【海外輸出せどりとは?】おすすめしない3つの理由

  • 国内せどりをがんばっているけど、思ったより利益が上がらないなぁ…
  • 輸出せどりは儲かるのか?売上・利益をもっと上げられないだろうか?

この記事に辿り着いた方は、上記のように思っている方も多いのではないでしょうか。

amazonでも下記のようにグローバルセリング、つまり日本にいながら海外のamazon販売サイトに出品することができて商品を販売できるサービスがあります。

Amazonグローバルセリングを利用して、北米、ヨーロッパ、アジアのAmazonマーケットプレイスに商品を出品して販売することができます。グローバルセリングを展開できるように、今後も新しいマーケットプレイスを追加していきます。

※amazonセラーセントラル・Amazonグローバルセリングより抜粋

amazon物販をしていると目にすることもあると思います。

そのため国内せどりで思ったより利益が上がっていない方や、もっともっと伸ばしていきたい方も、輸出という選択肢が出てくることは必然といえるかもしれません。

 

結論からいいますと、下記のように輸出せどりには自分でコントロールできない大きなリスクがあるので、おすすめできません。

輸出せどりの大きなリスク3選
  1. 為替レートによって利益が変動して安定しない
  2. 取引や販売サイトが全て外国語で禁止事項や規約の理解が困難
  3. 送料が高く時間もかかるのでキャッシュフローが悪く資金繰りが悪化しがち

 

絶対に儲からない!ということではありませんが、リスクが大きく輸出せどりをするくらいであればもっといい方法があるのではないか?と思っています。

そしてそれは個人的にメーカー仕入れをおいて他にない、と確信しています。

松井

私自身もせどりからメーカー仕入れにステップアップし、1年で月利60万円を達成し独立することができました。

 

本記事では、主に下記の点について詳細をお伝えしていきます。

  • 輸出せどりの概要
  • 輸出せどりのコントロールできない3つの大きなリスク
  • メーカー仕入れへのステップアップが最適な理由

ぜひ最後までお読みいただき、あなたの参考に1つでもなれれば幸いです^^

 

amazonメーカー仕入れ

輸出せどりとは?

ではまず、輸出せどりとはどういうものか?という概要をお伝えします。

輸出せどりの概要とビジネスモデル

輸出せどりとは国内せどりで仕入れた商品を、海外サイトを利用して輸出・販売する方法のことです。

amazon.comなどの世界各国のamazonサイトやeBayなど、海外のサイトに出品することにより、日本にいながら世界中の人々に商品を販売することができます。

 

輸出せどりのメリットとしては主に下記の2点があげられます。

  1. 販売チャネルの拡大:海外の人もお客様にできる
  2. 現時点ではまだライバルが少ない

日本製の商品は、ご存じの通り世界で評価が高いものが多く人気もあります。

市場を海外に広げることで、せどりの売上アップを期待して取り組まれる方が多いのではないでしょうか。

主な販売サイトはamazon.comとeBay

輸出せどりをする場合の海外サイトですが、主なサイトはamazon.comとeBayになります。

特にamazon.comであれば、日本のamazonで既に出品アカウントを持って販売していれば、冒頭でも紹介したグローバルセリングを利用して簡単に出品することが可能です。

詳細はAmazonグローバルセリングを利用して海外で販売する方法からご確認ください。

またeBayも世界中で2億人弱が利用している世界最大のオークションサイトで、日本法人(イーベイ・ジャパンもあり、サポート体制も整っていて始めやすいです。

初めての方はこの2つのどちらかから開始するといいでしょう。

 

輸出せどりをおすすめしない3つの理由

輸出せどり、思ったより始めるの難しくなさそうだし販路も広がるしやらない手はないじゃん!

このように思われた方も多いのでないでしょうか?

ですが冒頭でも言ったように、輸出せどりはおすすめできません。

それは下記3つの大きなリスクがあるためです。

為替レートによって利益が変動して安定しない

本記事を執筆時点の2023年8月現在、為替レートは1ドル144円です。

めっちゃ円安で輸出には有利なんですが、これ実は約25年振りの円安なんです。

上の為替レートの推移を見てもわかりますが、1ドル150円付近になったときは、2回ともすぐに円高に振れて1ドル120~125円になり、1年後には100~110円にまで落ち着いています。

ということは、世界情勢も絡みますので100%ではないですが、2024年には1ドル100~110円になっている可能性が高そうですよね。

 

松井

急に為替の話しをしはじめてどうした?」と思われたかもしれませんが(笑)、これが輸出せどりに大きな影響を与えるんです…。

例えばアメリカのamazon.comで売られている$52.99の将棋セットを、日本で仕入れてamazon.comで出品するとしましょう。

 

日本での仕入れ値を5,000円とした場合、1ドル144円のときと110円のときで、利益は下記のようになります。

1ドル=日本円での
販売価格
利益
144円7,630円1,182円
110円5,829円-439円

 

円安の1ドル144円の場合は1,000円以上の利益が出るのに対し、1ドル110円の場合は439円もの赤字になってしまいます。

上記のように、為替レートによって利益が大きく変動してしまいます。

今は円安で輸出が有利ですが、これが落ち着いてしまえば利益を出すことは難しくなることは想像できるのではないでしょうか。

しかも為替レートなんて、あなた自身では何もコントロールできないことで、どうしようもありません。

そんなコントロールできないことに利益を左右されてしまいます。

これが輸出せどりの非常にリスクが高い理由の1つです。

取引や販売サイトが全て外国語で禁止事項や規約の理解が困難

amazon.comにしろeBayにしろ、出品する海外サイトは当然のように利用規約や様々な規約・約款は英語表記です。

例えばamazon.comの規約は下記の通りです。

松井

何書いてあるかさっぱりわかんないっす(笑)。

Google翻訳で訳せば?と思われるでしょうが、完璧に訳すことはできません。微妙なニュアンスを誤って解釈してしまう可能性は高いですよね。

 

輸出せどりに限った話しではありませんが、規約や約款が確認できないのにビジネスを展開することはそれだけで大変なリスクです。

ある日突然「あなた規約違反してますのでアカウント停止します。売上金は規約の通り没収されます」とか言われても、文句が言えないのです。確認しようにも膨大な時間をかけなければなりません。

 

またお客様からのクレームも全部外国語できます。

その回答も全て外国語で返信対応しなければなりません。

クレーム対応は、お客様が怒っていることも多く日本語でも神経を使うのに、それを外国語で文化の違う外国人相手に対応するのは非常に難しいです。

適当に短文で対応しては火に油を注ぎ、悪いストア評価をもらってしまうこともあります。

 

このように外国語で書かれた規約などを理解・確認できないでビジネスを展開することは非常に高いリスクだと言わざるを得ません。

送料が高く時間もかかるのでキャッシュフローが悪く資金繰りが悪化しがち

日本で仕入れたものを海外のお客様に届けるため、どうしても海外送料は高くなります。

また送料を抑えようとして船便を選択する場合、今度は2週間以上の時間がかかります。

高い送料がかかって時間もかかり、しかもトラックに載せられたり船や飛行機に乗せらりたりしますので、荷物にかかる負荷も大きくなり損傷のリスクも国内配送に比べると段違いで高いです。

そのうえ入金も、当然お客様に荷物が届いてからになりますので遅いです。

  • 送料高い
  • 配送に時間かかる
  • 荷物への負荷も大きい
  • クレームの確率も国内より高い
  • 入金も遅い

……

おすすめしません!!!(^^;)

 

さらに利益を伸ばしたいのであればせどりから国内メーカー仕入れへのステップアップが最適

ここまで輸出せどりの大きなリスクについて解説してきました。

これらを理解した上で、

  • それでも国内せどりで思うように利益が出せていないからチャレンジしたい!
  • せどりの売上・利益を拡大していくためにチャレンジしたい!

と考える方もいるかもしれません。

 

ですが、輸出せどりに取り組んでみる前に、メーカー仕入れも検討してみてほしいです。

というのも、メーカー仕入れにはせどりでは絶対にできないメリットが豊富にあるからです。

せどりにはないメーカー仕入れのメリット
  1. 流通の最上流からの仕入れで利益を出しやすい
  2. メール1本でリピート仕入れができるためリサーチ地獄からの解消
  3. 高品質の商品を数日で仕入れ→販売できるのでクレームもほとんどない
  4. メーカーと交渉し掛け払い(月末締め翌月末払い)も可能でキャッシュフローが安定する
  5. メーカーと長く付き合って信頼関係を構築し、卸値を下げてもらえたり出品者を限定してもらえてさらに利益が出やすい
  6. メーカーの正規品を販売できるので保証も効き、アカウントリスクも皆無

 

国内せどりはもちろん、本日解説した輸出せどりよりも、はるかに安定して利益を伸ばしていくことが可能です。

松井

実際私もせどりで月利40万稼げていましたが、せどりのリサーチ地獄に疲れメーカー仕入れにステップアップし、月利60万円をせどりのときより作業量を減らしながら達成できました。

 

私が所属しているEC STARs Lab.でも、たくさんの方がせどり転売からメーカー仕入れにステップアップして成功を掴み取っています。

メーカー仕入れを実践した「58名」のコンサル期間後の結果は?

【EC STARs Lab.】コンサル生の声まとめ

 

このように、私自身の経験とEC STARs Lab.の方々の実績からも、輸出せどりに取り組むくらいであればメーカー仕入れへステップアップすることが、さらに利益を伸ばしていくための最適な方法であることを確信しています。

 

あなたがもし

  • 国内せどりで思ったように利益があげられない
  • せどりの売上・利益をもっとあげていくために輸出せどりをしてみようかな

このように考えているのであれば、ぜひメーカー仕入れも検討してみてください。

メーカー仕入れに興味を持った方は、具体的な取り組み方について下記の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

【2024年版】amazonメーカー仕入れで個人が月利50万を達成できる超具体的7ステップ

 

 

最後に

本日は下記の内容について詳細を解説してきました。

  • 輸出せどりの概要
  • 輸出せどりをおすすめしない大きな3つのリスク
  • 輸出せどりをやるくらいならメーカー仕入れの方が断然おすすめ

 

輸出せどりは簡単に始められるし、販売チャネルが広がることで一見魅力的に映ります。

ですが同時に、「事業として見合うのか?」というくらいの大きなリスクもあります。

それを理解した上で検討するようにしましょう。

今日の内容が、あなたのビジネスが成長していく一助になれれば幸いです。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
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EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。

 

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ABOUT US
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松井健輔EC STARs Lab 個別サポート講師&CS部門責任者
1983年生まれ、2023年現在40歳、既婚者(オタクの嫁)。

会社員勤めの中、2019年からamazon物販を副業で開始。
電脳せどりで月利40万を達成するも、リサーチ地獄やamazonアカウント停止の危機に。
せどり・転売の先行きに不安が増し、メーカー取引にステップアップすべく2020年にEC STARs Labに参加、メーカー取引を開始する。
コンサル期間の1年で月利50万円を達成し独立を果たす。

現在は明るく前向きな性格と人柄を買われ、EC STARs Labのコンサルサポート講師に就任、月利30~100万円以上の成果を上げるコンサル生を多数輩出している。
また自身の経験をもとに「メーカー取引×amazon物販」の良さをブログで情報発信したり、EC STARs Lab会員サイトのリニューアルなど、コンサル生がより成果を上げやすい仕組み作りにも取り組んでいる。
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