ジャンクせどりは狙い目?メリット・デメリットや成功のコツ、注意点を詳細解説

ジャンクせどり

こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の中村裕紀です。

物販では、ジャンク品を仕入れ、必要なら修理してamazonやメルカリなどで販売するジャンクせどりというジャンルがあります。

ジャンクせどりは一部の中上級者が得意とする手法ですが、初心者には難しいところがあり、取り組む際は十分に注意が必要です。

そこで、ジャンクせどりのメリットやデメリット、注意点などを解説していきます。

 

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ジャンクせどりのメリット

ジャンクせどりのメリット

まずは、ジャンクせどりのメリットを解説します。

ジャンクせどりには、以下のような他のせどり・転売にはないメリットがあります。

安価な仕入れが可能で利益率が高い

ジャンク品は当然安く仕入れることができるので、利益率が高い傾向にあります。

初心者の方には、未使用・未開封の商品を転売する方が商品不良の発生リスクが低くおすすめではありますが、どうしても利益率が低くなります。

ジャンク品は仕入れ価格が安いので、販売価格を多少抑えても高い利益率が担保できることがあります。

消費者の立場では、「新品未開封じゃないと嫌だ」という人もいれば、「訳あり商品でも構わない」という人もいます。

そのため、ジャンク品については一定の需要があるのも事実です。

利益率の高いせどりをしたい方にとっては、ジャンクせどりは狙い目かもしれません。

実態はジャンク品ではなく修理が不要な場合がある

ジャンク品は、基本的には故障や傷などがあるため、不良品扱いされている商品です。

機能やデザイン面で欠陥があれば修理する必要がありますが、ジャンク品として販売されている商品のなかには、実態が問題ない商品もあります。

商品不良のリスクを抑えるために十分な検品は必要ですが、場合によっては修理の手間なく販売できる可能性があります。

ライバルが少ない

ジャンクせどりは、比較的中上級者向きの手法になり、商品知識が求められることもあるのでライバルが少ない傾向にあります。

通常のせどりや転売は、非常にライバルが多く、特にamazon販売の場合は価格競争に巻き込まれやすくなります。

ジャンクせどりは、安く仕入れることができる割にはライバルが少ないので、やや穴場と言える分野と言えます。

安く商品を買いたい消費者から需要がある

せどりや転売というと、商品を買い占めて定価以上の価格で販売する高額転売のイメージがあり、イメージが悪いです。

しかし、ジャンクせどりはどちらかというと、安く商品を仕入れて、修理やメンテナンスをして、安く販売できる点があります。

そのため、前述した通り「機能的に使えれば問題ないから安く買いたい」という消費者に対して、ある程度しっかりした需要があります。

需要と供給のバランスを壊すせどりではないので、高額転売よりはまだイメージがいいかもしれません。

とはいえ、ジャンクせどりは実際に商品不良によるトラブルが発生することが多く、amazonなどのアカウント停止リスクは高いです。

ジャンクせどりのデメリット

ジャンク品のデメリット

続いて、ジャンクせどりのデメリットを解説します。

ジャンクせどりは、次のようなデメリットが多いので初心者にはハードルが高くて中上級者向きです。

また、手間がかかるので、利益率が高いものの、効率のいいビジネスとは言えないところもあります。

実際の体験談も下記の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。

中古せどりをしている人のリアルな1日と絶対におすすめしない理由

場合によっては修理が必要

ジャンク品は、商品の状態がバラバラで、実態は機能面で問題ない商品もあれば、正真正銘のジャンク品の場合もあります。

後者であれば、当然修理やメンテナンスが必要となるため、かなり手間がかかります。

中途半端な修理では消費者からクレームが来るので、修理が必要ならしっかりと直さないといけません。

慎重に検品する必要がある

ジャンク品は、もともと不良品として販売されているわけですから、機能やデザイン面で慎重な検品が必要です。

ジャンク品は、仕入先の店舗では雑に扱われていることもあるため、余計な傷が付いたり汚れたりしていることもあります。

不良があるのであれば、しっかり消費者に伝えなければ、大きなクレームの元となります。

例えばメルカリで販売するのであれば、商品ページにその旨を伝えておかなくてはいけません。

ジャンク品の商品の検品には十分に注意しましょう。

アカウント停止リスクがある

ジャンク品は、もともと不具合がある商品ですから、しっかり修理・検品しないと不具合が残ったままamazonやメルカリで販売することになります。

もちろん、不良品を販売してしまった場合は、大きなトラブルに繋がりアカウント停止リスクの可能性があります。

特にamazonで販売する場合は、以下の商品は出品禁止商品となるので注意してください。

  • 明らかに機能に問題がある商品。
  • かび、激しい変色、腐食などの形跡がある清潔ではない商品。
  • 使用に支障があるような破損が見られる商品。
  • 使用に不可欠な付属品や部品が不足している商品。(説明書はなくてかまいません)
  • 修理やメンテナンスが必要な商品。

※amazonコンディションガイドラインより抜粋

大量仕入れができない

ジャンク品は、基本的には1点モノです。

修理・検品の手間をかけても、利益は商品1点分です。

利益率が高いというメリットはありますが、利益額が大きいとは言えないのがジャンクせどりです。

しかも、クレームや返金・返品リスクも高く、場合によっては余計な消費者対応に手間を取られる可能性もあります。

ジャンクせどり成功のコツや注意点

ジャンクせどりの成功のコツや注意点

以上のことを踏まえて、ジャンクせどりの成功のコツや注意点について解説します。

ジャンクせどりは、先にお伝えしたように、amazonやメルカリなど販売先のアカウント停止リスクがかなり高い方法です。

そのため、ジャンクせどりを行う際は十分に注意して行うようにしてください。

ジャンクせどりの主な仕入れ先(実店舗)

ジャンクせどりの主な仕入れ先は、以下のような実店舗となります。

というのも、ジャンクせどりは、本当に商品として販売できるかどうかの目利きが必要だからです。

ジャンク品を主に取り扱っている店舗として代表的なのが、ブックオフやハードオフです。

まずは、お近くのブックオフやハードオフでジャンク品を探してみるといいでしょう。

なかには機能的に問題なく、条件が厳しいamazonでも販売できそうな商品もありますが、正真正銘のジャンク品も多いので注意してください。

ブックオフせどりで今でも利益を出す方法とメリット・デメリット

 

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ジャンクせどりの主な仕入れ先(インターネット)

目利きが難しくなるので、少しハードルが上がりますが、インターネットからジャンク品を仕入れる手もあります。

出品しているのは店舗ではなく一般人のため、本当に修理やメンテナンス、掃除が必要な商品が多く、手間のかかる商品が多いです。

しかし、なかにはクレームを嫌がってかすり傷程度が付いただけの、機能的に問題のない商品でもジャンク品で販売されていることがあります。

商品の写真や説明などで、コンディションをよく確認してみてください。

主な仕入れ先としては、メルカリ、ヤフオク、ジモティーなどがありますが、いずれも商品の状態は注意が必要です。

修理をする必要のない商品を狙う

ジャンク品の修理不要

目利きが求められますが、ジャンクせどりの狙い目になるのは、修理やメンテナンスの手間がない商品です。

具体的には、実店舗のジャンクコーナーでコンディションや動作確認をして、問題ない商品です。

このような商品であれば、多少の掃除は必要になっても修理の手間をかけることなく出品できるでしょう。

実際にジャンク品のなかには動作チェックや検品をしていないだけの商品や無保証品が含まれていることも多いです。

ジャンク品を修理する方法

ジャンク品の修理方法

基本は修理が必要ない商品を狙うのが効率的ですが、利益率を考えた場合、修理する必要がある商品を狙うのもありです。

「ジャンク品を修理なんて、自分には難しくてできない」「めんどくさい」と思われる方も多いです。

しかし、実際にGoogleやYouTubeなどで調べてみると、商品の修理方法について紹介されている記事や動画がたくさんあります。

そのため、以前よりは商品知識がなくてもジャンク品を修理しやすくなっています。

もしジャンク品を修理する際は、インターネットで検索して探してみてください。

また、実店舗から仕入れた方は、「どうやったら修理できるか?」ということを聞いてみてもいいでしょう。

最後に

以上、ジャンクせどりのメリット・デメリットや、成功のコツや注意点をお伝えしました。

ジャンク品は、未使用・未開封の商品に比べて安く仕入れることができる一方で、不良品を販売してしまうリスクを伴います。

利益率が高い一方で、修理や検品に手間がかかり、amazonやメルカリのアカウント停止リスクも高い手法です。

また、基本的にジャンク品は無保証の商品なので、販売先のプラットフォームの規制も確認が必要です。

修理やメンテナンスが好きな方や、掘り出し物が好きな方にはいいでしょうが、リスクと効率を考えるとデメリットの多いビジネスです。

比較的中上級者向きと言われるジャンクせどりですが、中上級者ならメーカー仕入れ(メーカー直取引)などにシフトしてせどり・転売を卒業することも視野に入れてください。

せどりや転売とは違うコツが必要なところはありますが、メーカー仕入れの方がリスクなく効率的に利益を安定させることができます。

 

 

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ABOUT US

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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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