こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
イオンせどりは、数多くある店舗せどりのなかの1つで、全国に多く展開されているので取り組んでいる方も少なくありません。
とはいえ、ブックオフせどりやハードオフせどりに比べると、あまり知られた方法ではないかもしれません。
そこで、今回はイオンせどりの概要、メリット・デメリットや商品仕入れのコツや注意点について解説します。
イオンせどりのメリット

まずはイオンせどりのメリットについて解説します。
ブックオフせどりやハードオフせどり、ドンキせどりとはまた違う特徴があっておもしろいです。
在庫処分品が多い
多くのイオンは大型店舗です。
そのため、大型店舗ならではの在庫処分品や値下げ品が意外と多いです。
しかも、1つの商品だけでなくワゴンで複数まとめられているワゴンセールをやっており、場合によっては一気に仕入れることが可能です。
店舗せどりというと、大量仕入れが難しいところがありますが、イオンせどりは比較的大量仕入れがしやすいところがあります。
ぜひ、お近くのイオンをリサーチしてみるといいでしょう。
レジ落ち商品が多い
イオンで商品をリサーチすると、案外レジ落ち商品が多くあることがわかります。
レジ落ち商品とは、店頭表示価格と購入価格に差がある商品のことを言います。
レジに向かうと価格が落ちるので「レジ落ち商品」です。
値札で「表示価格よりレジにて〇%OFF」と記載されているので、すぐに分かります。
買い物ついでにせどり
ブックオフやハードオフ、ドン・キホーテなどに比べると、イオンは日常の買い物で頻繁に使う機会が多いです。
そのため、買い物ついでにせどりをすることができるので、意外と取り組みやすい方も多いかもしれません。
もしかしたら、買い物した分以上に稼ぐことができる可能性もあります。
日常的によく利用するという点は、イオンせどりの強みかもしれません。
セールが頻繁に開催される
これは、どの店舗せどりにも言えることかもしれませんが、イオンもセールがたくさん開催されています。
- お客様感謝デー
- 火曜市
- お客様ワクワクデー
- ときめきWポイントデー
- G.G感謝デー
- タイムセール etc……

イオンのカレンダーを見ても、見ての通りです。
ぜひ、セールの時期をチェックしてお近くのイオン店舗のリサーチをするようにしましょう。
商品を見つけやすい
イオンは、商品がカテゴリーで明確に分けられているので商品を見つけやすいところがあります。
売り場が広くて移動が大変ではあるものの、リサーチ対象を明確にすれば、リサーチで迷う時間を軽減することができます。
駐車場が完備しているので大量仕入れしやすい
在庫処分品を大量仕入れできても、車がないと大量に運ぶのは厳しいでしょう。
しかし、イオンは地方や郊外に設置されていることが多く、だいたい駐車場が完備されています。
とはいえ、イオンは駐車場が広く、店舗の出口から車まで荷物を運ぶことに苦労する店舗もあるかもしれません。
イオンせどりのデメリット

イオンせどりには、メリットだけでなくデメリットも多いです。
ただ、イオン店舗によって特徴が違うことがあるので、参考までにご覧ください。
ライバルが多い
ブックオフせどりほどの認知度はないですが、イオンせどりもライバルが多いです。
また、商品が探しやすいというのはメリットですが、逆に言うとドン・キホーテのようなお宝商品を見つけにくいところがあります。
イオンは、全国どこでも扱っている商品に大きな差がありません。
この点は、イオンせどり特有のデメリットで、珍しい掘り出し物と出会える機会が比較的少ないです。
そのため、全国規模でリサーチ対象が似通ってしまうといったことが起きてしまいます。
値札を目印に辛抱強く探したり、テナントもリサーチしたりすれば、お宝商品が出てくることはありますが、時間はかかります。
ライバルが同じ時期に群がり価格競争になりやすい
イオンのセールは、全国規模でだいたい同じ時期に開催されるため、全国のイオンせどりをしている人が一斉に各地域のイオンに集まりがちです。
そのため、似たような商品の出品が殺到して、特にamazon販売の場合は価格競争に陥りやすくなります。
そのため、思ったように売れず、大量仕入れしても、大量に在庫を抱えるリスクがあります。
売り場が広い
売り場が広いというのは、商品を探しやすいという点ではメリットですが、移動距離が長いという点では歩き疲れることがあります。
店舗にもよりますが、リサーチ対象を決めないとかなり商品を探すまでに体力を使います。
店舗せどり禁止のイオンが増えている
店舗せどりの大きなデメリットと言えば、せどり、転売目的の購入を禁止する店舗が増えている点です。
イオンについては全面的に禁止されているわけではないですが、やはりせどり・転売を禁止する店舗やテナントは増えてきています。
イオンせどり7つの仕入れのコツと注意点

以上の点を踏まえて、イオンせどりの仕入れのコツや注意点をいくつかお伝えします。
ただ、こうすれば必ず儲かるというものではなく、ライバルも同じことを考えているので、大量在庫には注意しましょう。
イオンせどりで狙い目の値札
店舗せどりでは、値札を目印にして仕入れ判断をすることがありますが、イオンせどりでも値札はチェックします。
イオンでは、以下のような様々な種類の値札が付けられています。
赤い値札 | 在庫限りや最終値下げの特価品 |
レジ落ち | 「表示価格よりレジにて〇%OFF」と記載されている値札 |
プライスダウン | 高い値引き率の商品 |
ご奉仕品 | 比較的値下げ率が高い商品 |
キリのいい数字(10,000円など) | 割引されたばかりの商品 |
バーコードの横に赤丸のシール | 廃盤商品、もしくは再入荷予定なし |
特に大きく値下げされているのが、赤い値札の商品やレジ落ちの商品です。
値札を目印にして、効率よく安く仕入れられる商品を探すようにしましょう。
ワゴンセールで在庫処分品を大量仕入れ
イオンでは、在庫処分品を大量にワゴンの中に詰めたワゴンセールを行っています。
在庫処分品なので、かなり割引率が高く、せどりを行うと利益率が高くなる場合があります。
これが、イオンせどりが、他の店舗せどりに比べて大量仕入れしやすい理由です。
自動車は必須になりますが、大型のイオンが近くにある場所は自動車を使う地域が多いので、問題になる方は少ないと考えられます。
決算月を狙う
決算月を狙うのは店舗せどりの鉄板の方法です。
イオンせどりでも、決算月である2月に行われる決算セールはチェックしておくようにしましょう。
イオンカードを使って仕入れる

クレジットカードを利用して仕入れをすることは、せどりや転売では地味に重要です。
イオンせどりの場合は、もちろんイオンカードです。
特に0の付く日(10日、20日、30日)はポイントが5倍になるなど、お得な特典も多いです。
特に本格的にイオンせどりを始めるならば、イオンカードは作っておいた方がいいでしょう。
セールの日に仕入れる

イオンせどりのメリットのところでお伝えしたように、イオンは頻繁にセールが行われているので、なるべくセールの日に合わせてリサーチに行きましょう。
ただし、イオンのセールは全国一律で行われていることが多いので、全国規模でライバルが増える可能性はあります。
テナントもチェックする
イオンには、様々なテナントが入っているイオンモールもあります。
その場合は、各々のテナントもチェックしてみると、意外なお宝商品が見つかることがあります。
大量在庫に注意する
イオンせどりは、他の店舗せどりに比べると大量仕入れがしやすいメリットがあります。
一方で、イオンせどりは全国一斉セールなどで似たようなタイミングでライバルが群がりやすいので、結局転売しても売れずに大量在庫を抱えるリスクもあります。
大きな利益を得るのであれば、大量に仕入れた方が効率はいいですが、イオンせどりの場合は再現性の観点で慎重な検討が必要です。
どんな商品でも100%売れるとは限らず、泣く泣く大幅値下げして赤字で売り切らないといけないことがあります。
最後に
以上、イオンせどりのメリット・デメリットと仕入れのコツと注意点について解説しました。
イオンせどりは、店舗せどりのなかでは大量仕入れがしやすいですが、一斉セールなどでライバルが同じタイミングで群がりやすいデメリットがあります。
そのため、激安で仕入れたつもりが、amazonなどで販売してみたら全然売れなかった、という事態もあります。
もちろん、値札を目印にしたり、ワゴンセールを狙ったり、セールの日を狙ったりすることが大事ですが、赤字リスクを考えて慎重に行動しましょう。
なお、他の店舗せどりに関する記事も参考にしてください。
イオンせどりは、ライバルが群がりやすい点と、再現性に難があるのが弱点です。
また、イオンも転売禁止の店舗は今後増えていくと考えられます。
せどりや転売に目を向けるよりは、メーカーと直接取引して、安定的に商品を仕入れるメーカー仕入れをおすすめします。
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