副業で物販ビジネスに興味あるけど、怪しいと思って躊躇していませんか?
結論からお伝えすると、物販自体は「怪しい」とは程遠い真っ当なビジネスモデルです。
私の周りで物販ビジネスで生計を立てて、プライベートが充実している方はたくさんいますが、話していて「怪しい」イメージがまったくありません。
しかし、なかには怪しいと思われる情報も少なくないのも事実で、私の友人でも物販ビジネスで失敗を経験した人がいます。
そこで、物販ビジネスが怪しいと言われる理由や、騙されないための対処法について解説します。
物販ビジネスに興味はあるが不安を感じている方は最後までご覧ください。
目次
【結論】物販ビジネスは怪しくない!でも一部例外あり・・・・・・
冒頭でもお伝えした通り、物販自体は極めて真っ当なビジネスであり、決して怪しいものではありません。
ただ、一部例外として怪しい話は存在する点は注意が必要です。
物販ビジネスは小売店とほとんど同じ仕組みなので怪しくない
物販ビジネスは簡単に言うと、商品を安く買って高く売って、差額が利益となる仕組みです。
物販ビジネスの一連の流れを示すと、以下の図の通りです。
上図のように、まずは商品をネットショップや近所の実店舗、もしくはメーカーから直接仕入れて、Amazonやメルカリなどで販売します。
購入者がAmazonなどを見て購入したら、めでたく売上が発生します。
上図のように、購入者が支払った売上金に、仕入れ代金と送料・手数料を差し引いた分が利益となります。
物販ビジネスの手法は様々ですが、基本的には上図のようなビジネスモデルになります。
その通りです。
実際に、物販ビジネスは、小売業と同じ仕組みと考えていいでしょう。
小売業とは、メーカーや代理店、卸売業者から商品を安く仕入れて、消費者に販売します。
小売店については上図のようなイメージとなり、物販ビジネスとほとんど仕組みは同じになることがわかります。
つまり、物販ビジネスそのものは怪しいものでは何でもなく、商売の基本構造になるのです。
一方で怪しい物販ビジネスの情報も少なくない
後述するように、なかには物販ビジネスにはモラルに反した不当な高額転売を行う転売ヤーもいますし、怪しい情報を発信する人も少なくありません。
「火のない所に煙は立たない」と言われるように、実際に怪しいことをしている人も一定数いるのは事実です。
実際に私の周りでも怪しい情報による失敗談があります。
少し前の話ですが、一例を紹介すると・・・・・・
私の友人Aさんは、ある日物販ビジネスを開始したのですが、私も「一緒にやらないか」と誘われました。
かなり熱心に誘われたのですが、当時の私は会社員とアフィリエイターの兼業だったので、とても物販ビジネスに取り組む時間までは取れそうにありません。
でも、なぜそこまで熱心に声をかけてくるのか疑問に思った私は、いろいろ調べたり本人に聞いたりしました。
その結果、物販に関する情報商材をネットワークビジネスの仕組みで販売していることがわかったのです。
ネットワークビジネスであることを知った私は、もちろん「自分はやらない」の一点張りです。
2~3ヶ月後、AさんはAmazonのアカウントが閉鎖され、二度と同じアカウントでAmazon物販ができなくなってしまいました。
Amazonのアカウントが閉鎖されれば、売上金は凍結され、Amazonの在庫に預けていた商品はすべて返送されます。
AさんもAmazonアカウント閉鎖で数十万円ほどのお金を失ってしまったらしく、あっけなく物販人生を終えました。
Aさんはどんな物販ノウハウを教わったのかはよくわかりません。
ただ、アカウントリスクをほぼゼロにできる安心・安全の手法は存在します。
もっと真っ当な情報であれば、Aさんは今でも物販ビジネスを続けていたかもしれません。
物販ビジネスが怪しいと言われる3つの理由
物販ビジネスが怪しいと言われる理由は、大きく分けて3つあります。
- 怪しい詐欺的な情報を発信する人がいる
- 稼げない人が多い
- モラルに反した行為をする人が多い
物販ビジネスは真っ当な方法ではあるのですが、上記のようなことがあるので、今でも「怪しい」と言われ続けるのです。
稼げるか怪しい詐欺的な情報発信する人が存在する
物販ビジネスは副業で人気の手法で、GoogleやYouTubeなどで検索すると様々な情報があります。
しかし、先ほどもお伝えした通り、なかには「詐欺ではないか?」と思えるような怪しい情報も少なくありません。
※弁護士法人AURA公式サイトより抜粋
上図のような副業や情報商材詐欺に関する相談窓口を設ける弁護士事務所も少なくありません。
もちろん、このなかには物販ビジネスも含まれます。
https://twitter.com/MbkkyePuxRCOMZh/status/1620127770029469697
実際、Facebook広告やYouTube広告などで露出している物販スクールでも、実は悪評が広がっているところは少なくありません。
10~20年前に比べると、どこに住んでいようが情報を取りに行くのが簡単な時代になっています。
しかし、その分怪しい情報にも引っかかりやすくなっているので注意が必要です。
後述するモラルに反した転売ヤーになることを推奨しているスクールもあります。
また、一時期、とある倉庫から古着を100円で仕入れて転売するビジネスをよく聞きましたが、トラブル報告も少なくありません。
一見すると、誰でも簡単に稼げそうな物販ビジネスほど怪しいと思った方がいいでしょう。
今でも物販ビジネス界隈には、怪しい人が怪しいやり方を発信していることが少なくありません。
様々な情報を収集して、正しく判断する力が求められていると言っていいでしょう。
稼げない人が多い
物販ビジネスが怪しいと言われるもう1つの理由が、現実的に稼げない人が多いことです。
みんな稼いでいたら誰も怪しいと言わないはずです。
私が昔取り組んでいたアフィリエイトも「怪しい」という人が少なくないビジネスです。
アフィリエイトも別に怪しくない真っ当なビジネスモデルなのですが、稼げる人がほんの一握りでした。
物販ビジネスについても同様で、実際に少し試してみたけれど、稼げなかった人がたくさんいます。
原因としては、「稼げない怪しい情報に引っかかった」「独学で間違った努力をした」「行動量が足りない」「アカウントがBANされた」など様々です。
そして、すぐに挫折して「物販ビジネスは稼げない」といった口コミを流したり、SNSで投稿したりしてしまうのです。
ただ、物販ビジネスは正しく学んで適切な行動量で実践すれば、十分稼ぐことができます。
私の周りでも、月利50万円、100万円と稼いでいる人はたくさんいます。
よく、「挑戦したいことに反対する人はドリームキラー」と言われますが、実際に実践していない人や、すぐに挫折した人のアドバイスはあてにならないことが多いです。
人のアドバイスや評判を求めるのであれば、長く実践して実績のある人の話を聞いた方がいいでしょう。
モラルに反した転売ヤーが存在する
物販ビジネスというと、転売ヤーの存在を思い浮かべる人が少なくありません。
転売ヤーは、人気限定商品などを不当に買い占めて、値段をつり上げてメルカリなどで高額転売します。
消費者が適正価格で商品を買えないので、転売ヤーはとても評判が悪いです。
今でも、転売ヤーによる不当な高額転売はちらほら見かけるので、物販ビジネスのイメージは良いものではありません。
ただ、転売ヤーのような行為をしなくても、十分物販ビジネスで収益を上げることはできます。
また、転売ヤーのような行為は、販売メーカーや店舗が徹底して転売対策をしていて、駆逐され始めています。
買い占めた商品が再販されて転売ヤーが不良在庫を多く抱えて爆死するケースも少なくありません。
今後、長い目で見たときに、モラルに反した転売ヤーは消えていくことになると考えられます。
怪しい物販ビジネスに騙されて失敗しないための3つの対処法
怪しい物販ビジネスに騙されないためには、情報を正しく判断する力が求められます。
ただ、情報を正しく判断するといっても難しいことではなく、概ね次の3点を守れば、怪しい物販ビジネスに騙されることはなくなるでしょう。
高額なツールやサービス利用料が必要でないこと
物販スクールに通って、物販ビジネスに取り組むことは悪いことではありません。
ただ、コンサル料とは別に高額なツールやサービス利用料が求められた場合は要注意です。
というのも、真っ当な物販ビジネスであれば、高額なツールやサービスを利用しなくても十分取り組めるからです。
もちろん、物販ビジネスでは様々なツールを使った方が効率がいいですが、無料で利用できるものが少なくありません。
有料ツールであっても、Amazon物販でよく利用されるKeepaは月額19€(月額約3,200円)ですし、プライスターは月額5,280円程度です。
しかし、詐欺的な物販スクールやコミュニティが提供するツールでは、月額数万円もしたり、一括で何十万円も請求してきたりする場合もあるようです。
高額なツールを利用して成果を出すことができればいいですが、多くの場合はAmazonアカウント閉鎖など逆効果に陥るケースが多いです。
また、高額なサービス利用料を提供しているような場合も要注意です。
といったものです。
仕入れ先や仕入れる商品を指定されている時点で、アウトだと思いましょう。
実際、そんな儲かる仕入れ先があれば会員同士で競争になりますし、転売しようとしても価格競争が起きて結局売れません。
物販ビジネスを教わる際は、「儲かる仕入れ先や商品を教えてください」ではなく「儲かる仕入れ先や商品の探し方を教えてください」というスタンスで取り組むことが大切です。
高額ツールや高額なサービス利用で簡単に儲かるとは考えないようにしましょう。
SNSなどで悪評が書き込まれていないこと
物販ビジネスの情報が怪しいものかどうか判断する際は、発信している人の悪評がSNSなどで書き込まれていないか確認しましょう。
先ほどもお伝えしたように、Facebook広告やYouTube広告などで露出が多い物販スクールでも、実は悪評が広がっているところは少なくありません。
必ずしもSNSの悪評が正しいというわけではないのですが、あまり上記のような悪評が目立つスクールやコミュニティであれば慎重に検討した方がいいでしょう。
私の個人的所感では、物販スクールやコンサルの悪評をまとめたブログ記事自体が怪しいと感じています。
というのも、よく読むとブログを書いた本人が、物販スクールなどで騙された経験があるわけではなく、信憑性がないためです。
おそらく、アフィリエイト収入だったり、誰かに依頼されたりと、何らかの意図があって書かれた記事ではないかと思われます。
あまりに悪評記事が多い物販スクールやコンサルであれば考えた方がいいですが、半信半疑くらいで考えておくといいでしょう。
書籍で詳細なノウハウが解説されている手法であること
インターネットの情報を一つひとつ探すより、ノウハウが体系的にまとめられている書籍の方が効率的に学べます。
また、書籍を出版している著者の情報は信頼性が高いので、信頼できる人や情報を見極めるうえでも有効です。
ただ、書籍を出版している人がすべて信頼できるとは限りません。
信頼できる書籍、著者を見分けるポイントは大まかに次の2点です。
①商業出版していること
ここ数年、出版社を通さずにKindle出版する人が増えています。
Kindle出版は、「お金をかけない自費出版」と言えるもので、誰でも簡単にKindleで本を出せるようになりました。
私も、昔書いた小説をKindleで出してみようかなと思っているくらいです。
ただ、信頼性が高いのは出版社を通した商業出版されている書籍です。
というのも怪しい物販ビジネスであれば、出版社も信用に関わるので商業出版しようと思わないのです。
ノウハウの一部を知りたいだけであればKindleでもいいですが、信頼性の高い著者を探したいのであれば商業出版された書籍から探しましょう。
②ノウハウが出し惜しみなく公開されていること
商業出版されている本の著者であっても、信用できるとは限りません。
実際、商業出版したような人でも評判の悪い人は一定数います。
という人が意外と多いのです。
ただ、評判の悪い著者の書籍は、内容的に薄かったり、出版時期の割に情報が古かったりしていることが多いです。
物販ビジネスでは、昔は稼げていた手法だったが、今では通用しないということも珍しくありません。
そのため、書籍を読む際は、最新情報を含めてノウハウが出し惜しみなく公開されているかどうかをチェックしましょう。
と思うことができれば、著者が信頼できる可能性が高いです。
と思ってしまったら、その著者の情報は信じない方がいいです。
なお、EC STARs Lab.代表の中村さんも、書籍を4冊出版しているので、興味のある方はご覧ください。
安心・安全・安定的な収入を目指せる物販を始めよう
怪しい物販ビジネスに片足を突っ込むのではなく、安心・安全・安定的な収入を目指せる物販を始めましょう。
怪しい物販ビジネスに引っかかった人の末路としては次のようなものです。
- 高額のコンサル費用、ツール、サービス利用料を支払ったが全然稼ぐことができなかった
- ノウハウが古すぎて何の役にも立たなかった
- 実は法的にグレーな手法だった
- グレーな方法に片足を突っ込んでしまいAmazonアカウントが閉鎖された
- 完全返金保証を謳っているのにお金を返してもらえなかった
結局、お金を稼ぐどころか失ってしまい、泣き寝入りせざるを得ない状況になりかねません。
上記のようなトラブルに巻き込まれることなく、安定的な収入を目指すならメーカー仕入れがおすすめです。
メーカー仕入れは、一般的によく言われるせどりや転売とは違い、メーカーと直接取引して商品を仕入れてAmazon販売する物販ビジネスです。
メーカーとの交渉が必要なので敷居が高そうなイメージがあるかもしれません。
しかし、メーカーは個人事業主でも副業中でもあまり気にせず、むしろ取引するメリットや想いを重視します。
簡単に稼げるとは言いませんが、やり方次第では本業の会社を辞めなくても十分利益をコツコツ積み上げることができます。
怪しい物販ビジネス | メーカー仕入れ |
高額なツールやサービスを利用する | 高額なツールやサービスは利用しない。使うのはKeepaやプライスターなど基本ツールのみ |
ノウハウが古すぎて役に立たない | 時代に左右されない今でも通用する手法 |
法的にグレーである | メーカーと取引するのでグレーな方法ができない。転売でないので転売規制とも無縁 |
Amazonアカウントが閉鎖される | Amazonアカウントが閉鎖されるリスクはほぼゼロ |
完全返金保証を謳っているのにお金を返してもらえない | EC STARs Lab.では完全返金保証はないが成果保証の延長サポートあり |
興味のある方は、以下の記事をご覧ください。
最後に
物販ビジネス自体はまったく怪しいものではないのですが、怪しい情報やノウハウがあるのは事実です。
怪しい物販ビジネスに騙されて失敗しないためにも、正しく情報を判断するようにしましょう。
という方は、以下の記事を参考にしてください。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
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