【実体験】卸の達人が仕入れに適したサイトなのか実際に登録してみた!

「商品数を増やしたいと思っていて仕入先を探しているけど、卸の達人って使えるのかな?」

この記事にたどり着いた方の中には、上記のようにお考えの方もいらっしゃると思います。

結論から言うと、卸の達人のみで利益を上げていくことは難しいと感じます。

しかし商品によっては利益が出るものもありますし、無在庫販売にも対応しているので、状況に応じて使い分けることが可能です。

また個人・法人に関係なく掛払いもできるなど、資金繰りにおいては非常に優しいサイトです。

しかし、基本的には誰でも登録が可能なので、ライバルが多くなる傾向があり価格競争が起こり、利益率が低くなる傾向があります。さらに取扱商品数が少なく仕入れる商品が限定されることも価格競争に拍車をかけています。

今回は実際に私が卸の達人に登録して分かったこと、感じたことを上記以外にも詳しくお伝えしていきます。

記事の後半では私がおすすめする仕入れの仕方についても解説いたします。

この記事を読んでいただき、卸の達人についての理解を深め、あなたの物販ライフに役立てていただければと思います。

amazonメーカー仕入れ

【結論】卸の達人はせどりの仕入れでは使えない

実際に私が卸の達人に登録して感じたことは、せどりの仕入れ先としては使えないということです。

購入者への直送サービスがあったり、個人でも掛払いに対応してもらえたりとメリットも多いです。

ただその反面扱える商品数が少ないので、どうしても人気の商品にはライバルが群がってしまう傾向があり、利益が出ないと感じます。

また簡単に誰でも会員登録できてしまう点もライバルが増えてしまう原因です。

そのため卸の達人からのみの仕入れでは、なかなか利益を積み上げていくことは難しいでしょう。

初心者の方であれば販売の実績を積みたいなど、スタートダッシュに卸の達人から仕入れることは良いことだと思いますが、長く売っていくサイトではないと感じます。

次項ではamazonで使えない理由についてさらに深ぼっていきます。

登録してわかった卸の達人では利益が出ない3つの理由

ここからは私が感じた卸の達人がamazonには適していない理由を3つ、お伝えしていきます。

卸の達人からの仕入れはライバルが多すぎて利益を出すことが難しい

卸の達人は誰でも簡単に、しかも無料で会員登録をすることができます。

現時点での会員数は約7,500人と多くの方が登録をしています。

それだけ多くの方に支持されているサイトと言えますが、裏を返せばそれだけ多くの方がライバルということになります。

以下の画像はとある週で卸の達人の売れ筋ランキング1位の商品です。

試しにamazonで同じ商品を検索してみました。

上記商品はamazonで10人の方が販売しており、やはりライバルは多いです。

肝心の利益ですが計算してみると・・・

amazon販売価格-卸の達人卸価格-卸の達人送料-amazon手数料=利益

1,050円-574円-880円-462円=-866円

計算した結果、なんと利益が出ないどころか赤字という結果になってしまいました。

仮に卸の達人からの送料を抜いたとしても、ほぼトントンで利益は全く出ません。

この現実に加えてライバルが多く、なかなか売れないことも予想されるので、在庫リスクが非常に高いと言えるでしょう。

他にもamazonを販路にした場合、利益が出ない商品が多くありました。

やはり「amazonでは厳しいな・・・」という印象が強いです。

amazonが販路だと利益が出る商品はごくわずか

先ほどの商品の他にもいくつか利益計算をしてみましたが、利益が出る商品はごくわずかでした。

そして利益が出るといっても非常に薄利で3%~5%の利益率がほとんどです。

この利益率では卸の達人からの仕入れで稼いでいくことは難しいですし、これに加え前項でもお伝えした通りライバルが非常に多くなる傾向があるので、価格競争になる可能性も高いです。

また送料については税込3万円以上の購入で無料になるものの、単価やライバル数にもよりますが一度に3万円の購入はハードルが高いと感じます。

このような点からも、卸の達人で利益を出していくのは非常に厳しいと言えるでしょう。

amazonでは無在庫販売を行うことが難しい

卸の達人の特徴の一つである直送サービス(無在庫販売)もamazonの規約上制限が多く現実的ではありません。

完全に禁止されているわけではありませんが、amazonで無在庫販売をする際は、以下の規約を守って行う必要があります。

※amazonコンディションガイドラインより抜粋

上記のようにamazonでは定められており、要約すると商品を購入者へ直送する際に納品書や請求書、外箱などに出品者以外の情報を記載してはいけないということです。

これは購入者の方が「amazonで買ったのに別のところから送られてきたけど何で??」と混乱を招かないための措置でもあります。

つまりメーカーの納品書を商品と一緒に届けることは規約上できませんし、発送先も卸の達人からではなく、出品者の住所である必要があります。

直送サービスを使用できれば利益を出していける可能性はあるものの、amazonが販路の場合は直送サービスを活かしていけないので利益を出していくことは難しいと感じます。

卸の達人から仕入れるよりメリットが大きいメーカー仕入れに取り組んでみよう!

卸の達人から仕入れをしても利益が出る商品もあるかと思います。しかしamazonを販路にするのであればメーカー仕入れに取り組むことをおすすめします。

なぜメーカー仕入れなのか?

その理由を3点、お伝えしていきます。

最安値で仕入れることが可能

メーカー仕入れは、商流の最上流であるメーカーから商品を仕入れることになるので卸値は最安値になります。

上記の図のようにせどりの場合は卸問屋や小売店から購入することがほとんどです。

卸の達人の場合は二次にあたるわけですが、その前のメーカーから仕入れることができれば当然最安値での仕入れが可能となるのです。

また継続してメーカーと付き合うことで、さらに卸値を下げていくことも可能です。

もちろん利益率が上がりますがそれだけではなく、自分だけの卸値を得ることができれば、同じ販売価格でもライバルは赤字でも自分は黒字、という展開にすることも可能です。

このようなことができるのもメーカー仕入れならではと言えるでしょう。

メーカーと直接価格交渉ができる

前項でも少し触れましたが、メーカーから直接仕入れることによって価格交渉ができる点は非常に大きいです。

実は卸の達人でも価格交渉は可能ですが、その方法は購入数量での交渉しかありません。

しかしメーカーであれば購入数量だけでなく、メーカーがあなたと取引をするメリットを感じてもらえれば他にも卸値を下げてもらえる可能性があります。

例えば、取引しているメーカーが新商品をamazonで売りたいと考えているが、どうしたらいいかわからないケースです。

そういったときに「私がamazonの商品ページを作るので、お手伝いさせてもらえませんか?」などと声をかけ、自分がいることでメーカーにメリットを感じてもらうという方法があります。

そういったことの積み重ねで信頼を得ていき、自分だけの卸値を獲得することも可能です。

また半年や1年など長期的に購入し続けることで卸値を下げてくれるケースもあります。

メーカー仕入れは取り組んですぐに成果が出るわけではありませんが、長期的な視野を持って取り組んでいくことで、継続して利益を出していくことが可能なビジネスです。

他のライバルと差別化をすることで限定・独占が狙える

メーカー仕入れでは、メーカーと密にコミュニケーションを取ることでライバルと差別化することができます。

差別化ができ、限定・独占を実現できれば安定した利益を確保できますし、さらに利益を上げていくことも可能となります。

現在多くの方がメーカー仕入れにチャレンジしていますが、その多くは取引希望のメールを1通送って終わりという方がほとんどです。仮に取引が決まったとしてもその後にメーカーとコミュニケーションを取る方が非常に少なく、ここにチャンスは転がっています。

ではどのようにして差別化を図るのか?コミュニケーションを取るといってもどのようにとるのか?

実はメーカーとコミュニケーションを取るには多くの方法があります。

メーカーとコミュニケーションを取る方法
  1. 電話をかける
  2. ZOOMをする
  3. 会いに行く(メーカーに訪問する)
  4. 初めて商品が届いた際にお礼をする(できれば電話で)
  5. 始めて商品が売れた時にお礼をする(こちらもできれば電話で)
  6. リピート発注時に電話する
  7. 商品を理解する、商品の知識をつける
  8. 手紙を送る
  9. 仕事以外の話をする
  10. 自分のストーリーを話す

ざっと挙げただけでも10個の方法があります。

この10個全てに取り組む必要はありません。

上記はあくまで方法であって、一番大切なのはメーカーとの接触頻度を増やすことです。

そしてメーカーとコミュニケーションを取るといっても、特別なことを話す必要はありません。

まずは自分がどんな人なのか、メーカーに認識してもらうことを意識していきましょう。その上でメーカーと徐々に信頼関係を構築していき、amazon販売の助言や提案などをします。

そこでメーカーがメリットを感じることであなたは特別な存在になれたとき、はじめて限定や独占といった結果を手に入れることができるのです。

この話を聞いただけでは難しく感じるかもしれません。

しかしこれはビジネスだけの話ではなく、普段の人間関係と共通しています。

あなたが好きな人と付き合いたいと思ったらどのような行動を取るでしょうか?

多くの方はまずは話をしたい、自分の存在を知ってほしいと思うはずです。

そこから少しずつ仲良くなり、相手が「この人と付き合ったら楽しそう」などメリットを感じれば付き合うことが可能になります。

もう一度言います。何も難しいことをする必要はありません。

まずは仲良くなることを意識していきましょう。

そうすることでメーカー仕入れは、あなただけのビジネスに発展していきます。

amazonメーカー直取引では部分独占販売・販売者の限定化を目指そう

最後に

ここまで卸の達人について登録してみて感じたことなどをお伝えしてきました。

記事の中でもお伝えしましたが、やはりamazonを販路にしている以上卸の達人で利益を上げていくことは難しいと感じます。

もしあなたが今後もamazonを販路に稼いでいきたいと考えているのであれば、ぜひ一度メーカー仕入れも検討してみてください。

取り組んでみて損はないと思います^^

 

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ABOUT US

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山田雄輝EC STARs Lab 個別サポート講師
1986年生まれ、2023年現在36歳。

2020年に高校卒業から勤めていた会社の将来に不安を感じ、amazon物販ビジネスを開始。
開始と同時に中村のコンサルを受講。
コンサル受講後約1年6カ月で、コミュニティーで教えているメーカー取引の手法に絶対の確信を得て、16年勤めていた会社を退職し独立。
現在でもメーカー取引に取り組んでおり、順調に数字を伸ばし続けている。

またEC Stars Labのサポート講師としても、多くのコンサル生にメーカー取引のノウハウを伝え、物販未経験だったからこその視点で、副業や物販未経験者に寄り添ったサポートをしている。

座右の銘は「全盛期は常に未来」。
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