物販を始めて、最初は自分で仕入れから販売まですべてこなしていても、月利が増えるにつれて作業量も増えてしまいます。
そうすると、外注さんやツールを利用して作業を自動化できないか考えるようになります。
実際に、EC STARs Lab.では物販の自動化についてもよく話題に上がります。
とはいえ、いきなりすべての作業を自動化しようとしてもうまくいかないので、少しずつ仕組みを作っていくことがおすすめです。
そこで、今回は物販を自動化していくステップと、自動化する際の成功ポイントについて解説します。
物販の自動化に興味のある方は最後までご覧ください。
目次
【STEP1】amazon FBAを利用して発送作業やカスタマー対応を代行してもらう
まず、物販で自動化するなら、販路はamazon FBA利用一択です。
amazon FBAを利用すれば、発送作業やカスタマー対応をすべて代行できるためです。
- 注文⇒発送の一連の作業
- カスタマー対応
- 倉庫に保管している商品の管理
さらにツールを利用すれば、出品中の商品価格の調整や、FBAマルチチャネルサービス利用時の出荷依頼も自動化できます。
※FBAマルチチャネルサービス:FBA倉庫の商品を、他販路で購入したお客様に発送するサービス
メルカリやヤフオクを販路として、作業量で月利20~30万円程度で頭打ちになっているなら、amazonへの切り替えも検討してください。
なお、amazon FBAについては、以下の記事も参考にしてください。
なお、すでにamazon物販を実践している方は、一部の商品を除いてFBA利用していると思うので、STEP1はスキップして構いません。
商品の発送対応がゼロになる
仕入れた商品をまとめてamazonのFBA倉庫に送れば、あとは注文があれば自動的にamazonがお客様に発送してくれます。
メルカリやヤフオク、amazonの自己発送では、注文を管理して、すぐにお客様に商品を発送しなければいけません。
しかし、amazon FBAを利用すれば、その手間をすべて省くことができるます。
しかも、amazonは24時間対応ですから、出品者が寝ている間も、本業の会社に勤めている時間も商品を発送してくれます。
お客様にとっても、早ければ即日~翌日に商品が届くので喜ばれます。
クレーム処理、返品・返金対応もamazonがすべて代行
物販をやっていて、意外と時間を取られるのが、クレーム処理や返品・返金などのカスタマー対応です。
時間だけでなくメンタルも削られるタスクの1つですが、amazon FBA利用していればすべて代行してくれます。
倉庫保管スペースと保管管理が不要になる
amazon FBA利用の場合は、商品をFBA倉庫に預けることになるので、大量仕入れをしていても倉庫保管スペースが不要になります。
倉庫の保管を代行してもらえるので、仕入れた商品の保管や、保管管理に伴う人員も不要になります。
よく、物販では倉庫を持つかどうか、という議論が出てきますが、amazon FBAを利用していれば倉庫も人員も不要になります。
物販の倉庫については、以下の記事をご覧ください。
プライスターで販売価格を自動的に調整する
amazonで商品を相乗り販売するには、他の出品者の最安値と販売価格を合わせることが重要になります。
例えば、出品者Aが2,500円、出品者Bが2,550円、出品者Cが2,450円で販売していたら、自分も販売価格を2,450円にしないと、なかなか商品が売れません。
そのため、都度販売価格を微調整する必要があるのですが、多くの商品を扱っている場合は、わざわざ手動で調整するのは煩わしいでしょう。
そのため、amazon物販をしているなら、月額5,280円の費用はかかりますが、ぜひプライスターというツールを導入しましょう。
プライスターを導入することで、自動的に価格を改定してくれます。
という心配も不要です。
赤字ストッパーという、価格調整の下限値を決める機能があるためです。
2,500円の商品の価格調整の下限値を2,300円と決めていれば、他の出品者が2,000円にしようが200円にしようが2,300円を維持できます。
プライスターについては、以下の記事をご覧ください。
FBAマルチチャネルサービス利用者はクロスマで出荷依頼を自動化
FBAマルチチャネルサービスを利用すれば、楽天やYahoo!ショッピングなどで注文したお客様に商品を発送できます。
しかし、他販路で注文があった商品の出荷依頼は自分で手動で行わなくてはいけません。
しかし、クロスマというツールを利用すれば、この出荷依頼を自分で行うことができます。
さらに、お客様への出荷完了メールの自動送信や、商品在庫数も自動的に管理してくれます。
FBAマルチチャネルサービスを使う場合、在庫管理が余計重要になるので、かなり助かります。
ただ、月額利用料が14,800円とやや高額であることがデメリットなので、FBAマルチチャネルサービスを頻繁に利用する方向きです。
なお、FBAマルチチャネルサービスについては、以下の記事をご覧ください。
【STEP2】業者に依頼してamazon FBA納品を代行してもらう
amazon FBAを利用することで様々なことが自動化できるようになりますが、FBA倉庫に商品を納品する作業は自分でやらないといけません。
そのため、amazon FBAを利用していて時間的な限界が来た場合は、amazon FBA納品代行による自動化を検討しましょう。
外注する作業は後述するように様々ありますが、FBA納品代行が最も外注しやすい作業です。
まずはFBA納品を自動化して作業時間の短縮化を図りましょう。
これで、仕入れから出品までにかかる作業はすべて自動化されます。
FBA納品の自動化は、地元の障がい者施設に依頼するか、FBA納品代行会社に依頼することになります。
ただ、メーカー仕入れの場合は、FBA直送を依頼するという手もあります。
地元の障がい者支援施設に依頼する
まずは、地元の障がい者の働く就労支援施設を利用することです。
送料は別途自分で負担することになりますが、以下の安価な価格でFBAラベル貼りを代行できます(送料に関してはFBAパートナーキャリア利用可能)。
就労支援施設 | 1点10~20円 |
FBA納品代行会社 | 1点20~30円+月額費用 |
FBAラベル貼付サービス |
|
ただ、あまり安すぎると長続きしないので、報酬アップするなど長期的な付き合いを目指しましょう。
具体的には、就労継続支援A型の施設を探して納品作業の一部を依頼することがおすすめです。
就労支援施設は、WAM NETという福祉医療機構が運営するサイトで検索をして探します。
WAM NETのトップページから、「障碍者福祉」⇒「障害福祉サービス等情報検索」を選択する。
お住まいの都道府県、地域を選択する。
「サービスを選択する」を選択する。
就労継続支援A型を選択する。
※以下の動画も参考にしてください。
FBA納品代行の専門業者に依頼する
一部の作業ではなく、FBA納品作業を一括して代行してほしい場合は、FBA納品代行会社を利用することがおすすめです。
納品代行会社によっては違いがありますが、全作業を代行する場合、1商品あたり小型/標準サイズは50~100円、大型サイズは200円~が目安です。
FBA納品代行会社は、FBA納品ルールなどを熟知しているため、納品のやり方を教える必要がないところが大きなメリットです。
また、就労支援施設に依頼するよりも、費用がどうしても高くなりますが、送料に関しては、自分で発送するよりも安く済むことがあります。
とはいえ、総合的にはどうしても費用がかかるので、利益計算はしっかり行いましょう。
FBA納品代行会社で検索すると、納品代行会社がたくさん出てくるので、ご自身の地域に近い業者を探すようにしてください。
例えば、物販実践者がよく利用しているFBA納品代行会社は次の通りです。
この中から、各自で利用しやすいFBA納品代行会社を選ぶのも1つの手です。
【メーカー仕入れの場合】メーカーに直送してもらう
せどりではなく、メーカー仕入れの場合は、仕入れ時にFBA直送してもらう手があります。
メーカーにとっては自宅に商品を送ってもらうことも、FBAに直送することも手間が変わらないので、交渉の余地は十分あります。
メーカー直送ができれば、自分は何もする必要はなく、送料もかかりません。
ただ、このFBA直送する場合は、FBAラベル貼付サービスを利用する必要があります。
また、納品予定商品の商品ページにJANコードが登録されているかどうか確認が必要です。
もし違った番号であれば、商品が返送されてしまうので注意してください。
と思うかもしれませんが、メーカー仕入れの場合は、メーカー保証の効いた、正規仕入れの新品なので細かく検品する必要はありません。
特に今まで何度か取引して、何か不具合が確認されたことがなければ、FBA直送を依頼してみていいでしょう。
【STEP3】外注さんに依頼してリサーチ・仕入れを代行してもらう
amazonのFBA納品を完全に代行できたら、次に自動化するのはリサーチ作業です。
特にせどり・転売の場合は常にリサーチし続けないと収入が止まってしまうので、その分リサーチ作業の負担が大きくなります。
リサーチを完全に代行できれば、ほぼ物販の自動化は完成しますが、自分が求めるクオリティまで持っていく必要があります。
自分の意図と違う売れない商品をリサーチをやってもらっても意味がありません。
そのため、以下の手順でリサーチの外注を進める必要があります。
- 外注さんが作業できるようにリサーチ作業をマニュアル化して動画にまとめる
- クラウドソーシングサイトで外注さんを募集する
- Zoomでいいので、応募してきた外注先候補と面談する
- 仕事のできる外注さんであれば、良好な関係を維持する
リサーチ作業の外注化については、EC STARs Lab.の松井さんが詳しく解説してくれています。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
【STEP4】外注さんに依頼して利益計算や資金繰りなど帳簿付けを代行してもらう
利益計算や資金繰りなどの帳簿付けについては、FBA納品代行やリサーチに比べると作業負担は少ないです。
また、資金繰りを自分で把握せずに曖昧に仕入れをしてしまうのは危険なので、まずは自分で記入して管理することをおすすめします。
そのため、そこまで自動化の優先順位は高くありません。
ただ、帳簿付けの様式は持っておいて、常に記入する習慣は持っておきましょう。
ということで、とても便利な「神の管理帳簿」をお送りします。
⇒⇒神の管理帳簿
この管理帳簿を使うことで、簡単に在庫、売上、資金繰りを管理できるようになっています。
EC STARs Lab.のメンバー全員が重宝しているので、ぜひ活用してみてください。
帳簿付けの作業も外注する場合は、まずは自分で使えるようになり、手順をマニュアル化しておくようにしましょう。
STEP1~4ができることで、物販はほぼ完全に自動化できます。
物販自動化で失敗しないための11個のポイント
物販の自動化の手順についてお伝えしましたが、ただ楽したいという気持ちで自動化しようとすると失敗します。
最悪、自分で作業するときより負担が大きくなることもあります。
物販の自動化で完全にビジネスが回るようにするには、以下の点に注意してください。
自分で理解しながらSTEP1~4の順番で自動化を実現する
物販で自動化する際に大切なことは、まずは自分で経験を積んで、作業を理解してからSTEP1~4の順番で自動化していくことです。
まずは、amazon FBAを利用して、プライスターなどのツールを活用しながら物販ビジネスを実践していきます(STEP1)。
そして、物販で大切なリサーチや仕入れの作業に集中するために、FBA納品を代行します(STEP2)。
納品代行会社に依頼する場合は、特に作業内容を詳しく伝える必要はありませんが、就労支援施設の場合は作業内容をよく伝えるようにしましょう。
FBA納品を自動化できるようになったら、リサーチを外注し、仕組みができてから帳簿付けも外注していく手順がおすすめです。
物販で自動化する際は、外注費用などかかる経費も多くなります。
外注費用で赤字になることを避けるため、まずは自分でやって、ある程度稼げるようになって余裕ができてから順次自動化していくようにしましょう。
amazonのユーザー権限を付与する
外注さんにamazonセラーセントラルの画面を使って作業してもらう際は、必ずユーザー権限を付与するようにしてください。
どんなに信用できる外注さんでも、自分のログインIDやパスワードを教えないようにしましょう。
アカウントを乗っ取られたり、売上金の振込先口座を外注名義に変更されたりするリスクがあります。
また、過去にアカウント閉鎖された経験のある外注さんであれば、IPアドレスで紐付けされて自分もアカウント閉鎖になってしまうリスクがあります。
このようなことがないように、セラーセントラルの作業をお願いする場合は、必ずユーザー権限を付与してください。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
身内に外注はしないこと
と思う方もいるかもしれませんが、基本的に身内への外注はおすすめしません。
身内では関係性が近く、言いたいことが言いづらくなり、物販ビジネスに支障が出ることがあるためです。
また、物販作業を手伝ってもらい、うまくいかないことがきっかけで、関係性が悪化してプライベートに悪影響が出ることもあります。
そのため、基本的にはランサーズやクラウドワークス、シュフティなどで外注して作業を自動化する方がストレスがありません。
青色専従者給与など、確定申告で有利になることはありますが、身内に外注しないことがおすすめです。
クラウドソーシングサイトで直接取引をしないこと
ランサーズやクラウドワークスなどで外注しようとする際、次のようなことを言われることがあります。
これは直接取引と言われるもので、本来支払うべき利用手数料を払わないようにするためですが、当然規約違反です。
また、クラウドソーシングサイトを介さないことで、仕事上のトラブルが発生しやすくなるので直接取引は絶対にやめましょう。
リサーチや帳簿管理代行でおすすめは社会人経験のある主婦
リサーチや帳簿管理を代行してもらうのであれば、社会人経験のある主婦がおすすめです。
外注さんを応募してみて、同じくらいの条件の男性と主婦の方がいた場合は、できるだけ主婦の方を選んだ方が無難です。
なぜなら、物販自動化のために外注する作業は、主婦の方のように自宅でなければ仕事ができない環境にピッタリだからです。
しかし、男性の場合はもっと仕事の選択の幅が広いことが多いです。
それにも関わらず、男性が応募してくるということは、表現は悪いですが、何らかの事情がある可能性があります。
必ずしも男性がだめというわけではないのですが、他に仕事が見つからないくらい、仕事ができない方かもしれません。
また、男性はどちらかというと独立志向が強く、長期的な付き合いにならないことが多いです。
主婦の方であれば、子どもが幼稚園や保育園に行っている間は時間が作りやすく、時間的な融通も利くことが多いです。
また、主婦の方は報酬以上に「社会と繋がっていたい」という気持ちで働く方が多く、丁寧に仕事をやってくれる方が多いです(でも、報酬はしっかりと渡しましょう)。
応募文章をしっかり確認して面談を行うこと
外注さんを探す際は、必ず採用基準を明確にして応募文章をしっかり確認して、Zoomでいいので面談に臨んでください。
外注内容にもよりますが、応募する際は、次のことを確認するようにするといいでしょう。
- 性別・年齢
- 職歴や経験・スキル
- 作業可能日
- 1日で作業できる時間
- 連絡の取れる時間帯
- 最低限のPCスキルの有無
- 自己PRを自由に書いてもらう
そして、作業時間など自分の基準に合っているかどうかを確認して、Zoomなどで面談するようにしてください。
そして、相性が良さそうで、長く一緒に仕事できそうな人に依頼するようにしましょう。
逆に、以下の方は断った方がいいです。
- 「初心者ですががんばります」「できるか不安」など初心者であることを強調する
- 的外れな質問や回答で、会話が成り立たない
- PCスキルが著しく低い
- 調べればわかることを聞いてくる
- 面談時間に遅れる etc……
つまり、面談で話してみて、ちょっとやばそうだなと思う人がいれば、別の外注さんを探しましょう。
ただし、面談は、ジャッジする場というよりは、コミュニケーションの場と捉えて、応募者の人柄を感じられるようにしてください。
お互いに緊張感がある状態では、上記のことが確認しにくくなります。
外注募集文のテンプレートを元に募集内容を告知する
上記のことを踏まえて、クラウドソーシングサイトなどで、外注さんを募集する際の、募集例文を紹介するので参考にしてください。
ご自身の募集内容に合わせて修正しながら活用してください。
件名:「当社が指定するメーカーサイトのリサーチ及びメール送信作業(自宅可、少時間可、時間制限なし)」
はじめまして。
当社が指定するメーカーサイトのリサーチ及びメール送信作業のお仕事です。 (当社の基準を予めお伝えしますので、それに添ってサイトをリサーチし、メール送信を行う作業です)
時間の縛りもなく、自宅にて自分の好きな時間に行うことができます。
作業時間は1〜2時間程度あれば完了するかと思います。
(エクセルが慣れている方であれば、1時間程度で完了するかと思います)
事前にお仕事内容は動画にて説明させて頂きますので、ご安心ください。
【内容】
当社が指定するメーカーサイトのリサーチ及びメール送信作業のお仕事です。 (当社の基準を予めお伝えしますので、それに添ってメーカーサイトをリサーチし、メール送信を行う作業です)
時間の縛りもなく、自宅にて自分の好きな時間に行うことができます。
作業時間は1〜2時間程度あれば完了するかと思います。 事前にお仕事内容は説明させて頂きますので、ご安心ください。
【報酬】
1件50円
1ヶ月300社
合計15,000円
【期間】
毎日の作業は行って頂きたいですが、
もし用事が入った時などは対応可能です。
その都度対応しますので、体調不良や長期旅行のときなどもご安心ください。
【応募条件】
- 社会的常識がある方
- 発注後に仕事を投げ出さない方
- 報告・連絡・相談を確実に出来る方
- 長期でお仕事をお願いできる方
たくさんのご応募おまちしております。
何か疑問点などがございましたら、いつでもご相談ください。
マニュアル化して動画にまとめるなど作業内容を明確に伝える
リサーチ作業や、帳簿管理などを外注する際は、マニュアル化して作業内容を明確に伝えるようにしてください。
ただ、紙ベースの資料を作ると、PCの画面のスクリーンショットを繰り返すなど大変ですし、文章では伝えづらい作業も出てきます。
特にPC作業を伴う場合は、Zoomで録画して、PCの画面を共有しながら説明するマニュアル動画にすることがおすすめです。
最初から外注さんに完璧な作業を求めない
リサーチや帳簿付けについては、マニュアルを作って外注さんに作業してもらうのですが、いきなり完璧に自分が求める作業をしてくれるわけではありません。
最初は自分が求めていることの30%程度の仕事をしてくれればいい方で、始めたばかりなら10%程度と思ってください。
自動化の仕組みができたところで、すぐに自動化が成り立つわけではありません。
むしろ、外注したばかりの頃は、自分の仕事を教えないといけないので、業務量が増えると考えてください。
長期的目線で見て、徐々に外注さんが仕事を覚えて作業が楽になると思った方がいいでしょう。
外注先の試用期間を設定する
採用後3ヶ月間は試用期間を定めている会社は多いですが、物販の作業を外注する際も、この試用期間を設定することがおすすめです。
リサーチやFBA納品代行であれば、だいたい2週間~1ヶ月くらいは試用期間を定めた方がいいでしょう。
というのも、良さそうな外注さんや代行会社が見つかったとしても、作業をやってもらったら全然思ったように仕事をしてくれないことがあります。
先ほどお伝えしたように、最初から100%を求めるのは無理ですが、あまりにも仕事ができない場合は、業務委託を打ち切ることも必要です。
社員として採用していれば、試用期間であってもすぐに解雇することはできませんが、業務委託であれば仕事を打ち切ることができます。
外注さんには、試用期間を設定する旨を伝えておいて、誠実に仕事をしてくれている場合のみ、継続的に依頼するようにするといいでしょう。
継続的に依頼する場合は報酬アップする
実際に、リサーチ作業などをお願いして、自分が意図した仕事をしてくれる外注さんがいれば、良好な関係を構築するようにしましょう。
決して報酬だけで良い関係が続くわけではないですが、良い仕事をしてくれる方がいれば報酬アップすることも検討してください。
継続的に依頼しているのに、報酬が安価なままでは、外注さんが仕事を続けることができません。
無理のない範囲でいいので、戦力となる場合は報酬をアップしましょう。
また、継続的に仕事を依頼すると、外注さんも、あなたの物販ビジネスの概要を理解してくれるようになります。
報酬アップを前提に、様々な応用的な業務を任せられるようにすると、自分の分身のように働いてくれるでしょう。
最後に
以上、物販を自動化する際のステップと、自動化する際の注意点についてお伝えしました。
ある程度稼げるようになるほど、今度は時間がなくなってきます。
そのため、キャパオーバーに達する前に、本記事でお伝えした順番で徐々に自動化を実現するようにしましょう。
特に作業を外注する場合は、すぐに仕事を完璧に覚えてくれると思わずに、長期的な目線で教育していく必要があります。
本記事で物販の自動化を実現して、物販ビジネスがさらに飛躍するきっかけになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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