社概要には時間をかけずに、ほぼテンプレ通りの内容で、「質より量」と言わんばかりに大量にメールを送っていました。その結果、返信率が低く、見積りももらえません。

 

メール返信率が20%以下、見積りをもらえる確率が5%以下であれば改善が必要で、自分の頭でしっかりと考えなければいけません。

メーカーとの交渉は、転売やせどりではなかったことですが、今後物販ビジネスで生き残るためには必須の知識ですし、ライバルとの大きな差別化要因となります。

なので、メール交渉文や会社概要については、上記の動画を見てしっかり考えるようにしましょう。

Bさんの交渉方法でメーカーと取引ができても……

誤解を恐れずに言うと、Bさんの交渉方法でも確率は低いですが、大量に行動すれば取引できるメーカーと出会うことはできます。

Bさんは、ようやくメーカーと取引が決まって喜びますが、それも束の間でした。

Bさんがそのメーカーと取引を開始したあと、ライバルセラーがどんどん増えていきました。

Bさんと取引したメーカーは、amazonの価格競争リスクについて把握しておらず、取引できる人を増やせば売上は伸びると考えたのです。

amazonで相乗りライバルセラーが増えれば、月の販売個数が減るのは先にお伝えした通りです。相乗り出品という性質上、メーカー仕入れでもこの現象は起きます。

Bさんは「このままでは価格競争が起こる」とメーカーに販売者の限定化を提案しても、amazon販売の仕組みを理解していないので聞いてもらえません……。

このように、適当なメール交渉文でもメーカーと取引できる可能性はありますが、そのメーカーは他のセラーとも手あたり次第取引している可能性があります。

逆にAさんと取引したメーカーは、価格競争を防ぐために販売者を限定しているメーカーなので、Aさんの売上は安定しました。

メーカーにメールスピードも重要ですが、その前にメーカーが「取引したい」と思える交渉文かどうかで、大きな差が生まれてしまうのです。

メーカーから返信があった後のやり取りも非常に重要

そして、初回メール交渉文&会社概要エクセルを送ったあとのメーカーとのやり取りも大事です。

ここで手を抜いて単調なメールのやり取りをしていると、一発であなたの性格がメーカーに伝わり、「こいつとは取引したくない!!」となります。

  • メールでやり取りするのか?
  • 電話やFAXでやり取りするのか?
  • 直接会いにいくのか?

電話や対面を増やすことでも成約率は上がりますが、メールだけでもガンガン取引を成功させている人はいます。

だから、副業で日中動けない人も安心してください。

何が自分には足りないのか、必死で考え抜いた人だけがメーカー取引で生き残れる人でしょうね。

といっても、他のビジネスよりはかなりシンプルな仕組みですし、amazon転売に比べたら、ライバルとの差別化がしやすいです。

メーカー仕入れを制する方法については、以下の記事も合わせてご覧ください。

amazonメーカー仕入れはメールの数量を増やすだけではダメ!メーカー取引数と利益を増やすために重要なことは?

【amazon物販ビジネス】メーカー取引においての稼げる人と稼げない人の違いを考えてみた

国内メーカーであれば電話やFAXで交渉するのもあり

先ほど簡単にお伝えしましたが、国内メーカーであれば、電話やFAXで交渉するのもありです。

中小企業の場合、HPがなかったり、あったとしてもメールアドレスや問合せフォームがない場合があります。

副業の方は少し難しいかもしれませんが、このようなメーカーに電話してみるのもありです。

というのも、連絡先が見つからないメーカーは、多くの人が諦めたり、避けたりしてしまうので、ライバルが少ないからです。

「HPがないメーカーは大丈夫?」と不安になる方もいるかもしれませんが、実際にHPがなくても優良な中小企業は存在します。

商品の売れ行きがよく、どうしても気になるメーカーがあれば電話してみましょう。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

amazonメーカー仕入れに電話交渉を取り入れましょう

国内メーカー仕入れは飽和している?メーカーからの電話に出れば取引は増えます

メール交渉のみで進める場合、取引が決まる確率はだいたい30~50社に1社が目安です。

しかし、電話交渉したメーカーは10社に1社くらいで取引が決まると報告してくれたコンサル生もいます。

電話にどうしても抵抗があれば、FAXを使う手もあります。

FAX機を買わないといけないわけではなく、eFAXで十分対応できます。

そのうち消えると言われているFAXですが、国内メーカーでは、FAXを使っているメーカーは今でも多いです。

また、初回交渉メールで返信がなかったメーカーは、電話やFAXでアプローチすると反応してもらえる可能性があります。

メールだけでも十分取引は成立するので、すべてのメーカーに電話やFAXも使おうとは言いません。

しかし、どうしても気になるメーカーは、メールだけで諦めるのではなく、電話やFAXも使うといいでしょう。

場合によっては直接会って商談する

これも国内メーカー限定の方法にはなり、副業の方には難しいところですが、場合によっては直接会って商談するのも1つの手です。

実際にメーカー担当者から

「直接会って話ができないか?」

と言われることがあります。

「え、会うの?」と戸惑う人もいるかもしれませんが、直接会って、メールではやり取りしづらいことまで話し合うチャンスです。

カフェなどで直接会って商談することもあれば、zoomで話し合うこともありますが、今でも前者のパターンは多いです。

とはいえ、「利益が出ないので取引できない」では会う時間がもったいないので、見積りは先にもらって「どうしても取引したい」と思うメーカーとだけ商談しましょう。

ただし、直接会わないと具体的な価格は教えてくれないケースもあるので、その際はとにかく会って話し合うようにしてください。

OEM販売や新商品の独占販売にステップアップする際は、メーカーと商談できることも多くなるので、今のうちに経験してみてもいいでしょう。

 

最後に

転売を続けると潰れる理由、私が転売を卒業しようと決心したきっかけ、メーカー仕入れのメリット、メーカー仕入れで成功する人の特徴をお話しました。

転売とメーカー仕入れの違いがおわかりになりましたでしょうか?

私はamazon物販を実践するなら断然メーカー仕入れが良いと思っています。そのため、本ブログではメーカー仕入れ中心の記事が多いです。

(主に海外メーカー仕入れ、国内メーカー仕入れを中心に記事を作成しています)

メーカー仕入れは資産構築型の物販です。

しかも最初はもちろんたくさん作業をしなければなりませんが、最終的には各メーカーにメール一本するだけで利益200万円以上を稼ぐことだって十分可能です。

転売の方法も最初はいいかもですが、あなたが十分な利益を得ながら、時間に追われることなく長期安定的に過ごすためには、メーカー仕入れが面白いと感じます。

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
  • 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
  • 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど

 

EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。

 

下記をクリックして中身をご確認ください^^

 

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ABOUT US

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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。