中古せどりをしている人のリアルな1日と絶対におすすめしない理由

  • 新品せどりで仕入れてもライバルが増えてすぐに価格競争になって利益がでない…
  • 狙った商品が他のライバルに先に仕入れられて仕入れできない…

せどりをしていてこんな悩みを持つ方は非常に多いです。

そしてある程度せどりに慣れてきたから、利益率が高くて儲かると思われている中古せどりに興味を持つことも自然な流れかもしれません。

 

ですが結論からいうと、中古せどりは利益率が高くても、下記のようなリスクとデメリットが多くおすすめしません。

中古せどりのリスクとデメリット
  1. 商品の状態がよくないのでクレームが多い
  2. 仕入れがその場限りで難しくリサーチ地獄に陥る
  3. 商品の検品と出品に時間がかかり効率最悪
  4. すぐに売れないことが多く家 or 事務所に在庫を保管しておかねばいけない
  5. 偽物を仕入れてしまうリスクがありアカウントリスクも高い

 

松井

実際に中古せどりを専業で行っている知人がいて、どんなことをしているか見せてもらいましたが、正直「こんな効率悪くてリスク高いことをようやってんな…」と思いました。。。

 

新品せどりで仕入れができない・リサーチ大変・利益出ないと悩んで中古せどりをするくらいならば、メーカーから直接仕入れをする方法にステップアップをするのが断然おすすめです。

 

本記事では、中古せどりのリスクとデメリットが大きい理由と、中古せどりをするくらいならメーカー仕入れをした方がいい理由についての詳細をお伝えしていきます。

あなたの今後の物販事業のお役に少しでもたてば幸いです。

 

amazonメーカー仕入れ

目次

中古せどりをしている知人の実態~ここまでできますか…?

私の知人というか友人に、中古・ジャンクせどりを専門でしている方がいます。

その方が何をして生計を立てているか、実態をシェアします。

冒頭でもお話ししましたが、「ようやってんな…」と正直思います。。。

本人は楽しんでやっていますし、純粋にすごいなとは思いますが、マネはできないししたくないのが私の本音です(苦笑)。

リサイクルショップや不用品回収で仕入れ→自分で修理・清掃をする

中古品として販売するために、ハードオフなどのリサイクルショップや、不用品回収業者から譲り受けて仕入れをしています。

そのときは自前の軽トラで丸一日走り回り、大きな商品もあるため荷台がパンパンになってタイヤが潰れそうな日もあるそうです(^^;)

そうして仕入れできた商品も、もちろんそのままの状態で出品できることは少ないため、検品や修理したり清掃する作業を自分で行います。

そのまま中古販売できるもの、修理するもの、スクラップにするものを仕分けする作業だけで4~5時間かかり、その後修理するものも程度次第で数時間~数日かけて修理していきます。

彼は主に家電や自転車など、売れなくても最悪鉄くずとしてスクラップ業者に安くても買い取ってもらえる商品を仕入れしているようですが、自分で修理できるスキルと知識、工具などが必要です。

自分で写真を撮影し商品状態の説明文などを記載し出品

仕入れをし検品・修理・清掃をしたら、出品するための写真撮影と説明文を作成します。

amazonでもメルカリやヤフオクなどのフリマサイトでも、中古品の販売はいずれの販売サイトでも上記の工程は必須です。

amazonでの新品販売はセラーセントラルで商品登録すればいいだけですが、中古品販売だとこれだけ工程が増えます。

在庫は庭に専用のプレハブ小屋を建てて保管・管理

amazonでもメルカリでも、中古品販売は商品を自宅で保管する必要があります。

そのため中古品メインでせどりを行う場合、どうしても在庫を保管するスペースと在庫管理が必要になります。

私の知人は庭に専用のプレハブ小屋を建てて、その中に中古商品を保管しています。

 

松井

一度中を見せてもらいましたが、ごちゃっとしてて「探すの大変そうだな…」と思いました。

 

彼のように保管スペースを確保できればいいですが、そこまでスペースの余裕がない場合は中古せどりはだいぶ限定的になってしまいますし、売れてスペースがあくまで次の仕入れができません。

中古せどりをする場合は、在庫スペースのことも考えておかねばいけません。

作業時間は毎日10時間以上で休みは月2~3日程度

私の知人は中古せどりを専門で生計を立てていますので、仕入れから販売までの作業を止めてしまうとその分収入が減ります。

  • 仕入れできる商品を探しに外出
  • 仕入れ商品の修理・清掃
  • 写真撮影や商品説明文作成などの出品作業
  • 売れた商品の発送作業

 

仕入れをしない日や修理をしない日もあるらしいですが、これらの作業をほぼ毎日、10時間以上行っています。

そのためほぼ休みなしで、旅行や帰省などももう10年以上していないとのことでした。

松井

奥様と娘さんはたまに行ってるけど自分は不参加のようです…(泣)

 

中古せどりをしている知人は、このように取り組んでいます。

正直「マネしたい!」「おれにもできる!」と思いますか…??

 

  • 中古せどりに集中するわけではない
  • 新品せどりの利益率の低さをカバーできればいい

という方もいらっしゃるかもしれませんが、中古せどりは他にもリスクやデメリットがとても多いです。

 

中古せどりはリスク・デメリットが多くおすすめしない5つの理由

ではその中古せどりのリスクやデメリットについてお伝えしていきます。

中古せどりは新品せどりに比べて利益率が高いと思われますが、その分リスクとデメリットも大きく、一言でいうと「割に合わない」ことが多いです。

商品の状態がよくないためクレームが多い

中古品はどうしても商品の状態が新品に比べると劣ってしまうため、クレームになりやすいです。

どれだけキレイに清掃して、それを販売時のコンディションで伝えたとしても

  • こんなに色あせてるとは思わなかった
  • この状態であの値段は納得できない

など、販売側の主観と購入側の主観が違っていてクレームになってしまうことは避けられません。

1章で紹介した知人によると、中古せどりはおおよそ5~10%ほど何かしらのクレームになるとのことでした。

めっちゃ多いですよね…(汗)。

新品のクレームであれば、amazonはFBAを利用してることが多いのでカスタマーサービスに誘導してお任せすることができますが、中古せどりの場合は自己配送になるので返送や返金の対応を自分でする必要があります。

せっかく仕入れて修理・清掃した商品が売れた!と思ったらクレームになり、返金になってしまうと、「今までの苦労は何だったのか…」感が中古せどりだとより大きくなることは想像しやすいかと思います。。

仕入れがその場限りで不安定になりリサーチ地獄に陥る

新品せどりもリサーチをし続けなければいけないのでリサーチ地獄になりますが、中古せどりの場合はさらに輪をかけてリサーチ・仕入れの難易度が上がります。

売れる商品をリサーチして、それが中古で・もしくは不用品として見つけられて仕入れできること自体が少ないですよね。

だからといって、リサイクルショップや不用品回収業者で商品を片っ端から仕入れるわけにもいきません。

それがそもそも需要があって中古品として売れるかどうかのリサーチは必ずしないと、売れない中古品ばかりが手元に残って在庫スペースがどんどん膨らんでしまいます。

中古せどりの仕入れは、それほどに難易度が高く経験が必要になってきます。

FBAサービスも使えず検品も出品も時間と手間がかかり非効率

ここまでも説明してきましたが、中古せどりは検品・清掃を入念に行う必要があります。

怠ってしまうとクレームに繋がる確率が高くなりますからね。

また動作確認や、壊れていたら修理する必要があり、そのためのスキルや知識も必要になります。

新品であれば検品も簡単ですし清掃も必要なく、ガンガンFBA倉庫に送れば全てamazon側でやってくれます。

FBAについて詳しくなければ下記の記事を参照ください。

副業で物販なら発送作業ゼロのamazon FBA! 具体的内容や活用方法を詳細解説

 

安く仕入れができて利益率が高くなったとしても、その時間と手間を考えたら利益と見合うのか?は正直疑問です。

すぐに売れないため家or事務所に在庫を保管しておかなければいけない

中古せどりは自己配送のため、売れるまで在庫を自分で保管・管理する必要があります。

紹介した私の知人のように庭があって、プレハブ小屋などをスペースとして使えればいいですが、なかなかそうはいきませんよね。

中古品は毎日何個も売れるものではありませんので、仕入れれば仕入れるほどどんどん在庫が増えていきます。

新品であればFBA倉庫に預けてしまえるので必要のないスペースが、中古では必要になってくることもデメリットです。

発送が遅いとアカウント停止になる

amazonでは自己発送の規約について、下記の通り定められています。

Amazonのポリシーでは、出品者がAmazonで出品するには、出荷遅延率を4%未満に抑える必要があります。出荷遅延率が4%以上になると、出品者出荷での出品が停止になる場合があります。

※「セラーセントラル・アカウント健全性評価プログラムポリシー>出荷遅延率」より抜粋

発送・出荷の遅延が4%を超えると、アカウント停止リスクが高まります。

そもそも発送が遅くなるとクレームに繋がる確率も高まりますしね。

だからといって発送予定日を遅く設定してしまうと、購入される確率も下がりますし難しいですよね。

私の知人も発送予定日を遅くしないようにしているため、満足に休みも取れず家族と旅行にも行けていません。

これも新品であれば、FBAを使ってamazon側で24時間365日発送対応してくれますので、中古せどりのリスクとデメリットですよね。

松井

このように中古せどりは多くの手間がかかり、そのくせクレームも多いなど様々なリスクとデメリットばかりで、とてもではないですがおすすめできません。

 

中古せどりをリスク大でもやるくらいならメーカー仕入れが断然おすすめ

せどりで利益が出ない方や思ったように稼げない方は、中古販売をリスク大で行うよりも断然おすすめの方法があります。

それがメーカーから直接仕入れるという方法です。

メーカー仕入れの超具体的な取り組み方については、下記の記事で詳細をお伝えしていますので、ぜひ合わせてお読みください。

【2024年版】amazonメーカー仕入れで個人が月利50万を達成できる超具体的7ステップ

メーカー仕入れは新品・中古に限らずせどりの問題点を全て解決できる

メーカーから直接仕入れをすることは、流通の最上流から仕入れができますので、しっかりと利益を確保しながらせどりでは解消できない問題点を全て解決できるんです。

  • 製造したばかりの高品質な商品を購入者にお届けできるためクレームがほとんどない
  • 一度取引できればメール1本でリピート仕入れができるため、リサーチ地獄から解放されて長期的に利益を積み重ねられる
  • 当然全て新品で販売できてFBAを利用できるため、在庫の保管・発送・カスタマー対応の全てをamazonにお任せできる
  • 交渉次第でメーカーからFBA倉庫に直送することも可能
  • 正規品を販売できるのでアカウントリスクはゼロ

 

それではここからは詳細を解説していきます。

【問題解決①】高品質の商品を販売できてクレームがほとんどない

メーカーから直接仕入れができるため、製造したての高品質の商品を仕入れられます。

せどりでは主に小売店での仕入れが多いので三次流通以降の状態ですよね。

これだけでクレームがくる確率が大きく変わってくるのです。

松井

実際私もamazon物販を始めたときはせどりから始め、メーカー仕入れにステップアップしましたが、クレームは1/10以下に減りました。

メーカー仕入れでは月商400~500万規模で、年間2~3件ほどしかクレームはきていません。

メーカーから仕入れるだけで、クレームを激減できることを身を持って体験しています。

【問題解決②】メール1本でリピートが可能で取引先が増えるほど安定して長期的に利益を積み重ねられる

リサーチ地獄からの解放もメーカー仕入れの大きなメリットです。

中古せどりの仕入れが難しいことは前の章でも述べましたが、新品でもせどりは基本的にセール品で安くなっている商品を仕入れます。

しかしその商品が来月・再来月もセールしてて、同じ価格で仕入れができることはほとんどありません。

そのためせどりで利益を伸ばしていこうとすればするほど、リサーチ作業もどんどん増やしていかなければいけません。

 

このリサーチ地獄をメーカー仕入れなら解決することができます。

メーカーにアプローチし一度取引が可能になれば、以後はメールで発注書を送るだけでリピート仕入れが可能になります。

わずか1~2分で、いつでも同じ価格で仕入れることができます。

そのためリサーチして取引先が増えれば増えるほど、楽に利益を積み重ねていけるようになります。

 【問題解決③】交渉次第でFBA倉庫へメーカーから直送してもらうことも可能

メーカー仕入れは当然全て新品での販売になりますので、中古せどりと違ってamazonFBAサービスを利用できます。

そのため仕入れ時の検品も簡単ですし、在庫の保管・管理・発送業務は全てamazon側で対応してもらえます。

また、メーカーとの交渉次第で直接メーカーからFBA倉庫へ直送してもらうことも可能です。

そんなことはまずせどりではできません。

メーカー直送が増えれば、自身でFBAへの納品作業も減らせてさらに自分の時間を確保できるようになります。

【超簡単】amazon倉庫へメーカーに直送してもらう方法7STEP

【問題解決④】正規品を販売できるのでアカウントリスクはゼロ

メーカー仕入れであればアカウントリスクもゼロにできます。

メーカーから仕入れた際に請求書を発行してもらえますので、万が一のクレームやamazonの真贋調査が入ったとしても、正規ルートで仕入れたことをすぐに証明することが可能です。

新品でも中古でもせどりの場合は、正規ルートとはいえない仕入れになりますので、購入者からのクレームや通報によって真贋調査が入ってしまうと対処が非常に難しくなります。

アカウント停止リスクは常に背中合わせなのがせどりですが、メーカー仕入れであればこの点も簡単に問題解決することが可能なのです。

 

最後に

ここまで中古せどりをしている知人の実態と中古せどりのリスク・デメリット、またそれらを全て解決可能なメーカー仕入れについてお伝えしてきました。

せどりで利益が出ない、頭打ちになっている方は中古せどりに魅力を感じるのも、せどり経験のある私にも気持ちはよくわかります。

ですが実際に中古せどりは利益率が高くできても、その何倍ものリスク・デメリットがありとても割に合いません。

それであれば正規品を販売できてクレームがほとんどなく、リサーチなどの作業も楽になるメーカー仕入れの方が断然おすすめです。

私もせどりから始めてメーカー仕入れにステップアップすることで、作業を減らしながら利益を1.5倍に伸ばすことができました。

興味のある方はぜひメーカー仕入れも検討してみてください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
  • 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
  • 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど

 

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ABOUT US
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松井健輔EC STARs Lab 個別サポート講師&CS部門責任者
1983年生まれ、2023年現在40歳、既婚者(オタクの嫁)。

会社員勤めの中、2019年からamazon物販を副業で開始。
電脳せどりで月利40万を達成するも、リサーチ地獄やamazonアカウント停止の危機に。
せどり・転売の先行きに不安が増し、メーカー取引にステップアップすべく2020年にEC STARs Labに参加、メーカー取引を開始する。
コンサル期間の1年で月利50万円を達成し独立を果たす。

現在は明るく前向きな性格と人柄を買われ、EC STARs Labのコンサルサポート講師に就任、月利30~100万円以上の成果を上げるコンサル生を多数輩出している。
また自身の経験をもとに「メーカー取引×amazon物販」の良さをブログで情報発信したり、EC STARs Lab会員サイトのリニューアルなど、コンサル生がより成果を上げやすい仕組み作りにも取り組んでいる。
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