こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
せどりといえば店舗せどりを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、本業があるので日中に店舗に行けない。
お店で仕入れた商品を持ち帰りたくない。
そもそも車を持ってないので店舗での仕入れが難しい。
こんな課題・悩みが出てきます。
そこで今回は時間と場所を気にせずにできる電脳せどりについて紹介していきます^^
目次
電脳せどりとは?何を準備すればいいの?

電脳せどりと聞くとなんだか小難しく感じてしまうので言い換えると「インターネット通販」せどりです。
実店舗から仕入れるのが店舗せどりで、インターネット上の店舗から仕入れるのが電脳せどりという分け方ですね。電脳せどりの代表例を挙げると、ヤフオクせどり、楽天ポイントせどりなどがあります。
電脳せどりを始める前に準備するものは、インターネット環境、パソコン(またはスマホ)、クレジットカードの3点だけ。
あとは仕入れ先ごとにアカウント作成(例:楽天市場から仕入れるために楽天アカウントを作成する)をすることくらいしか事前準備はありません。
これだけあればいつでもどこでも仕入れができます。
簡単に始められるのでライバルも多く、店舗せどりに比べて利益率も低い傾向があります(もちろん工夫次第で利益率は改善できます)。
電脳せどりの特徴、どんな人におすすめなのか?

店舗せどりより利益率が低いならあえて電脳せどりに取り組む必要がないと思う人もいるかもしれません。
しかし電脳せどりには店舗せどりにはないいくつかのメリットがあるんです。
いつでもどこでも仕入れができる
電脳せどり最大のメリットはインターネット環境があればいつでもどこでも仕入れができることです。
わざわざ外出して店舗に仕入れに行く必要がなく、本業が終わって帰宅してからの深夜でも、お昼休みに仕入れることもできます。
実店舗が休業日でも通販サイトは稼働していることが多いので、実店舗の運営スケジュールに関係なく仕入れできるという強みもあります。
商品を持ち運ぶ必要がない
ネット上で商品を買って自宅などの指定の場所に送ってもらう電脳せどりは、仕入れた商品の持ち運びを考える必要がありません。
車やリュックのスペースを気にせず、資金が許す限り無限に利益商品を買えます。
持って帰るのが面倒なので店舗せどりで敬遠されがちな大きい商品や重い商品も気にせず仕入れられます。(中・上級編になりますが)
仕入れた商品の配送先を納品代行会社の倉庫にしておけば、一度も商品を触らずに商品の仕入から販売まで完結させることもできます。
まとめ買い、リピート買いができる
全国のどこかの店舗・倉庫から商品を送ればいいので、目の前に在庫がないと販売できない実店舗での販売よりも通販のほうが在庫切れが少ないです。
そのため、電脳せどりは利益商品をまとめ買いしやすく、また、同じ商品を毎月買う(リピート買い)ことも容易です。
また、せどらー・転売ヤーに対する世間の目は厳しいものがあるので、実店舗で同じ商品を大量にショッピングカートに乗せていると居心地が悪いという人もいるかもしれません。
しかし通販であれば周りの目なんて気にせず好きなだけ同じ商品を買えます。
商品を指定の場所に直送できる
仕入れた商品をアマゾンやYahooショッピングなどの通販サイトで販売する方が多いのでそれを前提に話しますが、その場合、商品の保管と販売後の配送サービスを委託するために仕入れた商品を通販サイトの倉庫に納品します。
この納品作業が意外と大変で、取り扱い商品数や月商が増えてくるにつれて負担になってきます。
とはいえ、委託なしにせどりで利益を大きくしていくことはほぼ不可能なので納品作業そのものをなくすことはできません。
そこで、仕入れた商品を納品代行会社の倉庫(または個人宅)に送って、納品作業を代わりにやってもらいます。
電脳せどりであれば仕入れた商品を納品代行先に直送できるので、自宅に商品の在庫が山積みになるということがありません。
以上の特徴から電脳せどりは以下の方に特におすすめできるせどり手法です。
- 店舗に仕入れに行くのが難しい方(例:副業としてせどりに取り組む方)
- 店舗で仕入れるのが苦痛な方(例:転売ヤーだと思われたくない、荷物を運びたくない)
- 移動手段を持っていない方(例:車を持っていない、自宅から駅が遠い)
- 将来的にせどりを外注したい方
電脳せどりの落とし穴、デメリットについて

上述の通り、電脳せどりにはいくつものメリットがあり、実際に稼ぐことができる手法です。
ただし、何事にもいい面と悪い面があります。
デメリットを把握しておくことも重要なので、ここで電脳せどりの落とし穴について説明しておきます。
ライバルが多い
電脳せどりは数あるせどりの中で最も取り組みやすい手法の一つです。
最初に書いた通り、インターネット環境とパソコン、クレジットカードがあれば始められてしまうためライバルがたくさんいます。
また、同地域のライバルと競うだけでいい店舗せどりとは違い、電脳せどりのライバルは全国47都道府県の電脳せどらーです。
場合によっては、日本語を理解する全世界のせどらーと競うということも考えられます。
ライバルが多ければ多いほど利益商品をめぐる競争は熾烈になり、仮に利益商品を手に入れられたとしても、その後の販売で値下がりするリスクも高くなります。
仕入れ価格が変動する
同じ商品をリピート買いしやすいのが電脳せどりのメリットの一つですが、毎月同じ値段とは限りません。
電脳せどりも店舗せどりと同様に小売店から仕入れるせどりである以上、仕入れ先の小売店の事情によって価格は変更されます。
先月に1000円で購入できた商品が今月に入ってから1500円に値上がりしたなんてことも珍しくありません。
仕入れ価格が変動することも念頭に置いて毎月の仕入れを考える必要があります。
仕入れ先がなくなることがある
電脳仕入れのよくある仕入れ先として、楽天市場やYahooショッピングなどのモール型通販サイトが挙げられます。
これらのモール型通販サイトには毎月のように新しい店舗が出店してきますが、その反面、撤退する店舗も数多くあります。
実店舗とは違って通販店舗は閉店するのが簡単です。
仕入れ先が急に閉店してしまうこともあり得るので十分に注意してください。
中古品の取り扱いが難しい
古物商免許を持っていれば中古品の仕入販売ができますが、電脳せどりの場合は中古品の取り扱いは避けるべきです。
理由は、インターネット上の取引で中古品を仕入れると販売者(仕入れ先)の本人確認が非常に難しいからです。
バレないから大丈夫、みんなやってるから大丈夫というアドバイスもよく目にしますが、法律違反はいつかバレると覚悟しておいてください。
不安を抱えながら違法な商売をするメリットはありません。詳細は以下の記事に書いておきました。
せどり(転売)に古物商の許可は必要なの?古物商の許可が必要な条件とは?
アカウント閉鎖リスクがつきまとう
電脳せどりは、どうしても直接商品を見て仕入れるわけではありません。
メルカリなどのフリマサイトから仕入れた場合などは、箱がボコボコの状態で届いたり、最悪の場合偽造品であったりすることも実際にあります。
それに気づかず販売してしまえば、一発でアカウント閉鎖になり、売掛金は回収できず事業を継続していくピンチに見舞われます。
【2022年版】amazon転売(せどり)で通報されてアカウント停止・閉鎖にならないためには?
電脳せどりの落とし穴を回避できるメーカー仕入がおすすめ
電脳せどりのようにインターネット環境とパソコンがあれば実践できて、なおかつ、電脳せどりの落とし穴を回避できるメーカー仕入販売という方法があるので簡単に紹介しておきます。
メーカー仕入れは、ある商品を製造するメーカーから直接商品を仕入れて販売する手法です。
メーカーとのやりとりは基本的にメールベースになるので店舗せどりのように頻繁に外出する必要はありません。
また、メーカーが商品を値上げする頻度は小売店が売価を変更する頻度よりも圧倒的に少ないです。
メーカーから直接買っているので在庫切れもほとんどありません。
その他上げればキリがありませんが、メーカー仕入れのメリットについては下記の記事もご確認ください。
amazonメーカー仕入れをオススメする3つの理由
メーカー仕入れの概要については下記の動画をご覧ください。
電脳せどりに興味がある方はメーカー仕入れという方法についても検討してみることをおすすめします^^
最後に
電脳せどりのメリット・デメリットをまとめます。
どんな方法にもデメリットはあるので、そのデメリットをどのようにカバーしていくかが大事です。 最後に少しだけお話ししたメーカー仕入は電脳仕入れのデメリットを克服できる手法です。 最もおすすめの手法になりますので、ぜひ一度検討してみてください^^ 下記をクリックして中身をご確認ください^^ 国内メーカー仕入れに特化したセミナーはコチラから↓↓
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・商品を持ち運ぶ必要がない
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