こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab」の山田雄輝です。
現在せどりに取り組んでいる方の中で、このような悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
「せっかく利益商品を見つけたが、価格が下がり赤字になってしまった・・・」
「利益は出るんだけど、なかなか安定しない・・・」
上記のような悩みは、せどりに取り組んでいると一度は経験することだと思いますが、この悩みから抜け出すには、少しでも安く商品を仕入れることが大切です。
しかしライバルと同じように小売店から仕入れを続けていては、一生価格競争に巻き込まれ続けることになるでしょう。
ではライバルから一歩先を行くためにはどうしたらいいのか?
それは小売店より一つ前の卸問屋やメーカーから仕入れることで、ライバルから一歩先を行くことが可能です。
今回はamazon物販歴3年で、数々の価格競争をくぐりぬけ、利益を出し続けてきた私が「卸価格で買う方法」についてお伝えしていきます。
卸価格で買う方法は主に以下の3つがあり、それぞれに特徴があります。
- 卸問屋会社に直接連絡する
- 卸サイトに登録する
- メーカーから直接仕入れる
どの方法も卸価格で商品を仕入れることが可能で、小売店から仕入れているライバルよりも安く商品を仕入れることができます。また全ての方法で個人でも問題なく仕入れをすることが可能です。
今回の記事ではそれぞれの仕入れる方法やメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
ぜひこの記事を参考にしていただいて、ライバルよりも一歩先の仕入れ方法を手に入れてください。
卸価格で買う3つの方法
早速ですが卸価格で買う方法を3つ、ご紹介させていただきます。
どの方法もすぐに実践可能ですので、ぜひ取り組んでみてください。
卸問屋会社に直接問い合わせをする
1つ目は卸問屋の会社に直接連絡をする方法になります。
卸問屋会社と取引するには法人でないと無理でないか?とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
たとえ個人であっても取引は十分可能ですので、卸問屋会社のホームページからメールや電話で問い合わせてみましょう。
ここに主な卸問屋会社をご紹介しますので、よろしければ参考にしてみてください。
- 加藤産業株式会社
- 三井食品株式会社
- 三菱食品株式会社
- 個人でも仕入れが可能
- 小売店より安く仕入れることができる
- 地方にも卸問屋会社はたくさんあるので、ライバルがマネしづらい
- 品揃えが豊富なので、多くのメーカーの商品を取り扱うことができる
- 一度に大量に購入することで、卸価格をさらに下げてもらうこともできる
- 購入条件に現金振り込みが多い(前金)
- 一度に多く購入しないといけない場合がある
卸サイトに登録をする
こちらは卸問屋会社が運営するサイトに登録する方法になります。
もし先ほど紹介した直接問い合わせる方法が苦手だという方は、こちらからチャレンジしてみるのも良いかと思います。
ほとんどのサイトが初めに会員登録を行い、そこから実際に仕入れという流れになります。
「卸 仕入れ」で検索するとたくさんの卸サイトがヒットしますが、代表的な卸サイトを3つご紹介いたします。
- 国分ネット卸
- GAIAネット卸
- ペット問屋NC
また上記以外の卸サイトについては、以下の記事でも卸価格で仕入れができるサイトを紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください^^
また卸サイトによっては掛払いも可能なので、資金繰りの面もメリットがあります。
そして卸サイトからであれば、大手メーカーの商品を扱える場合があるので、普段のせどりの方法では仕入れることができない商品も仕入れが可能となり、仕入れの幅が広がるでしょう。
デメリットとしては、大手メーカー商品が買える一方で、やはりそういった商品には人気が集まりやすい傾向があり、価格競争に巻き込まれる可能性がある点です。
また商品によってはネットNGの商品もあるので、購入前に一度確認を取ることが大切です。
- 個人でも仕入れが可能
- 小売店より安く仕入れることができる
- サイトによっては掛払いも可能
- 大手メーカーの商品も仕入れることができる
- 大手メーカーの商品を扱えるが人気が集まりやすく価格が下がりやすい
- ネット販売がNGの商品もある
メーカーから直接仕入れる(最もおすすめ)
こちらの方法が私が一番おすすめの方法です。
なぜなら卸問屋よりも一番メーカーから直接仕入れる方が安いからです。
上記は商流を図にしたものになりますが、主なせどりの方法は三次の小売店からの仕入れです。
しかし、せどりに取り組む方の多くが小売店から仕入れるために価格競争が起こり赤字になってしまいます。そこで先ほどは二次の卸問屋をご紹介いたしました。
もちろん卸問屋でも安く仕入れることが可能ではありますが、図の流れを見てもわかるように一次のメーカーから仕入れることが一番安く仕入れることができます。
製造元であるメーカーから仕入れるわけですので、当然と言えば当然です。
メーカーから仕入れることは、卸問屋以上にハードルが高いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ただ現実は個人でも取引をしてくれるメーカーもたくさんありますし、個人であることがマイナスになることはありません。
この後の章でも解説しますが、メリットだらけと言っても過言ではないのでぜひ試していただきたいです。
- 商流の最上流から仕入れるので最安値で購入できる
- リピートが簡単で、利益商品を長期的に仕入れることができる
- メーカーから直接仕入れるので、品質が保証されている
- 販売価格が崩れるリスクが少ない
- メーカーと信頼関係を築けば、利益率のアップも狙える
- amazonの販売者を限定・独占することができる
- メーカーと組んでOEMなど自社商品を作ることもできる
- 作業を外注化し、別の作業や好きなことに時間を使える
- まとまった資金(100万円以上)は必要
- 副業の場合、電話やメーカーへの直接の訪問が難しい
卸問屋会社から直接購入するための5STEP
卸問屋会社から直接買う方法については、手順については以下の通りです。
【STEP1】卸問屋会社のホームページなどから問い合わせ方法を確認する
以下の画像は食品卸会社として有名な、加藤産業株式会社様のホームページです。
画像右上の赤枠で囲ったところをクリックします。
クリックすると次のような画像になるので、問い合わせに適した番号に電話をかけコンタクトを取ります。
加藤産業株式会社様は電話でしかコンタクトを取ることができませんが、他の卸問屋会社であればメールアドレスや問い合わせフォームがある場合もあります。
どの方法でもいいので、まずは連絡して担当の営業の方を紹介してもらいましょう。
【STEP2】メールや電話で問い合わせをし、担当者に繋いでもらう
次に問い合わせる内容についてですが、例文を交えてお伝えします。
メールであれば以下の例文のように問い合わせてみましょう。
○○会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号・法人名)の○○と申します。
当社は主にamazonを販路としているオンライン物販の事業を行っております。
今回事業拡大に伴い、御社の商品を当社でも取り扱わせていただけないかと思い、ご連絡させていただきました。
お手数ではございますが、一度ご連絡いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
〇〇(屋号・法人名) ○○(名前)
○○県○○市○○
TEL:○○-○○-○○
初回の問い合わせは担当者に繋いでもらうことが目的なので、上記のような簡単な文章で問題ありません。
ただメールだと返信を待つ必要がありますし、最悪他のメールに埋もれてしまい見逃される可能性もあります。そのため確実に担当者に繋いでもらいたいのであれば、電話が一番確実です。
電話で問い合わせる場合は以下のようにオペレーターの方に伝えましょう。
お世話になっております。
○○(屋号・法人名)の○○と申します。
当社はamazonを販路としたオンライン物販をしている会社ですが、今回御社の商品をお取り扱いしたいと思い、ご連絡させていただきました。
よろしければ担当者の方とお話ししたいので、繋いでいただくことは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします。
上記のように伝えると担当者に繋いでもらうことができます。
外出などしていて不在の場合は電話番号を伝え、折り返し連絡してもらうようにお願いしておきます。
【STEP3】担当者に取引可能かどうか確認する
担当者と繋がったら実際に取引可能かを確認します。
取引可能であれば取り扱いたい商品が決まっていればそれを伝える、もしくはカタログなどをもらいましょう。
【STEP4】取り扱い希望商品の見積もりをもらう
カタログなど、その卸問屋会社の取り扱い商品の売れ行きなどをamazonで確認し、見積もりをもらいたい商品をピックアップします。
ピックアップが終われば担当者に連絡して見積もりをもらいましょう。
【STEP5】利益計算をして利益が出るなら仕入れる
見積もりをもらったら利益計算をします。
そこで利益が出るなら実際に仕入れていきましょう。
上記が取引までの流れとなりますが、問い合わせををした際に担当者から聞かれることとしては、どれくらいの金額を購入予定か?法人か?などです。
私も個人で問い合わせをした経験がありますが、法人かどうかは聞かれたことはあるものの、取引に影響はありませんでした。一度連絡してみると分かるかと思いますが、思っている以上に卸問屋会社と取引することのハードルは低いです。
卸サイトから購入するための4STEP
卸サイトから購入するのはとても簡単です。
基本的には各サイトから会員登録を済ませるだけで仕入れが可能となります。
会員登録は屋号や住所など簡単な項目を記入するだけなので、そこまで難しいものではありません。
今回はこちらも食品卸で有名な国分ネット卸様を例に、卸サイトから購入する方法をお伝えします。
【STEP1】卸サイトのトップページから「会員登録」をクリック
以下の画像は国分ネット卸様のトップページになります。
右上の赤く囲った「会員登録」をクリックしましょう。
その他の卸サイトにもほぼ確実に会員登録のバナー等ありますので、まずはそこをクリックしてください。
【STEP2】利用規約に同意し、登録するメールアドレスを記入する
次に利用規約をよく読んで、「利用規約に同意する」にチェックを入れ、登録したいメールアドレスを記入しましょう。
そして最後に「同意します」をクリックします。
どの卸サイトでも利用規約の同意が求められます。同意した後に知らなかった!では済まされませんので、しっかり読んでいただき、もし疑問点があれば問い合わせをするようにしましょう。
【STEP3】記入したメールアドレスに送られてきた「ご登録確認メール」のURLから本登録をする
STEP2で「同意します」をクリックすると以下の画面になります。
まだ登録は完了していませんので、注意してください。
ここまで来ると、記入したメールアドレスに「ご登録確認メール」が届き、その中のURLから本登録の手続きに移行します。
そこで求められる会員情報を入力し、卸サイト側で認証がされれば登録が完了となり仕入れができるようになります。
【STEP4】卸サイト上の卸値を確認して、利益が出る商品を仕入れる
卸サイトの登録が正式に完了すると、卸サイト上の全ての商品の卸値を確認することができるようになります。
amazonでの価格や手数料を計算して、利益が出る商品を仕入れていきましょう。
卸サイトの登録自体は10分もあれば完了するので非常に簡単です。
卸サイトの認証は1~2日かかる場合もありますが、それでも簡単に手続きできるので、いつでも仕入れができるように登録しておいて損はないでしょう。
一番おすすめのメーカーから直接仕入れるための4STEP
メーカーから直接仕入れる方法、いわゆる「メーカー仕入れ」の方法ですが、簡単に言えばメーカーのホームページのお問い合わせフォームやメールアドレスから取引したいとの内容のメールを送り、メーカーから取引OKの連絡があれば取引成立です。
順番に見ていきましょう。
【STEP1】メーカーのホームページからメールを送る
まずは仕入れたい商品のメーカーのホームページの問い合わせフォーム、もしくはメールアドレスに取引希望のメールを送ります。
文章の例としては以下のようなメールを送るとよいでしょう。
○○会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号・法人名)の○○と申します。
御社の商品に大変興味があり、ご連絡させていただきました。
当社はオンライン物販をしている会社でして、御社の商品をぜひ取り扱わせていただきたいと考えておりますが、取引にあたっての条件などはございますでしょうか。
御社の条件などは必ず守り、ブランドイメージを保つ努力をいたしますので、もしよろしければお取引条件を教えていただけますと幸いです。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
〇〇(屋号・法人名) ○○(名前)
○○県○○市○○
TEL:○○-○○-○○
【STEP2】メーカーからの返信が来たら内容を確認する
メーカーにメールを送り、1~2日にくらいで返信がきます。
ただ全てのメーカーが返信をくれるわけではないので、注意してください。
返信があった場合は内容を確認して、対応していきましょう。
ここでは3つのパターンについてお伝えしていきます。
①見積もりをすぐもらえるパターン
お世話になっております。
今回お問い合わせいただきましてありがとうございます。
幣組合商品の売れ筋商品であります(商品名)で説明させていただきますと
(商品名)
1.価格3480円(税抜)
2.卸価格2436円(税抜)
3.発送ロット:3ケースから
4.発送条件:一括納品
5.支払条件:先払いか代金引換
以上となります。
何かお気づきの点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。
ご査収の程よろしくお願い致します。
上記のようにすぐに見積もりをもらえるパターンは取引が可能なので、利益計算をして利益が出るようならすぐに発注していきましょう。
②卸問屋や代理店を紹介されるパターン
お問い合わせありがとうございます。株式会社○○です。
さっそくですが、誠に勝手ながら、弊社ブランド品におきまして新規業者様への直接の卸売りはお断りしております。
一次卸業者様の問い合わせ先を下記にてご案内いたしますので、そちらからのご購入をご検討いただければと存じます。
以上、宜しくお願い申し上げます。
■ 記 ■
○○株式会社
○○県○○市○○
TEL ○○-〇〇〇-〇〇〇
こちらは直接取引はできないけど、卸問屋からならOK!というパターンです。
この場合は紹介された卸問屋会社に連絡していきましょう。
先ほど前章でもお伝えした、卸問屋会社に連絡する方法でコンタクトを取れば問題ありません。
ただこのパターンは紹介してもらっているので、卸問屋会社に連絡する際は「○○株式会社様よりご紹介いただきまして、ご連絡させていただきました」など一言付けることで、話がスムーズに進みます。
メーカーと直接取引できなくても利益が出るケースもあるので、諦めずに連絡していきましょう。
③どの商品が希望なのかを聞いてくるパターン
お問い合わせありがとうございます。
弊社の商品に興味を持っていただきありがとうございます。
ぜひお取引をさせていただければと思いますが、弊社のどの商品に興味をお持ちでしょうか。
教えていただけましたら、見積もりなどお取引条件を提示させていただきます。
よろしくお願いいたします。
このパターンは素直に仕入れ希望の商品を伝えましょう。
もしこのやり取りが面倒な場合は、最初にメーカーにメールを送る際に希望商品を伝えてしまっても構いません。そうすることで最初の返信で見積もりをもらえることもあるのでやり取りの短縮に繋がります。
【STEP3】見積もりをもらえたら利益計算をする
見積もりをもらえたらamazonでの価格や手数料などを計算して、利益が出るかを確認します。
ここで一つお伝えしたいのは、利益が出る出ないに関わらず、メーカーには何かしらの返信をしましょう。
利益が出る場合は発注すれば問題ないですが、たまに利益が出ないからといってメーカーに返信をしない方がいらっしゃいます。
こちらから取引したいと希望を出し、メーカーもOKだから見積もりを出してくれています。
それなのに利益が出ないからと返信しないのは身勝手な行動です。
たとえ返信がなくても「見積もりありがとうございました。ただ今回はごめんなさい・・・」と一言返信するだけでも変わってきます。
今回は仕入れができなくても、どこでそのメーカーと繋がるかはわかりません。
日頃から丁寧な対応を心掛けていきましょう。
【STEP4】利益が出るなら仕入れをする
利益計算をして利益が出るようでしたら、メール・FAX・電話で発注します。
できれば見積もりをもらったらなるべく早く利益計算をして仕入れると、メーカーへの印象も良くなるので、できるだけ早く対応していくことをおすすめします。
メーカー仕入れは非常にシンプルな流れだと思います。
また前章でもお伝えしましたが、個人でも問題なくメーカーと直接取引ができますので法人である必要は全くありません。
メーカー仕入れは工夫次第で、本業・副業に関わらず成果を出していける素晴らしいビジネスですし、ライバルよりも一歩も二歩も先を行くことが可能です。
最後に
ここまで卸価格で商品を購入する方法についてお伝えしてきました。
今回3つの方法をお伝えしましたが、基本的に卸問屋はたくさん商品を売ることを目的にしています。
そのためamazonで物販ビジネスを行う際のデメリットである「価格競争」については、卸問屋から仕入れることで少しは解決できるかもしれません。
しかしメーカー仕入れであれば、価格競争の悩みから完全に脱却できる可能性があります。
前章でもお伝えしたようなメリットからもお分かりいただけるようにそのデメリットも解決し、さらに自分だけの領域を作り出すことも可能です。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、メーカー仕入れにチャレンジしてみてください^^
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