こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の中村裕紀です。
amazonせどりは副業の方、初心者の方でも収入を上げることができる、取り組みやすい物販ビジネスです。
でも、できるなら他人の失敗例を知って備えたいですよね?
本日はamazonせどりで実際に失敗した、私の例をお伝えしていきます。
大変恥ずかしい話ではありますが、せどりの失敗や悩みは「自分だけじゃないんだ!」と参考になると思います。
また数多くの失敗体験が、収入が不安定・リサーチ地獄のせどり・転売ビジネスから脱却し、安定して利益が積み上がるメーカー仕入れを行うきっかけになりました。
ぜひ最後までご覧ください^^
目次
失敗1.価格差がある商品が見つけられない
私がせどりをしていたとき、最初の壁が「利益になる商品を探せない」ことでした。
探しても探しても、価格差がある商品が見つからない……。
当時は副業でamazonせどりに取り組もうとしていた矢先のことだったので、会社から帰ってからすぐにパソコンに向かう毎日でした。
当時のせどりの先生のリサーチ手順を見せてもらったところ……
友達との飲み会にもいかず、遊びも全て我慢。。。
とにかくプライベートの全ての時間をamazonせどりにつぎ込み、リサーチを続けていました。
しかし、やっと見つかったと思って実際に仕入れても、利益は300円なんてことも(滝汗。
- 時給に換算したら3円か?
- これならバイトやった方がいいじゃん!
など、勝手に夜中に一人でぶち切れていました(泣。
それでもamazonせどりを諦め切れず、自分が参考にしていたせどりブログを書いていたコンサルの先生にコンタクトを取り、門を叩くことに決めました。
その後、実際に先生の横に立ち、先生のリサーチ手順を見せてもらいました。
すると、大きな気づきがあったのです。
自己流で理解不足に気付かないままだと失敗する
自分では先生が解説しているリサーチ方法のブログ記事の通りに、やっているつもりでしたが、知らず知らずのうちに自己流になっていたのです。
もちろん、自己流で合っていれば問題ありません。
しかし、自己流は参考にしているブログや本の内容を完全に理解しないまま実践することがあり、間違いに気付かず失敗することがあります。
価格差が見つからないというのは、誰もが通る道でしょう。
しかし、ここで諦めたら今までの苦労は全て無駄になってしまいます。
リサーチに行き詰ったら、もう一度基本に返って、自分のリサーチ方法を見直してみて、私のような失敗はしないでくださいね。
失敗2.売れない→不良在庫を抱える
価格差がある商品が見つかると、amazonせどりが楽しくなってきます。。
取らぬ狸の皮算用ではないですが、「これが売れたらいくら儲かる!」となると俄然やる気が湧くものです。
ところが。。。
いくつかの商品が、まったく売れません。
私はクレジットカードを使って仕入れをしていたので、引き落とし日までに売らないとカードの支払いが滞ってしまいます。
仕事中もamazonの状況が気になって仕方がなく、合間をみてはセラーセントラルで売上の状況を覗いてはため息ばかりついていました。
- 自分には物販ビジネスは向いていないのかな。。。
- もうやめてしまおうか。。。
そんなふうに思ったのも1度や2度ではありません。
途方に暮れて、呆然としていたのを今でも覚えています。
物販の仲間に救われた言葉
そんな時に、あるコミュニティーの仲間に助けられたのです。
いや、実際に助言をくれたのはコンサルの先生なのですが、仲間が私の異変に気付いて、声をかけてくれたのです。
- 「在庫が売れないというのは誰しもが通る道」
- 「もっと先生を活用したほうがいい」
- 「先生は使い倒してなんぼ」
- 「毎日どころか1日に何度でも、売れるまでアドバイスをもらえばいいじゃない」
この言葉に私は救われました。
それから先生に何度もメッセージを送って、現状を報告しました。
利益率だけでなく在庫回転率も大事
ちなみに、私が仕入れに失敗した原因は価格差しかみておらず、在庫回転率を確認していなかったことでした。
利益は取れるけど、数ヶ月に1個しか売れない商品をたくさん仕入れてしまっていたのです。
先生からは、
- 数ヶ月に1度であっても売れている実績はあるのだから、赤字でもいいから値段を少しずつ下げてとにかく売り切ること
- 何が何でもカード決済日までに、間に合わせること
ということを教わりました。
しかも、
どうしてもカード支払日までに売れなければ買い取ってあげるから、とにかくやってみろ
とまで言ってもらえました。
しかし、ビジネスは自己責任。
そこまで甘えるわけにはいきません。
教えを守って、日ごとに値段を下げていきました。
結果的に数千円の赤字にはなりましたが、なんとか在庫は全て裁くことができました。
これ以来、必ずどのくらいの頻度で売れているのかという「回転率」を確認するようになりました。
災い転じて福となすではないですが、今考えれば、良い経験をしたと思っています。
なお、利益率や在庫回転率については、詳しくは以下の記事をご覧ください。
物販では切磋琢磨できる仲間の存在が重要
頭ではわかっていても、実際にできるかどうかはまた別問題です。
失敗を経験したからこそ「次は絶対間違えないようにするぞ!」と気持ちの引き締めにもなりました。
それと同時に、仲間の大切さを知りました。
在庫が売れないなんて、副業も物販もしていない会社の同僚に話したところで、
- ほらみたことか
- だからやめた方がいいと言ったのだ
などとネガティブな意見しか返ってこないのは目に見えています。
しかし、同じ志を持って頑張っている仲間は、同じ苦しみや失敗を経験しています。
彼らでないと、自分の苦しみはわからないのです。
ビジネスは1人ではできません。
あなたにはせどりや転売の悩みを相談できる仲間がいますか?
もしいないのであれば、仲間を作りましょう。
その仲間はあなたが成長していく上で、必ず切磋琢磨できる一助となることでしょう。
失敗3.amazonから知的財産権の調査が来た
amazonでは知的財産権の侵害による出品停止措置というのが、時々あります。
当時はamazonせどりを初めて3ヶ月目。
売上も50万ほどになっていましたが、赤字でさばいたりしたので、利益は4万弱という状態。
経験も積み、これから売上も利益も伸ばしていこうとしていた頃のことでした。
そんなとき、突然知的財産権の侵害により、販売ができなくなってしまいました。
あまりに突然の出来事でホントにびっくりしたものの、何とか仕入れ店舗の領収書も出しましたが、amazonから次のような怖いメールを受信しました。
このままだと最悪「アカウント閉鎖」になるなんてこともかかれています。
すぐさま、出品情報を取り消し、在庫は返送し、赤字覚悟で他販路で販売。
amazonには謝罪と改善計画書を提出し、アカウント閉鎖にはなりませんでしたが、本当に肝を冷やしました。
こういった調査が来る商品は、Keepaのデータを見れば、ある程度回避することができます。
例えば、こちらのデータの赤枠をついている箇所に注目してください。
グラフ上部・価格のピンク線が一気に上がり、グラフ下部・出品者の青線が急激に減っていますよね。
これは、知的財産権の侵害をメーカーが申し出て、amazonが出品を取り消したことを表しています。
知的財産権の侵害の失敗は、アカウント閉鎖にもなり、ビジネスに大打撃を与えます。
リサーチの段階で気づいたらこういった商品には手を出さないようにしましょう。
amazonアカウントが停止もしくは閉鎖になる理由については、以下の記事をご覧ください。
失敗4.模造品・偽造品を気づかずに仕入れてしまった
インターネットオークション最大手のヤフオクや、フリマアプリのメルカリやラクマなどでは多くの模造品や偽造品が出回っています。
もちろん、amazonでも……。
私が購入をした時には出品者の評価には悪いものはついておらず、評価数は20を超えていました。
相場よりかなり安かったこともあり、まとめて購入。
ところが届いたせどり用商品を見てみると、パッケージが何か変。。。日本語が変な表記になっているのです。
急いで出品者に連絡しようとページを開いて驚愕しました。
なんとそこには新規で書き込まれた新たな「悪い評価」がオンパレードだったのです。
「偽物が届いた」
「連絡がつかない」
「説明文と違う」
この時、私はだまされたと気づきましたが、もう後の祭り。
「連絡をしても無駄だろうな・・・」と思ったものの念のため、メッセージを送ってみましたが、やはり返事はありません。
警察に相談をしようかとも思いましたが、匿名配送であったため、相手の名前すらわかりませんでした。
それに警察に相談したところで、商品代金が帰ってくることはまずないでしょう。
7万円ほどの赤字は、勉強代だと思って諦めることにしました。
これを書いている今でも、思い出すだけで悔しいです。。。
こういったケースは稀ですし、おそらく確信犯ですので、なかなか防ぐことは難しいかもしれません。
しかし、「相場よりもかなり安い」ことを不審に思えたら防げた失敗です。
中古商品は、非対面取引の本人確認などの義務もありますので、古物営業法に則った本人確認を怠らないようにして、偽物を掴まないようにしていきましょう。
失敗5.出品申請が必要な商品を仕入れてしまった
出品申請をしないといけない商品を仕入れてしまうことも、私がamazonせどりを始めた頃によくあった失敗です。
やっと価格差がある商品が見つかって、回転も早い。
そう思って仕入れたのに、出品できずに泣きを見たってことです(汗。
初めてamazonで出品をする商品は、セラーセントラル内で1度「商品登録」をしてみて出品が可能かどうかの確認が必要です。
なかには同じメーカーで他の商品は出品できるのに、特定の商品だけ出品できないというのも稀にありますので、気をつけてくださいね。
失敗6.FBA納品ラベルの不良でamazonから警告文が届く
ようやく仕入れたせどり商品を梱包して、FBAへ出荷するときに「どうか売れてくれ」と念ずるのは私だけではないはず(笑)。
こうして発送された段ボール箱は宅配業者さんが、amazonのFBA倉庫に運んでくれます。
納品が完了すれば、あとはamazonで売れるのを待つばかりとなるのですが、あるとき、商品受け取り拒否の警告メールが届いたのです。
FBA倉庫への納品には段ボール箱、つまり梱包箱に倉庫で管理する用の情報が入った納品ラベルを貼ります。私は段ボール箱の上部に納品シールを貼っていたため、それが破れてバーコードが読み取りできなかったようなのです。
このときは、なんとか受け取りをしてもらえたわけですが、次は着払いで返送すると警告されてしまいました。
運送業者さんは、輸送箱を縦に積んで商品を運びます。
自分の箱の上部にはさらに別の箱が積まれるので、積んだり取り出したりするときに、納品ラベルが擦れて破れることがあるのです。
また、箱の上部に納品シールを貼っていると、雨に濡れやすく、その結果、滲んでしまってバーコードが読み取れなくなる可能性もあります。
そこで、次から納品ラベルは側面に貼ることにしました。
ちなみに、ラベルを貼った上に透明の梱包テープを貼っておくと、雨濡れ対策にもなりますし、まず破れることもありません。
この失敗は、知っていれば防げるものです。
納品シールは「側面貼り」して、私のような失敗はしないようにしましょう!
失敗7.amazonFBA倉庫に納品できない商品を仕入れてしまった
価格差もそこそこあって、回転もいい。
「よし仕入れるぞ」とポチったところまでは良かったのです。
その頃は在宅の納品代行さんに外注していたのですが、その方から緊急メッセージが来ました。
「デカ過ぎて、家に置く場所がない」と言うのです(汗。
。。。
。。。
。。。
それもそのはず、その商品とは「1人用のこたつ」(滝汗。
やばい状況です・・・。
その時の私はせどり商品のリサーチ時に、価格差と回転率しか見ておらず、ましてや送料は無料だったので、大きさのことまでは考えていませんでした。
FBAに納品できるか調べてみるも、案の定、amazonのFBA倉庫で扱える商品の大きさをオーバーしていました。
納品代行業者さんに平謝りして、バナナのごとく叩き売ったのでした(泣。
価格差がある商品が見つかると舞い上がってしまうものです。
その結果「きちんと調べずに納品できない商品を買ってしまう」という失敗になります。
常に冷静にリサーチをしましょう。
番外編 売上が安定しない
失敗例というよりは、せどりや転売をやっていて、一番不安に感じたのが「売上が安定しない」ことです。
リサーチが止まれば仕入れが止まる。
仕入れが止まれば、amazonでの売上が止まる。
つまりリサーチを延々と続けなければ、売上を安定させることはできません。
そして、安定しない理由には、せどりや転売の仕入先との関係もあります。
仕入先が仮に業者さんであっても、メーカーではない以上、安定して仕入れができません。
もちろんリサーチ自体を外注さんにお願いして、仕入れ数を増やすることもできますが、仕入先の供給が安定するとも限りません。
また、外注さんが前述したような偽物を仕入れてしまったら、あっという間に利益は吹っ飛びます。
偽物だと知らずに売ってしまったら、amazonでアカウント閉鎖にもなりかねません。
せどりや転売で、売上を安定させるのは至難の技です。
安定させるのがまったくく不可能というわけではありません。しかし、ある程度せどりや転売で稼いだら、次のステップとしてメーカー仕入れへ進み、利益を積み上げられる安定した物販ビジネスに取り組むことが必要だと経験を通して感じます^^
最後に
本日は、私が実際に経験した失敗7つと、その防ぎ方をお伝えしました。
こうしてみるとamazonせどりで失敗ばかりしていますね(笑。
せどりや転売は、副業の最初の入り口としてはオススメですが、せどり・転売だけで長期ビジネスをやっていこうと考えないほうがいいです。
その点、私がおすすめしているメーカー仕入れは着実にビジネスの基盤を作ることができます。
せどりや転売の経験者だけでなく、副業でメーカー仕入れをはじめてスタートする人も多くいますので、ぜひメーカー仕入れを検討してみてください^^
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
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