と、おもちゃせどりの1つであるレゴせどりに取り組んでみようと考えている方も多いです。
レゴせどりは、通常のおもちゃせどりと同様の手法だけでなく、「レゴ投資」という手法もあります。
レゴ投資とは廃盤商品のプレミア化を待って、高値で販売する方法です。
通常のおもちゃせどりの中のレゴせどりは、短期間で売買する通常のせどりであることに対してレゴ投資は長いと2~3年程度保有することが特徴です。
しかし、いずれの方法にしても、かなり非効率でおすすめはしません。
そこで、レゴせどりが儲からない理由について解説しますので、興味のある方は最後までご覧ください。
目次
レゴせどりの主な3つの手法
冒頭でお伝えしたように、レゴせどりには、通常のおもちゃせどりと同様の方法(店舗せどり、電脳せどり)と、プレミア価格になるまで2~3年長期保有する方法があります。
この点について詳しく解説します。
店舗せどり
レゴせどりの実店舗の主な仕入れ先としては、レゴストアはもちろんのこと、レゴ商品が置いてある場所すべてになります。
例えば、見たことがある方も多いと思いますが、イオンモールやアウトレットモールなどにもレゴストアがありますし、ヤマダ電機やコストコなどにもレゴ商品が置いてあります。
もちろん、おもちゃ屋さんにも置いてありますが、後述するように大手のトイザらスは転売禁止なので注意しましょう。
また、中古品であればリサイクルショップも仕入れ先候補の1つです。
しかし、レゴの中古せどりは後述するように検品作業が大変なので注意しましょう。
店舗せどりについては下記の記事でまとめていますので、興味のある方は合わせてご覧ください。
電脳せどり
レゴのネット仕入れに関しては、楽天(楽天ポイントせどり)、メルカリやラクマなどのフリマサイト、ヤフオクなどのオークションサイトが主流です(メルカリは、レゴせどりの主な販路でもありますが)。
ブックオフやハードオフなどリサイクルショップのオンラインショップもリサーチ対象と言えるでしょう。
レゴ商品のネット仕入れに関しては、極めてオーソドックスな方法になります。
電脳せどりについては下記の記事でまとめていますので、興味のある方は合わせてご覧ください。
【レゴ投資】プレミア価格を想定して廃盤間近な商品を仕入れる
レゴ投資についても、仕入れ先は上記とあまり変わらないのですが、主に廃盤間近の商品を狙って仕入れる手法です。
レゴ商品は、だいたい2~3年で廃盤になることが多いです。
廃盤になると、レゴストアやトイザらス、ヤマダ電機などからも姿を消して、希少価値が高くなります。
今では手に入らない古いレア商品を手にしたいと考える方もします。
そのため、仕入れ値の何倍、何十倍ものプレミア価格を付けて販売するのです。
「投資」という名が付いているのは、プレミア価格が付くまで長年長期保有することを前提としているためです。
たまにアンティーク用品を購入して、長年保有したら値上がりしたので転売して儲かったという話を聞きますが、この話に近いでしょう。
ただ、廃盤商品がすべてプレミア価格が付くとは限りません。
結局値下がりしてしまうことはありますし、廃盤されてプレミア価格が付くまで何年もかかることもあります。
レゴせどりが非効率で全然儲からない5つの理由
レゴせどりについて、いくつかお伝えしましたが、基本的には、通常のおもちゃせどりとしてのレゴせどりもレゴ投資も非効率で儲かりません。
レゴが特別好きでないならおすすめできないですが、レゴが好きという方も、趣味程度ならともかく大きく稼ぐことは厳しいでしょう。
利益確定は数年後・・・・・・レゴ投資は非常に回転が悪く、しかも値下がりリスクもある
レゴ投資に関しては、先ほども少しお伝えしましたが、大きな利益が出るまで時間がかかります。
廃盤間近の商品を買ったつもりでも、なかなか廃盤にならないこともありますし、廃盤後にプレミア価格が付くまでさらに数年かかることもあります。
実際に、レゴせどりの主な販路となるメルカリで「レゴ 廃盤」で検索してみました。
たしかに、廃盤前の数倍の価格で売られている商品もあるでしょうが、そこまで大きな利益額ではない価格帯です。
このような商品を、わざわざ何年もかけて保有するのは効率が悪いと言えます。
レゴを趣味としている方が、「将来的に儲かるかもしれないから持っておこう」とするくらいならいいですが、これではビジネスとして成り立ちません。
だからレゴ”投資”という名が付いているのですが・・・・・・。
また、レゴ投資として、廃盤になる商品を仕入れて長年待っても、プレミア価格が付かずに販売価格が値下がりする可能性ももちろんあります。
そのため、レゴ投資は目利きがないと、かなり難しいと言えるでしょう。
また、廃盤商品も再販されない保証はなく、もし再販されれば値崩れしてしまい、大赤字になる可能性があるので注意してください。
人気商品で転売規制が厳しいので爆死する可能性がある
では、レゴ投資ではなく、通常のおもちゃせどりとして見た場合はどうでしょうか?
レゴは人気商品なので、他のおもちゃと同様に、大量に店舗で買い占めて高額転売されるケースもあります。
実際に、コストコでこんな光景があったようですし・・・・・・。
中国の日常かと思ったら、これ日本のコストコなんだって!LEGOやらPS5転売しないと生きていけない人がいるなんて日本も貧しくなってしまったん…??
pic.twitter.com/2ciws9PMNp— nisaちゃん@米国株投資家 (@nisa__chan) August 24, 2023
たしかに、日本のコストコの光景とは到底思えないですね・・・・・・。
だいたい、ここまで人気商品であれば転売規制の観点から「1人1品まで」と購入制限をしているはずですが、そんなことは関係ないようです、、、
動画をよく見てみると、クッパのレゴが取り合いになっているので、レゴのオンラインストアをチェックしてみましたが、在庫は十分あるようです。
これを見ると、定価以上で転売しようとしても無理というのがわかります。
しかも、amazonを見てみたら定価よりも9,000円近く安く買えてしまいます・・・・・・。
上記のコストコはオープンセールで何割引だったため、多くの人が転売目的で群がったようです。
しかし、現状を見る限りは、今頃不良在庫になって赤字になっている可能性が高いです。
そもそも、レゴのような大手が転売対策をしていないわけがなく、当然amazonやメルカリでいくら売られているかをチェックしています。
そのため、転売目的で買おうとしても価格差が出ないように対策されています。
他にも、レゴせどりでは上記のような爆死例がありましたが、レゴせどりで利益を出すのが難しいことがわかります。
せどり目的の購入を禁じている店舗が増えている
これは、レゴに限らずおもちゃせどり全体で言える話ですが、せどり目的の購入を禁じている店舗はどんどん増えています。
レゴストア自体は、今のところ転売禁止を明確にしているわけではないですが、レゴ商品を扱う一部店舗はせどり目的の購入を禁止しています。
代表的なところが、大手のおもちゃ屋さんのトイザらスです。
※トイザらス公式サイト「ご注文について」より抜粋
このように、せどり可能な仕入れ先がどんどん少なくなっている点は注意が必要です。
現状レゴストアはせどり目的の購入は禁止していないようですが、先にもお伝えしたように何らかの転売規制は行っていると考えられます。
部品が小さくて検品が手間である
それではリサイクルショップなどから、中古のレゴせどりを仕入れる場合はどうでしょうか?
しかし、中古のレゴせどりの最大のデメリットは、検品作業がとても手間である点です。
ブロックなので想像すればわかるかと思いますが、細かいピースが何百とあるので、欠品がないかを確認することがとても大変です。
1つでもピースが欠けていたら、大きなクレームになってしまいます。
もちろん、ピースが揃っていたとしても破損や汚れは許されません。
そういう意味では、中古のレゴせどりはかなり非効率と言えるので、あまりおすすめできません。
並行輸入品はもっと儲からない
と並行輸入品の販売を思いついた方もいるかもしれませんが、レゴの並行輸入品は基本的に日本国内では全然売れません。
並行輸入品の場合、説明書が英語になってしまうので、一般の人が遊びにくくなってしまうためです。
仕入れ先によっては、間違って並行輸入品を仕入れてしまうこともあるので、外箱を十分確認するようにしましょう。
なお、「並行輸入品とは何?」という方は、次の記事をご覧ください。
非効率なレゴせどりより効率的に安定収入が得られる物販をやろう
レゴせどりは、新品せどり、中古せどり、レゴ投資と様々な手法、仕入れ先がありますが、いずれも非効率で儲かりません。
どうしてもレゴに愛着があると言うなら止めませんが、レゴせどりをするくらいなら、amazonメーカー仕入れをやった方が効率的に安定収入が得られます。
メーカー仕入れとは、せどりのように小売店から仕入れるのではなく、最上流のメーカーと直接取引をして商品を仕入れて販売する物販ビジネスです。
最上流なので、安く仕入れることができるだけでなく、安定的にリピート仕入れができます。
レゴせどりを含めて、せどりの場合は同じ商品を同じ仕入れ値で継続的に仕入れることができないので、常に売れる商品をリサーチし続けないといけません。
メーカーと交渉して販売者を限定することで、価格競争を抑えることができるので、販売価格も安定します。
そのため、常にリサーチしなくても安定的に利益を積み上げていけるので、効率的に稼ぐことができます。
しかも、メーカー保証の効いた正規の新品を仕入れるので、お客様のクレームもほとんどなく、amazonアカウント閉鎖に脅えることもなくなります。
もっと効率的に正々堂々と稼ぎたいという方は、メーカー仕入れをおすすめします。
詳細のノウハウや成功事例については、以下の記事をご覧ください。
最後に
以上、レゴせどりについてお伝えしましたが、かなり非効率な方法で儲からない方法です。
レゴは人気商品なので、扱ってみたいという方も多いと思いますが、せいぜい取り組むにしても趣味程度の小遣い稼ぎで終わることが多いです。
先ほどのクッパのレゴに関する投稿に対して、こんなコメントのやりとりがありました。
どこまでも労働集約型ですね…
— もんてくりすと (@highbal) August 24, 2023
https://twitter.com/nisa__chan/status/1694687205112107149
体力と時間を使わないといけない労働集約型になるのは、こんなに苦労して仕入れをして稼いでも継続できないためです。
メーカー仕入れなら、最初は取引できるメーカーを探すことになりますが、常に探し続けなくても、利益が安定します。
作業するほど利益が積み上がりますが、作業を止めても利益は安定するのです。
副業で物販に取り組むのであれば、いずれ労働集約型から解放される物販ビジネスを選ぶといいでしょう。
なお、レゴせどりを含む、おもちゃせどり全般に興味のある方は、以下の記事をご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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