【規約で禁止】イオンせどりは絶対やるな!儲からない7つの理由

イオン せどり

これまで電脳せどりに取り組んできたけど、店舗せどりにもチャレンジしてみようかな?

店舗せどりと言っても実店舗は無数にあるから、まずは近所の「イオン」に行ってみようかな?

イオンは全国で約160店舗展開している大型ショッピングモールです。

読者の方も一度は行ったことがあるのではないでしょうか?

郊外の店舗は特に大きく、イオンに行けば何でも揃うと言っても過言ではありません。

またそれだけ大きい店舗ですので、せどりにおいても仕入れ対象の商品が豊富で、仕入れがしやすいと感じます。

しかし実はイオンでは転売を禁止していたり、購入制限を設けるなど転売対策を行っていて、自由に仕入れができる環境ではありません。

また先ほどもお伝えしたように全国に店舗があるので、ライバルも全国にいます。

そのためイオンでの仕入れや利益を出していこうと思うと、正直難しいのが現実です。

今回の記事ではなぜイオンせどりが難しいのかを詳細に解説していきます。

実際に私も店舗でリサーチしてみた感想などもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

amazonメーカー仕入れ

【絶対やるな】イオンでのせどりは規約で明確に禁止されている

先ほど記事の冒頭でイオンでのせどりは難しいとお伝えしましたが、実は難しいどころかイオンでは規約で明確に転売を禁止しています。

そのため厳密に言えばイオンでのせどりは難しいではなく、ダメなのです。

ここではそのダメな理由についてお伝えしていきます。

イオンのオンラインショップでは明確に転売を禁止している

イオンのオンラインショップ「イオンスタイルオンライン」では以下のように明記されています。

イオンスタイルオンライン 第5条(禁止事項)

1.お客様は、本サービスの利用にあたり、以下の各号に定める行為をしてはならないものとします。

(1)本規約のほか、個別規定に違反する行為

(2)公序良俗に違反する行為

(3)犯罪もしくはそれに類する行為

(4)他のお客さまへのなりすまし、あるいは意図的に虚偽の情報を送信する行為

(5)購入する意図なく商品の購入を申し込む行為

(6)正当な理由なく商品を受け取らない行為

(7)正当な理由なく返品等をする行為

(8)質入れ・転売または営利を目的として商品を購入する行為

(9)当社の事前の許可を得ることなく、自動化された手段(自動購入ツール・ロボットなど、これらに準ずる手段)を用いて商品を購入する行為

(10)本サービスの運営に必要なサーバやネットワーク等の機能を破壊する、あるいは妨害する行為

(11)当社、他のお客さま、その他第三者に、コンピュータウイルス等の有害なプログラムを流布する行為

(12)本サービスの運営を妨害する、あるいはそのおそれのある行為

(13)不正アクセス行為、またはこれを試みる、あるいは助長する行為

(14)反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為

(15)当社、他のお客さま、その他第三者の権利を侵害する、または誹謗、中傷する行為

(16)法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為

(17)その他、当社が不適切と判断する行為

イオンスタイルオンライン利用規約より抜粋

さすが全国展開する大手のイオン、禁止事項も他の店舗と比べて多いですね(笑)

上記の規約の(8)でも明確に定めているように、イオンスタイルオンラインでは転売を禁止しています。

これはイオンのオンラインショップの規約でしょ?

実店舗で仕入れるんだから問題ないじゃん!

このようにお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、オンラインショップで禁止していて実店舗はOKなんてことは基本的にはあり得ません。

オンラインショップで転売を禁止しているということは、実店舗含む企業全体で禁止しているということです。

わからなければいいと話ではなく、お店のルールがある以上私たちはそのルールに従う必要があります。

規約で禁止されている以上、イオンでのせどりはやめておくべきなのです。

実店舗でも購入制限を設けるなど対策がされている

先ほどもお伝えしたように、イオンのオンラインショップで禁止されているということはイオン全体で禁止ということです。

そのためイオンでは店舗ごとに対策を行っています。

Xでも度々イオンの転売対策のポストを見かけます。

上記に挙げた以外にもイオンでの転売対策について報告されており、イオンが転売対策に本気であることが伺えます。

また私も実際に近くのイオンに行ってみましたが、やはり転売対策が行われていました。

おもちゃ売り場を確認しましたが、上記以外にも購入制限を設けている商品があり、人気の商品はしっかり対策されています。

転売対策をしているということは、店員も私たちの動向を見ている可能性が非常に高いです。

せどりをしている人は、明らかに一般のお客様と違う行動なのですぐにバレるでしょう。

大げさに言えば監視されているわけなので、やはりイオンでのせどりはやめておくのが無難です。

儲けるのは至難の業・・・イオンでのせどりが儲からない7つの理由

先ほどイオンでせどりをすることは、規約で禁止していることをお伝えしましたが、ここからはそもそもイオンせどりが儲からない理由についてお伝えしていきます。

SNSなどに出ている情報を基にリサーチしてみたが全く利益が出なかった

SNSやYouTubeで紹介されているイオンせどりの稼げるノウハウとして、

  • 商品の値段がキリのいい数字になっている(価格が税抜で500円、1,000円、3,000円など)
  • 「PRICE DOWN」の値札がついている商品
  • 小さな赤い値札がついている商品
  • ワゴンセールの中の商品

上記のような商品を狙うといいと紹介されています。

そこで実際SNSやYouTubeで出ている情報を基にリサーチをしたら、本当に利益が出るのか私の住んでいる地域のイオンモール行って検証してみました。

まずは「商品の値段がキリのいい数字になっている商品」と「小さな赤い値札がついている商品」両方に該当する商品です。

子供に人気のウルトラマンの商品です。今は「ジード」なんですね、知りませんでした(笑)

こちらはキリのいい価格である上に、小さな赤い値札もついています。

利益が出そうな商品ですが、この商品のAmazonページは以下になります。

Amazonでは1,445円でされていますが、実際利益は出るのでしょうか?

AmazonのFBA料金シュミレーターを利用して計算してみます。

計算した結果、-263円の赤字になってしまいました。

これではとてもではないですが仕入れはできません。

しかしたった一つの商品だけでの判断は時期尚早です。

次はワゴンセールの中の商品を見ていきます。

こちらの商品、ワゴンの中に入っていてさらに小さな赤い値札もついています。

ではAmazonの販売価格を見てみましょう。

無理でした・・・

仕入れ値と販売価格が同じでは、利益計算をするまでもありません。

リサーチをし続ければ、中には利益が出る商品もあるかもしれません。

しかしかなりの数の商品のリサーチが必要だと感じますので、コスパが悪いという印象です。

世間の目が厳しさを増している

世間では転売行為を行っている方を「転売ヤー」と揶揄し、SNSを中心に世間の目が厳しくなっています。

転売自体はチケットなど禁止されているものを除き、基本的には問題ないですが、転売をする方のモラルが問題視され社会問題になっています。

https://www.youtube.com/watch?v=DJ7H3RgM020

先日もディズニーランドで、限定グッズを狙った転売ヤーとみられる方の割り込みがニュースになるなど

度々話題に上がってきます。

これだけ社会的にも注目を集め、問題されているということはせどりは真っ当なビジネスとは言えず、これから仕入れをするのは困難になっていくことが予想されます。

【絶対なるな!】転売ヤーとは?全方位から嫌われてしまうその理由

イオンは全国にあるためライバルが多く価格競争に巻き込まれ利益が出ない

記事の冒頭でもお伝えしましたがイオンは全国に展開しているので、仮に利益商品を見つけたとしても、他の地域のライバルも同じ商品を仕入れている可能性が非常に高いです。

もちろん処分品などで店舗ごとに安売りしているケースもあります。

しかしセールは当然全国同時に行われますし、イオンせどりで稼ぐノウハウもYouTubeなどでかなり出回っているので、皆さん同じところを見てリサーチをします。

そうなれば同じ商品を多くの方が仕入れるので価格競争が起こり、利益が出なくなることは容易に想像できます。

イオンに限らず上記の理由から、せどりで利益を出し続けるのは至難の業なのです。

稼ぎ続けるにはリサーチをし続ける体力とメンタルが必要

先ほどお伝えしたように、私も実際にイオンに行ってリサーチしてみましたが、正直疲れました。

私の場合はイオンを2店舗回っただけなので、そこまでリサーチ量は多くないと思います。

やはり移動するだけでも体力が必要ですし歩き回ることを考えると、ずっと何年も続けていけるものではないな・・・というのが感想です。

また今回、商品の写真を撮影などしましたが、なぜか店員や他のお客様の目がものすごく気になりました。

なぜなら他のお客様とは明らかに違った行動をしていると自覚していたからです。

私自身、もしあの状況でずっとリサーチをすることは精神的に耐えられる自信はないですね。

そのため体力も必要ですが、精神的にタフでないと続けていくのは厳しいと感じます。

リピート仕入れが困難なので利益が安定しない

せどりでは一生懸命リサーチして、利益商品を見つけたとしても、次に同じ商品を同じ条件で仕入れができることはほぼありません。そのため利益商品を見つけて安心している暇はないのです。

そのため、次から次へと利益商品を見つけて販売していかないと、安定して利益を出し続けることはできません。

せどりで長期間稼ぐためにはリサーチを続けないといけません。

しかし先ほどお伝えしたようにリサーチをし続けるには、体力と精神的なタフさが求められます。

また大きく稼ぐことを目指せば目指すほど、作業時間は増え、自由な時間を取ることができなくなります。

短期的に稼ぎたいなら問題ないと思いますが、長期的な視野で見たとき、せどりで稼ぎ続けるのは非常に大変だと言えると思います。

メーカーからの請求書がないのでアカウントリスクから逃げることができない

せどりの販路は主にAmazonかメルカリになると思いますが、Amazonが販路の場合、せどりを行っている以上アカウントが停止・閉鎖になるリスクから逃げることはできません。

Amazonでは「真贋調査」という、販売している商品が偽物ではないか?という緊急調査が入ることがあります。

その際必要になってくるのがメーカーからの請求書です。

真贋調査が行われた場合、Amazonからいくつか資料の提出が求められますが、メーカーからの請求書がないと真贋調査をクリアすることができず、アカウントが停止や閉鎖になる可能性があるのです。

「Amazonの真贋調査対策のコツ」確実にクリアする手順と防止策を詳細解説

アカウントが停止や閉鎖になれば、それまで頑張って積み上げた売上が入金されないといったことも起こり、そうなれば儲かる儲からないの話ではなくなります。

せどりを行うということは、そういったリスクを承知の上で取り組む必要があるのです。

Amazonでは新品として出品できない

イオンでも家電など、メーカー保証がついている商品を販売しています。

そういった商品もリサーチ対象になりますが、小売店から仕入れた商品をAmazonでは新品として出品することができません。

  • 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品。
  • メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(たとえば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)
  • プロモーション品、プライズ品、おまけに関しては、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。
  • Amazon.co.jp限定商品としてAmazonによって販売されている商品(Amazonが特別に承認している場合を除く)。

Amazonコンディションガイドラインより抜粋

封を開けてないんだから新品として販売しちゃダメなの?

はい、もちろんNGです。

確かに商品自体は新品かもしれませんが、上記の規約にあるように、メーカー保証が始まっていればそれはもうAmazon上では新品ではないのです。

このことを知らず、間違って出品したとしても、知らなかったは通用しません。

規約違反には変わりないので、真贋調査と同様にアカウント停止・閉鎖の可能性があるので注意する必要があるでしょう。

イオンでせどりをするくらいなら長期的に安定して稼げる物販がおすすめ

前章でイオンでのせどりが儲からない理由についてお伝えをしてきました。

実際に私もリサーチしてみて、利益商品を見つけることの大変さを実感したのと同時に、

もし仮にたくさんリサーチして、利益商品が見つからなったときの精神的ダメージは大きいなと思いました。

もちろんどんなビジネスにおいても、簡単に稼げるものはありません。

しかし負わなくてもいいリスクを負ってまで、そのビジネスを続ける必要はないでしょう。

それであれば社会貢献もできて、長期的に安定して稼げる方法に取り組んだ方が精神的にもいいと考えます。

では何をしたらいいのか?

私がおすすめするのは「メーカー仕入れ」です。

この記事をお読みの方で、メーカー仕入れを初めて知ったという方もいらっしゃると思います。

上記の図のようにせどりは小売店から仕入れるのに対し、メーカー仕入れは文字通り商品の製造元・販売元であるメーカーから直接商品を仕入れる方法です。

メーカーから直接商品を仕入れることによって、

  • 世間の目を気にすることなく堂々とビジネスができる
  • 価格競争を防ぐことができる
  • ライバルの参入を防ぐことができる
  • リピート仕入れが簡単で、リサーチをずっと続ける必要がない
  • アカウントリスクは全く気にならない

上記のようなメリットを得られます。

メーカー仕入れは長期的な視野を持って取り組むことが大切で、短期的に稼ぐことは難しいです。

ただしコツコツ取り組むことで、長期的に安定した利益を得ることができる再現性の高いビジネスです。

私が所属しているEC STARs Lab.では下記の図のように、メーカー仕入れに取り組んだ方の80%以上が月利10万円を達成しており、再現性の高いビジネスであることを証明しています。

メーカー仕入れに少しでも興味を持たれた方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【2024年版】amazonメーカー仕入れで個人が月利50万を達成できる超具体的7ステップ

最後に

ここまでイオンでのせどりについてお伝えしてきました。

現在でもせどりで稼いでいる方はいらっしゃいますし、ルールを守って取り組んでいる方も大勢いらっしゃいます。

私自身決してせどりを否定するつもりはありません。

しかし昨今の世間の目の厳しさや店舗の対策などを考えると、今後せどりで稼いでいくことは厳しいのではないでしょうか?

それであれば、今のうちに新しい物販にチャレンジしてみてもいいと思います。

ぜひ今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
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ABOUT US
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山田雄輝EC STARs Lab 個別サポート講師
1986年生まれ、2023年現在36歳。

2020年に高校卒業から勤めていた会社の将来に不安を感じ、amazon物販ビジネスを開始。
開始と同時に中村のコンサルを受講。
コンサル受講後約1年6カ月で、コミュニティーで教えているメーカー取引の手法に絶対の確信を得て、16年勤めていた会社を退職し独立。
現在でもメーカー取引に取り組んでおり、順調に数字を伸ばし続けている。

またEC Stars Labのサポート講師としても、多くのコンサル生にメーカー取引のノウハウを伝え、物販未経験だったからこその視点で、副業や物販未経験者に寄り添ったサポートをしている。

座右の銘は「全盛期は常に未来」。
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