こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab」の石井です。
転売やせどりに興味あるけど、様々な情報に触れていくうちに失敗しないか不安に感じたことはないですか?
もしくは、転売やせどりをやってみたけど、何かしら大失敗したことはないでしょうか?
今はamazon物販でリスクなく安定的に稼いでいる「EC STARs Lab」のメンバーでも、過去に大爆死とも言える失敗をした方も少なくありません。
そこで、今回は「EC STARs Lab」に長く関わってきた私が、実際にあったリアルな転売の失敗事例を紹介し、対策方法と安定的に稼ぐための鉄則をお伝えします。
実際の失敗事例と対策を知ることで、失敗を防いで安定的に稼げるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
①過剰在庫を大量に抱えてしまった
過剰在庫を大量に抱えてしまうというのは、よく聞く失敗談かと思いますが、実際にこのような失敗例はたくさんあります。
例えば、以下のような失敗例は何回も聞いたことがあります。
- 今思えば売れるわけがない商品を半年~1年分も持ってしまった。
- 誤ってグレーな商品を仕入れてしまい、売ることができなかった
- 卸業者が仕入れ価格を操作して、同時期にライバルが大量に増えた
【実例】ライバルが急増して価格破壊が起きた
過剰在庫を抱える事例でもっとも多いのが、ライバル急増によって価格破壊が起きてしまい、当初の販売価格では全然売れなくなってしまった場合です。
特に同じ商品ページで相乗り出品するamazonでは、ライバル増加によって価格破壊が起きやすいのですが、その例がこちらです。
出品者の増加するにつれて、販売価格が下がっていることがわかります。
このまま販売価格が低下し続け、価格破壊に至ることは珍しくありません。
せどりや転売をしている方は、このような状態に悩まされることが大変多いです。
なかには、商品が売れると考えて半年~1年分も仕入れる方がいますが、もしライバルが増えて価格破壊が起きたら……と考えるとゾッとするものがあります。
なお、この価格破壊は防ぐことができれば一番いいのですが、メーカーから直接仕入れているならともかく、転売やせどりではまず不可能でしょう。
【対策①】商品の売れ行きや販売価格の推移を確認する
過剰在庫を抱えないためには、まずは出品する商品の売れ行きや販売価格の推移を観察することです。
これができるプラットフォームは、現状ツールを使って販売数などの推移を調べることができるamazonのみです。
ですので、初心者の方はプラットフォームはamazonを利用することをおすすめしますが、その際はKeepaやキーゾンというツールがほぼ必須となります。
上記のランキングの変動の波を読み取ることによって、商品の売れ行きの目安を判断することができます。
販売価格の推移も確認できるので、価格の変動がなく、安定した販売価格で販売できるかどうかも判断できます。
また、Keepaと連携して使用できるキーゾンについては、上記のように月間販売個数の目安を数値で読み取れます。
過剰在庫を抱えないように、逆に仕入れが足りなくて販売機会を失わないようにするには、以下のようにするのが無難です。
- ツールを使って月間販売個数や価格推移を確認する
- 計測した販売数をもとに仕入れ個数を判断する
- だいたい1~1.5ヶ月分の在庫を仕入れる(不安な場合は1~2週間分でもOK)
- 実際の自分の商品の売れ行きを確認しながら追加の仕入れ個数を判断する
出品後にライバルが増加して想定した数より売れなくなることはあります。
しかし、上記のように売れ行きを確認し、慎重に仕入れて赤字を最小限に食い止めることが可能です。
実際の商品の売れ行きが予測できれば、安心して販売することができるので、必ず確認するようにしましょう。
amazonを販路にされる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
【対策②】一時的な流行商品は販売タイミングに注意する
トレンド商品など、一時的な流行で売れ行きが大きく変わる商品は、短期爆発的な売上に繋がりやすい一方で過剰在庫のリスクが高いので注意が必要です。
よくネット上の記事やYouTubeで出てくる爆死事例も、ほとんどはNintendo SwitchやPS5、ガンプラなどのトレンド商品です(そもそも適正価格を明らかに超えた高額転売で悪質というのもありますが)。
このような商品は、販売するタイミングを失わないように早く仕入れることも重要ですが、無理して大量仕入れすると流行が過ぎて過剰在庫を抱えることがあります。
一時的なトレンドを追うことは、一見すると簡単なようで実際は目利きや時代の流れを読む力が問われるので高度な方法です。
また、長期的な売上には繋がらないので、初心者の方にはあまりおすすめできない方法と言えます。
②売れていた商品が突然売れなくなった
最初は売れて順調に利益が出ていたのに、ある日を境に突然商品が売ることができなくなって爆死……という例もたくさんあります。
この場合、法律的にグレーな商品か、プラットフォームの規約に反している可能性があり、そもそも売ってはいけない商品だった可能性が高いです。
【実例】商品ページが突然消えた
商品が売れなくなる原因は、消費者が買ってくれない場合だけでなく、プラットフォーム側の都合で、突然販売できなくなるケースもあります。
例えば、以下のような話は、せどりや転売をしていれば本当に起こり得ます。
- バカ売れしていた商品なのに、なぜかamazonの商品ページが忽然と消えた。
- 国内の規約に合わない輸入商品を扱ってしまい、やはり商品ページが消された。
最初は順調に売れていて利益が出ていて、今後も売れる見込みがあるのに、これはショックですよね。
違法かどうかグレーな商品や、プラットフォームの規約違反に該当する商品を扱ってしまうと、多くの確率で突然売ることができなくなります。
最初は利益は出ていたのに、ちょうど追加仕入れのタイミングで販売ができなくなれば、大量に在庫を抱えてしまうことになります。
何かしら問題のある商品が多いので、他販路で売ることもできず、泣く泣く在庫処分しなくてはいけません……。
【対策①】法律を確認する
転売やせどりを行う際には、次のような様々な法律が関係してきます。
法律 | 主な違反 |
チケット不正転売禁止法 |
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商標法 |
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著作権法 |
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薬機法 |
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酒税法 |
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古物営業法 |
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刑法(盗品関与罪) |
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その他、輸入商品となると、PSE(電気安全用品法)、PSC(消費生活用製品安全法)、技適(電波法)、食品衛生法などの法律が関係してくることもあります。
このため、扱う商品や行為がどんな法律に該当するのか、事前に知っておくようにしましょう。
プラットフォームの規約を確認する
法律を守るのはもちろんのこと、プラットフォームの規約もしっかり確認して転売やせどりを行うようにしてください。
規約違反の場合は、即垢バンに至ることもありますし、そもそも出品できないこともあります。
③売れたのに赤字になってしまった
商品が売れたのに赤字になったという話もたくさん聞きますが、大きく分けて理由は次の2点です。
- 送料、手数料などを含めて利益計算をしっかり行わなかった
- 最初は黒字だったがライバル急増・価格競争が起きて値下げせざるを得なかった
後者の場合は、先にお伝えした通りですが、前者のように商品が売れても、利益をよく把握してなかったために赤字になることは十分あり得ます。
【実例】利益のほとんど出ない商品を扱った
利益のほとんど出ない商品を扱ってしまうことは結構あります。
利益=商品の売上-仕入れ価格
ではありません。
利益=商品の売上-仕入れ価格-送料・手数料
これが正しい計算式なので、送料・手数料によっては利益が大幅に削られることがあります。
【対策】利益計算は正しく行う
利益計算を正しく行わないと、送料・手数料で思った以上に利益が出ないということになりかねません。
意図的に利益率の低い商品を扱うなら話は別ですが、思った以上に手元にお金が残らない……となればちょっと悲しくなります。
そのため、どのプラットフォームを販路にするにしても、利益計算は、送料・手数料含めて正しく行うようにしてください。
輸入商品であれば、仕入れ価格については海外送料や関税・消費税も考慮しないといけません。
amazonであれば、FBA料金シミュレーターという商品名などを入力すれば自動的に利益計算できるamazon公式ツールがあります。クイックショップというツールを使ってもいいでしょう。
他の販路では、Excelやスプレッドシートなどで自動的に利益計算できるシートを作成するのもいいでしょう。
このように、利益計算は決して難しいことではないので、必ず行うようにしてください。
④資金繰りが苦しくなった
転売・せどりに限った話ではないですが、物販は数字が大事です。
利益計算もそうですが、適正な売上管理、在庫管理をしていないと、資金繰りが苦しくなります。
【実例】半年分も商品を仕入れてしまった
例えば売れ行きや今後のリスクを考えずに、半年分もの商品を仕入れてしまうと、商品が売れないと過剰在庫を抱えることになり、資金繰りが苦しくなります。
まだ扱っている商品が少ないうちは良いかもしれませんが、商品数や金額が増えてくると、無理した仕入れはいずれ限界が来ます。
まだ転売やせどりをしていない方であれば、実感がないかもしれませんが、経済的にも苦しいですし、精神的な不安も大きくなります。
また、資金繰りが厳しい状態の場合、新たに仕入れたい商品が見つかっても泣く泣く断念しないといけないといったことも出てきます。
【対策】利益率だけでなく在庫回転率も意識する
商品の利益率だけでなく、在庫の「仕入れ⇒販売」がどれくらい回っているかを示す在庫回転率も意識するようにしてください。
在庫回転率について詳細は、以下の記事をご覧ください(ざっくりこんなもんなんだとわかればOKです)。
どんなに利益の出る商品でも、売れなければ利益は出ません。
資金繰りを考えるのであれば、在庫回転率を意識して、どれくらい仕入れるのが妥当なのかを考えないといけません。
どんなに利益率の高い商品でも、先ほど言ったように商品の売れ行きを計測して、だいたい1~1.5ヶ月分ほど仕入れるようにします。
ここで、無理して半年分とか1年分を仕入れることは避けましょう。ライバルの増加などで売れなくなることはありますし、突然販売ができなくなることもあり得るためです。
先ほどお伝えしたように、過剰在庫を抱えるケースは、「売上」「在庫」「資金繰り」を把握できていないことが多いです。
そのため、「EC STARs Lab」のメンバーは、この3点を一元管理できる神の管理帳簿を使うようにしています。
この管理帳簿を使うことで、お金の流れが見えやすくなり、資金面に関する不安なく物販ができるようになっています。
amazon物販用に作られていますが、ぜひ参考にして活用してください。
活用方法については、以下の動画で詳しく解説しています。
⑤偽物や不良品を転売してしまった
「気付かずに偽物を販売してしまった」というのもかなり多く見る事例ですが、完全な違法行為に当たります。
また、偽物とは言えないまでも、気付かずに品質の悪い不良品を販売してしまうこともよく起こり得ます。
新品と思って仕入れても、実は1回開封されて使われていたということもあるので、十分注意しなければいけません。
【実例】気付かずに販売して垢バンされる
偽物や不良品については、悪意がなくても気付かずに転売してしまうようなケースがあります。
例えば、以下のようなことを、お客様から指摘されて初めて気付いて慌ててしまうことがよくあります。
【偽物】
- 型番が違う
- ロゴが本物と違う
- 本物と色が若干違う
【不良品】
- 電池を入れても動作しない
- ボタンが壊れていて動かせない
- 箱が潰れて中身を見たら破損していた
- 外観の汚れや傷がひどくて使い物にならない
こちらも輸入商品や、中古品の場合は今でも非常によく起こるケースで、過去に痛い目に遭った方は多いので注意しましょう。
amazonでは、このような問題があると、上記のような通知メールが来て、同時に真贋調査が行われることがあります。
【対策①】検品はしっかりと行う
転売やせどりでは、偽物だった、不良品で使えない、カタログの商品と型番が違うなどと言ったトラブルは多いので、検品をしっかり行う必要があります。
検品をしっかり行うことで、このようなトラブルは極力防ぐことができます。
特に輸入商品やメルカリやヤフオクなどで販売されている中古品については十分注意して検品しましょう。
【対策②】偽物や不良品のリスクの高い仕入れ先は避ける
偽物や不良品がないようにしっかり検品するといっても、精巧に作られた偽物などは見抜くのが難しいこともあります。
そのため、後述するように直接メーカーから仕入れるなど、品質や真贋の問題がなく、保証も効く仕入れ先を選ぶことも大切です。
⑥賞味期限/消費期限切れの商品を転売した
食品、化粧品など賞味期限/消費期限がある商品の転売も要注意です。
場合によっては、賞味期限や消費期限が大幅に過ぎている場合があります。
【実例】5年前の化粧品を転売して強いクレームが来る
実際に、化粧品の転売をしたら、実は5年前に製造されたもので、お客様から多大なクレームが来た方もいます。
「あなたから買った化粧品を使ったらカチカチなんですが……」というクレームだったそうです。
化粧品は、特別な表示がない限り、薬機法を根拠として未開封なら3年以内、開封したら半年以内が消費期限と言われています。なので、5年はかなりやばいことがわかります……。
医薬品医療機器等法(旧題名:薬事法)では、製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はないとされています。
いったん開封してしまった化粧品は、早めに使いきるようにしましょう。来シーズンに再度使用したい場合は、高温多湿や温度変化の大きい場所は避け、日の当たらない場所で保管することをおすすめします。
※日本化粧品工業連合会「化粧品Q&A」より抜粋
食品や化粧品の賞味期限/消費期限については、お客様の人体に影響を与えかねないので十分注意が必要です。
また、食品や化粧品に限らず、プリンターのインクなど使用期限があるものも期限には十分注意しなければなりません。
【対策】賞味期限/消費期限のある商品は期限に注意する
転売やせどりとなると、賞味期限/消費期限のある商品に関する失敗事例もあるので、期限には十分注意してください。
このような商品は、プラットフォームごとに規約・ルールがあるので、各販路の規約を確認して行うようにしてください。
例えば、amazonであれば要期限管理商品として、以下の記事に記載されているような規約、納品・梱包ルールがあります。
メルカリやラクマの食品(ペットフードも含む)出品に関しても、amazonに似た次の規約やルールがあります。
- 開封済の食品は出品不可
- 賞味期限/消費期限の表示のない食品は出品不可
- 賞味期限/消費期限1週間以内の食品は出品不可
- 要冷蔵の食品は「メルカリ⇒出品不可」「ラクマ⇒クール便使用」
このように、賞味期限/消費期限のある商品については、明確なルールがあるので注意しましょう。
ただし、賞味期限/消費期限のある商品は、ライバルが避けて差別化できる傾向があるので、取り組んでみるといいでしょう。
⑦気付かずに違法行為をしてしまった
先の偽物の転売もそうですが、転売やせどりでは知らないうちに違法行為をしてしまったケースは少なくありません。
転売やせどりそのものは違法ではないですが、先ほどお伝えしたように様々な法律が絡んでいます。
【実例①】メーカーが販売許可していない商品を転売した
悪意がないのに違法行為するケースで多いのが、商標権/知的財産権違反です。
具体的にはメーカーが販売許可していない商品を勝手に仕入れて転売する行為のことを指しますが、これは違法行為です。
大手カメラメーカーのレンズの部分をコップした商品を転売していたところ、メーカーから直接強いクレームが来たことがあります。
なんでもかんでも仕入れて大丈夫というわけではなく、商品によっては法律に抵触するという点は注意しましょう。
【実例②】製造番号を削って売った
先のケースは、メーカーが販売許可していないと知らずに転売したケースですが、製造番号を削って故意に転売するケースもあります。
製造番号を削るのは、流通規制をかけているメーカーの監視を避けるためですが、違法となり逮捕例があるので注意しましょう。
特に化粧品やシャンプーなどの転売で、薬機法違反で逮捕事例があるケースがあります。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
【対策】法律違反の事例を知り後ろめたいことはしない
先ほども触れましたが、法律に抵触しないためには、転売に関する法律を把握し、違反事例を知ることです。
また、製造番号を削って販売などと、違法とわかって転売すると、最悪逮捕されてしまう可能性があります。
違法行為を知り、後ろめたいことはしないようにしましょう。
⑧プラットフォームの規約違反で垢バンされた
amazon、メルカリ、ヤフオクなど、法律を守ったり消費者を保護したりする観点で様々な規約があり、違反すれば垢バンされます。
【実例】amazonアカウント閉鎖の通知メールが来た……
amazonのせどらー・転売ヤ―に対するアカウント閉鎖リスクは有名な話です。
amazonの場合、真贋調査という適切な商品を出品しているかどうか調査されることがありますが、転売やせどりではどうしてもクリアできずにアカウント閉鎖に至るケースが多々あります。
例えば、代理店から仕入れた商品をamazonで転売して真贋調査が来た場合、「代理店がメーカーと繋がっている証拠書類を出してください」と言われることがあります。
この場合、転売やせどりの場合は対応することが難しいので、何もできずに以下のメールが来てアカウント閉鎖に至ることになります。
EC STARs Labのメンバーでも、過去にamazonのアカウント閉鎖の憂き目にあった方は多数いらっしゃいます(現在はアカウント閉鎖の心配がないメーカー仕入れをしていますが)。
メルカリやラクマ、ヤフオクにも様々な規約があり、例えば無在庫転売が禁じられています(amazonは禁じられていませんがFBAが利用できないなど制約が多いです)。
転売やせどりは、プラットフォームの厳しい規制を守りながら行わないといけないので、少し肩身が狭いところはあります。
【対策】プラットフォームの規約違反事例を知る
先ほどもお伝えしたように、法律はもちろん、プラットフォームの規約もしっかり確認してください。
やはり、知らずに規約違反して垢バンになることを防ぐには、規約違反の事例を知ることがいいでしょう。
amazonならamazon、メルカリならメルカリの規約、規約違反例を確認するようにしてください。
⑨仕入れ先から仕入れができなくなった
売れていた商品なのに、仕入れ先から仕入れができなくなり、泣く泣く販売を諦めないといけないケースも少なくありません。
【実例】代理店から突然音沙汰がなくなった
例えば、代理店から仕入れていたが、他の良い取引先が出てきてそちらに仕入れ商品の在庫が流れていったケースがあります。
数百万円ほど仕入れていたのにも関わらず、いきなり音沙汰がなくなったこともあるようです。良い代理店かと思っていたのにショックですよね……。
代理店の場合、メーカーから直接仕入れる場合と違って在庫が一定数確保できないことはざらにあります。
このように、転売やせどりの場合は、安定的な仕入れができない可能性もあることは念頭に入れておく必要があります。
【対策】安定仕入れができる仕入れ先を選ぶ
いくら売れ行きがいい商品でも、仕入れ先の供給が止まれば販売できなくなります。
そのため、安定仕入れができる仕入れ先を選んだ方がいいのですが、先ほどもお伝えしたように、転売やせどりでは難しいでしょう。
代理店や小売店と信頼関係を築いていけば、ある程度安定した仕入れはできますが、経験とスキルが求められます。
ただ、転売やせどりではなく、「EC STARs Lab」のメンバーが主に取り組んでいるメーカー仕入れであれば、安定した仕入れが可能になります。
⑩情報商材やコンサルタントに騙されて大損した
副業あるあるの失敗事例ですが、情報商材やコンサルタントに騙されて大損した例は転売やせどりでも数多くあります。
中村さんはじめ、過去にEC STARs Labのメンバーでもかつて情報商材やコンサルタントに騙されて大損した例は多くあります。
- 7万円もする高額の情報商材が全然使い物にならない
- お金払って儲かる商品を教えてもらったが実態は全然儲からない
- ちょっと高いけどこの有料ツールを使えば稼げる!⇒みんな使っているから稼げない
- 高額のコンサルタントに質問しても返信が来ない。アドバイスや進捗確認もない
【実例】何もアドバイスしてくれない講師は実在する
特にコンサルタントや商材の被害のケースで多いのが、高額のコンサルタントの対応が悪いケースです。
- 質問内容を送っても返信が2~3日後。しかも根本的なアドバイスではない
- 一方的に資料を送るだけで、コンサルの時間を取ってもらえない
- 目標設定や進捗確認もなく、改善提案が何もない
- 課題を与えるようなこともしない
信じられないかもしれませんが、お金を払っているのに「サポートが全然ないじゃん!」という方は実在します。
情報商材やコンサルタントは、安易に飛びつくとお金をドブに捨てることになるので注意しましょう。
【対策】溢れた情報を正しく選択する
物販事業界隈では情報商材やコンサルタントにだまされたという話は今でもよく聞きます。
また、ここ数年はネットを中心に情報が溢れているため、正しい情報をつかむことが難しくなっています。
そのため、安易に儲けそうな話に飛び込むのではなく、次のように自分に合った情報を取捨選択するようにしましょう。
- 本記事で紹介した失敗をするような教え方をしていないか確認する
- 自分が何をしたいか、何を求めているか明確にする
- 知り合いに情報商材やコンサルタントの裏話を聞いたりおすすめを聞いたりする
- ブログなどどんな情報が発信されているかを確認する
- ブログでメリットだけでなくデメリットも伝えているか確認する
- ブログやホームページなどに掲載されている受講生の実績を確認する
- マインド論ばかりの場合はノウハウが蓄積されていない可能性がある
情報商材やコンサルタントで失敗した経験は、多くの人が持っていますが、一方で独学で習得するのは難しいところがあります。
上記のポイントを参考にしながら、着実にスキルアップできる場を選びましょう。
リスクなく安定的に稼ぐ3つの鉄則
最後に、初心者でもリスクなく安定的に稼ぐための3つの鉄則についてお伝えしますので、情報の1つとして参考にしてください。
特に転売やせどりでは、販路や仕入れ先をどうしようか悩むと思いますが、私が一番おすすめするのが「amazonメーカー仕入れ(メーカー直取引)」です。
こうすることで、上記のような失敗を極力抑えて、安定的に稼ぐことが可能です。
販路はamazonにする
「EC STARs Lab」では、主にamazon物販のコミュニティになりますが、私も販路はamazonをおすすめします。
というより、初心者は次のようなメリットがあり、失敗する確率が低いのでamazon一択と言っても過言ではないです。
- 日本人の大半が利用しているので売れやすい
- 自分の発送作業が実質ゼロになる
- お客様に迅速に商品を自動配送できる
- 在庫スペースを持たなくていい
- クレーム処理、返品返金対応もamazonに任せられる
- 商品ページを作成する手間がない
- 過剰在庫を抱えるリスクが少ない
- 利益計算が簡単
- 総合的に送料・手数料が安く済む
一方で、価格競争が起きやすい、転売やせどりについては規約が厳しいなどデメリットもありますので、注意しながら行う必要はあります。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
仕入れ先はメーカーから直接仕入れる
転売やせどりではない物販にはなりますが、「EC STARs Lab」のメンバーの多くが取り組んでいるのがamazonメーカー仕入れです。
メーカー仕入れは、卸や代理店、小売店ではなく、最上流である販売メーカーから直接商品を仕入れる方法です。
メーカー取引の交渉が必要となりますが、メーカー仕入れについては以下のメリットがあります。
- 商品を安定的に仕入れることができる
- 最上流からの仕入れなので最安値で仕入れが可能
- 偽物や不良品のリスクがほとんどない
- amazonアカウント閉鎖のリスクがほとんどない
- 価格競争を防ぐことができる
- 信頼関係を構築しながら半独占的な販売が可能になる
- 副業、個人でもメーカーと取引はできる
つまり、amazon物販で、しかもメーカー仕入れを実践することで、本記事で挙げた失敗を防ぐことができます。
メーカー仕入れについての詳細は、以下の記事をご覧ください。
売れている商品を狙う
物販で成功したいなら売れている商品を狙うことです。
と言っても「当たり前だ!」「それができないから困っている!」となるかもしれませんが、コツがあります。
それは、amazonであればまずは商品の売れ行きをしっかり確認すること。
もう1つは、売れる商品を見つけたら、今度は売れる商品を扱っているセラーをリサーチすることです。
このようにすることで、派生的に売れる商品を狙うことが可能です。
まずは、売れている商品を探すことが大変と思われるかもしれませんが、先ほど紹介したKeepaで効率的なリサーチが可能です。
メーカー仕入れに取り組んでいる人向けの記事にはなりますが、詳しくは以下の記事をご覧ください。
また、売れているセラーのリサーチについては、以下の記事に詳細を解説しています。
最後に
以上、転売のリアルな失敗事例と対策、そして安定的に稼ぐための鉄則をお伝えしました。
私も、転売やせどりの本当にあった怖い失敗事例については、たくさん見聞きしています。
しかし、失敗事例が蓄積されているからこそ、これから物販を行う人は失敗を極力防いで取り組むことができます。
ぜひ、本記事を参考にして転売やせどりに取り組んでみてください。
ただ、リスクなく安定的に稼ぐにはamazonメーカー仕入れも視野に入れてみてください。
EC Stars Labのメンバーでも、物販初心者からでも成果を上げた方がたくさんいます。
詳しくは、以下の成功事例をご覧ください。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
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