こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
今回はセカンドストリートから商品を仕入れてamazonやメルカリなどで販売するセカンドストリートせどり(セカストせどり)という手法を紹介します。
様々な店舗せどりのなかでも、セカンドストリートせどりも比較的取り組んでいる人が多い方法です。
また、全国に店舗があるので、セカンドストリートせどりに興味を持っている人もいるかと思います。
そこで、今回はセカンドストリートのメリット・デメリット、稼ぐコツや注意点を解説します。
セカンドストリートせどりの6つのメリット

まずは、セカンドストリートせどりのメリットについて解説します。
セカンドストリートは全国に店舗展開されていますし、様々な商品が多いので、比較的取り組みやすい店舗せどりの1つです。
状態のいい商品が多い
セカンドストリートは、衣類、バッグなどのファッション系や家具、家電などを中心に様々な商品が豊富に揃っています。
あらゆる商品で状態の悪い商品が少なく、比較的品質のいい商品が揃っています。
そのため、中古の店舗せどりのなかでも、比較的高値で売れて利益の出る商品を販売することができます。
また、商品の状態がいいので、amazonやメルカリ、ラクマなどで販売する場合、消費者からクレームが少なくなります。
状態の悪い商品があっても見分けられる
ただ、セカンドストリートも状態のいい商品ばかりではなく、状態の悪い商品も存在します。
とはいえ、電脳せどりと違って実際に商品を手に取って確認して状態を見分けられます。
そのため、誤ってジャンク品を仕入れてメルカリなどで売れない、クレームが来るということが少なくなります。
中古電動品は最大6ヶ月の返金保証が付いている
セカンドストリートは中古電動品に限定されますが、商品に不具合があった場合は、最大6ヶ月の返金保証が付いています。
セカンドストリートではお客様が安心してご購入いただけるよう 商品に不具合があった場合ご購入から7日以内であればご返品・ご返金を承ります。 また、¥1,000(税抜)以上の中古電動品をご購入の際に最大6ヶ月の返金保証をお付けいたします。※
※ 電池/バッテリー/ケーブル等で単体でご購入された場合は返金保証対象外となります
※セカンドストリート公式サイトより引用
保証対象の中古電動品の例は、次の通りです。
- TV、冷蔵庫、洗濯機などの家電
- 時計、腕時計、壁掛け時計など
- エレキギター、エフェクター、キーボードなどの楽器
- 電動ガン、ラジコンなどの電動で動くおもちゃ
- LEDランタン・電動エアポンプなど電動で動くスポーツ、アウトドア用品
- 電動スウィング・電動ハイローチェアなどのキッズ用品
- スタンドライト・コンセント付きキッチンワゴンなどの家具
そのため、中古電動品については仕入れたあとに不具合を見つけたとしても、返金・返品が可能なので安心です。
少ない資金で始められる
セカンドストリートに限った話ではないですが、ファッション系を多く扱うセカンドストリートも、安価な商品の仕入れから取り組むことが可能です。
ただ、1点モノの仕入れとなるので、大量仕入れが難しいという難点があり、大きな利益を目指すなら難しいところがあります。
大量仕入れをしたいのであれば、セカンドストリートのオンラインストアを利用するといいでしょう。ただし、オンラインストアの場合、今度はライバルとの差別化が難しくなります。
店舗によって商品が違うから差別化がしやすい
セカンドストリートのようなリユースショップになると、店舗によって陳列されている商品が違うので、差別化がしやすいです。
また、セカンドストリートは全国に展開しており、店舗も多いので近くの様々なセカンドストリートをリサーチすることができます。
商品も様々なジャンルで豊富に揃っているので、近くの店舗を中心にリサーチしてみるといいでしょう。
店舗によって同じ商品でも価格が違う
セカンドストリートの場合、同じ商品でコンディションに大きな差がなくても店舗によって価格が違うことがあります。
これはメリットでもありデメリットでもあるのですが、近所の店舗をリサーチしていると思った以上に安価な商品が見つかる可能性があります。
近くのセカンドストリートの特徴をつかんでおくといいでしょう。
セカンドストリートせどりの3つのデメリット

次にセカンドストリートせどりのデメリットについて解説します。
以下のようなデメリットがあるために、セカンドストリートせどりは比較的効率的に稼ぐのが難しいところがあります。
1点モノの出品なので作業が面倒
セカンドストリートは、中古品を1点ずつ仕入れることになるので、出品作業が面倒なところがあります。
1点モノの仕入れであることと、扱っている商品がメルカリと相性がいいので、「セカンドストリート仕入れメルカリ転売」は比較的有名な手法です。
しかしメルカリ転売の場合、出品作業がかなり面倒なことが大きなデメリットです。
- 商品の状態を再確認する
- 必要ならばメンテナンスをする
- 商品画像の撮影をする
- 商品ページの説明文を作成する
- 梱包する
メルカリ販売のメリット・デメリットについては、次の記事も参考にしてください。
価格が高い商品が多くて利益率が低い
セカンドストリートは商品の状態がいいので、高値で販売しやすいのですが、仕入れ値も高くなる傾向にあります。
商品の状態がよく、ジャンク品が少ないのは初心者にとっては取り組みやすい要素なのですが、利益率の確保が難しいです。
特に家電や家具はその傾向が高いので、セカンドストリートでは古着せどりが取り組みやすいところがあります。
せどり禁止の店舗が増えている
せどり禁止の店舗が増えているのは、セカンドストリートでも同様で、特にバーコードリーダーの使用は禁じている店舗が多いです。
店舗せどりに共通するところですが、せどり禁止の店舗が増えているのは、時代の流れでどうしようもないところがあります。
セカンドストリートについても、今後せどり禁止の店舗は増えていくでしょう。
セカンドストリートせどり7個の稼ぐコツや注意点

以上のことを踏まえて、セカンドストリートせどりで稼ぐコツや注意点について解説します。
最初は安価な古着から仕入れる
セカンドストリートは、中古電動品は6ヶ月保証を付けていることもあり、家電などの商品の状態はかなりいいです。
ただ、これでは仕入れ値が高くなることが多く、しかも初期資金に余裕がないと難しいので、最初は古着など安価な商品から仕入れるのがいいでしょう。
特にメルカリで販売する場合は、ファッション系との相性がかなりいいです。
しかし、家電や家具のせどりが得意な方は、取り組んでみてもいいでしょう。新品や未開封品もリサーチしてみると、案外価格差のある商品が見つかる場合もあります。
古着せどりについては、以下の記事もご覧ください。
人気のブランドを仕入れる

ファッション系のせどりでは、どうしても人気ブランドの方が売れやすいです。
セカンドストリートでは、上図のように人気の高いブランドの一例を紹介しているので、最初はこのような商品から仕入れるといいでしょう。
値札記載の日付を確認する
セカンドストリートをリサーチする場合は、値札に記載の日付を確認するようにしましょう。
商品が陳列された日付は、値札の6桁の数字として記載されていますが、その数字を逆から読んでください。
例えば「429022」と記載があれば、2022年9月24日に棚に並べたということです。
日付が古ければ、ライバルが仕入れを見送ったということなので、利益が出ない、もしくは売れない商品の可能性が高いです。
リサーチの目安として知っておいてください。
偽物に注意
良い状態の商品が多いセカンドストリートですが、必ずしも偽ブランドがないとは限りません。
ブランド品を仕入れる場合は、販売前にしっかりと確認しましょう。
メルカリやamazonで偽物を販売したら、すぐにアカウント停止されます。
付属品の有無を確認する
セカンドストリートで販売されているのは、買取品になるので、付属品や取扱説明書などが揃っていない場合があります。
販売価格の低下、メルカリ販売の場合は大幅な値下げ交渉の要因となるので注意してください。
セールを狙う
セールの時期を狙うのは、店舗せどりでは重要です。セールの時期で買うかどうかで、利益率が大きく変わることがあります。
セカンドストリートにもセールがあるので、チェックして有効活用してみましょう。
大量に在庫のある商品は仕入れない
セカンドストリートでは、家電製品など大量に在庫のある商品に注意してください。
新品が大量に販売されている場合、買い取った商品ではなくてセカンドストリートが直接メーカーから仕入れた商品であるためです。
このような商品を仕入れようとしても、家電量販店の新品価格と大差ないので、利益率が出ません。
そのため大量に在庫のある商品については、最初からリサーチ対象から外すと効率的です。
最後に
以上、セカンドストリートせどりのメリット・デメリットや稼ぐコツ、注意点について解説しました。
セカンドストリートの特徴は、商品の状態がいいことですが、その分利益の出る商品が少ないです。
古着などは比較的利益率が高い傾向にありますが、古着は1点モノの仕入れとなるので、販売の手間が面倒です。
店舗せどりは全般的に、せどりが禁止の店舗が増えている点も要注意です。
ライバルが撤退すると捉えて継続するという手もありますが、別の物販に舵を切ることも視野に入れてください。
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