と、昔から中国輸入メルカリ転売に興味を持つ方は多いです。
※いずれもYahoo!知恵袋より抜粋
上記のYahoo!知恵袋の投稿の通り、中国輸入メルカリ転売を教える物販スクールも存在します。
メルカリ物販スクールで中国輸入を教えているくらい、実際に中国輸入商品をメルカリで転売する手法は人気です。
しかし、中国輸入メルカリ転売は、現在は儲けることがかなり難しいでしょう。
実際にEC STARs Lab.でも中国輸入ビジネスに挫折したという声は多いです。
また、物販ビジネスの取材に5年以上関わっている私でも、中国輸入メルカリ転売で儲かったという人には出会ったことがありません。
そこで、今回は中国輸入メルカリ転売で儲かる仕組みと、実は全然儲からない理由について詳しく解説します。
メルカリ物販スクールの入会を迷っている方はもちろん、中国輸入メルカリ転売に興味のある方は最後までご覧ください。
目次
メルカリ×中国輸入で儲かる基本的な仕組み
まずは、中国輸入メルカリ転売で儲かる基本的な仕組みについて解説します。
とは言っても、中国輸入メルカリ転売は、他の転売ビジネス同様に、仕組みそのものはとてもシンプルでわかりやすいです。
中国の商品を安く仕入れてメルカリで高く販売する
中国輸入メルカリ転売の流れは、だいたい上図のようになります。
仕入れ先としてよく利用されるアリババ(1688.com)は、実質的に中国の電話番号と銀行口座がないと仕入れができません。
そのため、中国輸入代行業者を通して購入する必要があります。
アリババなどから商品を仕入れる際は、中国輸入代行業者選びも重要なポイントとなります。
なかには、サポートの悪い代行業者も多く存在します。
一方で、AliExpressなど、中国輸入代行業者が不要な仕入れ先もあります。
中国輸入ビジネスが初めてという方は、まずは代行業者を通さなくても購入できるECサイトを選ぶのも1つの手です。
いずれにしても、中国語が不要で、激安商品を簡単に見つけられるため、参入障壁がとても低いです。
冒頭でもお伝えしたように、メルカリ×中国輸入の物販スクールが存在するくらい、人気の手法になっています。
その結果、現在はライバルが急増してしまい、思うように商品が売れなくなっています。
特にメルカリは転売ヤーが敬遠される市場なので、不良在庫のリスクは十分検討して無理な仕入れはしない方がいいでしょう。
中国商品の主な仕入れ先
メルカリで商品を販売する際、主な中国のECサイトの仕入れ先は以下の通りです。
- アリババ(1688.com)
- タオバオ
- 天猫(Tmall)
- AliExpress
- Wish(アメリカの会社が運営だが大半は中国商品)
- SHEIN etc・・・・・・
一番の王道は、やはり激安商品の商品点数が多いアリババでしょう。
ただ、アリババは一種の卸仕入れサイトなので、仕入れ個数が少ないほど仕入れ値は高くなります。
メルカリの場合は、1点モノの出品となるため、無理な仕入れは避けつつ、仕入れ値には注意した方がいいでしょう。
メルカリでよく売れる中国商品
メルカリとamazonを扱う中国商品で比較すると、amazonはオールジャンルな傾向があります。
また、Keepaやキーゾンというツールを使うことで、過去の売れ行きや販売価格の推移を調べることができます。
そのため、ジャンル関係なく、どの商品をどれくらい仕入れたらいいかが判断しやすいです。
ただ、以下の中国商品はメルカリの方が相性が良いことが多いです。
- アパレル商品(古着など)
- アクセサリー(ネックレス、ヘアアクセサリーなど)
- スポーツ用品
- 健康グッズ(ヨガマットなど)
- ベビー・キッズ用品(食品衛生法注意)
特に女性に売れる中国商品は、メルカリの方が売りやすいでしょう。
上記のような中国商品が得意という方は、amazonよりメルカリを中心に考えた方がいいでしょう。
その他、生活用品やDIY用品などもメルカリでよく売れますが、amazonでも売れるジャンルです。
また、amazon販売しようとしても、出品規制がかかったり、商品が売れなかったりした場合は販路をメルカリなどに切り替える必要があります。
amazonを主戦場として考えている方でも、代替手段としてメルカリのアカウントは持っておく方がおすすめです。
メルカリ×中国輸入を始める前に知っておきたい3つの注意点
中国輸入メルカリ転売を行う場合は、次の3点に十分注意して取り組んでください。
- 偽物や不良品、輸入規制商品を中心にメルカリの出品禁止物に注意する
- メルカリは出品作業が手間である
- 物販スクール選びに注意する
偽物や不良品、輸入規制商品を中心にメルカリの出品禁止物に注意する
メルカリでは出品禁止物があるので、メルカリガイドなどで規約をよく確認するようにしましょう。
- 電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
- ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの電子データ
- 新型コロナウイルスの影響に伴い、取引が禁止されている商品
- 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
- 知的財産権を侵害するもの
- 盗品など不正な経路で入手した商品
- 犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの
- 殺傷能力があり武器として使用されるもの
- 危険物や安全性に問題があるもの
- 児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
- 18禁、アダルト関連
- 使用済みの下着類
- 使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など
- 医薬品、医療機器
- 許可なく製造した化粧品類や小分けした化粧品類
- 法令に抵触するサプリメント類
- 安全面、衛生面に問題のある食品類
- たばこ
- 農薬、肥料
- 現金、金券類、カード類
- チケット類
- 領収書や公的証明書類
- ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなどの電子データ
- サービス・権利など実体のないもの
- 受け渡しに伴う手続きが複雑なもの
- 手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること
- 福袋
- 試作品(商品サンプル)の掲載がないオーダーメイド品
- 象牙および希少野生動植物種の個体などのうち、種の保存法により必要とされている登録がないもの
- 利用制限や契約中、支払いが残っている等の携帯端末および全てのSIMカード
- 規制薬物・危険ドラッグ類
- 個人情報を含む出品・投稿、個人情報の不正利用
- 外国為替及び外国貿易法(外為法)に抵触する商品について
- 法令上の取り扱いにより、メルカリでの取引が困難と判断したもの
- その他、不適切と判断されるもの
※メルカリガイド「禁止されている出品物」より抜粋
なかには、明らかな違法商品も多く、言うまでもない禁止商品も数多く存在します。
ただ、特に以下の中国輸入商品について注意してください。
- 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
- 不良品
- PSEマークがないコンセントの付いた家電製品やモバイルバッテリー
- 技適マークがないBluetoooth搭載の商品、ラジコン、ドローン、ワイヤレスヘッドホン
③④については、日本の規格に合わないので輸入が規制されている商品です。
例えば日本の電圧は100V、50~60Hzですが、中国は220V、50Hzです。
そのため、中国の家電製品をそのまま日本で使おうとしても、変圧器が必要になってしまいます。
また、中国商品でもっとも気を付けなければいけないのが偽物や不良品です。
特に多くの人が利用しているアリババは偽物や不良品のリスクが高く、そうでなくても品質のとても悪い商品が多いです。
お客様から強いクレームがあり、場合によってはアカウント停止されることもあるので注意しましょう。
メルカリの場合は、商品だけでなく出品方法も注意が必要です。
上記の禁止商品のなかにもあるように、メルカリでは「手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること」、つまり無在庫転売は禁止されています。
また、商品を何点も同時に出品するなど、転売ヤーを疑われる行為をすると、お客様が検索しても探せない”圏外飛ばし”に遭う可能性もあります。
圏外飛ばしに遭わなくても、もともとメルカリは1商品1商品ページのルールがあるので、出品作業が大変です。
リサーチ、出品作業を外注しないとかなり負担が大きいですし、外注先も長続きしない傾向にあります。
何回も外注先を変えてリサーチし続けないと大きく儲けることは難しいでしょう。
メルカリは出品作業が手間である
メルカリは、スマホで手軽に利用できるイメージがありますが、出品作業が手間です。
中国輸入ビジネスで販路としてよく利用されるamazonと比べても、次のような違いがあります。
メルカリ | amazon | |
商品ページ作成 | 必要で手間 | 不要なので楽(OEM除く) |
商品保管 | 必要 | 不要(FBAの場合) |
梱包 | 注文ごとに梱包 | まとめて梱包してFBA納品 |
注文・発送 | 自己発送で手間 | 自動発送で楽(FBAの場合) |
カスタマー対応 | 自分でする | amazon代行(FBAの場合) |
1商品ページあたりの商品点数 | 1点 | 複数 |
過去の売れ行きや販売価格の推移 | 確認できない | ツールで確認できる |
amazonは、FBAという商品保管、発送業務やカスタマー対応(クレームや返品・返金など)を代行してくれるシステムがあるので、労力を大幅に軽減できます。
※FBAとは何? といいう方は以下の記事をご覧ください。
メルカリの場合は、商品1点を売るためだけに、商品写真を撮影して、説明文を記載して商品ページを作ります。
しかも、お客様からは値下げ交渉など、注文前に様々なやり取りが発生します。
その後注文があれば、1個1個丁寧に梱包してお客様に発送します。
もちろん、クレーム対応や返品・返金対応も自分で行わないといけません。
出品作業の労力負担を考えると、メルカリよりはamazonの方が圧倒的におすすめです。
ただ、先ほどお伝えしたようにamazonよりメルカリの方が相性が良い商品があるので、その場合はメルカリを利用するといいでしょう。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
物販スクール選びに注意する
冒頭でもお伝えしているように、中国輸入メルカリ転売を教えている物販スクールも存在します。
自己投資額は必要となりますが、メルカリ×中国輸入で本気で稼ぎたいなら、スクールに入ったり、コンサルを受けたりするのもありでしょう。
しかし、メルカリ×中国輸入に限ったことではないですが、次のようにあまり効果が出ないスクールも存在するので注意してください。
- 詐欺的な物販スクールやコンサルが少なくない
- 教えているノウハウが古く、現在では通用しない
- 一方的にノウハウを教えるだけで、個別サポートがまったくなし
- 質問しても全然返ってこない
と詐欺とはいかなくても、サポートが手薄く、結局書籍やネットで調べながら実践することとあまり変わらないこともあります。
そうなってしまうと、自己投資とは言えず、受講料を回収できない”事故投資”になってしまいます。
メルカリ×中国輸入のスクール、コンサルについては以下の記事をご覧ください。
また、コンサルやスクールの選び方については、以下の記事も参考にしてみてください。
記事通りの選び方をすれば、失敗することはなくなるでしょう。
メルカリ×中国輸入が儲からない7つの理由
中国輸入メルカリ転売は、以下のことを理由として儲からないのでおすすめしません。
- 似たような商品が多くてライバルが多くて商品が売れない
- 慎重に少量仕入れをすると仕入れ値が上がる
- 常にリサーチを繰り返さないといけない
- 偽物や不良品のリスクが高くてクレームやアカウント停止リスクが高い
- 転売ヤーを疑われる行為で圏外飛ばしされて売れなくなる
- メルカリユーザーはとにかく転売ヤーが大嫌い
- メルカリは1商品あたりの労力が多くて効率が悪い
以下、詳しく解説します。
似たような商品が多く、ライバルが多くて商品が売れない
中国輸入ビジネスの最大の欠点は、すでにライバルが増えて飽和状態にあるということです。
amazonでも同じことが言えますが、メルカリでも同じ商品を出品する人が多いです。
上図のアリババで出品されていたウェディングベールを例にします。
メルカリで「ウェディングベール」で検索して探してみると、上位表示されている同じ商品がいくつか見つかりました。
また、同じ商品でなくても、中国商品は日本よりオリジナリティがないので、似たような商品を出品する人がたくさんいます。
そのため、お客様が検索しても埋もれてしまい、見つかっても他の商品ページに比べて価格面で劣ると注文が入りません。
当然、自分の出品した商品も値下げする必要がありますが、利益率を大きく下げることになります。
なお、メルカリでは、一定期間経っても売れない場合は、検索で見つからなくなるので再出品することがあります。
しかし、後述するように再出品を繰り返すと圏外飛ばしに遭うリスクが高くなるので注意してください。
大量仕入れしてもメルカリでは1点ずつしか出品できない
ライバルが増えてなかなか中国商品が売れないのであれば、無理な仕入れはできません。
売れると見込んで大量に仕入れても、不良在庫を大量に抱えてしまいますし、メルカリでは大量仕入れしても、1点ずつしか出品できません。
また、後述するように、メルカリは仕入れ値が安いからと大量仕入れして一度に大量出品すると圏外飛ばしに遭いやすくなるので注意してください。
しかし、だからといって慎重に少量仕入れしようとすると、特にアリババは仕入れサイトなので仕入れ値は上がります。
例えば、上記の商品は、仕入れ個数にもよりますが仕入れ価格は26~30元(約520~600円)になります。
しかし、1点だけ仕入れようとすると、仕入れ値が36元(約720円)に跳ね上がります。
慎重に少量仕入れをする際は、海外送料や関税・消費税含めて利益を出せるかどうかを確認する必要があります。
常にリサーチを繰り返さないといけない
中国輸入ビジネスは、とにかくライバルが多いのですぐに商品が売れなくなり、常にリサーチを繰り返さないといけません。
最初は売れても、すぐにライバルが追い付いて売れなくなるので、外注の力を借りてでも常に儲かる商品をリサーチしなければいけません。
しかもメルカリは、商品ページ作成から梱包・発送、お客様とのやり取りにまで時間が取られます。
利益率がいくら高くても、商品1点を売るために、ここまで時間と労力がかかると効率的とは言えません。
そのため、中国輸入ビジネスは疲弊してやめてしまう人が大半なのです。
詳しいことは、以下の記事をご覧ください。
偽物や不良品が多くてクレームやアカウント停止リスクが高い
先ほどもお伝えしたように、中国商品は品質が悪く、しかも偽物や不良品を仕入れてしまう可能性が高いです。
特に主流となっているアリババ仕入れでは、偽物や不良品が多い特徴があります。
メルカリに出品されている SRAM Centerline Rotor は偽物しか存在しない。
中古には本物もあるけれど新品はすべて中国の偽ローターだった。そして偽ローターの出品者はだいたい他にも偽物売ってます。ご注ください。 pic.twitter.com/K9ZIObkcjH
— アカウントC (@p01dcomodo8042) September 12, 2023
最近の中国の偽物すごいねー…。
タグまでそっくりに作られてやがる。
メルカリでcarharttのボアさん
やりたい放題みたいっす pic.twitter.com/Nyd7IKMUbW— きっくす@電脳せどり (@kicks_buppan) October 13, 2021
X(旧Twitter)を見ていると、今でもメルカリで偽物を販売してしまっている人が多いようです。
当然、偽物や不良品を販売してしまうと、強いクレームが来てしまいます。
また、例え偽物や不良品でなくても、「不良品だ」と難癖を付けてくるお客様も少なくないようです。
メルカリ中国輸入って、不良品だ、って難癖いくらでもつけられるビジネスですよね。
有料検品つけて、高い送料払って、薄利多売でクレームも多くて、、しんどいですね。
— いなずま@中国輸入トレーニー (@inazumamboo) February 2, 2023
お客様とのやり取りが面倒ですし、実際に偽物や不良品であれば、メルカリのアカウントを止められてしまう可能性があります。
転売ヤーを疑われる行為で圏外飛ばしされて売れなくなる
メルカリは、転売行為そのものは禁止していませんが、転売を疑われると圏外飛ばしされる可能性があります。
圏外飛ばしとは、検索してもお客様が見つけることができなくなるような措置です。
メルカリは、圏外飛ばしの基準を公開していませんが、以下のような要因で圏外飛ばしに遭う可能性は高くなります。
- 短期間に大量の商品を出品する
- 売れない商品を削除して何回も再出品する
- 同じ商品を何個も仕入れて何回も出品する
- タイトルや画像、説明文が同じ商品ページがある
- 闇雲にハッシュタグを付けるetc……
経験値として、1日7~8品出品すると、圏外飛ばしに遭う確率が高くなります。
明日7点出品予定です。
メルカリの圏外飛ばし(出品しても表示されない)が怖いので、一度に出さずに様子を見つつ時間をおいて出品するかもしれません。
よろしくお願いします☺︎#羊毛フェルトの小さなお友達 #羊毛フェルト #ハンドメイド #ミニチュア pic.twitter.com/sGNwKwxUyS
— motommy (@motomotommy) November 18, 2023
そのため、メルカリ出品者では慎重に出品する人も少なくないです。
大量出品できないなら、もちろん儲かる速度は落ちます。
メルカリで効率的に稼げないと考えた方がいいでしょう。
メルカリユーザーはとにかく転売ヤーが大嫌い
メルカリユーザーは、とにかく転売ヤーが大嫌いです。
これは、中国商品でも同じことが言えます。
フリマアプリ「メルカリ」で 超美品*BBYさんが販売中
アリババ製品転売ヤー
反社みたいなことする人、ルフィ大好きな人多いですね https://t.co/Q1zvyaTS8G— ポイたろ(*´˘`*)♡ (@mercaricopy) April 11, 2023
メルカリで(アリババとかから仕入れて)販売業してます!転売ヤーじゃないです😡 みたいな投稿見て吐きそう
— こん (@0sashimiteishok) April 13, 2023
https://twitter.com/hkb1k/status/1704812565308772651
メルカリで売ってる自転車ライト、八割盗品かアリエクの転売ヤーって目で見てる
— 醒ヲ (@samemachi_36) June 7, 2023
このように、アリババやAliexpressから商品を購入してメルカリで転売している転売ヤーに対しては、かなり嫌悪感があるようです。
実際にメルカリで3,000円も出して商品を買った人が、Aliexpressで1,000円くらいで販売されていたことに気付いたら、頭に来るでしょう。
また、メルカリは今後転売対策を強化する可能性があるので、どんどん厳しい市場になると考えられます。
メルカリは1商品あたりの労力が多くて効率が悪い
先ほどもお伝えした通り、メルカリ×中国輸入はとにかく労力負担が多くて効率が悪いです。
- 売れそうな商品を大量にリサーチする
- 1個ずつ商品の写真撮影をする
- 1個ずつ商品の説明文を記載する(写真や説明文は使い回しNG)
- 圏外飛ばしに気を付けながら慎重に少しずつ出品する
- 偽物や不良品でないか慎重に検品する
- お客様と値下げ交渉などのやり取りをする
- 注文があれば丁寧に梱包して発送する
- クレームがあれば自分で対応する
これだけのことを、すべて自分でやらないといけないので、かなり重労働です。
それでもメルカリ×中国輸入がおすすめな人の3つの特徴
中国輸入メルカリ転売をおすすめなのは、次の2つのタイプのいずれかに該当する人です。
物販初心者がいきなり中国商品をメルカリで販売しようとしても、労力負担が大きすぎて、いずれ挫折してしまうでしょう。
メルカリ転売に慣れている人
メルカリ転売で経験を積んで、ある程度慣れている人であれば、メルカリ×中国輸入は比較的スムーズに取り組めるでしょう。
先にお伝えしたようなメルカリの特性を知っているので、どのように販売したらいいかわかるためです。
ただ……
と考えている方は、別の物販ビジネスを考えた方がいいでしょう。
amazon×中国輸入で売れない商品を処分したい人
すでに中国輸入ビジネスに取り組んでいて、アリババなど中国のECサイトからの仕入れに慣れている方も比較的おすすめです。
例えば、中国輸入amazon転売に取り組んでいるような人で、売れない商品を在庫処分したい方です。
このような方であれば、上記のような中国輸入ビジネスのデメリットにも慣れており、対策もできるでしょう。
しかし、やはり中国輸入ビジネスに限界を感じている場合は、別の物販を視野に入れておくといいでしょう。
短期的な副収入が欲しい人
中国輸入メルカリ転売は、長期安定的に稼ぐことは難しいですが、短期的に月5~10万円程度の副収入が欲しい人であれば検討の余地があります。
すぐに始めることができますし、実際にすぐに稼げることを実感できます。
ただ、月10万円以上になってくると、大量リサーチが必要ですし、お客様のクレーム対応が大変になるので厳しいでしょう。
メルカリ×中国輸入ビジネスを実践する具体的手法
中国輸入メルカリ転売を実践する方法は、先ほどお伝えしたように至ってシンプルです。
具体的には、以下の手順で進めていきます。
- アリババやAliExpressなどで儲かる商品を探す
- 商品を仕入れる(アリババなら中国輸入代行業者経由、AliExpressは代行業者不要)
- 丁寧に商品を検品して偽物や不良品を防ぐ
- メルカリの値下げ交渉を前提として値付けをする
- 背景や光、角度などを意識して商品写真を撮影する
- 商品タイトルと説明文を記載して商品ページを作成する
- 購入される時間帯を意識して出品する
- お客様からの値下げ交渉などやり取りする
- 丁寧に梱包して発送する
- クレームが来たら対応する
①~③は仕入れの手順になります。
アリババのリサーチから仕入れについて詳しく解説した記事は、以下をご覧ください。
④~⑩については、メルカリ転売の手順となりますが、詳しくは以下の記事をご覧ください。
メルカリ×中国輸入より少ない労力で収入が安定するamazon×メーカー仕入れがおすすめ
中国輸入メルカリ転売は、ライバルが多くて飽和状態のため商品リサーチがとても大変です。
また、商品ページ作成、お客様とのやり取り、梱包・発送業務があるので労力負担も大きいです。
しかも、中国商品なので偽物や不良品を仕入れてしまう可能性が高く、お客様からのクレームやアカウント停止リスクが高いです。
もっと少ない労力で、品質の良い商品を販売して安定的に月利を積み上げたいならメーカー仕入れの方がおすすめです。
メーカー仕入れは、上図のように、転売ビジネスと違ってメーカーから直接商品を仕入れてamazonで販売する物販ビジネスです。
メーカーから直接仕入れるので、品質がとても良い新品ですし、メーカー保証が付いています。
そのため、中国商品のような偽物や不良品はほとんどなく、例え不具合があってもメーカーがすぐに対応してくれます。
そのため、お客様からクレームが来ることはほとんどなく、アカウント閉鎖リスクもほとんどありません。
このような商品を、安い卸値で安定的に仕入れることができます。
しかも、ライバルが増加しても、メーカーと交渉して販売者を限定化して適正価格を守ることが可能です。
1つの商品を長期安定的に仕入れることができるので、月利が安定します。
リサーチを止めても、すぐには月利は下がりませんし、扱う商品を増やせば月利は安定的に積み上がります。
基本的にはamazon販売でFBA納品なので、発送業務の負担がほとんどなくなります。
メルカリ×中国輸入より遙かに少ない労力で、安定的に月利30万円、50万円、100万円と積み上げることも夢ではありません。
実際にメーカー仕入れを実践した方は、上記のような実績を出しています。
半数が月利50万円以上を達成しているので、会社を辞めて独立することも十分可能です。
メーカー仕入れに興味のある方は、以下の記事をご覧ください。
最後に
中国輸入メルカリ転売は、物販スクールがいくつか存在するくらい人気の手法です。
しかし、参入障壁が低い分、ライバルが非常に増えて飽和状態になっているため、リサーチがとても大変です。
また、中国商品は偽物や不良品が多く、そうでなくても品質が低いのでお客様からのクレームがかなり多いです。場合によってはアカウント停止になってしまいます。
品質の悪い商品を高値で販売することに対して後ろめたさを感じている人も少なくありません。
より少ない労力でお客様に喜ばれる商品を販売して、安定的に月利を積み上げたいならamazonメーカー仕入れをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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