中国輸入ビジネスは、アリババなどで簡単に安価な商品が見つかり、amazonやメルカリで高値で販売できるので、一時期大流行した転売ビジネスの1つです。
また、中国の工場で簡易OEM商品を生産してamazon販売する中国OEMも、比較的取り組みやすい中国輸入ビジネスの1つです。
しかし、EC STARs Lab.のメンバーでも、中国輸入ビジネスの経験者はたくさんいますが、実は全員やめてしまいました。
一部例を紹介すると・・・・・・
このように、中国輸入ビジネスでも他の転売ビジネスと似たようなことに悩まされ、やめてしまった印象を受けます。
そこで、今回は中国輸入ビジネスをやめたくなる理由と、たった1つの解決策について詳しくお伝えします。
目次
大多数が中国輸入ビジネスをやめたくなる5つの理由
冒頭でお伝えしたとおり、EC STARs Lab.は全員中国輸入ビジネスをやめてしまいました。
中国輸入ビジネスをやめてしまう理由について、詳しくお伝えします。
ライバルが多すぎてすぐに値崩れしてしまう
中国輸入ビジネスは比較的情報を入手しやすく、日本語対応できる中国輸入代行業者が多いので、参入障壁がかなり低いです。
しかし、他のビジネスでも同じことが言えるのですが、参入障壁が低いビジネスは、必ずライバルが激増します。
中国輸入ビジネスも、あっという間にライバルが増えてamazonやメルカリ市場で中国商品がたくさん出品されるようになりました。
中国商品は関税・消費税や海外送料を加味しても仕入れ値が安いのですが、結果として値崩れを起こしてほとんど利益が出ないことも珍しくありません。
例えば、上記はとある中国製品の価格推移なのですが、3ヶ月前は3,200円くらいで販売価格だったのが、現在は1,200円弱まで価格崩壊を起こしています。
あくまで一例ですが、このように大幅に価格が下がってしまうと、さすがにどんなに仕入れ値が安い中国製品でも赤字になってしまうでしょう。
1日10時間以上の大量リサーチをしないと売れない・稼げないから嫌になる
転売ビジネスが飽和してきて、それでも何とか稼ごうとしたときに待ち受けているのが、膨大なリサーチ量です。
中国輸入ビジネスもすでに飽和状態であるため、amazonやメルカリで販売してもなかなか商品が売れなくなってきました。
同じ商品を扱うセラーが激増しているのもありますが、もともと中国製品は、他との差別化ができないような似たような商品がたくさんあります。
amazonの検索結果一覧ページを見ても、どれも似たような商品ばかりで、消費者が分散してしまいます。
その分、商品価値が下がってしまい、値崩れしやすくなってしまうのです。
結果として長期的に商品を売り続けることができなくなり、常にアリババなどで売れる商品を探し回らないといけません。
月利40~50万円を稼ごうとするなら、1日10時間くらいのリサーチが目安です。
という根性論で取り組むしかないので、嫌になってやめてしまう人がどんどん増えています。
中国輸入商品は偽物や不良品が多くてアカウント閉鎖リスクが高い
欧米輸入ビジネスの並行輸入品もそうですが、中国輸入商品は、偽物や不良品のリスクが高いです。
誤ってamazonやメルカリで販売して発覚すれば、アカウント閉鎖になる可能性が高いです。
国産品と比べても中国商品は不良品率が非常に高く、外箱の傷や汚れがひどいことは日常茶飯事で、動作不良を起こすような商品も少なくありません。
加えて偽物のリスクもかなり高く、中国製品の商品ページを見ると、以下のような低評価レビューが見られます。
検品をしっかり行うのは言うまでもありませんが、商品発送前に検品してくれる輸入代行業者を選ぶなどの対策も必要でしょう。
また、アリババは様々な仕入れ業者が参入していますが、かなりいい加減な業者が少なくありません。
そのため、取引実績などをチェックして信頼できそうな仕入れ業者を選ぶようにしましょう。
円安や世界情勢の影響で仕入れ値が上がっている
輸入商品は、為替や世界情勢の影響を受けやすいです。
※楽天証券より算出
過去の人民元の為替レートを見ても、過去10年で1元15~20円程度で推移しています。
1元15円だったことに比べると、現在は約30%程度円安が進んでいることになるので、為替だけでも仕入れ値が30%上昇していることにもなります。
1,000円で仕入れができていた商品が、為替変動だけで1,300円、3,000円で仕入れできていた商品が3,900円まで値上がりしてしまうのです。
現状、円安が続いているので、以前よりは安価な仕入れができなくなっています。
また、世界情勢も緊張状態が高まっています。
台湾有事が起きないとしても、また戦争やパンデミックが起きるようなことがあれば、少なからず仕入れに影響します。
欧米輸入ビジネスでも同じことが言えますが、世界情勢の影響を受けやすく、場合によってはビジネスが止まってしまうリスクはゼロではありません。
中国輸入の簡易OEM販売もライバルと差別化できない
中国輸入転売ビジネスからステップアップとして取り組む人が多いのが簡易OEMです。
中国の工場から商品を生産して、オリジナルパッケージを付けて自社ブランド商品として販売する方法です。
OEMというと、amazonの商品ページを作って独占的に販売できるので、ライバルと差別化しやすいと考えている方が多いです。
しかし、中国輸入のOEM商品は、品質が低いだけでなく、どれも機能やデザインが似たような商品ばかりです。
他社ブランドとまったく同じ金型で制作されるようなことも珍しくなく、ロゴ違いのまったく同じ商品が出品されることも珍しくありません。
そのため、中国OEM商品の多いカテゴリーになると、amazonの検索結果一覧が下記のようになり、ライバルに埋もれてしまいやすくなります。
お客様が中国OEM商品の多いカテゴリーを検索したときに、
となってしまい差別化できないので、独自の商品ページを作成しても意味がありません。
しかも中国OEMは中国人セラーが多く進出して、簡易OEM商品を大量生産しているので、ますます厳しくなっているのが現状です。
ライバルと差別化するようなOEM商品を販売したいなら、少しハードルは上がりますが国内OEM販売の方がおすすめです。
興味のある方は、以下の記事や中村さんの著書をご覧ください。
ただ、商品開発や販促のスキルも求められるので、後述するメーカー仕入れを経験した後に取り組むことがおすすめです。
中国輸入ビジネスを続けるか? やめるか? チェックリストで判断しよう
と迷っている方に向けて、今後中国輸入ビジネスを続けた方がいいか? やめた方がいいか? を判断できるチェックシートを作成しました。
以下のチェックシートで、自分がいくつあてはまるかチェックしてください。
☑大量の商品リサーチが楽しくて苦ではない
☑現状、月利がどんどん上がって成果が出ていることを実感する
☑現状、扱っている商品の利益が出ている
☑現状、会社員か、独立したなら貯金が100万円以上ある(アカウント閉鎖などで突然無収入になる可能性があるため)
☑検品体制を整えており、偽物や不良品を仕入れてしまうことがほとんどない
☑中国OEMでライバルと差別化できる商品を販売できている
☑中国輸入ビジネスを天職と感じて、稼ぐことに誇りを感じている
☑中国輸入ビジネスを始めてお金と時間の自由を手に入れた
あくまでも目安ですが、判断規準は以下の通りです。
チェックの数 | |
8個 | 中国輸入ビジネスを続けた方がいい |
5~7個 | 中国輸入ビジネスを続けながら、別の物販ビジネスも模索した方がいい |
4個以下 | 中国輸入ビジネスをやめた方がいい |
8個すべてあてはまった方は、このまま中国輸入ビジネスを続けた方がいいでしょう。
本記事を閉じて、そのまま中国輸入ビジネスを続けてください。
7個以下だった場合はこれから解決策を示すので、本記事を最後までご覧になってください。
中国輸入ビジネスが嫌になったらメーカー仕入れがおすすめ
中国輸入ビジネスが嫌になったら、国内メーカー仕入れ、もしくは海外メーカー仕入れに移行することがおすすめです。
中国輸入ビジネスをやめてしまったEC STARs Lab.のメンバーが、現在取り組んで成果を出しているのがメーカー仕入れです。
あくまでEC STARs Lab.内の調査結果ですが、現状メーカー仕入れを取り組んでいる方は、以下のような実績を出しています。
約85%が月利10万円を得て、半数が会社を辞めて独立する際の目安となる月利50万円以上を達成しています。
よくある「誰でも簡単に月利100万円!」と言えるほどではないですが、月利100万円を超えている方も約30%います。
しかも、皆さんの特徴として、メーカー仕入れ実践者全員が、短期的な利益ではなく長期安定していることです。
よく「月利100万円達成!」とか言いながら、実は瞬間風速でその後ほとんど収入がないケースもよく見られますが、EC STARs Lab.にはそれがありません。
加えて、メーカー仕入れをやっている方は、次々にこのように言います。
メーカー仕入れは、技術力の高い商品をメーカーから直接仕入れるので、安定した仕入れができます。
また、販売者を限定化して価格競争を抑えることができるので、値崩れに悩むことが少なくなります。
そのため、リサーチ時間を減らしても月利が安定的に積み上がるようになっています。
しかも、技術力の高いメーカーの新品ばかり扱うので、偽物や品質不良に悩むことがありません。
万が一不具合が発生してもメーカー保証が効いていますし、すぐにメーカーが交換対応をしてくれます。
そのため、お客様からのクレームがほとんどなく、アカウント閉鎖に脅えることもありません。
品質のいいメーカー商品を広めている実感を得ることができるので、メーカーや消費者にも喜ばれ、物販ビジネスに誇りを感じられるようになります。
メーカー仕入れに興味のある方は、以下の記事をご覧になるか、中村さんの著書をご覧ください。
中国輸入ビジネスをやめてメーカー仕入れに移行して成功した3つのリアルな実例
では、中国輸入ビジネスをやめて、メーカー仕入れに移行した人のリアルな実例を紹介します。
他のメーカー仕入れ実践者の声を確認したい方は、以下の記事もご覧ください。
メーカー仕入れで月利100万円を達成! 中国輸入の終わらない労働から解放されたkatsuさん(30代男性)
katsuさんは、もともと中国輸入amazon転売をしていました。
しかし、延々と続く終わらないリサーチに疲れたので、前から気になっていたメーカー仕入れに舵を切りました。
katsuさんは、なかなか最初はうまくコツがつかめず苦労することもありました。
しかし、ビジネスは一度コツをつかんだら成長速度が格段と変わってきます。
katsuさんもコツをつかめるようになったら、次々とメーカーと取引ができて、どんどん利益が積み上がるようになりました。
その結果、月利100万円を達成しました。
欧米や中国輸入ビジネスで月利20万円⇒メーカー仕入れで月利160万円達成のけんさん
けんさんは、以前は副業で中国輸入amazon転売をしていて、月利20万円まで達成していたそうです。
しかし、仕入れが安定せず、amazon値崩れにも悩まされ、利益を安定的に維持するのは難しいと感じていました。
そこで、メーカー仕入れに舵を切り、次のように階段状に月利を積み上げいきます(序盤は中国輸入ビジネスの実績も含んだ利益になっています)。
受講1ヵ月後利益:32万円
受講2ヵ月後利益:50万円
受講3ヵ月後利益:44万円
受講4ヵ月後利益:60万円
受講5ヵ月後利益:79万円
受講6ヵ月後利益:86万円
受講7ヵ月後利益:110万円
そして、現在は月利160万円を達成しています。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
中国輸入メルカリ転売で月利7万円⇒メーカー仕入れで月利50万円達成して公務員を退職したM・Rさん
M・Rさんは公務員の副業で中国輸入メルカリ転売を1年ほど実践していました。
しかし、月利6~7万円程度しか稼ぐことができず、いつまでも公務員を辞めて独立できそうにないことに悶々としていました。
そこで、「amazon国内メーカー直取引完全ガイド」を読んだことをきっかけに、メーカー仕入れを始めます。
当初は利益計算ミスで赤字商品を大量に仕入れてしまい、3ヶ月くらいはほとんど利益が出ませんでした。
しかし、利益の精査をしっかり行うことで月利を階段状に積み上げました。
現在、月利50万円を達成したM・Rさんは中国輸入ビジネスも公務員もやめることができました。
詳しいことは以下の記事をご覧ください。
最後に
以上、中国輸入ビジネスをやめてしまった人の理由と解決策についてお伝えしました。
中国輸入ビジネスはすでにライバルが激増していることに加え、似たような商品が多くてライバルとの差別化が難しいところがあります。
もし、中国輸入ビジネスでなかなか成果が出なくて悶々としているなら、メーカー仕入れへの移行も検討してみるといいでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
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