転売をやっていたら、誰もが気になることではないでしょうか?
そこで今回は、せどり・転売経験者から聞いたおすすめの転売で儲かる商品リストを紹介します。なかには意外と感じる商品もあり、おもしろいでしょう。
ただ、具体例として紹介した商品をそのまま仕入れることはおすすめしません。 ライバルが群がって、結果的にすぐに儲からなくなるためです。
あくまで、どのようなジャンルが狙い目か参考にしてください。
【こんなのが売れるのか】おすすめの転売で儲かる商品リスト16選
早速おすすめの転売で儲かる商品リストを紹介するので、ぜひ参考にしてください。 「こんなのが売れるのか!」と意外な商品も紹介します。
赤本
一部では、赤本せどりという言葉があるくらい、赤本は高値で売れることがあります。
とは言ってもプレミアム価格が付くわけではなく、上記のように販売価格の相場は500~2,000円くらいでしょう。 ただ、受験生が毎年購入するので、安定した需要は見込めます。
例えば、上記の愛知工業大学の赤本はメルカリでは500円で販売されています。
一方、amazonでは、新品の場合ですが1,980円で販売されていました。 クイックショップで簡単に利益計算すると、粗利益は744円で、37.6%の利益率です。
赤本のような大学入試の過去問は、基本的に受験勉強が大詰めに迎えた頃に需要があるので、販売するなら、だいたい11~2月頃が狙い目です。 無事大学に進学できた大学生の方は、不要になった赤本を11~2月にかけて高値を狙って販売するのも1つの手でしょう。
大学の教科書(学術書・医学書)
古本せどりで、よく狙い目と言われるのが大学の教科書などマニアックな学術書や医学書です。 市場は狭いながらも確実な需要は見込めるので、リサーチしてみるといいでしょう。
例えば、上記のいかにも難しそうな本ですが、メルカリで1,500円で販売されていました(すでに売り切れていましたが)。
そして、同じ本がamazonでは4,180円で販売されています。 同じように粗利益を計算すると1,579円、利益率は37.8%です。 大学を卒業したばかりの方は、不要になった学術書を高値で処分するのもいいでしょう。
絶版になった本
古本せどりで、比較的価格差が付きやすいのが絶版になった本です。 先の学術書のように一部の人から需要がある本や、プレミアがついた本が、絶版時に高値で販売できることがあります。 とはいえ、単に売れずに絶版になった本が大多数なので、絶版で高値で売れる本をリサーチすることは簡単ではありません。
例えば、こちらの「県境マニア」という本。 隠さずに言うと、私が2009年、会社員時代に副業で定価1,365円で出版した本ですが、2013年に版元が倒産したため絶版になってしまいました。 その後、たまにamazonをチェックすると2,000~3,000円の高値で販売されていたこともありますが、現在は290円です。
そして、メルカリでも624円と定価以下です。 amazonから仕入れてメルカリで販売する場合、amazonの送料は350円かかるので、624円-350円-290円=-16円と赤字になってしまいます。 このように、絶版本は意外と利益を出すことが難しいので、根気よくリサーチすることが求められます。
完結した漫画全巻セット
漫画の単行本でせどりをするなら、1巻ごとではなく、まとめ売りがおすすめです。 理由は、特に完結した漫画の場合は全巻まとめて購入したいというニーズが強く、しかもまとめ売りした方が送料を抑えられるためです。 漫画の全巻セットは結構部屋の断捨離や引っ越し作業などで、メルカリやヤフオクで安く在庫処分する人も多いので、リサーチしてみてもいいでしょう。
ファミコンのレトロなゲームソフト
ゲーム転売というと、Nintendo SwitchやPS5のソフトなどを思いつく人が多いでしょう。 しかし、ファミコン、スーパーファミコン世代(1983~1996年頃)のレトロなゲームソフトもマニア向きに需要があります。 例えば、私が子ども時代によく遊んだ「スーパーゼビウス ガンプの謎」を例にしてみます。
ブックオフオンラインでは1,980円で販売されていましたが、メルカリでは4,800円で販売されていました。 これだけの価格差があれば、十分利益が期待できます。
あまり知られていないレトロなゲーム機
ファミコンやスーパーファミコン、プレイステーションの陰に隠れて、あまり売れなかったレトロなゲーム機も高値で販売できることがあります。
例えば、1984年に発売されたスーパーカセットビジョンは、メルカリで30,000円で販売されています。 ちなみに、スーパーカセットビジョンは、私が子ども時代、ファミコンが売り切れで買えなかった兄が買ってもらったゲーム機です。
このスーパーカセットビジョンですが、amazonではなんと298,780円で出品されていました。 他に59,870円で出品している人もいましたが、それでもかなり強気の価格設定と言えます。
中古パソコン本体
新品のパソコンは、型落ちであっても、最近はなかなか利益が出ませんが、中古のパソコン本体は、結構価格差のある商品が見つかります。
例えば、上記のパソコンは、amazonで32,800円で販売されています。
しかし、同じパソコンがメルカリでは61,333円で販売されていました。 基本的にパソコン転売は、amazonを販路とすることが多いですが、このパソコンの場合はamazonで仕入れてメルカリで転売すると利益が出ます。 ただ、中古のパソコン本体は、検品やメンテナンスなど商品知識がないと厳しいところがあるので、あまり初心者向きとは言えないでしょう。 パソコン本体について興味のある方は、以下の記事をご覧ください。
限定品のDVDやBlu-ray
限定品のDVDやBlu-rayは、かなり高値で販売できることがあります。
例えば、上記のドリカムのDVDは、メルカリでは3,490円で販売されています。
それが、amazonでは初回限定版が12,800円で販売されています。
このように、場合によっては、大きな価格差が出ることがあるのでチェックしてみると面白いでしょう。
古着
古着は、転売ビジネスの鉄板です。 amazonではブランドの出品規制が厳しいので、主にメルカリを販路としている方が大半です。
上記のように、セカンドストリートオンラインでは4,290円で販売されていますが、メルカリでは9,199円と、倍以上の価格で出品されています。 ただ、古着転売は、アパレル関係の知識がないと難しく、メルカリの商品ページ作成などに労力を費やすので、あまりおすすめはできないです。 詳細は、以下の記事をご覧ください。
水筒
意外なところでは、水筒もかなり価格差の出やすい商品の1つです。
例えば、上記の水筒はamazonで2,550円で販売されています。
しかし、メルカリでは同じ水筒が6,000円で販売されていました。 ここまで価格差があれば、メルカリの販売手数料(10%)と送料を加味しても、十分利益が出ます。
電動工具(チェーンソーなど)
工事業者の職人など、買う人を選ぶように見える電動工具は、意外とDIYなどで需要が高く、よく売れます。
例えば、このチェーンソーは、オフモール(ハードオフのオンラインショップ)では、30,000円で販売されていました。
一方で、同じ商品がメルカリで44,000円で販売され、すでに売り切れています。
ミニ四駆
30年以上前からミニ四駆は人気です。 なかには、少し昔の希少品や、限定生産品もあり、高値で販売されていることがあります。
例えば、上図のミニ四駆ですが、定価は858円です。
それが、メルカリでは4,800円で販売され、しかも売り切れていました。
Amazonに至っては、なんと9,180円で販売されていました。
ジャンク品
新品せどりよりも中古せどりの方が利益率が高くなりますが、そのなかでも特に利益率が高いのがジャンク品です。
ただ、ジャンク品は訳あり商品のため、検品はもちろん、修理やメンテナンスの知識が求められます。 どこか不具合のある商品である可能性が高く、お客様のクレームやトラブルに繋がりやすく、販路のアカウント停止リスクも高いです。
かなり上級者向きの手法になりますが、詳細は以下の記事をご覧ください。
amazonで1円で仕入れられる商品
amazonは、相乗りセラー同士で価格競争が起きやすい設計となっているため、価格崩壊が起きやすいです。 そういった事情もあってか、場合によっては仕入れ値が1円という商品もあります。
こういった商品をメルカリなどで販売すると、送料と販売手数料以外はすべて利益になってしまいます。 amazonで「1円の商品」などで検索してみると、意外と見つかります。 このように、amazonから激安に商品を仕入れる方法については以下の記事をご覧ください。
自然に落ちているものを0円仕入れ
1円どころか、0円で仕入れができる商品があります。 代表的なところが、松ぼっくりや石コロなどの自然に落ちているものです。
意外とメルカリで普通に売られています。 松ぼっくりや石コロは、ハンドメイド作家などに結構需要があるためです。 松ぼっくりであればクリスマスツリーが作れますし、石コロであればパワーストーンやアクセサリーも作れます。
- 近所を散歩しながら探してみる
- 持ち帰ったらきれいに洗う
といったことが求められるので、手間がかかり時給単価を考えると微妙ですが、興味のある方は探してみるといいでしょう。
一見するとゴミにしかならないものを0円仕入れ
皆さんが普段すぐにゴミ箱に捨ててしまうようなものも、メルカリで売れるかもしれません。
例えば、上図のようなトイレットペーパーの芯などです。これも、ハンドメイド作家などに意外と需要があり、他にもペットボトルの蓋や空き缶、空き箱など様々なものが売られています。
松ぼっくりや石コロ、トイレットペーパーの芯のような仕入れ0円で無限に入手できる商品は、以下の記事に詳しく掲載しています。 興味のある方は参考にしてください。
転売で儲かる商品を見つける5つの方法と注意点
ここまで、転売ビジネスで売れる商品リストを紹介しましたが、他にも転売で売れる商品はたくさんあります。そこで、効率的に儲かる商品を探すコツと、注意点についてお伝えします。 転売ビジネスの基礎となるので、必ず押さえておくようにしましょう。
儲かる商品リストは参考にして商品リサーチをする
冒頭でもお伝えしましたが、先ほど紹介した儲かる商品リストはあくまで参考です。 現在はなかなか売れないこともあり得ますし、公開している以上、売れたとしてもすぐにライバルが群がります。 儲かる商品リストの商品例は、そのまま真似することはやめましょう。 同カテゴリーをリサーチしてみるなど、参考資料として活用すると、独自で儲かる商品を見つけやすくなります。
amazon転売ならKeepa・キーゾンで販売個数や価格を把握する
転売ビジネスは売れた際の利益も大事ですが、そもそも売れなければ不良在庫となってしまい、大きな損失になります。 amazonであれば、Keepa・キーゾンというツールを使うと下記のように月間の販売個数がわかるので、売れ筋商品かどうかがわかります。
上記の商品であれば、月間販売個数が55個なので、少なく見積もっても月に50個くらいなら仕入れても大丈夫と判断できます。
Keepa・キーゾンについては、以下の記事をご覧ください。
転売すると違法になる商品に注意する
言うまでもないですが、以下のような転売すると違法となる商品はリサーチ対象から外してください。
- チケット類
- 偽物
- 盗品
- 医薬品
- 医療機器
- 一部の化粧品
- お酒
- デジタルコンテンツ
詳細は、以下の記事をご覧ください。
その他、ある電動工具の並行輸入品を販売しようとしたところ、製造番号が削られていたことがありました。 気付きにくいところですが、これは商標権侵害に当たる可能性があるので、十分注意しましょう。
転売禁止の店舗・商品が多いことに注意する
年々、店舗の転売目的の購入を禁止する実店舗やネットショップが増えています。 オンラインショップを確認すると、上記のように「転売禁止!」としている店舗は少なくありません。
家電量販店のノジマが転売禁止を強く打ち出しているのは有名です。 他にもヤマダ電機やヨドバシカメラなど、家電量販店のオンラインショップはすべて利用規約で転売目的の仕入れを禁止しています。 その他、以下のようなキャラクター関連グッズも基本的に転売目的の仕入れを明確に禁止しています。
- ディズニー
- スタジオジブリ
- ドラえもん
- シルバニアファミリー
- ベイブレード
- リカちゃん人形
- 鬼滅の刃
- 進撃の巨人
- 呪術廻戦
- エヴァンゲリオン
- ジョジョの奇妙な冒険
- 東京喰種
- 東京リベンジャーズ
- NARUTO
- 名探偵コナン
- 幽遊白書
- ポケモン
- リラックマ
- すみっコぐらし
- ハローキティ
- ガンダム
- 仮面ライダー
- ONE PIECE
- 美少女戦士セーラームーン etc・・・・・・
不用品をメルカリで売るならともかく、キャラクター関連グッズを転売目的で実店舗やオンラインショップから仕入れることは避けた方がいいでしょう。 上記の儲かる商品リストに、キャラクター関連グッズやトレーディングカードが入っていないのはこのためです。 その他、以下の実店舗やネットショップも転売目的の仕入れを禁止しています。
- トイザらス
- ハンズ(旧東急ハンズ)ネットストア
- アイリスオーヤマ公式通販サイト
- サンドラッグオンラインストア
- スギ薬局
- カメラのキタムラ
その他、全国一律に転売禁止としていなくても、一部の実店舗は禁止だったり、オンラインショップは禁止だったりしているので、仕入れ前に確認しましょう。
最初は売れてもすぐに売れなくなるので常に儲かる商品をリサーチすること
リサーチして探した儲かる商品は、今後も常に安定的な仕入れ、安定的な販売ができるわけではありません。 仕入れ先の在庫がなくなったり、キャンペーンの終了などで仕入れ価格が上がったりしていることもあるためです。
また、最初は商品が売れたとしても、儲かる商品はライバルが狙うため、すぐにライバルが群がって値崩れが発生します。 そのため、儲かる商品が長期的に売れ続けるということは基本はないので、常にリサーチが必要です。 月利40~50万円稼ごうとしたら、1日10時間以上はリサーチしないといけなくなるので、疲弊して転売自体を辞めてしまう人も少なくありません。
安定的に儲かる商品を販売するなら転売よりメーカー仕入れがおすすめ
以上、ここまで転売で儲かる商品リストについてお伝えしてきましたが、転売ビジネスでは、長期的に売れる商品はありません。 定期的な仕入れができるとは限りませんし、ライバルが群がって販売価格が値崩れしてしまうこともあります。
長期的に儲かる商品を販売して、安定的に利益を積み上げたいなら、おすすめはメーカー仕入れです。 上図からわかるように、メーカー仕入れは、小売店から商品を仕入れる転売ビジネスと違って、販売メーカーから商品を仕入れます。 そのため、メーカーが生産を続ける限りはリピート仕入れができますし、販売者を限定化して価格競争を抑えることができます。 このことから長期的に利益が安定するので、リサーチを繰り返さなくてもよくなります。
転売ビジネスの商品寿命がだいたい1~2ヶ月であることに対して、メーカー仕入れの場合は2~3年以上売れ続けることも珍しくありません。 実際にメーカー仕入れでは、メーカーとの取引が軌道に乗るほど作業時間が減って、月利と自由な時間が安定的に積み上がります。 メーカー仕入れの手順は、簡単に言えばと以下の通りです。
- 独自ドメインのメールアドレスや名刺、会社概要を用意する
- Keepaやキーゾンを使って儲かる商品をリサーチする
- 儲かる商品を販売しているメーカーの連絡先を探す
- メーカーに取引交渉のメールを送る
- 場合によっては電話や対面の商談も交える(副業の方はメールだけでも可)
- 仕入れ値の見積もりを精査する
- 取引が成立したら商品を仕入れてFBA納品する
- 商品が売れて在庫が少なくなってきたらリピート仕入れする
- 価格競争を防ぐために、メーカーに販売者の限定化を交渉する
- ①~⑨を繰り返して月利を安定的に積み上げる
詳細は、以下の記事や動画をご覧ください。
最後に
以上、転売で儲かるリストについてお伝えしました。 しかし、今回紹介した商品やカテゴリーのなかで長期的に売れ続ける商品はありません。 そのため、常に儲かる商品を探し続けなければ、収入が得られないという点は注意が必要です。 1日10時間以上リサーチして、疲弊してせどりをやめてしまった人も少なくありません。
しかし、メーカーと直接取引すれば、リピート仕入れしたり、価格競争を抑えたりして長期安定的に利益が得られるようになります。 リサーチを止めても収入が安定するので、自由な時間も増やすことができます。 興味のある方は、メーカー仕入れへの移行も検討してみるといいでしょう。 最後までご覧いただきありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。
下記をクリックして中身をご確認ください^^
国内メーカー仕入れに特化したセミナーはコチラから↓↓
弊社が出版した書籍一覧はコチラから↓↓