メーカー仕入れのリサーチについて解説いたします

メーカー仕入れ リサーチ

こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の中村裕紀です。

 

今回はメーカー仕入れの「リサーチ」について、お伝えしていこうと思います。

メーカー仕入れにおいての商品リサーチは、非常にシンプルな作業ですし、なかなかメーカーが見つからないなど行き詰まることもあります。

しかし、この作業を継続できなければ、メーカー仕入れで稼いでいくことは難しいです。

今回の記事を参考にしていただき、ぜひ取り組んでみてください^^

 

また、私の拙書「Amazon国内メーカー直取引完全ガイド」の中では、今回の記事よりも詳細にリサーチについて紹介しています。

興味をお持ちの方は、そちらもぜひご活用いただければ幸いです。

 

amazonメーカー仕入れ

メーカー仕入れのリサーチ方法は2種類

メーカー仕入れにおけるリサーチ方法は以下の2種類です。

リサーチ方法
  • カテゴリーリサーチ
  • セラーリサーチ

下記の動画でもそれぞれの詳細をお伝えしていますので、合わせてご覧ください。

 

ではそれぞれ解説していきます。

カテゴリーリサーチ

カテゴリーリサーチは、amazonのトップページのカテゴリーから探します。

メーカー仕入れ リサーチ

赤い矢印で示している枠が「カテゴリー」になります。

2022年現在では40種類ものカテゴリーが存在していますが、すべてのカテゴリーがリサーチ対象ではありません。

オススメはPCソフト以下のカテゴリーです。

 

ここでは「家電&カメラ」を試しに選んで解説していきます。

検索枠は空欄で右上の虫眼鏡アイコンをクリックします。

メーカー仕入れ リサーチ

すると上記の画面が表示され、赤い丸で囲った部分が「小カテゴリー」と呼ばれるところになります。

ここからさらに絞り込んでいきますが、カメラやオーディオなどの人気のカテゴリーを選ぶとamazonが直接販売しているケースが多く、メーカー仕入れには不向きです。

その理由は後項でご説明いたしますが、ここでは無線・トランシーバーのカテゴリーを選んで次に進み、画面を一番下までスクロールします。

メーカー仕入れ リサーチ

そして、一番の下の「すべての結果を表示する」を選択すると無線の売れ筋順から商品が表示されます。

 

このような形で商品リサーチを進めていくのですが、一つだけ注意点があります。

商品を探していると商品名の上に「スポンサー」と表示されているものがあります。

メーカー仕入れ リサーチ

このような商品は売れ筋商品ではなく、広告をかけてトップに表示されている商品のため、リサーチ対象外になりますので注意してください。

「スポンサー」と表示されている商品はリサーチしない!

セラーリサーチ

セラーリサーチはカテゴリーリサーチよりも、効率の良いリサーチが可能になります。

まずはカテゴリーリサーチで、1社でも良いので取引できるメーカーを探しましょう。

ここがとても重要です。

カテゴリーリサーチを飛ばしてセラーリサーチは不可能ですので、根気よく商品をリサーチし、メーカーにメールしてください。カテゴリーリサーチでメーカーを見つけるのは大変ですが、諦めなければ必ず見つかるので、先ほどお伝えした方法をまずは実践してみてください。

そして取引できるメーカーが見つかったら、セラーリサーチに移行します。

例えば以下の商品を取り扱ってるメーカーと取引が決まったとします。

メーカー仕入れ リサーチ

この画像の赤い矢印で示した部分をクリックすると出品者の一覧が表示されます。

メーカー仕入れ リサーチ

この右側の明るくなっている部分が出品者の一覧になります。

この状態はあなた以外にも、この商品を扱うセラーが存在することを表しています。

このセラーの方々もメーカー仕入れを行っている可能性が高いので、この方たちが取り扱っている商品をリサーチすれば取引の成約率が高く、効率良くリサーチすることが可能になります。

 

注意点としては、自社出荷のセラーはリサーチ対象外になります。

自社出荷のセラーは「出荷元」と「販売元」のショップ名が同じですので、簡単に見分けることができます。

自社出荷セラーはリサーチしない!

セラーリサーチで商品が見つかるとループが可能

前項で、カテゴリーリサーチよりセラーリサーチの方が効率が良いと説明させていただきました。

このセラーリサーチで取引できるメーカーが見つかれば、またその商品を取り扱っているセラーもリサーチ対象となります。

このように商品が見つからなくなるまで、効率の良いセラーリサーチをループさせることができます。

もしリサーチに行き詰まることがあれば、またカテゴリーリサーチに戻り、これまでリサーチしたことのないカテゴリーをリサーチして1社でも取引が決まれば、そこからまた広がっていきます。

amazonでは膨大な量の商品がありますので、リサーチには困らないでしょう。

 

この章では、リサーチ方法についてお伝えしてきましたが、こんな疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。

  • 「商品がこんなにたくさんあるのに、全部リサーチするの?」
  • 「どの商品をリサーチしていいかわからない・・・」

このような疑問を持つのも無理はありません。

しかし、大丈夫です。

次の章ではどの商品をリサーチしたらいいのか?についてお伝えします。

メーカー仕入れでリサーチすべき商品の条件

メーカー仕入れ リサーチ

リサーチの条件は以下の3つです。

  • amazon本体がいない商品
  • ランキング50,000位以内の商品
  • FBAセラーが2人以上の商品

それぞれ説明していきます。

amazon本体がいない商品

メーカー仕入れ リサーチ

上記の画像のように、出荷元と販売元が「Amazon.co.jp」となっています。

このように表示されている場合は、amazon本体が商品を販売していることを意味します。

amazon本体が販売していると、カート獲得が非常に難しく、全く自分からは売れないという状況になる可能性が高いです。

そりゃそうですよね・・・amazonが売り場を提供していて、管理しているamazonがその売り場で自分達で販売すれば、私たち一般セラーが勝てるわけがありません。

amazon本体よりも価格を下げればカートは取得できますが、もともとamazon自体がかなり安く販売しているケースが多いので、売れても大赤字となってしまうでしょう。

 

そのため、amazon本体がいない商品をリサーチする必要があります。

ランキングが50,000位以内の商品

上記の画像の赤の線の部分が「大カテゴリー」と呼ばれる部分ですが、ここが50,000位以内ならリサーチ対象の商品となりますので、どんどんメールを送りましょう。

なぜ50,000位なのかについてですが、これは50,000位以内であれば月にある程度売れているのが確実だからです。

amazonランキングの詳細について知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

amazonの売れ筋ランキングの仕組みについて

 

FBAセラーが2人以上

FBAセラーとは、「出荷元」がamazonになっているセラー(amazon本体以外)のことを指します。こちらが2人以上いる商品はリサーチ対象です。

なぜ2人以上なの?についてですが、セラーが1人だと以下のような場合があるからです。

  • メーカー自身が自社でアカウントを作って販売している
  • OEM商品の可能性がある
  • そのセラーが商品を独占販売している

上記3点の理由から、例えメールを送ったとしても取引ができない可能性が非常に高いので、FBAセラーが1人の場合はリサーチ対象からは外すべきです。

 

また、「ライバルが20人いるからメール送るのはやめよう」と勝手に判断する方もいらっしゃいますが、非常にもったいないです。

ライバルが多くても、売れる商品はたくさんあります。

私のコンサル生にもライバルが30人近くいるにも関わらず、安定して商品を販売している方もいらっしゃいます。

ライバルが多い商品で取引が決まった場合、まずは少量から始めて様子見ることで、在庫過多のリスクを抑えることも可能なので、勝手に判断しないようにしましょう。

 

上記の3つの条件に当てはまれば、とにかくガンガンメールを送っていきましょう!

個人でも十分取引が出来るメーカー仕入れ初回メール例文6選!

また、リサーチについては下記の動画でもお伝えしています。

よろしければ参考にしてみてください^^

 

メーカー仕入れのリサーチに使えるツール

1章でリサーチの方法を2種類お伝えしましたが、これから紹介するツールを使用することで、かなりリサーチの効率が上がります。

メーカー仕入れ リサーチ

せどりのリサーチツールとしても有名な「keepa」ですが、メーカー仕入れのリサーチでも大活躍してくれます。

keepaの登録方法について知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

amazon物販に必須のKeepa(有料版)とキーゾンの登録方法と便利な機能を図解で詳細解説!

 

無料版と有料版がありますが、メーカー仕入れで使用する場合は必ず有料版にしてください。

料金は以下の通りです。

keepaの料金
  • 月額料金:19ユーロ(約2,500円)
  • 年払い:190ユーロ(約25,000円)

年払いにすれば、月で約2,000円くらいですので、年払いの圧倒的にお得です。

 

また、なぜ有料版にする必要があるかと言うと、以下の機能が有料版になると使用できるからです。

  • 売れ筋ランキングの表示
  • 出品者数の表示
  • 在庫数の表示
  • レビュー数の表示

上記に挙げた以外にも使用できる機能はありますが、有料版にするとリサーチ時に欲しい情報が手に入るようになります。

keepaでは、前章のリサーチの条件の3つを同時に設定しリサーチすることができますし、3,000円以上の商品をリサーチしたいなど、細かな条件を設定することが可能となっています。

私のコンサル生も全員がkeepaを使ってリサーチをしていますが、かなりリサーチ効率が上がりました。

有料ではありますが、簡単に元が取れるくらい便利なツールですので、使用することを強くオススメします。

 

keepaを使ったリサーチについては下記の記事や動画でもお伝えしていますので、ご覧いただけますと幸いです^^

Keepaを使ったリサーチ手順

 

またその他のamazon物販で便利なツールについて知りたい方は、下記の記事も合わせてお読みください。

せどり転売のおすすめツール19選!効率アップで稼げるツールを紹介

 

リサーチで重要なこと

メーカー仕入れ リサーチ

ここからはリサーチで重要なことをお伝えしていきます。

メールを送るスピード

ここまでリサーチの方法などをお伝えしてきましたが、そこまで難しい話ではなかったと思います。繰り返し作業することでスピードも上がるでしょう。

このメールを送るスピードについてですが、理想としては1時間で最低でも10社は送れると良いと思います。

やはり早ければ早いほど、他の作業に時間を使うことができますので、単純な作業にはなりますが集中して行う必要があります。

  • 「今日は1時間で15件送るぞ!」
  • 「10件送るまでの時間を計ってみよう」

というように目標をしっかり持って作業すると、どんどん早くなっていくと思います。

また、ネットやパソコンの環境でもスピードは変わってきます。

CPUが早いものか?マルチディスプレイで作業しているか?などです。

特にマルチディスプレイにすると、めちゃくちゃ効率良くリサーチできるのでオススメです。

余計な事を気にしない

先ほどメールを送るスピードが大事だとお伝えさせていただきましたが、そのために気を付けてほしいことの一つに、リサーチの条件以外のところに目がいかないようにしてほしいと思っています。

  • この商品、どれくらい月に何個売れているかな?
  • ここは取引ダメっぽいな・・・
  • この商品の仕様気になる・・・

上記のように余計なところを気にしてしまうと、当たり前の話ですがリサーチのスピードは落ちてしまいます。結果、1時間で5件しか送れなかった・・・となってしまうこともあるでしょう。

まずはとにかくメールを送ることを意識してください。

商品の内容を調べるのは、メーカーから返信があってから十分です。

返信があるかどうかもわからないものに時間を費やしては非常にもったいないです。

時間は有限です。特に副業で取り組まれている方は作業時間も限られています。

絶対にやり切ってやる!!という強い気持ちがあれば大丈夫ですし、継続できるかどうかも大事な部分です。

よく作業の部分で裏ワザを求めてくる方がいらっしゃいますが、そんなものに頼っていてはビジネスで成功できるわけないと私は考えています。

結局結果を出されている人は、泥臭く、地道な作業をコツコツ積み上げています。

一見遠回りに見えるかもしれませんが、このような事を継続することが、結果を出す最短ルートなのです。

【2024年版】メーカー仕入れで個人が月利50万を達成できる超具体的7ステップ

最後に

ここまで、メーカー仕入れの「リサーチ」についてお伝えしてきました。

リサーチは、メーカー仕入れの最初の作業になります。

前章でもスピードのお話をしましたが、たくさん送れば送るほど、取引できるメーカーが見つかるのも事実ですし、売上・利益が上がるスピードも早くなっていくでしょう。

 

非常に単純な作業ですし、決して楽しいとは思えないかもしれません。

しかし、避けては通れない作業であることも事実です。

メーカー仕入れは決して楽に稼げるビジネスではありませんが、やれば必ず結果が出るビジネスでもあります。

ここで頑張れるかどうかは結果に大きく影響しますので、今回の記事を参考にしていただき、辛くても食らいついて作業してほしいと思います!

 

 

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ABOUT US

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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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