- せどりの仕入れ商品がたくさん見つかるリサーチ方法が知りたい!
- せどりの具体的で効率的なリサーチ方法が知りたい!
このようにせどりの商品リサーチがうまくできていないと感じる方も多いのではないでしょうか?
特にせどり始めたての方は、なかなか仕入れが進まず自身のリサーチ方法が間違っているのではないか?と自信を持てない方も多いように感じます。
やみくもにamazon商品ページをリサーチしていても、売れる商品をなかなか見つけられず、時間と労力ばかりかかり疲れてしまいます。
私もせどりを始めたばかりの頃は同じように思いましたので、めっちゃ気持ちわかります…。
そこで本記事では、せどりを副業で開始して1年で月40万円の利益を出せるようになった私のリサーチ方法をお伝えしていこうと思います。
そのままやってもいいですし、今のあなた自身のやり方にプラスアルファで味付けしていただいても構いませんので、1つでも参考になることがあれば幸いです。
私自身せどりでも副業でそれなりに稼げるようになりましたが、メーカー仕入れにステップアップすることで、せどりよりもリサーチ・仕入れの時間を短時間で高効率でできるようになりました。
その辺りの内容もお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください^^
目次
私が月40万円稼いでいたせどりの商品リサーチ手順5ステップ
それでは早速、私が実際に行っていたリサーチ手順を5ステップで紹介いたします。
ステップ1:商品リサーチの必須ツールを準備する
せどりのリサーチ作業は時間と根気がいる作業なので、複数のツールを使用し効率よく行う必要があります。
ツールを使用しない場合は絶対に稼げない、と断言できるほど必要ですので必ず導入していきましょう。
おすすめのツールは下記の通りです。
おすすめツール | ツールの導入効果 |
Keepa (有料:月額約2,600円) |
|
キーゾン (無料) | 月間販売個数を瞬時に把握できて仕入れ判断の効率アップ |
アマサーチ (無料) | 店舗せどりで仕入れ時のバーコード読み取りによる作業効率アップ |
ショッピングリサーチャー (無料) | 電脳せどりでのリサーチ作業の効率アップ |
Keepaだけ有料ですが、ステップ2でも紹介している通り店舗せどりでも電脳せどりでも必須といえるツールなので、惜しまず導入することをおすすめします。
アマサーチ、ショッピングリサーチャーは他のツールでも代用できますので、既に使用しているツールがあれば無理して導入する必要はありません。
各ツールの詳細や、他のツールも見てみたい方は下記の記事も合わせてご覧ください。
ステップ2:Keepaでカテゴリー・ランキングなどの諸条件を絞って対象商品をデータ抽出する
Keepaのインストールが完了したら、早速Keepaを使用してリサーチ対象商品を抽出していきましょう。
リサーチ対象商品は下記の条件で検索していきます。
- amazonランキング50,000位以内
└販売数が少ない商品は除外します。50,000位あたりが出品して月数個売れていく商品が多いです。 - 出品者にamazon本体がいない
└amazon本体がいるとカートが獲得できる可能性が下がり不良在庫になるリスクが高いためです。 - FBA出品者が2人以上
└FBA出品者が1人の商品は、メーカーが直接セラーとして販売していて相乗りすると商標権侵害の通達をくらってしまう可能性があるためです。
抽出していく手順は下記の通りです。
① Keepaのメニューから「Data」を選択
② 「プレミアムデータアクセス」を選択
③ 「売れ筋ランキング」のTo欄に50000と入力(ランキング50,000位以内の商品のみ抽出されます)
④ 「Amazon¥」のOut of stockにチェックを入れる
⑤ 「Root category」でリサーチしたいカテゴリーを選択する
⑥ さらに絞りたい場合は「Sub categories」にサブカテゴリーを入力する
⑦ 「新品アイテム数」のFrom欄に2と入力(FBAセラーが2人以上いる商品のみ抽出されます)
⑧ 右下の「FIND PRODUCTS」をクリックするとデータの抽出完了
別のカテゴリーもリサーチしたい場合は、手順の⑤⑥のカテゴリーを変更すればOKです。
カテゴリーについては何でも構いませんが、例えば下記のような項目を考えてチョイスしてみましょう。
- 自宅や職場の帰り道にある店舗関連のカテゴリー
- あなたの興味のある or 趣味のカテゴリー(アウトドアやパソコンなど)
- 特にない場合は商品点数の多いドラッグストアのカテゴリー
ステップ3:抽出したデータをメーカーや商品ジャンルごとにまとめる
ステップ2でデータを抽出したら、次にデータをExcelにエクスポートしましょう。
商品表示数を変更する
データを抽出したデフォルトの状態は、商品表示数が100品/ページになっています。
この状態でExcelにエクスポートすると、その表示している100品しか抽出されません。
ステップ2でデータ抽出した商品数が例えば500品あった場合、5回Excelにエクスポートしなければなりません。
そのためまずは、下記のように商品表示数を変更しましょう。
デフォルトで「100rows」となっているところをクリックすると、一度に表示させる商品数を変更できます。
データ抽出した商品数が500品以内だった場合は500に、1000品以内だった場合は1000に変更することで、Excelでのエクスポートを一回でできるようになります。
Excelでエクスポートする
商品表示数を変更したら、下記赤枠内の「Export」を選択します。
抽出するデータについては下記の通り「All active columns」と「Excel(.xlsx)」をそれぞれ選び、青いボタンの「EXPORT」をクリックします。
これでデータをExcelでエクスポートできます。
Excelデータを加工する
抽出したExcelデータは、細かい不要なデータも多くあります。
下記の8つの項目だけあれば十分です。
データの名称 | データの意味 |
Title | 商品ページに登録されている商品名 |
Sales Rank: Current | エクスポート時点でのamazonランキング |
Buy Box: Current | エクスポート時点での販売カート価格 |
Buy Box Seller | エクスポート時点でのカート獲得出品者名 |
ASIN | 商品のASIN |
Product Codes: EAN | 商品ページに登録されているJANコード |
Manufacturer | 商品ページに登録されているメーカー名 |
Brand | 商品ページに登録されているブランド名 |
細かくて見にくいかもしれませんが、下記のようなイメージです。
ここまでで次のステップに進んでもいいですし、仕入れ時にさらに見やすく・分かりやすく下記を参考に加工してもいいです。
- メーカー名 or ブランド名で並び替える
- 同じ商品のセット品は並べて表示する
- ランキング順や価格順に並び替える
エクスポートした商品数が多い場合は、ブランド名で並び替える程度でいいでしょう。
見やすくするのは次の仕入れのステップに進むためですので、あまりこのExcelの加工に時間をかけ過ぎないように注意してください。
ステップ4:各店舗・仕入れサイトにいき仕入れ対象商品をチェック
ステップ3までで仕入れ対象商品を選定しましたので、あとは仕入れ対象商品をチェックしていきます。
店舗せどりであれば、抽出した商品のある店舗にいけばいいですし、電脳せどりであれば該当するオンラインショップや各ECモールなどを見ていきましょう。
せどりの仕入れ先については、下記の記事で網羅できますので合わせてご確認ください。
また当たり前といえば当たり前ですが、仕入れの際には下記2点を必ず確認するようにしましょう。
- amazonとの価格差を確認し利益が出るか
- 月間販売個数予測を見る
例えば下記のアイリスオーヤマ製の電動ドライバー(型式:JDD351-W)は、amazonで3,940円で販売されています。
キーゾンのデータで、月間販売個数は月平均75個とよく売れている商品です。
この商品を仕入れリサーチしてみると、ビックカメラ.comで2,180円で販売されていました。
これをFBA料金シュミレーターで確認してみると、下記の通り
利益単価:567円、利益率14.4%
となります。
上記のようなイメージで仕入れの精査を進めていきましょう。
ステップ5:ステップ4までを繰り返し仕入れ対象商品をどんどん増やす
ここまで紹介した方法で、たくさんのカテゴリー・サブカテゴリーを短時間でリサーチすることが可能です。
リサーチした商品が増えれば増えるほど、仕入れ対象商品も増えていきますので、一度の仕入れで仕入れができる個数も増え、売上を上げていくことが可能になっていきます。
ステップ1~4のリサーチを繰り返し続けていき、どんどん仕入れを進めていきましょう。
せどりのリサーチのコツ・注意点
せどりのリサーチ方法を紹介したところで、ここからはリサーチ・仕入れのときのコツや注意点をお伝えしていきます。
各店舗のセール情報を見ておくと仕入れ対象商品が広がる
店舗せどりにおいて大切なのが、セールの情報です。
電気屋さんでもドラッグストアでも、様々な店舗でセールは行われています。
- 決算セール
- 大感謝祭セール
- 春のセールなど季節ごとのセール
- 売りつくし・在庫処分セール
またネットで仕入れるときでも、各媒体によってセールは行われています。
このようなセールを行っているときは、当然仕入れができる対象商品が増えますので、事前にセール情報を調べておくと仕入れの効率が上がります。
仕入れにいくときは、こういったセールなどの安売りされるタイミングで行うことで仕入れ対象商品を増やすことができます。
簡単に仕入れはできないので大量行動が必要
とはいえ、前章でリストアップした商品がポンポン仕入れできるということは基本的にありません。
amazonで販売するときは販売手数料やFBA手数料もかかりますし、利益が出る商品はそう簡単に見つかりません。
またセールなどで安売りされる状況は、せどり事業者は多くの方が仕入れを狙っている状況でもあります。
そのため狙った商品を仕入れられないことの方が多いです。
私もせどりを実践しているときは、10商品に1つも仕入れができればめっちゃいい方でした(^^;)
そのためたくさん仕入れをして売上・利益を上げていこうとすると、どうしても大量行動する必要があります。
効率よくリサーチできても、「簡単に稼げる♪」と思わないように注意しましょう。
一気に何十個も仕入れないよう注意する
そうした中で仕入れができる商品が見つかると、ある分の在庫を一気に買いたくなってしまいたくなります。
ですが先ほども説明した通り、せどりの仕入れできる商品は当然ライバルも狙っています。
そのためせっかく仕入れして商品を出品した途端に、ライバル出品者数が増えて価格競争が起こり、販売価格が下落して赤字になってしまうことも、せどりではよくあります。
価格破壊が起こって赤字になってしまう商品を大量に仕入れてしまうと、当然それだけ赤字が大きくなってしまうことになります。
仕方ない、販売価格が戻るまで寝かせよう・・・
そう考える人もいるかもしれませんが、価格が崩れた商品がまた戻るまで通常で2~3か月、下手したら半年戻らないこともザラにあります。
そのように長期間在庫を抱えてしまうと、現金化されずにキャッシュフローが悪化してしまいます。
そういった事態にならないためにも、同じ商品をたくさん仕入れができるからといって一気に仕入れをするのではなく、ある程度数を決めて仕入れをすることでリスクを低減することができます。
仕入れできた商品のライバルセラーをリサーチする方法もある(セラーリサーチ)
前の章でKeepaを利用したカテゴリーからのリサーチ方法をお伝えしましたが、いくつか商品を出品していくと同じライバルセラーをよく見かける、といったことが起こってきます。
その場合は、ライバルも同じような方法でリサーチ・仕入れをしている可能性が高いと推測できます。
そのため、そのセラーが出品している他の商品も仕入れができる可能性が高いと考えられます。
いわゆるセラーリサーチという方法ですが、ライバルが出品している商品を仕入れ対象にするだけですので、ある程度仕入れが進んだらセラーリサーチも並行して行うことで、より効率的に仕入れ商品を増やすことができます。
思うようにリサーチ商品が増えない場合や、仕入れが進まないときはセラーリサーチも試してみましょう。
セラーリサーチについてより具体的に知りたい方は、下記の記事を合わせてお読みください。
せどりのリサーチは延々と続くため覚悟が必要
「大量行動が必要!」の項目でも説明しましたが、せどりのリサーチ~仕入れは、どの方法で行っても時間をかけたからといって比例して仕入れが増えるわけではありません。
そのためせどりで売上・利益を伸ばしていこうと思うと、リサーチを延々と続けていかなければいけません。
私も副業でせどりをしていて月利40万円まで稼いでいたときは、休みの日は1日10時間とかリサーチしていました…
めっちゃしんどかったです(^^;)
せどりで売上・利益を伸ばしていきたい方は、それ相応の覚悟を持って取り組むことを覚悟しておきましょう。
【ぶっちゃけます】せどりよりメーカー仕入れの方が短時間・高効率でリサーチ・仕入れができます
ここまでせどりのリサーチ方法とコツ・注意点について紹介してきました。
せどりは今でも稼ぐことができるはできると思いますが、稼ごうと思うとこのリサーチを大量に、かつし続けなければ売上が下がっていくことになります。
しかし同じamazon物販でも、もっと短時間に・高効率でリサーチができる方法があります。
それがメーカー仕入れという方法です。
私がせどりがしんどくなってメーカー仕入れにステップアップしようと思ったのも、このリサーチ地獄が大きな要因の一つです。
メーカー仕入れのやり方について知りたい方は、下記の記事を合わせてお読みください。
なぜメーカー仕入れのリサーチの方が効率がいいのかというと、主に下記の3点があるためです。
- アプローチはメーカーにメールなどで連絡するだけなので楽だし仕入れできるかの回答が早い
- 一度仕入れがメール1本・わずか2分でリピートができる
- 取引先が増えれば増えるほど短時間で仕入れが進み売上・利益が安定
具体的に1つ1つ解説していきます。
アプローチはメーカーにメールなどで連絡するだけなので楽で仕入れできるかの回答も早い
メーカー仕入れはその名の通り、製造元であるメーカーから直接仕入れをする方法です。
メーカーに「取引してください!」とアプローチする方法はメール・FAX・電話など様々ありますが、メインになってくるのはメールです。
メールを送るリサーチ方法は、せどりのリサーチ方法で解説したKeepaを使ったカテゴリーリサーチと同じですが、せどりの場合は、そのあと店舗を何店舗も回ったりネットを何サイトも見て仕入れができないか探す必要あります。
ですがメーカー仕入れの場合は、メーカーからの返信を待つだけでいいので、とりあえずガンガンメールを送って後からきた返信を確認するだけでいいんです。
EC STARs Lab.の方でも、平均して1時間に10社~20社はメールを送る方が多いです。
メーカーからの返信も、多くは1~2日で帰ってきますので、それだけ短時間で仕入れ商品の選定ができるのです。
私もせどり、メーカー仕入れ両方のリサーチ・仕入れを経験していますが、圧倒的にメーカー仕入れの方が効率がいいな~と実感しました。
メーカーに送るメール文面について知りたい方は、下記の記事で詳細を解説していますので合わせてお読みください。
一度仕入れができればメール1本・わずか2分でリピート仕入れができる
メーカー仕入れの場合は、一度仕入れができれば同じ数量・同じ価格でいつでもリピート仕入れが可能になります。
これがせどりの場合はどうでしょうか?
セール時に仕入れができた商品は、また同じ商品がセールになるまで仕入れができないし、できたとしても希望数量を仕入れできる保証はゼロです。
ですがメーカー仕入れであれば、わずか2分、メールで発注書を送れば数日後には仕入れしたい数量を仕入れることができます。
- いつでも2分でリピートができる
- 在庫切れを起こさず売上の機会損失も防げる
ことで、安定した売上と利益を、せどりよりも短時間でできるのは非常に魅力的ではないでしょうか。
取引先が増えれば増えるほど短時間で仕入れが進み売上・利益が安定
上記のように、いつでもリピートできるメーカーが増えてくれば、発注書のメールを送るだけで月商500万円・月利50万円ということも余裕で可能です。
自分ががんばってリサーチして、メーカーへアプローチをすればするほど安定して売上・利益が伸びていきます。
せどりのリサーチ地獄とは真逆ですね(笑)。
このようにメーカー仕入れのリサーチ・仕入れは、せどりでは絶対に実現できないメリットだらけのため非常におすすめです。
私自身もせどりで月利40万を達成したときと、メーカー仕入れで月利60万円を達成したときで比較すると、作業時間は1/10以下にすることができました。
最後に
本日は私がせどりをしていたときのリサーチ手順の紹介とリサーチ時のコツ・注意点、せどりよりメーカー仕入れのリサーチの方が圧倒的に効率がいいことをお伝えしてきました。
せどりのリサーチで
- 思うように仕入れが進まない…
- 私もリサーチ地獄がつらすぎる…
こういった方は、今回紹介したリサーチ手順も実践してみてください。
またせどりのリサーチに疲弊して、今後もリサーチし続けなければならない不安に駆られている方は、ぜひメーカー仕入れにステップアップすることも検討してみてください^^
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。
下記をクリックして中身をご確認ください^^
国内メーカー仕入れに特化したセミナーはコチラから↓↓
弊社が出版した書籍一覧はコチラから↓↓