こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
本日は、「せどり(転売)で準備しておくこと必要なものはなんですか?」のご質問に回答させていただきます。
ただ、「どのせどり(転売)手法なのか」「どこで販売するか」によって用意する必要なものが変わります。
また、すべてを新しくする必要はありませんのでご自身に合わせて必要なものを揃えてください。
最後の方では、せどり(転売)の悩みから脱出し、メーカー取引に移行する場合のお話も簡単にさせていただきます^^

目次
- 1 せどりや転売初心者が始めやすいのは電脳せどりのamazon販売
- 2 せどり(転売)で準備しておく必要なもの20選
- 3 せどり(転売)の先は、メーカー取引!
- 4 最後に
せどりや転売初心者が始めやすいのは電脳せどりのamazon販売

本記事に辿り着いた方は、なんとなくせどり(転売)について興味があるか、せどり初心者の方かと思いますので、まずは「せどりとは何か?」「どの手法で利益を出していくか」考えましょう。
「せどり(転売)」とは何か?
元々は古本屋で、「本の背表紙を見て利益が取れる商品かどうか」の判断をする転売の手法を「せどり」と呼んでいました。
しかし、現在では「実店舗やネットショップから商品を安く仕入れて高く販売する」という転売行為全般を「せどり」と考えてよいでしょう。
メーカーや問屋から仕入れない限り、新品も中古も「せどり」になります。
小売店や中古ショップで販売されているものを安値で仕入れて高値で転売して、利益を得るビジネスと考えてください。
せどりの主な種類

「○○せどり」と呼ばれるものはいくつかあり、以下のように色々と種類があります。
- 店舗せどり 店舗に行って仕入れるせどり
- 電脳せどり インターネットで仕入れが完結するせどり
- 家電せどり 家電を専門に仕入れるせどり
- CDせどり CD専門に仕入れるせどり
他にもありますが、大きなところはこの4種類でしょう。
上記2つは仕入れる場所、下記2つは仕入れるものについてのせどり(転売)の名称です。
副業の方は特に実店舗まで行く時間がないと思いますので、インターネット上だけで仕入れができる「電脳せどり」が初心者の方は始めやすいです。
家電量販店などで仕入れる際には、セール初日の早朝に並ぶなどが必要になってきます。
お仕事をしていると大変ですし、車がないと厳しいので、都会で会社員をしている方は難しいです。
そうなると、まずは、帰宅してからでも出先からでも仕入れができる「電脳せどり」から始める方が良いでしょう^^
ただ、ライバルと地域的な差別化を図りたい際は店舗せどりもいいとは思うので、以下の記事に詳しくコツを書いています。
ただ、最近は店舗せどりは「せどり禁止」としている店舗が全国規模で多いことは注意してください。
amazonのFBA販売はとっても楽
店舗せどりであれ、電脳せどりであれ、商品を仕入れることができても販売する場所がなければ利益になりません。
副業の方は特に時間がないので、amazonのFBAサービスが便利です。
amazonのFBA倉庫に納品してしまえば、あとはamazonが勝手に受注と発送をしてくれるので、副業でも本業でも使うべきサービスです。
amazon FBAについては、以下の記事を参考にしてください。
せどり(転売)で準備しておく必要なもの20選

せどりや転売初心者が一番最初に取り組みやすいのが、「電脳せどり」「amazon販売」です。
そこで、「電脳せどり」で「amazonで販売」の条件で利益を出していくために必要なものを見ていきましょう。
記事の後半に行くにしたがって重要度が低くなります。
ただ、効率を考えて将来的には用意した方がよい必要なものとなりますので、最後までご覧ください^^
お金(仕入れ資金、諸経費)

クレジットカードを使って資金ゼロで稼ぐこともできます。
しかし、何か問題があった場合には、仕入れ代金の引き落としができなくなってしまいます。
クレジットカードが利用できなくなるだけではなく、将来各種ローンなどを組むことができなくなる可能性もあります。
となると、ある程度の資金は用意する方が安心ですよね。
理想は50~100万円を用意、経験を貯めたいなら10万円から開始もあり
自己資金は多ければ多いほどいいです。できれば初期資金は50万円、できれば100万円ほど手元にあるのが理想です。
でも、100万円貯めるのに2年も3年も費やすのであれば、10万円の資金で経験をためる方が良いこともあります。
利益をどれだけ稼ぎたいかによっても資金は変わってきます。
必要に応じて融資も検討
以下の記事には、月の目標利益に対していくらの資金が必要なのかを計算式つきで解説し、融資の受け方も解説しています。
最初は難しいかもしれませんが、何度も読むことで絶対にわかって来ますので、ぜひお読みくださいね。
また、融資については下記の動画でもお伝えしていますので参考にしてみてください^^
自己アフィリエイトや不用品販売で必要資金を貯めるのもあり
なかなかバイト代や給与から貯蓄ができない人は「アフィリエイト」で資金をためることも考えてみて下さい。
ご自身のブログなどで紹介した商品を他の人がそのブログ経由で購入すると紹介料が支払われるのが「アフィリエイト」です。
そして、自分で申し込んで自分に紹介料をもらってしまおうというものが「自己アフィリエイト」です。
法律に違反するようなものでもなく、ポイントサイトを経由するような感じで報酬をもらえます。
以下の記事を参考にしてくださいね^^
あとは、ヤフオクやメルカリで不用品を販売して資金を貯めることも考えてください。
これは、お客様とのやり取りの練習にもなります。
副業であれ本業であれ、規模が小さいうちからきちんとお金を管理することを身体に叩き込んだ方が絶対に良いです!
「とりあえずやってみよう」であっても、生活費と事業資金は必ず別けて考えてくださいね。
amazonの販売アカウント

あたり前のことですが、せどりをした商品をamazonで転売するので、amazonのアカウントは必要なものです。
個人でもamazonで販売することは可能なのでご安心くださいね^^
購入者用のアカウントと販売用アカウントは別
amazonでは、購入用のアカウントと販売用のアカウントは異なりますので、現在amazonでお買い物をしている人でも新しくアカウントを作成してください。
下記フォームに必要事項記載後、早ければ2営業日ほどで出品できるようになります。
ただ、本人確認書類と記入した情報が一致しないなどの理由で許可がおりないこともありますので、余裕を持って申請をしてください。

amazonの本人確認書類のページはこちら
間違っても先に商品を大量に仕入れて「販売ができない(泣)」なんてことにならないように気を付けてくださいね。
amazon販売アカウントは大口出品がマスト
出品形態は、大口出品と小口出品があります。

大口出品は月4,900円+税の月間費用がかかります。
小口出品はこの月間費用はかかりません。
しかし、商品1個売れるごとに販売手数料の他、100円の基本成約料金をとられてしまいます。
小口出品で49個商品を販売した場合、月間費用と同じ4,900円の基本手数料が徴収されることになりますので、最初から大口出品にしておきましょう。
大口出品ですと販売に必須なカートボックスが取得しやすかったり、販売促進ツール、管理お役立ちツールが使えたりしますので、4,900円は無駄ではありません。
それでも「最初は小口出品かな」と思われる方はamazonへ小口から大口出品への変更が可能か聞いてから判断してください。
以前は小口で申請をして、経験を積んでから大口に変更する方も多かったのですが、詐欺対策のために大口への変更ができない時期もありました。
今後もどうなるかわかりませんので、私は最初から大口出品で申請した方が良いと考えています。
なお、amazonアカウントの作成手順と初期設定は以下の記事を参考にしてください。
クレジットカード

amazonのアカウントを作る際に必要なので、クレジットカードは必ず1枚は持っていてください。
会社を辞めて独立をすると信用が落ち、クレジットカードが作りにくくなりますので、定職についているうちに2~3枚追加で作っておくことをおススメします。
クレジットカードについてよくわからない人は以下の記事を読んでください。
amazonのアカウント作成時以外としては、せどりで仕入れるためにクレジットカードを使います。
ただし、前述の通りコンサル生にはおススメしていません。
一時期「クレジットカードを使って資金ゼロで利益を出す」手法が流行し、私もそれを実践した1人です。
そんな中、私は200万円の仕入れをクレジットカードでしたものの、半年間、海外から商品が届かないことを経験しました。
クレジットカードを使って仕入れる利点は、口座から利用金額が引き落とされる前に仕入れ資金分だけでも販売することで、現金を用意しなくても済むということです。
しかし、私の場合は半年間販売できなかったので、仕入れた商品を1つも現金化することなく、引き落とし日がやってきました。
その時は支払い方法をリボ払いに変更し何とか乗り切り、現在は、法人化して利益を出し続けていますが、一歩間違っていたら、職業も変わり貧乏で不幸な生活をしていたかもしれません。
上記の理由から、クレジットカードだけに頼った仕入れはおススメしていません。
コンサル生には地に足のついたビジネスをしてもらいたいので、仕入れ資金が必要な方には「融資」を指導しています。
なお、楽天カードはせどりや転売目的の利用が禁止されているので注意してください。
銀行口座

お金の管理や確定申告のことを考えて、事業専用の口座を用意してください。
その際には、自宅に居ながら入金や振込などができるネットバンキングにしてください。
今、口座をお持ちになっている場合は、新たに用意する必要はありません(物販ビジネス用に別で持って管理したい場合は、新たに用意してください)。
実店舗型の銀行口座をお持ちになっている場合でも、その銀行に申し込めば簡単にネットバンキングを利用することができます。
例えば、ゆうちょ銀行の口座を持っている場合は、ゆうちょ銀行のサイトからゆうちょダイレクトの申し込みができます。
新しく口座を作成する方は、ポイントサイト経由や自己アフィリエイトでお得に口座を作ってくださいね。
なお、銀行口座と言えば、せどりや転売では、お金の管理はとても大切になってきます。
でも「お金の管理が大切!」と言われても、初心者の方は何をどうやったらいいかわかりませんよね。
そんな方は、以下の管理帳簿をお使いください。
最初は「メンドクサイ」と思うかもしれません。
でも、管理帳簿は使い続けていけば売上や仕入れの管理が効率よくできるようになるので、「この帳簿は神!」と感激するはずです。
パソコン

インターネットを使って仕入れをする電脳せどりを始めるにあたって、パソコンは絶対必要なものです。
スマホでも作業することはできますが、画面が小さいので作業効率がとても悪いです。
せどりや転売でパソコンを使う場面
パソコンをお持ちでない方は購入する必要がありますが、わざわざ買い替える必要はありません。
ただ、パソコンに対してストレスを感じる時がありますので、その時が買い替え時です。
- 複数サイトを見るために大きい画面が欲しい
- 沢山ソフトを立ち上げているとフリーズする
- YouTubeの再生が止まるのがイヤだ
- もっとサクサクとインターネットを見たい
このようにイライラを感じた時は、せどりや転売では、次のようにパソコンを使う機会が多いので、メンドクサがらず買い替えましょう。
- 商品リサーチ
- 仕入れサイトでの注文
- amazonへの出品
- 利益計算
ノートパソコンがあればOK
初めて購入する方は、設置スペースが少なく、持ち運びもできるノートパソコンが良いでしょう。
電脳せどりはネット環境さえあればどこでも転売作業ができるので持ち運びができるパソコンであれば、本業のお昼休みや出先で作業をすることも可能です。
サクサク動くならば、3~5万円の中古パソコンでも問題ありません。
もし、どんなパソコンを買ったら良いのかよくわからない時は、電気屋さんのパソコン売り場のスタッフの方に聞いてみて下さい。
「複数のサイトを開いて閲覧したいのですが、サクサク動くオススメのノートパソコンはどれですか?」というような聞きかたでOKです。
クラウドの会計ソフト

確定申告の対策のために必要となります。
確定申告は、年1回のことではありますが、申告時期の2月3月に焦る前に準備はしておいた方がよいです。
有料・無料、様々な会計ソフトがありますが、以下の理由からパソコンにダウンロードするタイプではなく、インターネット上(クラウド)で入力するものをおススメします。
- パソコンが壊れてもデータは消失しない
- 外出先でスマホを使って入力できる
- 作業効率を求めてパソコン内のファイルはスッキリさせる
副業し始めの方は作業が簡単な白色申告を選ぼうと思っている人もいるかと思いますが、2014年1月以降の取引から帳簿への記帳は「白色申告でも義務」となりました。
なので、最初から控除額が大きい青色申告をおすすめしますし、クラウドの会計ソフトを使えば問題ありません。
無料や付録の帳簿ソフトはクセがありますが、有名な会計ソフトであれば外注しても対応してもらえる可能性が高いです。
例えば「弥生会計」では初心者にも優しい「やよいのクラウド青色申告」も用意しています。
せどりや転売の経験を積んで事業を大きくしていくためには、決算書も読めるようになった方がよいです。
本来は毎日記帳すべきことなのですが、なかなかできません。
ただ、外注化するならば年一回の外注化よりも、月単位の外注化の方がお金の動きが読めます。
外注先から記帳済みの書類が送付されるのを待つとタイムラグが生じますが、クラウドの場合は、自分でもログインをして帳簿を確認することができるので便利です^^
インターネット回線

インターネット回線については快適に使えれば、OKです。
無線(Wi-Fi)でも有線でも構いません。
表示まで遅いインターネット回線は買い替えなど対策が必要
各会社で多少の違いはあるかもしれませんが、ご自宅でパソコンにLANケーブルを差して利用するのであれば、どこの光回線でも大きな違いはないかと思います。
ただ、サイトが表示されるまでに時間がかかってイライラするインターネット回線は、効率が悪くなってしまいますので、対策が必要です。
集合住宅の場合、有線接続でも皆がインターネットを使用して回線が混んでいる時間帯は、回線会社によっては読み込みが遅くなるときもあります。
Wi-Fiの場合は、ルーターの性能や置いてある位置も大きく影響してきますので「インターネットの表示速度が遅いなぁ」と感じたら、ルーターの買い替えや置く位置も考えます。
パソコンとWi-Fiルーターの距離が遠い場合は、Wi-FiをやめてLANケーブルでパソコンと直接インターネット回線を接続したり、Wi-Fi中継器の導入を考えたりしてみてください。
外で作業する場合は無料Wi-Fiは厳禁
ご自宅にインターネット回線がなく外で作業をすることが多い方は、モバイル回線(ポケットWi-Fi)の契約がおススメです。
公衆無線LANや無料Wi-Fiスポットと言われるフリーWi-Fiの使用はやめてくださいね。
悪意のある他人に情報が盗まれる可能性があります。
もちろん色々と対策方法はあるのですが、一番安全なのは自分でポケットWi-Fiを契約してしまうことです。
ちなみに私の周囲で人気なのは、「FUJI Wifi」です。
参考にしてください^^
インターネット回線の申し込み時にも、自己アフィリエイトやポイントサイトなどを利用して報酬をもらうこともできますので、お忘れなく!
プリンター

amazonのFBAサービスを使うのであれば、ラベル貼りなどでプリンターは必要です。
- 商品に貼るラベルシール(倉庫でどの出品者の商品なのかを管理する)
- 輸送箱に貼る発送先倉庫の住所が書かれたラベル(倉庫受領時どの出品者からの荷物なのかを管理)
- 要期限管理商品ラベル(期限を管理する必要があると倉庫に知らせる)
- 危険物ラベル(消防法における危険物だと倉庫に知らせる)
- 重量超過ラベル(15kg以上の輸送箱に貼る)
また、せどりや転売ではなく、メーカー仕入れに取り組む際は、メーカーとの書類のやり取りもあるので、プリンターは用意しましょう。
amazon FBAへの納品作業はまずは自分でもやってみる
amazonのFBAサービスを使って電脳せどりで仕入れた商品を転売するためには、まずはamazonのFBA倉庫へ納品する必要があります。
もちろん、納品方法には決まりがあります。
納品の代行会社もいくつかありますのでそこに依頼することもできますが、最初は自分でラベル貼りから経験することをおススメします。
そうしないと代行会社経由でトラブルが起きた時に「自分で納品したことがないから対処がわからない……」となってしまいます。
A4が印刷できるプリンターであればOK
プリンターは、A4が印刷できればOK。
写真を印刷するわけでもないので、カラーの質にもこだわらなくても大丈夫です。
Wi-Fi(無線)で接続できて、スキャナーもついているものが後々便利にはなりますが、とりあえずは、5,000円~6,000円のプリンターで構いません。
コンビニのコピー機はやめてくださいね。
転売作業の時間ロスが大きいですし、トータルで考えるとプリンターを買った方が安いです。
プリンター本体の価格だけでなくインクの値段も注意
新たにプリンターを購入する時にはインクの値段に気を付けてください。
プリンター本体の値段は随分と安くなりましたが、インクはかなり高額の消耗品です。
定期的に交換しなければなりませんので、交換インクの費用もどのくらいかかるのかは調べておきましょう。
純正品インクは高額なので、リサイクルインクがあるプリンターがベストです。
ただ、リサイクルインクも質がバラバラなので、事前にレビュー数を確かめましょう。
複合機の購入も検討を
お金に余裕がある方は、複合機が良いでしょう。
商標権の問題などでamazonに書類を提出する時にスキャナーを使います。
後々、メーカー仕入れに移行した際には、メーカーからもらった書類に必要事項を記載→スキャニング→メールに添付 することも多くなります。
ラベルシール

出品商品に貼るラベルシールも、FBA出品者向けの納品シールが存在しています。
貼ってもきれいにはがせるタイプです。
商品や商品パッケージに貼ってある値段のシールを剥がそうとして、イライラしてことはありませんか?
私はあります(笑)。
お客様とのトラブルを未然に防ぐために「きれいにはがせる」シールを使いましょう。
ラベルシールのオススメは、こちら
amazonが「FBA対応」として販売しているラベルシールなので、これを使っておけば安心です。
段ボール

せどり(転売)で仕入れた商品をFBA倉庫へ納品する時に使用する段ボールも必要なものです。
ただ、わざわざ新品を買う必要はなく、スーパーなどでもらってきたもので十分です。
スーパーは小さめが多いので、大きなものが必要な時はドラッグストアに行ってみてください。
結構大きめの段ボールをもらえますよ。
段ボールカッター
電脳せどりをして到着した商品をカッターで開梱しても良いのですが、中身を傷つけてしまったら新品で販売できません。
間違えて作業のカッターを一緒にFBA倉庫に納品してしまって「作業員を危険にさらした」としてアカウント停止になったとの話も聞いたことがあります。
万が一のことを考えて、段ボールカッターを使った方が安心です。

OPP袋、ポリ袋
お値段が高い商品はパッケージにも気を使わなければなりません。
貴重な商品を購入されたお客様はパッケージも大切に保管されます。
パッケージにガッツリ納品用の管理シールが貼られていたらクレーム必須です。
そんな時には、OPP袋やポリ袋で保護した上からラベルシールを貼ります。
中古品のCDせどりをする際にも必須です。
中古はシュリンクされておりませんので、ケースがむき出しです。
OPP袋に入れると見た目もキレイになりますので、お客様が受け取ったときの心象も良くなります。
書籍せどりの場合は、新品でも必須です。
商品ラベルのシールを本のカバーに直接貼ってしまうと剥がすときに商品を傷めてしまう素材もあります。
何もしないでそのまま納品するとページがバラバラと開いてしまい折れる原因にもなってしまいますよね。
テープ剥がし
テープ剥がしは電脳せどりではあまり必要なものではないかもしれませんが、100円均一でも手に入りますので1つ用意しておくと便利です^^
店舗せどりの場合、商品に値段シールが貼られています。
お客様に仕入れ価格が判明してしまい、しかも、どこの店舗からの転売品かわかってしまいます。
普通のせどり(転売)は、法律違反ではありません。
しかし、お客様がamazonにクレームを入れる可能性もあり、無用なトラブルは避けたいので、テープ剥がしで値段シールをとった方が良いです。
ただ、このときにテープの粘着が残った状態でお客様の元へ届くと「パッケージに難あり」と返品されることもあります。
テープ剥がしなどを使ってきれいに剥がしてくださいね。
その他梱包資材

その他あった方がいい梱包資材について紹介します。せどりや転売初心者の方は必要に応じて準備してください。
ハサミやカッター
100円均一で購入したもので十分ですが、ハサミの刃は長めの方が一度に切れる長さが多くなりますので使いやすいですね。
ガムテープや透明ビニールテープ
ホームセンターやネットショップで購入した方が良いです。
100円均一だとあまり質が良くなくて、剥がれやすかったり、途中でちぎれたりと作業効率の低下につながります。
ガムテープは手できれいにちぎれますし、強度もありますのでとても使い勝手がよいのですが、少々お値段が高いです。
クラフトテープも良いのですが、安く揃えられるのであれば透明ビニールテープ(OPPテープ)で統一します。
クラフトテープだと表面がつるつるしていて、クラフトテープの上から配送伝票やFBA納品に必要な各種のラベルを貼ることができません。
サイズが大きい商品になると、輸送箱に入れずに商品パッケージに直に「要期限管理商品ラベル」などを貼って倉庫へ納品し、その状態でお客様へも発送されます。
以下の写真は、amazonのFBA倉庫へ納品する時の状態ですが、お客様から注文があった際にはこの上に配送伝票が貼られます。
茶色いクラフトテープで貼りつけされるより、透明テープの方が見栄えが良いですよね。

プチプチ
FBA納品時の緩衝材として使います。
電脳せどりで仕入れた商品が自宅に届いた時に使用されていたプチプチを再利用しても良いですし、新聞紙などでも代用できます。
ただし、壊れやすいものは個別に梱包してからFBAの商品ラベルを貼ります。
お客様にそのまま届くような場合は新品のプチプチの方が良いですね。
A4コピー紙
amazonのFBA倉庫への納品時以外では、確定申告の時にもプリントすることがあります。
色々なメーカーの商品を使いましたが、品質に差はありませんでしたので、最安値の商品で構いません。
価格追従ツール

amazonは販売価格がコロコロ変わるサイトです。
詳しくは以下の記事をご覧いただきたいのですが、簡単にご説明すると最安値のショップが一番お客様に買われやすくなる仕組みなのです。
他のショップが値段を下げた場合、自分のショップの商品は売れません。
販売戦略によって以下のような選択をしなければなりません。
- 在庫切れを待つ
- 最安値のショップに値段をあわせる
「2」の場合、手動で値段を合わせるのは大変ですので「プライスター」などのツールを使用することで効率を良くします。
amazonでも似たような機能を用意していますので、絶対に必要なものではありませんが、amazonは使い勝手が悪いです・・・。
プライスターのサイトは、こちら
多機能マウス

一度使ったら手放せないのが多機能マウスです。
せどりでは、販売商品と仕入商品の間に価格差がある商品を仕入れ、転売をして利益を得ます。
価格差がある商品をみつけるために電脳せどりでは複数のサイトで販売価格を比較したりするのですが、その際には、コピー&ペーストの作業を頻繁に行います。
これらの作業は、ショートカットキーや右クリックでも行うことができますが、多機能マウスにコマンドを登録しておけば、片手のみで素早く作業ができるようになり、作業効率が上がります。
私自身「最初はそんなに違いはないだろう」と思っていましたが、一度使うともう手放せなくなります。
こうなると左手は作業することがなくなりますので、ポテチを食べるのにも最適です(笑)。
多機能マウスは、電脳せどりを行う際に作業を快適にしてくれるものです。
私のオススメは、こちら
値段も安くて、信頼のロジクール。
手にしっくりとくるので、大変気に入っています。
デュアルモニター

前述の通り、電脳せどりでは複数のサイトを閲覧します。
そのため、パソコン画面が1つしかないと、別のサイトへ移動するたびにタブを切り替えなければなりません。
そうすると時間がかかり効率が悪くなります。
そんな時には、デュアルモニターを使って2画面で作業すれば、その問題を解決できるのです!
ノートパソコンの横にデュアルモニターを設置して、2画面で操作できるようになると、比較したりするのも容易ですよね。
接続にはDVI、D-SUV15、HDMI、thunderboltといった規格がありますので、パソコンが対応している接続方法を調べておきましょう。
簡単なのはHDMIでの接続です。
こちらも電気屋さんで聞けば答えてくれますよ^^
私のオススメは、こちらのモニター。
ゲームをやるわけではないので、スピーカーは不要です。
パソコンによっては、変換ケーブルを使って、パソコンとモニターを接続してデュアルモニターにしています。
効率よく利益を上げるためにはデュアルモニターも電脳せどりには必要なものですので、ぜひ揃えてくださいね。
とても画面が広く使えますよ^^
スマホ

電脳せどりはインターネット上で仕入れができる「せどり(転売)」なので、スマホは必須ではありません。
しかし、店舗せどりの出先の家電量販店で「これ、利益が出るかな?」と調べたくなった時には、スマホが便利です。
前述の価格追従ツール「プライスター」は、スマホにも対応しています。
amazonのアカウントへのログインもスマホでできます。
出張先、旅行先からはスマホ1つで作業が可能になりますので、利益が出てきたらスマホの購入も考えましょう。
メルカリのアカウント

「amazonで販売するんじゃないの?」と思われましたか?
販路はamazonですが、以下のような時には他の販路を考えます。
- 間違えて仕入れてしまった
- amazonから「メーカーや問屋からの納品書を提出しないと出品できない」と連絡が来た
- 梱包中にパッケージを傷めてしまった
- 開封された状態で返品された
フリマサイトやオークションサイトは写真を多数掲載できますし、商品説明も詳しく書くことができます。
そのため中古品はクレームなく販売できる印象があります。
一昔前は、ヤフオク!での販売が多かったのですが、今amazon以外のアカウントを作るのであれば、まずはメルカリですね。
メルカリはフリマサイトなので、競り機能はありません。
取引終了までのスピードが早いので、多少赤字になっても、すぐに現金化したい時はメルカリがおススメです。
古物商の許可
状況によっては古物商の免許がないと法律違反になる場合もあります。
「法律違反なの??」とビクビクしていると行動できなくなっちゃいますので、知識をつけておくのは大切です。
せどり(転売)の先は、メーカー取引!

さて、「せどり(転売)で準備しておくべき必要なもの」を記載させていただきましたが、せどり(転売)で売り上げが出てくるようになると悩みも生じます。
- 値下がり競争に疲れた……
- 常に利益が出る商品をリサーチしなければならない……
せどり(転売)に疲れた時は、メーカー取引(メーカー仕入れ)への移行も考えて下さい。
道具は揃っています。
せどり(転売)もメーカー取引も販売作業は基本的には同じです。
ただ、違うのは「仕入れ先がメーカーから直接」ということだけです。
独占販売によって価格の乱高下の悩みからも解消されますよ^^
なお、せどりや転売には必要ないものの、メーカー取引では必要なものがありますので、以下の記事を参考にしてください。

最後に
本日は、電脳せどりを始めるにあたり、準備しておくべき必要なものを整理してみました。
全ては書ききれませんでしたが、「不便だな」と感じたのに放置しておくのは時間の無駄になってしまいますので、是非改善をしてみてください。
私のコンサル生には「せどり(転売)」をやっていた方はたくさんいますが、「メーカー取引の方が断然楽!!!」と言っております。
若干せどりや転売より用意するものは変わりますが、amazon販売のノウハウは活かせますので、個人の方もメーカー取引を考えてみて下さい。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
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