【実体験】ドンキせどりは儲からない!全くおすすめできない8つの理由

これまで電脳せどりのみで仕入れをしてきたけど、店舗せどりにもチャレンジしようかな?

店舗せどりの仕入れ先としてよく名前の挙がるドンキはどうなのかな?

ドンキ(ドン・キホーテ)は店舗せどりの仕入れ先としてもよく名前が挙がりますし、数年前から現在に至りYouTubeでもドンキせどりの攻略法として、数多くの動画が配信されています。

これだけ多く情報が出回っているので、一見ドンキでのせどりで稼いでいる人多くいるのではないか?と思いがちです。

しかし実際には、ドンキでのせどりは厳しいと言わざるを得ないでしょう。

情報が多すぎることが影響して、その分取り組む方が非常に多くライバルとの競争は避けられません。

またその多くのライバルも情報源は同じなので、同じ商品をターゲットにするなど、そもそも仕入れも非常に大変なのです。

その他にも理由はありますが、決定的だったのは私が実際にドンキに行き、リサーチをしてみて利益が出る商品がなかったからです。

今回の記事では私の体験談や、ドンキせどりが儲からない理由についてお伝えしていきます。

ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてみてください。

 

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取り組む前に知っておくべきドンキせどりの3つの基礎知識

ここからはドンキせどりの基礎知識をお伝えしていきます。

ドンキには2種類の店舗があること、ドンキでのせどりで見るべきポイントなどまずは概要を把握していきましょう。

「MEGA」ドンキの方が規模が大きく商品数も多い

ドンキには通常の店舗「ドン・キホーテ」の他に規模の大きい「MEGAドン・キホーテ」もあり、2種類の店舗が存在します。

  • ドン・キホーテ・・・263店舗
  • MEGAドン・キホーテ・・・143店舗

※2024年8月現在

通常のドン・キホーテでもせどりは可能です。

しかし「MEGA」と付くくらいなので、MEGAドンキは規模が大きく、その分商品数も多いので1店舗で多く商品を仕入れることができる可能性があります。

もし近くにMEGAドンキがあるなら、そちらを優先した方がいいでしょう。

私の住んでいる地域にもMEGAドンキがありますが、本当に広いので、普通に買い物に行っても正直疲れます(笑)

「驚安」「最驚安」のPOPを中心にリサーチする

ドンキではまず「驚安」「最驚安」のPOPを中心にリサーチしていくと、利益商品が見つかる可能性が高まります。

上記のようなPOPです。

POPの大小はあるものの、ドンキの店内を周れば比較的見つけやすいPOPです。

また、「特売」や「圧倒価格」のPOPも利益が出る場合もあるので、見ておいて損はないでしょう。

この他にもせどりの定番であるワゴンセールの中にも、利益商品があるケースもあるので、店内くまなくリサーチすることで多く仕入れることができる可能性があるでしょう。

情熱価格(ドンキのプライベートブランド)はスルーでOK

情熱価格と聞くと「利益が出るのでは?」と思いがちですが、情熱価格と書かれた商品はドンキのプライベートブランドで、高品質の割に安い!ということを打ち出しています。

そのためそもそも最初から安いので、仕入れの対象になることはほとんどありません。

またプライベートブランドは出品自体に規制がかかっているケースもあるので、仮に利益商品を見つけても販売ができない・・・といったことも考えられます。

そうなればはっきり言って時間が無駄になってしまうので、情熱価格の商品はスルーで問題ないでしょう。

【おすすめできない】ドンキでのせどりが儲からない8つの理由

先ほどドンキせどりの基礎知識をお伝えしましたが、一見ドンキなら利益商品もたくさん見つかりそうだし、すごくいい仕入れ先なのでは?と感じてしまいます。

しかし基本的にはドンキでのせどりはおすすめできません。

ここではその理由を8つ、お伝えしていきます。

実際にリサーチしてみたが利益商品を見つけることできなかった

前章でお伝えした基礎知識の中に「驚安」「最驚安」のPOPの商品が利益が出る可能性あることをお伝えしましたが、本当にそれだけで利益が出るのか気になったので、実際に私がドンキに行ってみて検証してみました。

それではまず下記の「驚安」の商品から見ていきます。

こちらのドンキではなんと49%OFFの9,900円で販売されていました。

単純に半額なので利益が出るのではないかと、期待がもてそうです。

前章でもお見せした「ドラえもん ラーニングパソコン」ですが、そもそもAmazonの方が安いという、ある意味驚きの結果となりました(笑)

これは利益計算するまでもありませんね・・・

しかし一つ見ただけでは判断できません。

ドンキには他にも安売りのPOPがあります。

次は「圧倒価格」のPOPがついた商品をリサーチしてみましょう。

こちらのオーブンレンジですが、圧倒価格で税込32,780円のところ8月だけ1万円引きの税込21,780円と消費者にとってはかなりお得な価格となっています。

では肝心のAmazonではいくらで販売しているのでしょうか?

Amazonでは税込22,600円でした。

利益が出るか少々怪しいですが、一応利益計算してみましょう。

やっぱり赤字でした(笑)

オーブンレンジという大型商品ということもあり、手数料がかなりかかり赤字となりました。

 

他にも安売りしているPOPの商品はたくさんあったにも関わらず、利益が出る商品はなく、せどりの厳しさを痛感しました。

店内くまなくいろいろな商品を見て周りましたが、それでも利益が出ることがないのは体力的に疲れることはもちろんですが、実際リサーチしてみて精神的にもかなりダメージを受けそうです。

「お1家族様1点限り」など店舗によっては転売対策をしているところがある

ドンキでは大々的に「転売禁止」とは言っていません。

しかし実際店舗に行ってみると、値下げや処分品などを中心に「お1家族様1点限り」など制限を設けている商品があります。

先ほどリサーチしたオーブンレンジにも「お1家族様1点限り」と表示されています。

この他にも店内を探すとこのように個数制限をかけている商品を多く見かけます。

ドンキ側としては1人で何個買おうと、買ってくれるのであれば売上も上がって嬉しいはずです。

そのため個数制限を設けることはドンキ側にとってデメリットもあるはずです。

しかしそれでも個数制限を設けるということは、本当にその商品を使いたい、必要としているお客様に1人でも多く商品を届けたいという思いにほかなりません。

そのため値下げをしている商品に個数制限を設けないと、場合によっては在庫全部購入されてしまうので、転売対策を行っているのです。

仕入れる側としても、その個数制限をかけている商品が利益商品だったとしても1個しか購入できず、あまり大きな利益には繋がりません。

ドンキに限らず、転売対策を行っている店舗では大きな利益は見込めないでしょう。

世間の目が厳しさを増しており続けるには強靭な精神力が必要

最近ではニュースなどで「転売ヤー」というワードを聞いた方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

転売はチケットなど禁止されているものを除き、基本的には問題のない行為です。

しかし、数年前にあったニンテンドーSwitchの転売問題など、転売する方のモラルに問題があり、社会問題となっています。

またXでも度々転売ヤーに対する投稿がされていて、世間の目がどんどん厳しくなっています。

これだけ社会的にもイメージが悪く、またXでの投稿の内容を見ると、いかに転売ヤーが嫌われているかが分かります。

私も実際普通に買い物に行った際、スマホでバーコードを読み込んでいる方を目撃しましたが、やはり違和感しか感じませんでした。

店舗でリサーチするその行動は、意外にも周りが見ていることが多く「なんか変な人がいる」と思っている方が大半です。

もちろん一般のお客様がそう思うくらいなので、店員はもっと気づきやすいでしょう。

自分は周りなんか関係ない、別に違法なことをしているわけじゃないし。

利益が取れれば他の人なんか気にならないね。

上記のような方であれば続けてもいいかもしれません。

しかし今回私も実際にドンキの店舗でリサーチしてみましたが、仕入れる気がなくても店員の目や周りのお客様の目が気になったのも事実です。

その見えないプレッシャーに耐え続けるのは並大抵ではないですし、強靭な精神力が必要なのです。

【絶対なるな!】転売ヤーとは?全方位から嫌われてしまうその理由

ドンキはライバルが多く価格競争になるので利益が出にくい

1章でもお伝えしましたが、ドンキは通常のドン・キホーテとMEGAドン・キホーテ合わせて約400店舗を全国展開しています。

そのため処分品などは店舗ごとに安売りしていることもありますが、セール時は全国同じ商品が安くなる可能性が高いです。

またドンキせどりのノウハウもYouTubeで検索すれば、かなりの数見つけることができます。

多くのライバルが同じ方法で商品をリサーチするので、仮に利益商品を見つけても、その多くのライバルが同じ商品を仕入れることになります。

そうなればすぐに価格競争に巻き込まれ利益が出ないといったことも考えられます。

ドンキでのせどりは取り組みやすい一方で、多くのライバルと戦わなくてはいけません。

その戦いに勝つには、YouTubeのノウハウだけでは到底難しく、ドンキに限らずせどりで利益を出し続けていくのは非常に困難なのです。

リサーチを続けないと稼ぎ続けることができない

実際に私もドンキに行ってリサーチしてみましたが、店舗が広く「驚安」などのPOPを中心に周ってもかなり疲れました。

せどりに本格的に取り組んでいる方からすれば、それくらいで疲れたとか言うな!!と怒られるかもしれません。

しかしこれを1日中、もしくは稼ぐためには延々繰り返すのか・・・と思うとさすがにしんどいな、というのが正直な感想です。

どんなに疲れていたとしてもリサーチを続けないとせどりの場合、売上・利益は減ってしまいます。

なので、それに耐えうる体力が必要ですし、それに加え先ほどからお伝えしているように一般のお客様や店員の目も気になってきます。

そのため精神的なタフさも必要なので、これを何年も取り組んでいくと考えるとあまりポジティブにはなれないですね。

リピート仕入れができないので利益が安定しない

先ほどお伝えしたように、せどりは「リサーチをし続けないと稼ぎ続けることができない」ことに繋がってきますが、せどりでは同じ商品を同じ条件で再度仕入れることができる保証はありません。

というか、むしろ無理でしょう。

せどりはリサーチしたその場だけの仕入れになるので、その商品が売れたらまた新しい商品を探す必要が出てきます。

そのため全く積み上げることができないのです。

利益商品を仕入れることができたぞ!!やったーーーー!!!

ではなく、

利益商品が見つかったのはいいけど、どんどん利益商品を見つけないと利益が上がっていかない・・・

これがせどりの現実なのです。

せどりでは再三お伝えしているように、体力と精神的なタフさが求められ、その上大きく稼ぐことを目指すと作業時間も増え、自由な時間が無くなります。

リピート仕入れができないということは、延々作業を続けないといけないのです。

短期的であれば問題ないかもしれません。

しかし長期的に稼ぎたい、せどりで独立したい!などと考えると、非常に厳しいいばらの道が待っているでしょう。

メーカーからの請求書がないのでアカウントリスクが常につきまとう

せどりの販路は主にAmazonかメルカリになりますが、Amazonを販路としてせどりを行う場合は、アカウントリスクがあることを常に意識して取り組まなければなりません。

なぜならAmazonでは「真贋調査」という、

あなたが販売している商品は本物ですか?

まさか偽物ではないですよね?

Amazon独自の緊急調査が入ることがあるからです。

その真贋調査であなたが販売している商品が本物だと証明できれば、何も問題はありません。

では何をもって本物だと証明するのか?

真贋調査の際にはAmazonからいくつか資料の提出を求められます。

その資料の中でせどりに取り組んでいる方が一番ネックとなるのが、

「メーカーからの請求書」

です。

せどりの場合、主に小売店から仕入れることになるので、メーカーからの請求書は当然手に入れられません。

そのメーカーからの請求書を提出できなければ、Amazonからはあなたが本物の商品を販売していると認められず、アカウント停止や閉鎖といった措置を取る可能性があるのです。

もしそうなってしまえば、たくさんの労力を使って仕入れて販売した商品の売上の入金がストップします。そもそもせどりを続けることすら難しくなります。

せどりを行うということは、そういったリスクを背負っているということを自覚して取り組まないといけないのです。

Amazonでは新品として出品ができない

ドンキでも家電を販売していて、仕入れ対象になるケースがあります。

家電には基本的にメーカー保証がついている商品がほとんどです。

そういった商品を仕入れることは問題がないですが、小売店から仕入れた場合以下の規約によって、Amazonでは新品として出品することができません。

  • 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品。
  • メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(たとえば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)
  • プロモーション品、プライズ品、おまけに関しては、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。
  • Amazon.co.jp限定商品としてAmazonによって販売されている商品(Amazonが特別に承認している場合を除く)。

Amazonコンディションガイドラインより抜粋

上記赤字の部分にあるようにメーカー保証が始まっていれば、Amazonでは新品として認められないのです。

そのため中古品として出品しないといけないので、新品よりも安い価格で販売する必要が出てきます。

新品か中古かどうかどうせわかんないし、別に新品で販売すればいいっしょ

上記の方は完全にアウトです。

お客様からクレームが入る可能性もあり、どこでバレるかわかりません。

また規約を知らず販売したとしても、知らなかったは通用しません。

規約違反には変わりはないので、アカウントリスクがあることを留意しておく必要があるのです。

ドンキせどりをするくらいなら誰の目も気にならない長期安定して稼げる物販がおすすめ

前章でドンキでのせどりが儲からない理由を8つ、お伝えしました。

これだけ多くの儲からない理由がある以上、私としてはドンキせどりをおすすめすることはできません。

もちろんせどりに限らず、どんなビジネスも簡単に稼げるものはありませんが、できるだけリスクを抑えてビジネスを展開していくことはとても大切です。

そのできるだけリスクを抑えてできる物販が「メーカー仕入れ」です。

メーカー仕入れは上記の図のように、文字通り商品の製造元・販売元であるメーカーから直接商品を仕入れる方法です。

このメーカーから直接商品を仕入れることによって、

  • 世間の目を気にする必要がない
  • ライバルの参入を防ぎ、価格競争も防ぐことができる
  • 利益商品をいつでも何個でも仕入れることができる
  • アカウントリスクを気にする必要がない

上記のようなメリットがあり、リスクを抑えることができるのです。

メーカー仕入れは長期的な視野を持って取り組むことがとても大切なので、正直短期的に稼ぐことはできません。

ただコツコツ継続さえできれば、長期的に安定した利益を生み出すことが可能です。

またメーカー仕入れは非常に再現性の高いビジネスです。

私が所属しているEC STARs Lab.では下記の図のように、メーカー仕入れに取り組んだ方の80%以上が月利10万円を達成しており、再現性の高いビジネスであることを証明しています。

メーカー仕入れに少しでも興味を持たれた方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【2024年版】amazonメーカー仕入れで個人が月利50万を達成できる超具体的7ステップ

最後に

ここまでドンキでのせどりについてお伝えしてきました。

ドンキでのせどり自体は何も問題はありません。

実際にドンキせどりで稼いでいる方がいらっしゃるのも事実ですし、それを否定するつもりもありません。

しかし最近では転売対策を強化している店舗も増えてきていますし、何より世間の目はどんどん厳しくなっています。

「自分、せどりやってるんだよね」

あなたは家族や友人に堂々と胸を張って言えるでしょうか?

もし言えない、うしろめたさがある、ということでしたら新しい物販にチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか?

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
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ABOUT US
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山田雄輝EC STARs Lab 個別サポート講師
1986年生まれ、2023年現在36歳。

2020年に高校卒業から勤めていた会社の将来に不安を感じ、amazon物販ビジネスを開始。
開始と同時に中村のコンサルを受講。
コンサル受講後約1年6カ月で、コミュニティーで教えているメーカー取引の手法に絶対の確信を得て、16年勤めていた会社を退職し独立。
現在でもメーカー取引に取り組んでおり、順調に数字を伸ばし続けている。

またEC Stars Labのサポート講師としても、多くのコンサル生にメーカー取引のノウハウを伝え、物販未経験だったからこその視点で、副業や物販未経験者に寄り添ったサポートをしている。

座右の銘は「全盛期は常に未来」。