物販を始めるのであれば、一番のおすすめはAmazon物販です。
Amazonと言えば、多くの消費者がネットショッピングに利用している、知らない人はいない最大のプラットフォームです。
物販事業者にとってもAmazonはとても便利で、他の販路と比べても作業の手間やストレスがなく、効率的に稼ぐことができます。
特に月利50万円以上稼いで独立起業したいと考えている人にとっては、まずはAmazon物販から挑戦してみるといいでしょう。
しかし、Amazonはメリットだけでなくデメリットも少なくありません。
Amazonのデメリットを認識しながら、Amazon物販に取り組むことが成功の秘訣です。
副業で最強のAmazon物販とは?
Amazon物販の仕組みは非常にシンプルです。
上図のように、実店舗やネットショップ、販売メーカーなどから商品を安く仕入れて、Amazonで高く販売して利益を得るビジネスです。
昔はAmazonと言えば本を販売しているECモールでした。
しかし、今では洋服や家電、CD、DVD、ゲーム、パソコン、インテリア用品、食品など様々な買い物でAmazonが利用されています。
そのため、多くの物販事業者が、Amazonを活用して様々な商品を販売して利益を得ています。
仕組み自体はシンプルで、後述するようにAmazonはとても便利なプラットフォームなので、多くの個人事業主がAmazon物販に取り組んでいます。
実際に、Amazon物販で月利50万円、100万円を稼ぐことも夢ではありません。
Amazonには出品規制がかかっている商品があるなど、商品によってはメルカリやヤフオクの方が相性がいいこともあります。
しかし、Amazonは集客力が大きく、しかも出品作業の手間を多く省くことができます。
有料にはなりますが、過去の売れ行きを計測できるツールがあるので、適切な仕入れ判断がしやすい点も重要なポイントです。
物販の作業の労力、リスクなどを考えても、副業で物販を始めるならAmazonが一番おすすめです。
Amazon物販が副業で最強である9つの理由
冒頭でお伝えしたように、副業で物販を始めるならAmazonを販路とすることがが一番おすすめです。
物販の販路としてよく利用される楽天やメルカリと比較しても、次のような違いがあります。
Amazon | 楽天 | メルカリ | |
集客力 | ○ | ○ | △ |
手数料 | △ | × | ○ |
商品ページ | ○(不要) | ×(必要) | ×(必要) |
商品保管 | ○(Amazon倉庫) | △ | ×(自宅保管) |
発送作業 | ○(Amazon代行) | △ | ×(自分で対応) |
カスタマー対応 | ○(Amazon代行) | ×(自分で対応) | ×(自分で対応) |
在庫リスク | ○ | × | × |
利益計算 | ○ | × | △ |
入金サイクル | ○(月2回) | ×(月1回) | ○(月1~2回) |
以下、詳しく解説します。
勝手に全国のお客様が集まる国内最大級のECサイトである
Amazonは言わずと知れた国内最大級のショッピングサイトです。
※株式会社インプレス調べ
日本のAmazonの年間利用者数は5,000万人を超え、年間売上高は3.6兆円で現在も拡大を続けています。
Amazonで買い物をしたことがないという人を探す方が難しいくらいです。
このような巨大ECモールということは、日本中から消費者が集まっているということなので集客力が抜群ということです。
広告費をかけなくても勝手に消費者が集まるので、初心者でも非常に取り組みやすくなっています。
一方、メルカリの売上高は1,700億円程度で、Amazonよりは巨大市場とは言えません。
初めて物販に取り組む場合は、まずはAmazonのような集客力の高い巨大ECモールを利用した方がいいでしょう。
Amazonは、巨大なECモールであるうえに、比較的簡単に出品アカウントを作成できるので、初心者の方にも非常に取り組みやすいです。
Amazon出品アカウントの作成については、以下の記事をご覧ください。
たしかに、Amazonと楽天は集客力では拮抗しています。
株式会社インプレスによると、「年に1回以上利用するECモール」を調査したところ、Amazonと楽天が2強状態であることがわかります。
※株式会社インプレス調べ
しかし、後述するように楽天は出店料が高いため、副業で既製品を販売することには向いていません。
実際、楽天は仕入れ先としてはよく利用されますが(楽天ポイントせどりなど)、自社商品販売など上級者を除けば販路としてはあまり活用されません。
出店に対する費用的なハードルが低い
Amazonは抜群の集客力を誇りながら、出店に対する費用的なハードルが低いことが特徴です。
具体的には、Amazonは初期費用がかかりません。
一方、集客力で拮抗している楽天は、初期費用だけで60,000円かかります。
また、月額費用はAmazonは4,900円(大口出品の場合)ですが、楽天は一番安いプランで月額25,000円かかります。
楽天に比べると、Amazonは市場規模の割には非常に費用的なハードルが低いのが特徴です。
ただ、Amazonは手数料の体系が少し複雑で、Amazonの倉庫(FBA倉庫)に商品を預ける場合は、配送代行手数料や在庫保管手数料などに注意が必要です。
とはいえ、Amazonには自動で手数料の総額を算出して利益計算できる無料ツールがあるのでご安心ください。
Amazonの出店費用や手数料に関する詳細は、以下の記事をご覧ください。
商品ページを作る必要がないから出品が楽である
Amazonはメルカリやヤフオクと違って、「1商品1商品ページ」ルールです。
つまり既製品であれば、すでにある商品ページに相乗り出品するので、新規商品ページ作成の必要がありません。
例えば、上図のサプリメントであれば、同じ商品ページに22人が相乗り出品していることがわかります。
日本のECモールで、「1商品1商品ページ」のシステムとなっているのはAmazonだけです。
一方、メルカリやヤフオク、楽天など他のプラットフォームはすべて新規で商品ページを作成しなければいけません。
新規で商品ページを作成するとなると、1商品販売する都度、画像を撮影して商品説明を記載しなければいけません。
しかも、写真の撮り方や商品説明が不十分では売れるものも売れなくなりますし、説明不足でお客様からクレームがやってくることがあります。
しっかり商品ページを作り込んで利益が数百円~数千円なので、心が折れてしまう人が少なくありません。
Amazonは、商品ページ作成の手間がないので、短時間で出品作業を行うことができて、商品販売自体がとても楽になります。
Amazonでも独占販売やOEM販売になれば新規商品ページを作成することになりますが、これは物販上級者向きの方法です。
まずは、Amazonで既製品の相乗り出品で少しずつ稼いでいきましょう。
商品を倉庫に保管できて注文があればAmazon側で自動発送してもらえる
物販というと、仕入れた商品を自宅の空きスペースに保管して、注文があれば丁寧に梱包して自分で発送代行するイメージがないでしょうか?
しかし、Amazonの場合はFBAというシステムがあり、商品保管、注文後の梱包、発送をすべて代行してくれます。
メルカリやヤフオクを例にすると、商品仕入れからお客様への発送まで次の流れを自力で進めます。
- 商品仕入れ
- 商品の検品
- 商品ページ作成
- 出品
- 注文まで商品を自宅保管
- お客様から注文
- 梱包
- 発送
しかし、Amazon FBAを利用すれば、商品仕入れ以降、自力で行う作業の流れは次の通りです。
- 商品仕入れ
- 商品の検品
- 仕入れた商品をまとめてFBA納品
- 出品
つまり、商品を自宅に保管して、一つひとつ梱包してお客様一人ひとりに発送するという手間が一切なくなるのです。
しかも、24時間365日対応なので、副業の方が本業中や寝ている時間に注文が入ってもAmazonが自動で注文処理してお客様に迅速に発送してくれます。
そのため、発送遅延でクレームが来ることはほとんどありません。
Amazon FBAについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
楽天にも楽天スーパーロジスティクスという物流アウトソーシングサービスがあり、Amazon FBAのような発送代行ができます。
しかし、保管手数料が比較的高く、Amazon FBAの2倍程度となることが多いので注意が必要です。
楽天は、出店や商品保管に伴う費用が高く、上級の物販事業者向きという点は注意してください。
また、Amazon FBAの方が倉庫が多く、配送スピードの観点でも楽天を上回ります。
※メルカリびより「『あとよろメルカリ便』新規申込受付終了のお知らせ」より抜粋
メルカリにも、かつて商品保管と梱包・発送を代行してくれるあとよろメルカリ便がありました。
しかし、2022年3月28日にサービス終了しています。
クレームや返品返金対応をAmazon側に代行してもらえる
Amazon FBAは発送代行だけでなく、クレームや返品返金対応まで代行してくれます。
物販経験者であればわかると思いますが、クレームや返品返金対応を自分で対応することは、相当の時間と労力を割かれます。
お客様のクレーム次第ではメンタルも相当削られます。
しかし、Amazon FBAを利用することで、カスタマーサポートが間に入ってすべて対応してくれるので、手間が大幅に削減されます。
以下の記事のように、モンスタークレーマーが出てくるケースはかなり稀ですが、仮に出くわしたとしてもAmazonがしっかりと対応してくれるので安心です。
興味のある方は、以下の記事もご覧ください。
何個売れているか計測できるので在庫リスクが低い
Amazon物販は、ツールを使用すれば、これまで何個商品が売れたか計測できるので、在庫を抱えるリスクを抑えることが可能です。
モノを販売するというと・・・・・・
という不安を感じている方も多いでしょう。
実際に転売ビジネスでは、不良在庫をたくさん抱えて爆死するケースは少なくありません。
ですが、Amazon物販では、Keepaやキーゾンという有料ツール(月額19€=約3,200円)を使えば、不良在庫のリスクを抑えることができます。
Keepaやキーゾンでは、「商品が月に何個売れたか」という過去の販売個数を計測することができるためです。
過去の販売個数がわかれば・・・・・・
と、根拠を持って仕入れ判断ができるのです。
具体的には、上図のように、Amazonでの販売個数や、Amazonランキング、販売価格の推移、ライバル出品者数の推移がわかります。
どれも重要な仕入れ判断の根拠になる指標なので、過剰な仕入れで損失を出したり、逆に仕入が少なすぎて販売機会を逸したりすることが少なくなります。
あくまで過去の販売個数であり、出品後状況が変化する可能性は十分あり得ますが、大きな目安となります。
Keepaやキーゾンについては、以下の記事に詳細な機能や登録方法を紹介しています。
販売機会を逸することが少ない
Amazonは、うまくツールを活用すれば販売機会を逸することが少なくなります。
1つは、先ほどお伝えしたKeepaやキーゾンです。
Keepaとキーゾンを活用すれば、過去の販売個数などを計測できるため、正しく仕入れ判断を行うことができます。
もう1つは、プライスターという自動価格改定ツールです。
Amazonでは、1つの商品ページに多くの出品者が相乗り出品しています。
数多く出品者がいる場合、どうしても販売価格が一番安い出品者が購入されやすくなります。
例えば、同じ商品を出品者Aが1,800円で販売していて、Bが1,900円で販売していれば、当然Aから購入したくなります。
Amazonの販売価格は常に一定ではなく、出品者が価格を変えたり、新たな参入者が安価な価格設定で出品したりすることは日常茶飯事です。
しかし、プライスターがあれば、常に安価な出品者と価格を自動追従して合わせてくれるのです。
そのため、他の出品者より販売価格が高いままで、販売機会を逸することがなくなります。
実際、販売価格の設定ミスや、不良在庫リスクの恐れから一時的に過剰な値下げをする出品者も存在します。
それで価格を自動追従されれば、たしかに困ってしまいます。
しかし、プライスターは、「この価格以下には値下げしない」という赤字ストッパー設定があるのでご安心ください。
プライスターの詳細な機能は、以下の記事をご覧ください。
利益計算が初心者でも簡単にできる
先ほどお伝えした通り、Amazonは手数料体系が少し複雑です。
販売手数料に配送代行手数料、様々な保管料、FBA商品ラベル貼付サービス、FBA梱包サービス・・・・・・
これらをすべて把握して自分でExcelを作って利益計算しても労力がかかりますし、精度も下がってしまいます。
しかし、Amazon公式の無料ツール「FBA料金シミュレーター」を使えば、簡単に上記の手数料を反映して自動で利益計算してくれます。
上記赤枠に仕入れ原価を入力するだけで、Amazon物販初心者の方でも簡単に利益計算できます。
FBA料金シミュレーターについては、以下の記事も参考にしてください。
入金サイクルが短くて資金繰りがいい
Amazonは、売上金の入金サイクルが月2回(2週間に1回)あります。
AmazonやYahoo!ショッピングは、基本的に月に1度の入金サイクルなので、それだけ入金が遅くなります。
物販ビジネスでは、資金繰りがとても重要です。
早く入金されれば、それだけ早く現金化できて資金繰りが楽になります。
また、Amazonでは自分で入金リクエストを行うことも可能です。
2週間を待たずとも、自分の都合に応じて現金化できる柔軟性も大きな魅力です。
注意点として、Amazonには「留保中トランザクション」というポリシーがあります。
留保中トランザクションとは、簡単にいうと「お客様にお届けして返品がないと確認できたら売上金を入金します」というルールです。
つまり、商品が売れたからといってすぐに現金化できるわけではないので注意しましょう。
Amazon物販3つのデメリットや注意点
Amazon物販には、様々なメリットがある一方で、様々なデメリットや注意点があります。
基本的にはAmazon物販はおすすめしますが、次のデメリットや注意点があるということは認識して取り組みましょう。
Amazonはライバル増加による価格競争が起きやすい設計である
Amazonは、「1商品1商品ページ」のルールなので、1つの商品ページにたくさんの相乗り出品者がいます。
1つの商品ページに20人、30人と出品していることも少なくないのですが、相乗り出品であるために販売価格をすぐに確認できます。
また、多くの出品者がプライスターを利用しているため、誰かが販売価格を下げると、自動的に他の出品者の販売価格も下がります。
そのため、Amazonは他のプラットフォームに比べると価格競争が起きやすい設計となっているのです。
販売価格を下げた方が、自分の出品した商品が売れるので、焦って値下げする人が少なくありません。
しかも、今はせどりや転売を中心に、物販ビジネスの参入者が増えており、ますます価格競争が起きやすくなっています。
上図のように、Amazon物販の場合は出品者数が増えるほど販売価格が露骨に下がりやすくなります。
そのため、Amazon物販をするのであれば、ライバル出品者が増えないように対策をすることが重要となります。
Amazonアカウント閉鎖リスクがある
Amazon物販をしている人の多くは、Amazonアカウント閉鎖リスクに対して不安と恐怖を抱えています。
私の友人の松井さんも次のように語っていました。
Amazonアカウントが閉鎖されると、次のようなことが起きて、大きな損失となってしまいます。
- 2度と同じアカウントでAmazon物販ができなくなる
- 売上金が90日間凍結されて場合によっては没収される
- FBA倉庫に預けていた商品がすべて返送される
具体的には、次のことでAmazonアカウントが閉鎖されます。
- せどりや転売目的の商品を新品で販売する
- 相乗り禁止の商品に相乗り出品する(商標権/知的財産権侵害)
- 著しい不良品や偽物を販売してしまう
- 国内の規格に合わない輸入品を販売してしまう
- お客様からのクレームが多く、適切な対応をしていない
- 消費者からの問い合わせに24時間以内に返信しない
- アカウント健全性に関する評価が低い
- 真贋調査で適切な対応ができない
- 複数のAmazonアカウントを作成する etc・・・・・・
特にAmazonアカウント閉鎖に陥りやすいケースが、「せどりや転売目的の商品を新品で販売してしまう」「相乗り禁止の商品に相乗り出品する」の2点でしょう。
中古せどりや輸入転売ビジネスの場合は、偽物や不良品をつかまされるリスクが大きくなります。
これらを理由に真贋調査が入り、必要な書類を揃えて改善計画を説明できなければアカウントが閉鎖されてしまいます。
悪意がなくても、知識不足や不注意でアカウント閉鎖されることがあるので、十分気を付けましょう。
一番のおすすめは、Amazonアカウント閉鎖リスクが極力低い物販ビジネスに取り組むことです。
なお、Amazonアカウント閉鎖からの復活方法や防止策については、以下の記事をご覧ください。
商品によっては出品制限がある
Amazonでは、商品によって出品制限がかけられている商品が存在します。
特にアパレル品やハイブランド商品の転売については、Amazonは出品制限がかけられることが多いです。
出品制限を解除するには、販売メーカーが発行する請求書が必要になりますが、せどり・転売では無理な話です。
Amazonでは年々出品制限のある商品が増えてきています。
出品制限を解除できない商品はメルカリやヤフオクで販売せざるを得ません。
Amazon物販に取り組む際も、一応メルカリやヤフオクのアカウントは作っておいた方がいいでしょう。
出品制限と解除方法については、以下の記事をご覧ください。
【おすすめ度順】Amazon物販の主な5つの種類
Amazon物販には、次のように主に5つの種類があります。
一番のおすすめは、上記のAmazon物販のデメリットを打ち消すことができるAmazonメーカー仕入れです。
実際に比較すると次の通りです。
価格競争 | アカウントリスク | 出品制限 | |
メーカー仕入れ | ○(対策可) | ○(ほぼなし) | ○(解除可能) |
電脳せどり | ×(対策不可) | ×(高い) | ×(解除不可) |
店舗せどり | ×(対策不可) | ×(高い) | ×(解除不可) |
輸入ビジネス | ×(対策不可) | ×(高い) | ×(解除不可) |
国内OEM販売 | ○(ほぼ競争なし) | ○(ほぼなし) | ○(無関係) |
以下、詳細を解説します。
【おすすめ度☆☆☆☆☆】Amazonメーカー仕入れ
Amazon物販の一番のおすすめは、上図のようにメーカーから直接商品を仕入れるメーカー仕入です。
Amazon物販というと、多くの方はせどりや転売を思い浮かべるかと思います。
せどりや転売は、小売店、つまり近所の実店舗やネットショップから商品を安く仕入れて高く販売するビジネスです。
一方、メーカー仕入れは、メーカーと直取引して商品を仕入れて、Amazon販売します。
せどりと違ってメーカーとの交渉が必要となるので、自分とメーカーが取引するメリットや想いを十分伝えることが重要です。
しかし、一度取引が決まれば売れ筋商品を継続的に仕入れることができます。
しかも、メーカーと交渉してAmazonの出品者を限定化することができるので、価格競争を抑えることができます。
そのため、せどりと比べて利益を安定的に積み上げることができます。
また、メーカー仕入れで扱う商品は、メーカー保証が効いている、第三者の手に一度も渡ったことのない正真正銘の新品です。
偽物や不良品をつかまされるリスクはほとんどありませんし、せどりや転売と違ってAmazonで新品として出品できます。
メーカーと直接取引するので、相乗り禁止の商品に相乗り出品してしまうこともあり得ないので、Amazonアカウント閉鎖リスクはほとんどありません。
さらに、Amazonで商品登録する際に出品制限がかかっても、メーカーから請求書を発行してもらうことができるのですぐに解除可能です。
このように、メーカー仕入れではAmazon物販のデメリットをすべて打ち消すことができるのです。
そのため、メーカー仕入れの実践者の半数が月利50%、3割弱が月利100万円を超えており、とても再現性の高い手法と言えます。
メーカー仕入れに興味のある方は、次の動画をご覧ください。
メーカー仕入れの具体的なノウハウに興味のある方は、EC STARs Lab.の中村さんの書籍もご覧ください。
【おすすめ度☆☆】電脳せどり
Amazon物販でもっともポピュラーなのは電脳せどりでしょう。
電脳せどりは、ネットショップやメルカリなどのフリマサイト、楽天などのECモールから商品を安く仕入れて転売します。
ネットで商品を仕入れるので「電脳せどり」と言われているのです。
すべてネット作業なので在宅で完結でき、24時間好きな時間に作業できるので、副業として取り組んでいる方がとても多いです。
しかし、誰でも取り組める分、ライバルがとても多く、価格競争の対策もできないので売れ筋商品でもすぐに売れなくなります。
しかも、ネットショップでも継続的な仕入れができるわけではないので、常に売れ筋商品を探さないと利益を継続できません。
せどり目的の購入を禁止しているネットショップが徐々に多くなっている点も注意が必要です。
Amazon物販を経験したい人にとって、一番始めやすいのが電脳せどりですが、一度コツをつかんだらメーカー仕入れに移行を検討するのもいいでしょう。
電脳せどりに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
【おすすめ度☆☆】店舗せどり
店舗せどりは、ブックオフやドン・キホーテ、アウトレットモールなど実店舗に直接出向いて商品を安く仕入れて、Amazonなどで高く販売する手法です。
場所の制約があり、実店舗仕入れなので作業時間が限定されてしまう点はデメリットになります。
しかし、ネットでは見つからないお宝商品が見つかることがあります。
また、電脳せどりと違って商品の状態を直接確認できるので、中古品の仕入れに向いている手法です。
そのため、利益率は電脳せどりよりは高めで、通常15~25%のところ、場合によっては40~50%程度になることもあります。
しかし、店舗せどりは基本的に一点モノの仕入れになってしまうので、常にリサーチと仕入れを繰り返さないと利益が継続できません。
しかも、せどり目的の仕入れを禁止する実店舗が年々増えているので、市場がどんどん小さくなっています。
店舗せどりに興味のある方は、次の記事をご覧ください。
【おすすめ度☆☆】欧米・中国輸入ビジネス
欧米・中国輸入ビジネスは、その字のごとく、次の欧米、中国サイトから商品を仕入れてAmazonなどで販売する物販ビジネスです。
仕入れ先 | |
欧米輸入ビジネス | Amazon.com(アメリカAmazon)、eBay等 |
中国輸入ビジネス | アリババ、タオバオ、AliExpress、SHEIN等 |
海外の商品は、非常に安価な商品が多く、海外送料や関税・消費税を差し引いても十分利益が出る商品が多いです。
その代わり輸入品で問題になるのが商品の品質です。
偽物や著しい不良品をつかまされることが高く、よく検品しないとお客様の強いクレームを機にAmazonアカウント閉鎖される可能性が高いです。
輸入ビジネスと言えども参入障壁は低いので、ライバルがとても多くて価格競争で結局利益が出なくなることも少なくありません。
国内商品より利益が出る商品は見つけやすいですが、商品の品質と過剰なライバル出品者の存在は注意しましょう。
興味のある方は、次の記事をご覧ください。
【番外編】Amazon国内OEM販売
番外編として知ってほしいのが、Amazon国内メーカー仕入れの延長にあるOEM販売です。
OEM販売とは、他社が製造した商品を自社ブランドで販売することです。
自社ブランド商品になるため、商品ページを独占できるのでライバル不在の状況を作り出すことができます。
商品ページは新規作成することになりますが、相乗り出品者との価格競争に悩むことはまったくなくなります。
OEMといえば、中国OEMが有名ですが、金型まで同じ似た商品が乱立することが多いので、結局差別化できないのでおすすめできません。
一方、国内OEM商品であれば、日本の技術力とオリジナリティを活かした商品を自社ブランドで販売できます。
デメリットは、物販初心者の方が取り組むには敷居がかなり高い点です。
多くの場合、国内メーカー仕入れでメーカーと関係構築して、OEM販売に着手できるようになっていきます。
と取引メーカーから言われたら、大きなチャンスと言っていいでしょう。
1商品で大きな利益となり、ブランド力を積み上げていくことができるので、一流物販ビジネスオーナーの第一歩となります。
まずはメーカー仕入れで物販経験を積むことをおすすめしますが、興味のある方は、以下の記事をご覧ください。
より深く学びたい方は、中村さんの書籍もご覧ください。
最後に
Amazon物販ビジネスのメリットやデメリット、主な種類についてお伝えしました。
副業で物販を始めるなら、Amazon物販がもっともおすすめです。
特に発送作業やカスタマー対応をすべて代行できるという点と、在庫リスクを抑えられるという点はとても大きいです。
ただ、せどりの場合は価格競争が起きやすく、アカウントリスクも大きく、対策できない点がデメリットとなります。
Amazon物販に取り組むなら、もともとアカウントリスクが非常に低く、価格競争の対策ができるメーカー仕入れが一番おすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
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