こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の松井です。
これから副業でせどりを始めたいと考えている方にとって、「せどりは誰でも稼げるよ！」という意見もあれば「せどりはやめとけ！」という意見もあります。
と不安に思うことってありませんか？
結論からいうと、これからせどりを始めることはやめとけ、と私も思います。
せどりは特別な資格やスキルも必要なく、初めての方にも取り組みやすい副業であることは間違いないです。事実私も始めは電脳せどりからamazon物販をはじめ、1年で月利40万円を稼ぐことができました。
ただ、同時に実感したことは長期的に稼ぎ続けていくことは難しい、ということです。
それは下記のような今後ますますせどりをビジネスとして続けていくことは難しくなっていくことが予想されるためです。
- ライバルが増え続けて儲からない人が増えている
- 同じ商品のリピート仕入れができずリサーチ地獄に陥る
- 一部違法になる商品があって年々増えている
- 正規ルートでの仕入れでないためクレームになることも多い
- 世間のせどり転売に対するイメージが年々悪くなっている
どうせ始めるなら「やめとけ！」と思われるようなせどりではなく、その問題点を全て解決できて正攻法のビジネスであるメーカー仕入れに取り組んだ方が絶対にいいです。
本記事では、せどりはやめとけと言われてしまう理由と、それを全て解消できるメーカー仕入れについて詳しく解説していきます。
これから副業を始めたいと考えている方や、始めたての方向けに書いていますので、何か一つでもお役に立てることができれば幸いです。
せどりはやめとけと言われてしまう5つの理由
まずはせどりはやめとけ、と言われてしまう理由について5点に絞って解説していきます。
誰でもできるがゆえにライバルが増え続けて儲からない人が増えているため
やめとけと言われてしまう1番大きな理由として、単純に儲からない人が多いためです。
下記はKeepaというamazonの売れ筋商品を確認するために必須のリサーチツールですが、出品者が増えると価格競争が起きて販売価格がどんどん下落していきます。
私自身もせどりをしていたとき、amazonで5,000円で売れていた商品を3,000円で仕入れて、
手数料など差し引いても利益が約1,000円出る！
と思っていたら、出品するまでにライバルが激増して5,000円→3,900円まで一気に値下がりしてしまい、結局マイナス100円の赤字で販売しました。
そのときはまだ5個しか仕入れをしませんでしたのでダメージは少なかったですが、50個とか100個とか仕入れていたら大変でしたね…。100個仕入れていたらマイナス10,000円になりますからね。。。
こういったことがせどりではよく起こります。
なぜかというと、せどりの仕入れは店舗やネットで安く売られている商品を仕入れることが基本ですが、取り組んでいる方が多くて安売りされている（仕入れできる）商品は同じなので、どうしてもライバルと仕入れする商品が被ってしまいます。
その結果販売するときに一斉に出品する方が増え、売れないどころか価格競争まで起きて結局赤字で販売することになった、などは日常茶飯事です。
せっかく時間をかけて仕入れ商品をリサーチして仕入れできたとしても、売れない・赤字で売ることになれば、儲からない方が多いのも仕方のないことといえます。
同じ商品のリピート仕入れができずリサーチ地獄に陥る
2つめの理由はリピート仕入れが難しいためひたすらリサーチをし続けなければならないためです。
私もせどりで月利40万円を達成することができましたが、それでもせどりをやめた一番大きい理由がこれです。
1日10時間リサーチするとかざらでした。。。
せどりで仕入れるセール品などは、その季節や月によって変わります。
そのためなかなか同じ商品をリピートで仕入れることは難しいです。
一度仕入れができたからといって、また次の月には別の商品をリサーチしなければ仕入れができず、利益が下がってしまいます。
実際常に売れる商品をリサーチし続けなければならないことに疲れて、せどりをやめてしまう方も大勢います。
一部違法になる商品があり実際に逮捕・書類送検されることもあるため
せどりの行為自体は違法ではありませんが、商品によっては法律で禁止されていたり、販売するために特別な免許や資格が必要な商品があります。
- ライブやコンサートなどのチケット：チケット不正転売禁止法違反
- 偽物のブランド品：商標法違反、著作権違反
- 医薬品や輸入した化粧品など一部の化粧品：薬機法違反
- お酒：酒税法違反
- 電子書籍や音楽などのデジタルコンテンツ：著作権違反
仕入れたときに販売すると違法になるか判断することは難しいこともあります。
実際に偽物のブランド品だと気づかずに販売して逮捕されてしまう事例もあります。
また私の知り合いも、過去に海外から仕入れた工具が製造番号を削られていて、気づかずに転売していたことがありましたが、本来はそれもそれも違法です。
せどりで違法になる商品の詳細は下記の記事で解説していますので、合わせてお読みください。
また、コロナ禍が始まったときに、一時的に政府がマスク転売規制を定め、マスクやアルコール消毒製品のせどり転売を禁止しました。
今後もせどりが禁止になる商品は増えてくることも懸念されます。
そうなってくると、せどりは今後も儲かるから続けていきましょう！とは言えませんよね…。
仕入れた商品が大きなクレームになるなどトラブルに巻き込まれる恐れがあるため
せどりで仕入れて販売した商品は、クレームになることが多いこともやめとけと言われてしまう理由の1つです。
私の実例をあげると、とある美容クリームをネットで仕入れ販売したところ、購入者から「中身カチカチで使えないんだけど…」と言われ、製品ロット番号から調べたところ4～5年前に製造されていたことがわかりました。
購入者からしてみても当然のクレームで、「やってしまった…」「どうしよう…」と焦ったものです。。。
購入者もとてもいい方で、全額返金し商品は破棄してもらうようお願いしてそれ以上大事にはならず助かりましたが、下手したら真贋調査になってアカウント停止になっていたかもしれません。
せどりの仕入れは、このように実店舗やネットでの仕入れになり正規ルートでの仕入れではないことが多いです。
正規ルートでの仕入れでないと、購入者はメーカー保証が効きません。
有名なゲーム機のPlayStation5も下記のようにそういう保証規定を設けています。
PlayStation®5の保証について
- PS5の保証期間は新品のお買い上げ日より1年間です。
- PS5の保証を受けるためには、必要事項（ご購入日 / 店名 / 製品名）が記載された購入証明書（レシート / 納品書など）が必要です。大切に保管してください。※PS5の外箱（購入時の箱）に保証書欄はございません。
保証の効かないせどりで、購入者からクレームがくると返品・返金は免れません。
それだけであればまだいいですが、購入者がamazonに報告すると真贋調査が入り下記のようにamazonから通達がくる恐れもあります。
そうなると仕入れ先はどこか、請求書を提出する必要があり、提出できない・正規品と証明できないとアカウント停止に追い込まれ、売上金が没収されてしまいます。
それだけせどりの方法で仕入れることはリスクがあるのです。
クレームがあったときの対応方法については、下記の記事で詳細を解説していますので、興味のある方は合わせてご覧ください。
世間からのせどり転売に対するイメージが年々悪くなっているため
先にもあげましたコロナ禍におけるマスク転売のときもですが、世間では年々せどり転売を快く思っていない人の割合が増えています。
実際、一部のせどらー・転売ヤーと呼ばれる方たちが、人気アニメグッズやゲームソフトなどを買い占めて高額転売していて、本当にその商品を欲しいと思っている方に渡らないことに不快感を示す方が年々多くなっています。
【転売ヤー】
タイヘイさん「ありがとうって言ってほしいなって。並ばずに済んだり、買えなかったものを買えたりしますよね。ちょっとお金はもらいますけど」
YOUさん「私、推しとかいるんですけど、限定品をみんなみたいな人が何の感情もなく買って、高く売るのは困るんですけど」#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/FCqlEjEYKi— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) December 2, 2022
このような中で、この先せどり転売に取り組んだ方がいいと言えるでしょうか？
そんなの一部のモラルの欠如した転売ヤーだけだよ！
と言っても、世間の方から見れば自分の利益のためだけに社会の流通を阻害しているかのように見られてしまいます。
そんな中で「これからせどりを始めましょう！」とは到底言いづらいですよね。
せどりはやめとけ、と言われても致し方ないと思います。
せどりではなくメーカーから直接仕入れれば全ては解決できる
ここまでせどりはやめとけ！と言われてしまう理由を解説してきました。
せどりは今後ますます稼ぎにくくなるし、リスクも大きくなっていく方法です。
ですが、そのせどりのやめとけと言われる理由を全て解消できて、長く安定的に利益を上げ続けられる方法があります。
それがメーカー仕入れという方法です。
メーカー仕入れは読んで字の如くですが、卸・問屋や小売店からでなく、メーカーと直接取引し仕入れす方法です。
メーカーから直接仕入れをすることで、せどりではやめとけと言われてしまう理由を全て解消することができます。
- 流通の最上流からの仕入れのため、安く仕入れられて利益も出やすい
- 一度取引できればメール1本でリピート購入できて利益が積み上げられる
- 違法性のない正規品を仕入れられてamazonアカウントも安心
- 商品を高品質の状態で仕入れられるのでクレームもほとんどない
- 家族や周囲の人たちにも堂々と説明できて世間からも受け入れられる
私もせどりで月利40万円を達成しましたが、長く続けていくことは難しいと感じメーカー仕入れにステップアップして月利60万円を1年で達成することができました。
しかも作業時間を減らしながら、自由な時間を増やしながらです。
メーカー仕入れの具体的な取り組み方については、下記の記事で詳細を解説していますので合わせてお読みください。
ここからはメーカー仕入れのどのような点がせどりのリスクを克服できるのかについて解説していきます。
下記の動画でも解説していますので、合わせてご覧いただくとより理解が深まると思います。
流通の最上流からの仕入れのため安く仕入れられて利益も出しやすい
メーカーから直接仕入れをするということは、下図のように流通の最上流から仕入れができるということです。
せどりの商流だとメーカーから卸問屋へ卸され、卸問屋が自分たちの利益を乗せて小売店に卸します。
小売店もまた自分たちの利益を乗せて消費者に販売しますので、メーカーから購入する場合とくらべて、せどりは卸問屋と小売店の利益が乗せられた金額で仕入れを行うことになります。
【仕入れ金額のイメージ図】
そのため上の図のようなイメージで、最上流であるメーカーからの仕入れは、せどりで仕入れるよりも安く仕入れられます。
一度取引できればメール1本でリピート購入できて利益が積み上げられる
メーカー仕入れであれば、一度取引が決まれば同じ商品を再度仕入れるときはメーカー担当者さんにメールを1本送れば完了です。
1～2分で終わります。
今月仕入れができたからといって、来月も仕入れができず積み上がっていかないせどりと違い、メーカー仕入れは簡単にリピート仕入れができます。
そのため取引できるメーカーが増えれば増えるほど、利益を積み上げていきやすいのがメーカー仕入れになります。
取引できる＝リピートできるメーカーが増えていけばいくほど、メール1本で簡単にリピート仕入れができる商品が増えていきますので、どんどん少ない労力で売上が積み重ねていくことができることが、せどりにはないメーカー仕入れの魅力です。
違法性のない正規品を仕入れられてamazonアカウントも安心
メーカーから直接仕入れができれば、偽物であるはずがありませんので、安心して正規品を販売できます。
医薬品や酒類など、特別な許可や免許が必要な商品の販売は、メーカーもとても気を張っていますのでそういった商品を「仕入れさせてください」と言われても必ずメーカーから確認が入ります。
そのため自分で気づかず違法な商品を販売してしまうリスクは限りなくゼロにできます。
また請求書も発行していただけるので、万が一真贋調査が入っても堂々と請求書を提出して通すことができます。
アカウント停止になることはまずありませんので、せどりと違い安心して長期間ビジネスを構築することができます。
メーカーから製造間もない高品質の状態で仕入れができるのでクレームもほぼない
メーカーで作られた新鮮な状態の商品を直接仕入れることができれば、当然品質もいい状態で仕入れができますのでクレームがほとんどありません。
実際私もメーカー仕入れを3年以上していますが、月商400～500万円ほどの規模でクレームになることは年に2～3回ほどです。
また仮にクレームがあったとしても、下記のようにメーカーが保証してくれることが多く返品や返金の対応もしてくれます。
その点も安心感があってクレームを恐れることなく積極的に販売していけます。
家族や周囲の人たちにも堂々と説明できて世間からも受け入れられるビジネス
家族や周囲の人たちに対しても、「こういうメーカーさんから直接仕入れてamazonで販売しているんだ」と堂々と言うことができます。
せどりのように仕入れ先が小売店ではありませんので、せどらーだ転売ヤーだと思われることはまずありません。
逆に「すごいな！」「応援してるよ！」と言われることの方が多いですね。
私もせどりをしているときは何をしているか具体的に言えなかった妻に、メーカー仕入れを始めてからは堂々と言えるようになり、休日の日には納品作業を手伝ったりしてもらえるようになりました(笑)。
家族や周囲の人たちに話せて、場合によっては協力してもらえることもあるのがメーカー仕入れです。
最後に
本日はせどりはやめとけ！と言われてしまう理由と、その全てを解決できるメーカー仕入れについて解説してきました。
いかがでしょうか？
これから始めるのであればせどりではなく、メーカー仕入れの方が圧倒的におすすめだということがご理解いただけたのではないでしょうか。
メーカー仕入れは個人でも副業でも余裕で取り組めますし、これからせどりを始めようか考えている方はぜひメーカー仕入れも選択肢の一つに入れてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
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