こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の松井です。
amazon物販には国内せどり転売、amazon輸入、中国輸入など、個人でも実践できる様々な仕入れ方法があります。
その中でも最も安定して仕入れができて、アカウントリスクもなく長期的に取り組める方法は何だと思いますか?
個人的には、圧倒的に「メーカー仕入れ」です。
それは、下記のように「せどり転売」や「輸入転売」にはないメリットが多くあるためです。
- 流通の最上流から仕入れができる
- 正規品を販売できるのでアカウントリスクがない
- 購入者からのクレームもほとんどなく安心
- メール1本でリピートができる
- 続ければ続けるだけ利益が積み上がっていくビジネスモデル
- 長くリピートすることで信頼関係が生まれ、特値をもらえたり出品者限定化ができる
すごく魅力的ですよね。
ですが「メーカーから直接仕入れる」と聞くと、
- 「個人では取引できないのでは…」
- 「私は副業だし相手にされないでしょ…」
と思われる方も非常に多いです。
確かにイメージ的に企業と個人が直接取引する、と聞くとハードルが高そうに感じてしまうことは無理のないことです。
ですが実際私は副業でメーカー仕入れを始め、1年間で個人事業主のまま月利60万円を達成できました。
個人でも全く問題なくメーカーから直接仕入れができることを、身を持って経験しています。
本記事では、
- 個人でもメーカーと直接取引ができる理由
- 私以外の方の事例
- メーカー仕入れで成果を上げるためのコツ
について詳細を解説していきます。
この記事をお読みいただければ、せどり転売のリサーチ地獄やアカウント停止に怯えながら行っている方はもちろん、これから何か副業を始めたいと考えている方には、amazon物販×メーカー仕入れは最適な方法だということをご理解いただけます。
ぜひご覧いただき何か一つでも人生に役立つヒントになれば幸いです。
目次
個人でもメーカーから直接仕入れることができる3つの理由
それではまず、個人でもメーカーから直接仕入れができる理由について解説していきます。
個人でもメーカーから実際に返信がもらえる
まずは個人事業主としてメーカー仕入れを続け、月利60万円を達成した私が実際にメーカーからもらった取引OKのメール事例を紹介します。
【メーカーからの返信事例】
このように個人の取引希望に対しても、「取引いいですよ」といった返信をもらえます。
下記の動画も実際に個人で仕入れができたメーカーを紹介しています。
多くのメーカーへアプローチし、このように取引を成立させていくことが可能だ、ということがおわかりいただけるでしょう。
個人でも取引できるメーカーは星の数ほどある
メーカーと直接取引しよう!というと「いやいや、ソニーとか花王とかと直接取引できるわけないじゃん!」と思われるかもしれません。
確かにそうですね、大企業は既に大きな流通経路が確立されていて、個人が食い込める余地は限りなくゼロに近いでしょう。
では中小企業、中でも例えば従業員10名以下のようなメーカーは難しいでしょうか?
実はそういったメーカーであれば、個人でも気にせず商品を仕入れさせてくれるメーカーがほとんどです。
そして国内メーカーは99.7%とほとんどのメーカーが、そういった中小規模のメーカーです。
ほとんどが前入金(入金してから商品を発送する)ですが、先にお金をもらえれば、メーカーにとっては、個人でもほぼノーリスクで卸すことができます。
むしろ定期的に買ってくれる取引先が増えることは、中小のメーカーにとっては嬉しいことで、個人でも余裕で取引ができます。
意外と歓迎してくれるメーカーが多い
そういった中小企業の多くは、営業に割ける人員も資金も限られており、ネット販売にも取り組めていないメーカーが多いです。
そのため「amazonでの販売をさせてください!」と連絡すると、意外と歓迎されるケースが多いです。
個人だろうが副業だろうがあまり関係ありません。
あなたを営業マンとして迎えいれてくれるようなイメージで、むしろ喜ばれたりもします。
中小企業は人員や資金が限られている中で、それでも頑張って商品を製造しています。
そんな製品への思い入れは、もしかすると大企業よりも深いかもしれません。
そんな自分たちが心血注いだ大切な商品が
- どこの誰とも知らない人に自分の利益のためだけに転売される
- とんでもなく安価で販売され商品価値を下げられる
こんな事態になってしまったら、いい気はしないのは当然です。
だからこそ自分たちが知っていて、商品を大切に販売する人に販売してほしいと考えるメーカーが多いです。
そこに相手が企業だからとか個人だからとかは関係なく、より「人」を見て取引してくれます。
個人でメーカー仕入れを始め圧倒的な実績を上げた3つの事例
ここまでで、個人でもたくさんのメーカーと取引できることがわかったかと思います。
そこで、実際に個人でメーカー仕入れで成果を上げた方のインタビュー動画と、事例を紹介していきます。
個人でも副業でも、メーカー仕入れで成果を上げられることをさらにわかっていただけることでしょう。
激務で体調を崩し休職中から独立したO・Yさん
- 会社の業務が激しく体調を崩し休職中にメーカー仕入れを始める
- 始めは個人に対してメーカーが相手にしてくれるか疑問だったが、すぐに取引できたことで自信に
- 1年で月利40万を達成し独立
Oさんは本業が激務で休職され、今後会社員として働くことに対して、自信を失っていました。
ただご家族のためにも何とか収入源を確保しなければならない、との思いでメーカー仕入れを始めました。
始めは「個人でもメーカーから仕入れができるのか?」疑問を持っていましたが、始めてすぐに仕入れができて「個人でもできる!」と自信へと変わりました。
月利50万円を達成し公務員を退職されたM・Rさん
- 公務員をしながらせどり転売などの副業をしていた
- どんなに作業しても月に6~7万円程度の利益しか出せず、自分のやり方に限界を感じていた
- メーカー仕入れに移行し、月利50万円を達成・独立に成功
Rさんもメーカー仕入れを始めてすぐに数社と取引することができて、「メーカー仕入れが不可能ではない」ことを体験されました。
公務員という安定した職業から見事に独立を果たすまでに成果を上げることに成功しています。
1日1~2時間の作業で月利32万円達成したN・Mさん(女性)
- 物販未経験でメーカー仕入れを始め、副業でもコツコツ継続
- 月利32万円達成
- 副業で限られた作業時間でも少しずつ継続して自分で稼ぐ力を身につける
Nさんは、物販初心者であるにも関わらず、副業で個人からメーカー仕入れを始め、少ない作業時間でも継続して取り組み月利30万円以上を達成されました。
0からでも個人でメーカー仕入れで成果を上げる7つのステップ
いかがでしょうか?
個人でも副業でもメーカー仕入れは成果が出せることが、より理解できたのではないかと思います。
ではここから具体的にメーカー仕入れを始め、成果を上げていくステップを紹介していきます。
難しいことはないですし、このステップを踏んでいくことで誰しもが成果を上げることができます。
ステップ①:メーカー仕入れを始めるときに準備する4つのもの
まずはメーカー仕入れを始めるために準備するものをご紹介します。
1.amazon出品アカウント
amazonの出品用アカウントを作成します。
詳細は下記の記事で解説していますので、合わせてご確認ください。
2.独自ドメインのメールアドレス
次に独自ドメインのメールアドレスです。
独自ドメインとは例えばこのブログの「nakamura03.com」のように、自分独自のメールアドレスのことをいいます。
Gmailだと「@gmail.com」となりますが、独自ドメインの方が信頼度も高いですし、メーカーから怪しまれませんので、必ず取得しましょう。
おすすめはGoogleビジネスメールです。独自ドメインを安価で簡単に取得できます。
3.名刺
メーカーと直接取引を進める中で、メーカー担当者の方とお会いすることも出てきます。
少なくてもいいので、名刺も準備しておいた方がいいでしょう。
名刺には下記の項目が記載されていれば問題ありません。
- 会社名 or 屋号
- 氏名
- 住所+固定電話番号+FAX番号
- メールアドレス
- ホームページのURL(あれば)
4.固定電話番号+FAX
「固定電話じゃなくても自分の携帯電話があればいいのでは?」
「FAXなんて前時代的なもの、いらないでしょ?」
と思われた方もいるかもしれません。
ですが固定電話とFAXを用意しておくことで、メーカーからの信頼度が大きく変わります。
想像してみてください。
いきなり知らない人からメールがきて、連絡先が携帯電話のみだった場合と、固定電話番号・FAX番号まで記載されていた場合、どちら方が信頼できると考えるでしょうか?
圧倒的に後者ですよね。
相手は特に企業ですから、暇ではありません。
携帯番号しかないような、少しでも怪しいと思う問い合わせの相手なんかしません。
そのため固定電話は必ず用意するようにしましょう。
固定電話を持っていない方が多いと思いますが、光回線のひかり電話であれば月額1,000円以下で持てます。
準備品については下記の動画でも紹介していますので、合わせてご確認ください^^
ステップ②:メーカーへの効果的なメール文章と魅力的な会社概要を作成する
メーカーへメールする際に、会社概要も作成しておくことで
- 自身の経歴、どういった人間か
- どんな想いでamazon物販に取り組んでいるのか
といった内容をメーカーに知ってもらうことができます。
メーカーには毎日何十通、何百通とメールが届きます。
その中であなた自身に興味を持ってもらうためにも、会社概要は非常に重要でこのステップで先に作成しておくことがおすすめです。
ホームページが作成できるのであればホームページがいいですが、Excelでの手作り会社概要でも全く問題ありません。
私も始めはExcelで作成しましたし、先項で紹介した事例の方々もみなExcelで作成してメーカー仕入れを始められています。
作り方については下記の記事と動画を合わせてご覧ください。
準備が整いましたら早速メーカーへメールを送っていきましょう。
例えば下記のような文面です。
※※※メールの文章(例文)※※※
〇〇会社 ご担当者様
初めまして、(社名 or屋号)の〇〇と申します。
御社の扱っている商品に大変興味があります。
当社でもぜひ扱わせていただきたいのですが、取引にあたっての条件等はございますでしょうか?
当社はオンライン販売に特化した会社で、主にamazonさんを販路にしております。
御社の条件、指定の価格は必ず守り、ブランドイメージを保つ努力をしますので、もしよければ取引条件等をお教えください。
御社の商品は〇〇が素晴らしいと感じていて、当社でも御社の商品価値を下げるような真似はいたしません。
多くの国内メーカーさんとも安定したお付き合いをしております。
またご連絡くださいませ、どうかよろしくお願いいたします。
=========
会社名
担当者名
住所
電話番号
メールアドレス
HP(なければ会社概要を添付)
=========
メールの書き方や参考文は下記の記事と動画に詳細がありますので合わせてご覧ください。
大切なことは、「そのメーカーと取引したい気持ち」です。
あなたがどんな想いで、情熱を持ってamazon物販に取り組んでいてメーカーにメールしたのか。
それを自分の言葉で伝えることが何よりの差別化です。
テンプレ文章をそのままコピペして送っても、メーカーには何も響きません。
実績がなくても気持ちがこっていれば返信が返ってくる確率は高くなります。
ステップ③:連絡するメーカーを探す(リサーチ作業)
連絡するメーカーを探すリサーチ作業について、主に以下の2つの方法があります。
- カテゴリーリサーチ
- セラーリサーチ
基本的にはカテゴリーリサーチをまず行って、取引先が1社でも見つかったらセラーリサーチに移行することが最も効率がいいです。
下記の動画でもカテゴリーリサーチとセラーリサーチの違いについて、詳細を解説していますので合わせてご覧ください。
カテゴリーリサーチ
Amazonのトップページのカテゴリーから商品を確認して、連絡するメーカーを探す方法です。
Amazonのランキングなどから、売れている商品を選定しその商品のメーカーに連絡をしていく手順になります。
セラーリサーチ
取引が決まったメーカー商品が出たら、その商品を出品しているライバルセラーもメーカー仕入れをしている可能性が高いです。
そこでそのセラーが他に出品している商品を確認し、そのメーカーへ連絡していく方法がセラーリサーチです。
カテゴリーリサーチとセラーリサーチの具体的な詳細方法は下記の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
またリサーチ先の抽出にはKeepaというツールが役立ちます。
めちゃめちゃ時短で効率よくリサーチ先をピックアップできますので、ぜひ導入しましょう。
Keepaについての詳細な機能と設定方法については、下記の記事をご覧ください。
また実際のkeepaを使ったリサーチ作業については下記の動画をご覧ください。
ステップ④:メール・FAX・電話でメーカーへアプローチ
リサーチが完了したら早速メーカーへメールを送っていきましょう。
まずは300社を目標にして、ある程度数量を送り下記の数字を測ります。
計測値 | 概要 | 目標値 |
返信率 | 何社から返信がもらえたか | 30% |
見積取得率 | 何社から見積をもらえたか | 8~10% |
成約率 | 何社と取引できたか | 3~5% |
これらの数字を測ることで、改善点が見えてより効率のいいアプローチにブラッシュアップしていくことができます。
- 返信率が低い場合…メール文章や会社概要を見直す
- 見積取得率が低い場合…断りの返信に対し、再度「どうしても御社と取引したい」と粘る
- 成約率…利益が出ない見積のメーカーに対し「この見積だと利益が出ない」ことを正直に伝え価格を下げられないか粘る
またメールを送って返信がないメーカーに対し、1週間ほど経過してからFAXをメール文と同じ内容で送りましょう。
FAXと聞くと「今のデジタル社会に、そんな前時代的な…」と感じるかもしれませんが、FAXまですることでその熱意に動かされ見積をもらえたり、一転して取引できるようになるメーカーもよくあります。
FAXを送ることでメールだけでは取引できないメーカーも拾えますので、強くおすすめします。
さらにできるのであれば、FAXがないメーカーに電話までフォローできれば完璧です。
電話だと実際にお互い会話をしながらになりますので、より熱意を伝えやすく見積をもらえることもあります。
具体的な電話のかけ方などは下記の記事で詳細を解説していますので、合わせてご覧ください。
メール→FAX→電話とアプローチしていくことで、全体の返信率も50%を超えることも余裕でできます。
またここまでしている人も少ないので、メーカーからしてもあなたの本気度をわかってくれます。
せっかくリサーチしたメーカーですので、あの手この手でアプローチしていきましょう。
ステップ⑤:もらった見積の精査・仕入れ
見積をもらえたら下記の確認をしていきましょう。
- 販売手数料やFBA手数料などを加味した利益計算
- おおよその販売個数を見て、仕入れ個数が1~2か月以内に販売しきれるか確認
利益計算は、amazon公式のツールFBA料金シミュレーターを利用します。
下記赤枠内に仕入れ金額を入力すれば、すぐに利益計算が可能です。
後ほどのステップ⑦で紹介していますが、メーカー仕入れはその後の価格交渉や出品者の限定化交渉ができます。利益計算して赤字にならなければ、まずは仕入れてみていいでしょう。
販売個数については、キーゾンというツールを使います。
リサーチのときに使用したKeepaとセットで使いますので、合わせて導入しましょう。
キーゾンを使えば、下記赤枠内のように過去3か月間でその商品のおおよその販売個数を確認することができます。
下記の図でいうと販売個数は55個ですね。
販売個数を確認したら、次は最安値で出品している販売者の数を数えます。
商品ページ下記赤枠の「新品〇〇件の出品」をクリックすると、詳細の出品者数が表示されます。
ここからFBA販売者の最安値の人数が何人いるかを数えます。
下記図でいうと、出品者の数は21人いますが、FBA販売者の最安値は1人なのであなたが同じ価格で出品すると2人になりますね。
月間販売個数55個÷出品者2人≒27~28個/月売れそうだと想定できます。
この商品の仕入れ個数が仮に10個だとすると、1~2週間で売れそうだと予測ができますね。
ここまで確認できればまずは10個仕入れて、予測通り売れれば次回リピート時は2倍買ってみるなどして、徐々に増やしていけば在庫のリスクを限りなく低くしながら売上を積み上げていけます。
見積をもらえたらこのような手順で仕入れを進めていきましょう。
ステップ⑥:FBA配送センターへ納品
仕入れができたらお次はFBA配送センターへ納品しましょう。
FBAとはフルフィルメント by Amazonの略で、お客様からの注文の受注、梱包、発送、カスタマーサービス、返品対応の全てをamazon側で代行してくれるサービスです。
FBAを利用することで
- 24時間365日発送対応してくれる
- プライム対応可能でカート獲得に有利
- 自宅に在庫を保管する必要がない
などのメリットがあり、特に個人で副業の方にとっては大変素晴らしいサービスですので、ぜひ利用しましょう。
詳細の納品方法と仕組みについては下記の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
ステップ⑦:リピート仕入れ時の交渉・限定化交渉
ステップ③~⑥までを繰り返していくことで、仕入れ先メーカーも増え、売上・利益ともに積み上げていくことができます。
何度もリピートする仕入れ先が出てきたら、メーカー仕入れの一番のメリットといってもいいメーカーとの交渉が成功しやすくなります。
価格交渉で卸値が10%下げてもらえることができれば、その分まるまる利益になりますし、これ以上出品者を増やさない限定化ができれば、価格競争に巻き込まれることなく安定した売上・利益を上げることが可能になります。
詳細な手順などは下記の記事と動画をご覧いただければわかりますので、リピート仕入れ先が見つかったらぜひチャレンジしてみましょう。
ステップ⑧:月利50万を達成するまでステップ⑦までを繰り返し作業する
ステップ⑦まで解説してきた内容が、メーカー仕入れの一連の流れになります。
あとはこれをひたすら繰り返し、月利50万円を達成するまで継続して続けていきましょう。
■ 取引者数:50社
1社で月利1万円と想定すると、50社との取引が目安になります。
■ メール数:1500~2000社
1か月で300社を目標に、1日10社を目標にしましょう。
300社と聞くと「多いよ!無理!」「毎日そんなにできないよ!」と感じる方もいるかもしれません。
ですが所要時間は30分~1時間くらいでできますし、送れる方は1時間で20社以上送れますので、多く送れる日を作れれば毎日送る必要もないです。
また副業でどうしてもメール送付の時間確保が難しければ、外注をするという手もあります。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで探せますので、時間が限られている方は外注化の選択肢も視野に入れるといいでしょう。
上記の行動ができれば、約半年で達成できます。
作業を繰り返し、積み上げていくことでより条件のいいメーカーが見つかりますし、ステップ⑦の価格交渉や限定化などが成功するメーカーも増えていきます。
やればやるだけ利益を積み上げていくことができます。
個人でもメーカー仕入れで成果を上げる5つのポイント
ここまでのステップを踏んでいけば、個人でも副業でもメーカー仕入れに取り組めて、取引先を増やし売上・利益を上げていくことができる方法を知ってもらえたのではないでしょうか?
ではさらに成果を上げるためのポイントについてお伝えしていきます。
まずは自分で理解できるまで作業してみる
作業自体は先項のステップで紹介した通りですが、基本はステップ③~⑥を繰り返していくことです。
始めは慣れない作業で時間がかかったり、細かい点でわからないこともあるかもしれません。
ですが一度経験し、ステップを通過することで確実に理解度が深まります。
まずは何度も繰り返し作業をし、メーカー仕入れの作業全体の理解度を深めていきましょう。
作業が理解出来たら外注化も視野に入れる
一連の作業の理解度が深まったら、自身の作業時間に応じて単純な作業を外注化することも視野に入れていきましょう。
特に副業の方は外注することで、本業で仕事中に納品作業をしてもらえたりメール送信をしてもらえたりします。
自分の限られた時間をより有意義に使えるようになります。
具体的には下記2点は外注化しやすいです。
- FBA納品作業
- リサーチ、メールの送信
FBA納品作業の外注化
FBA納品作業は、誰でもできる作業ですが1つの納品プランで約3~4時間と作業時間がかかります。
取引先が増えてくると納品する頻度も増えてくるため、納品作業に追われてしまい他の作業時間が削られてしまいます。
この納品作業をあなたが行うのではなく、外注に任せることでよりメーカーアプローチやメーカーとの交渉に時間を充てることができ、売上と利益アップに繋げることができます。
納品作業の外注先は、候補としては下記のような方法があります。
- サポートBB、福富サポートなどのFBA納品専門業者に委託
- プライスターパートナーでFBA納品作業に特化した人を探す
- 自宅近くの障がい者支援施設を探し委託
納品作業に慣れている業者や人にお任せするのは楽ですが、一番のおすすめは障がい者支援施設に委託することです。
費用を格安に抑えられますし、自宅近くの施設であれば何かあっても駆けつけられます。
作業を教えていく必要はありますが、単純作業ですぐに慣れてくれますのでそこまで大変でもありません。
障がい者支援施設の探し方は下記の記事と動画で解説していますので、合わせてご覧ください。
また業者に委託したり、障がい者支援施設にお願いする以外にも、取引しているメーカーに直接FBA倉庫へ商品を送ってもらうことで梱包時間の短縮が可能となります。
「え?そんなことできるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それほど難しいことではありません。
私も何度かメーカーに「直接amazonの倉庫に送っていただけませんか?」とお願いしたことがありますが、二つ返事で「いいですよ^^」と言っていただけることが多いです。
そのためまだ取り組んだことのない方は、一度取引しているメーカーにお願いしてみても良いでしょう。
メーカー直送の詳しいやり方などについては下記の記事でお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
リサーチ、メール送信の外注化
リサーチ、メール送信の外注は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトで請け負ってくれる方を探しましょう。
応募するときは、作業のマニュアルもしくは説明動画を準備するとどういった作業かを相手に伝わりやすくなります。
ワードやパワーポイントで作成してもいいですし、Zoomなどで作業手順を録画すればOKです。
具体的な作業を伝えることで、お互いの認識違いをなくすことができ、せっかく採用した後に「思ってた作業と違うのでやめます」ということが限りなく少なくすることができます。
メーカーと頻繁にコミュニケーションを取る
メーカー仕入れは一度取引可能になったメーカーには、メール1本で何度もリピート仕入れすることが可能です。
そのためメーカーと頻繁にコミュニケーションを取る機会があります。
リピート発注の連絡をする、発注した商品が納品される、販売しお客様からいい評価をいただいた、など何でもいいですので、細かくメーカーとコミュニケーションを取るようにしましょう。
- 「再度発注させていただきます!」
- 「商品無事に受領しました!早々に手配いただきありがとうございます!」
- 「おかげさまでよく売れており、先日お客様から感謝のレビューをいただきました!」
このようによく連絡をするだけで、用があるときしか連絡しない人より自然と仲良くなりますし、メーカーからも「この人は信頼できるな」と感じてもらえる可能性も上がります。
メーカーとはなるべくコミュニケーションを取ることを心がけましょう。
薄利でもまずは取引することを優先して仕入れてみる
メーカー仕入れのステップ⑦で解説した価格交渉や限定化交渉は、メーカー仕入れをしている方特有の強みです。
せどり転売や輸入転売では絶対できないことですからね。
この交渉をたくさんできるようにするためにも、多くのメーカーと取引していく必要があります。
そのため始めは薄利でも、仕入れをして取引開始を優先することをおすすめします。
薄利商品を大量に在庫を抱えることはおすすめしませんが、まずは少量からでも取引を開始してみることを優先しましょう。
何よりも継続すること
ここまでお伝えしてきました通り、メーカー仕入れは一度取引できればメール1本でリピートが可能です。
また何度もリピートすることでメーカーと交渉し利益を上げることも可能です。
つまり長く続ければ続けるほど、売上も利益も積み上げていけるストック型のビジネスモデルなのです。
例え個人で副業で、1日1~2時間しか作業時間が確保できなくても、あきらめずに継続していくことで必ずいつか花開きます。
ビジネスなので途中で壁が立ちふさがったり、躓いてしまうこともあるでしょう。
ですがメーカー仕入れは続けて作業をしさえすれば、絶対に大丈夫です。
何よりも継続する方が、自分の望む成果を上げてこられましたので、何よりも継続することを意識しましょう。
メーカー仕入れをするうえでのデメリット・注意点
メーカー仕入れをするうえで、少ないですがデメリットもあります。
主なデメリットは下記の通りです。
- 仕入れ資金がある程度必要
メーカー仕入れでは、取引が決まった際の支払いは現金前払いを指定されることがほとんどです。
つまりある程度の資金がないと、メーカーへ連絡して取引OKと言われても買えないという状況に陥ってしまいます。
これからメーカー仕入れを始める方は、最低でも50万円、できれば100万円ほど用意しておくとスムーズに仕入れを進められます。
- 副業の場合、メーカーへの電話や訪問が難しい
メーカーへ連絡すると、返事が電話でくることや「一度直接お会いしましょう」と言われることも当然あります。
メーカーの営業日は平日の9-17時が多いですので、副業の場合はそれらの対応が難しいことがあります。
- ライバルが増加することによる値崩れ
どんなビジネスでも同じですが、ライバルが増えることで価格競争に陥ります。メーカー仕入れも例外ではありません。
ライバルが増えることで価格が下がりますし、商品の販売頻度も下がりますので不良在庫になるリスクも上がります。
ですが何れもこのデメリットは解消可能です。
デメリットとその解消方法の詳細については下記の記事で書いていますので、合わせてお読みください。
メーカー仕入れのデメリットは何れも解消可能ですし、内容もせどり転売のようにアカウントリスクが高いといった事業の存続に関わることはありません。
何れのデメリットも継続していけば解消できるし、問題ないと考えていいといえるでしょう。
最後に
本日はメーカー仕入れは個人でも副業でもできるのか、またその具体的なステップについて解説してきました。
個人でも副業でも余裕でできますし、メーカー仕入れは正しい作業を継続して行えば成果が出やすい方法です。
これから副業を始めたいと考えている方や、これまで個人でメーカー仕入れができないと思い込んでいた方は、ぜひチャレンジしてほしいですね。
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。
少しでもあなたの人生を豊かにする手助けになれれば幸いです。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
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