オークションせどり仕入れ転売で大きく稼ぐためのおすすめの実例

こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。

せどりや転売でヤフオクを使っている人も多くいるかと思います。

実際、オークションでの仕入れは利益率が高い転売になるのでとてもおすすめです。

そこで本日は、オークションでせどり仕入れをして、転売で大きく稼ぐための実例を解説していきます。

 

 

オークションせどり転売のメリット

まずは、どうしてオークションをせどり・転売の仕入れ先として選ぶのか、また、デメリットをお話します。

 

どこでも副業でも仕入れ可能

ヤフオクの場合は、ネットでオークションがされるため、実際のオークション会場に足を運ぶわけではありませんので、自宅でも会社でも出先でも仕入れが可能になります。

店舗に出向くせどりで転売商品を仕入れるとなると店舗の営業時間内に併せて作業しなければなりませんので、お仕事をしている人には不向きです。

その点、オークションは24時間365日リサーチできるので、効率的に転売利益を稼ぐことができるおすすめな副業でもありますね。

 

相場よりも安くせどり仕入れできることも

入札数を集めるために相場よりも低く出品されることが多々あることがオークション仕入れのおすすめポイントでもあります。

もちろん、オークションがヒートアップして高値高騰してしまうこともありますが、流行の大人気商品でなければ相場よりも安く仕入れることも可能です。

 

リピート仕入れや直接取引も可能

利益がとれる転売商品を仕入れることができた場合、その出品者からまた仕入れることができるかもしれません。

出品商品をみれば、業者なのかのだいたいの区別がつきますので、まとめ買い直接取引を相談することで、オークションをしなくても利益率が高くせどり仕入れができる可能性があります。

ただし、直接取引は利用規約違反にもなりますので、慎重にすることをおすすめします。

 

オークションせどり転売のデメリット

転売商品の状態が確実に確認できない

ヤフオクの場合はネットだけのオークションなので、実際の商品を見て状態を確認できません。

そのため、画像や文章、出品者への質問で納得のいった場合にオークションに参加することになります。

 

意外と送料がかかることも

ヤフオクの場合は、送料別でオークション出品されることが多いです。

送料が別なので一見安そうに見えせどり対象にしてしまいがちなのですが、落札後に送料が加算された料金を請求され、「ヤバイ、赤字だ」と気づくパターンは、ベテランにもあります。

そのため、仕入れ時にチェックするリストを作り、機械的に作業することをおすすめします。

感情が入ると精度が悪くなってきますので・・・。

 

慣れるまでリサーチに時間がかかる

こればっかりは、経験を積まないと改善されません。

オークションせどり仕入れでも、それ以外の仕入れでも経験を積めば積むほどスピードがあがります。

せどり・転売で成功するためには、経験を積むことです。

途中であきらめる人も多いので、参入障壁にもなっているとう点ではおすすめのせどり・転売手法でもあります^^

 

大きく稼ぐために中古品の転売も視野に入れることがおすすめ

 

オークションせどり仕入れ転売で、大きく稼ぐためには中古品を扱うのをおすすめします

中古品は、新品に比べて見るべきポイントや、やるべきことがたくさんあります。

そのためライバルが少なく、値崩れが少ないので新品よりも利益が大きく稼げるのがおすすめ理由です。

 

【中古品販売でやること】
・傷などの状態の確認
・動作確認
・付属品の確認
・清掃
・再梱包
・コンディションの説明記載

 

新品に比べて中古品のオークション仕入れは、このような確認作業や手間がかかります。

しかし、この手間をかけることによって、大きな利益をうむことが可能です。

 

中古品せどりによる転売の特徴は「2つ」

 

1、必ずしも最安値でなくても売れる場合がある
2、新品と中古を織り交ぜる

 

上記2つは、中古せどり・転売ならではのおすすめの特徴ですが、amazonでの販売を前提にお話して行きます。

 

コツ1、必ずしも最安値でなくても売れる場合がある

 

・カートボックスの取得は必要ない

・コンディション(商品の状態)を購入者が見る

・信頼できる中古品なのかを評価で見る

ということがあるので、最安値でなくても転売できる可能性があります。

 

amazonで中古品を探している人は、出品者一覧をクリックして探しているので、少しくらい金額が高くても、よりコンディションが良い方を選びたいという心理が働くからです。

また、これに付随して、同じ値段で同じコンディションであれば、より丁寧なコンディション説明や写真の有無、そして出品者の評価が高い方から売れていきます。

なので、不良在庫を抱えたくないと、最初から最安値で出品をしてしまうのはおすすめできません。

もちろん、オークションでかなり利益がとれる価格で安く仕入れることができているならば、最安値でもOKです!

 

コツ2、新品と中古を織り交ぜる

希少価値が高い人気商品であれば、中古品でも即売れしますが、基本的には「新品」を買う人が多いですよね。

なので、オークションで仕入れた商品の回転率は悪くなります。

 

あと、世の中に出回った数が少ないから「希少価値」になるわけです。

ということは、オークションであっても仕入れは難しいと言うことになります。

 

このような点を踏まえると、新品の回転が良いものを薄利多売で転売をし、売上を作っていき、たまにオークションで仕入れた中古品を織り交ぜて、利益を作っていくという商品構成がおすすめですね。

もし、中古品せどりを織り交ぜて転売をするならば、中古品の占める割合は全体の2割程度を上限とすると良いでしょう。

それ以上中古品を増やすと、回転が悪いことが影響し、結果的にキャッシュフローを悪くすることにつながってしまいますのでおすすめできません・・・。

 

 

オークション仕入れで価格差がある商品の見つけ方

 

価格差があるオークションせどり仕入れの転売商品を見つける方法について、おすすめの流れをお伝えします。

比較的簡単なので、ぜひ実践してみてください。

 

手順1 ヤフオクでカテゴリーの絞り込みをする

もし、ご自身が詳しいジャンルがあるならそちらで絞り込みをするのもおすすめですが、基本的にはどんなカテゴリーでもいいです。

今回はブルーレイレコーダーをチョイスしました。

ジャンルを選び、メーカー名は「全て」で大丈夫です。

商品の状態は「中古」を選びます。

 

手順2 入札件数の多い順で並び替え

現状で、人気のある商品順に並び替えます。

表示方法は「100件表示」「タイトルと画像」にしてください。

ヤフオクでのカテゴリーの絞り込み

 

手順3 オークションの入札件数が20以上あるものは除外

上から順に入札件数順に並んでいますので、下の方へスクロールしていきます。

20以上の入札数のものはそれだけライバルが多く、オークションにより価格が高騰する可能性があるので、最初から仕入れ対象外としておくことがおすすめポイントです。

 

手順4 終了時間が24時間以内のものをリサーチ

オークション終了までの時間が長い商品は、まだまだ入札が高騰する可能性があります。

効率よくせどり仕入れをするために「本日終了」のものに絞ってリサーチしていきます。

この時には、ヤフオクの評価が低い出品者も除外していきます。

悪い評価をつけられた理由にもよりますので、一概には言えませんが、評価が98以上ある出品者を目安にして転売商品をリサーチすると良いでしょう。

「価格差があるから」と言って、評価が低い出品者との取引をするのはトラブルの元になりますのであまりおすすめできません。

 

【実例】オークション仕入れで価格差がある商品のリサーチ

では、実際にヤフオクでせどりのリサーチをやってみます。

この方法で意外なのは、あまりオークション合戦になっていないものでも、掘り出し物が見つかるということです。

なので、入札数1のオークションでもチェックしてくださいね。

転売の価格差の作業は、DELTA tracerというサイトがおすすめです。

DELTA tracerは現在はサービスを終了し、NEWTYPE DELTA TRACERという有料ツールになっています。

こちらのサイトを使って調べます。

 

手順1 リサーチ条件が合致するオークション中の商品を見つける

ヤフオクの商品ページ

 

手順2 DELTA tracerでamazonでの売れ行きを調べる

delta tracerの画面

 

型番をDELTA tracerのトップ画面に入れるとamazonでの売れ行きが表示されます。

画像ではわかりにくいかと思うので、解説をしますと、最安値は13,980円の時に売れています。

 

その2日前では14,980円で売れているので、14,000円を切ればすぐに転売できることはわかります。

一方、金額の推移をみると、平均価格は17,360円ということもわかります。

金額の変動もそんなに激しくないので、だいたい17,500円くらいで、平均して月に2個は売れていることがわかります。

 

手順3 amazonページで中古での出品状況をチェック

amazonの中古ページ

 

リサーチ商品はamazonでの最安販売が17,480円でした。

ポイントは付与されていますが、コンディションが「良い」の状態で横並びで2社、「非常に良い」は19,200円で出品されていますね。

ここまでのリサーチで、実際に価格差が取れそうな転売商品が見つかったので、ヤフオクの商品ページに入り、せどり仕入れ対象となるかの詳細をチェックしていきます。

 

手順4 ヤフオクで仕入れ対象商品の状態を見る

ヤフオクの出品ページ

 

チェックする項目は、

・動作確認済みか?

・付属品の有無

・傷の状態

などです。

 

一番大切なオークションせどり仕入れのポイントはamazonで「非常に良い」のコンディションで転売できそうかどうかです。

ヤフオク出品者が「非常に良いです」と記載をしていても、amazonのコンディションガイドラインに合致するかわかりませんし、状態には主観が入ってしまいます。

そのため、amazonでどのコンディションを設定してせどり仕入れをした商品を転売するかは、出品者の判断に委ねられています。

 

しかし、傷だらけの商品を「非常に良い」で出したとしたら良識を疑われますし、悪い評価にもつながりかねません。

そうはいっても、本物を見ることができませんので、外装は写真で判断するしかありませんし、動作確認は商品説明を信じるしかありません。

なので、写真と商品説明をよく確認するとともに、評価欄は必ずチェック、特に悪い評価の内容を確認してから、せどり仕入れの対象商品とするかどうかの判断をするのをおすすめします。

 

 

【実例】オークション仕入れでの入札金額の算定

 

無事に転売仕入れ対象の商品だと判断したら、次は入札金額の算定です。

オークション形式である以上、落札できなければ話になりません。

だからこそ、いくらで入札するのかがオークションせどり仕入れでは重要になってきます。

 

手順1 DELTA tracerを見て販売額を考察

もう一度、DELTA tracerを詳しく見ていきます。

データを見ると17,480円が一番横ばいになっていて、売れている実績もあります。

ということは、ここに17,480円で「非常に良い」のコンディションで転売商品を出品できれば、自分が最安値で、なおかつコンディションも負けないので、売れる可能性が一番高いということが言えますよね。

 

手順2 ヤフオクでの入札金額を逆算する

17,480円で売れる可能性の高いので、この金額で転売できた場合、15%の利益が取れるよう入札金額をFBA料金シミュレーターで計算します。

 

このFBA料金シミュレーターによると、FBA倉庫に納品するまでの送料を入れて、総額12,385円がこの商品のせどり仕入れにかけられる最大の金額となるわけです。

そこで、ヤフオクのページで送料を確認すると、1,610円でした。
※FBA倉庫へ納品する送料は個人個人違うと思うので、ここでは考えません。

 

つまり入札できる金額は

12,385円 ー 1,610円 = 10,775円

 

つまり、オークションで10,775円でせどり仕入れでき、予定通りamazonで17,480円で転売できた場合、利益が2,622円、利益率15%を得ることができるということになります。

もちろん、これより低い金額で落札できた場合、さらに利益を確保できることは言うまでもないですね。

仮に売れ残ったとしても、人気商品なので14,000円を切れば、すぐに転売できそうです。

値下がりをしたとしても、ほぼ利益なしのトントンで捌くことができ、不良在庫を抱えるという最悪の状態は避けられそうです。

 

先ほどもお伝えしましたが、この計算には自宅からamazonのFBA倉庫までの送料は含んでいません。

発送方法は、ヤマト便がおすすめです。

転売商品がある程度揃った状態で、まとめて送れば、かなり送料が安く抑えられます。

 

中村

ヤマト便は2021.10.3荷受け分でサービスを終了しました。

詳しくは以下をご覧ください。

ヤマト便が使えなくなったのは皆一緒です。ヤマト便以外でも問題なく利益は出ますので心配しないでください^^

ヤマト便終了のお知らせ

ヤマトホールディングスのサイトから一部引用 

 

【実例】オークション仕入れでの入札単位と入札予約

 

手順1 入札額を決める

ヤフオクには入札単位というものがあります。

高額オークションで低価格の入札が認められると落札まで気が遠くなる入札数が必要になってしまいますので、入札単位が決まっているんです。

ヤフオクの入札単位

ヤフオクから引用

 

上記によると、今回入札を予定している商品の入札額は10,000円以上ですので、入札単位は500円ということになります。

つまり、オークションの入札予定金額が10,775円の場合、繰り上げて11,000円にしておけば、転売の利益率は若干落ちるけれども、せどり対象商品を落札できる可能性は高まるわけです。

ただ、同じことを考える人も多いため、数円プラスしておくことをおすすめします。

このケースの場合、11,003円などにしておくと良いでしょう。

こうして入札金額が決まったら、今度は入札予約をしておきます。

 

手順2 オークションの入札予約

入札予約とは、設定した時間になったら、自動で入札してくれる機能です。

PCに張り付いて、熱いオークション合戦を繰り広げずにすむことができます。

この入札予約には、一度入札予約したものを簡単にキャンセルすることができるのもメリットです。

そして、気になるお値段なのですが、ヤフープレミアム会員は無料で利用ができます。

入札予約の時間設定は、オークション終了6分前ぐらいが良いでしょう。

 

オークション終了直前の新規入札を嫌がる出品者もいますし、利益計算の間違いなどがあったら作戦を練り直さないといけないので、ある程度の余裕を持たせます。

あと、注意点としては、入札金額が予定より上回った場合は、そのオークションから手を引くことを強くおすすめします。

この辺りは機械的に作業をしないとせどり仕入れ転売の赤字の原因になりますので注意が必要です。

 

なので、入札予約をしたら、オークションのことは気にしないで翌日まで放置しておきます。

オークションアラートはオンにしないことをおすすめします。

朝起きてチェックしてみたら、いくつか落札できていたというのがオークションせどり仕入れの理想であり効率的です。

 

【実例】オークション仕入れでの実際の終了価格と見込み利益

 

前述のオークション商品を翌日調べたところ、あれから入札者増えずに終了したようです。

ヤフオクの終了商品

 

仮にあなたがヤフオクで入札していたら、落札できた可能性は非常に高かったわけです。

おそらく1万円以下で落札できていたでしょう。

仮に1万円で落札できていたとしたら、送料と合わせて、11,610円でオークションせどり仕入れができたことになります。

これを予定額の17,480円で転売できた場合の見込み利益は、以下のようになります。

 

amazonのFBAシミュレーター

 

amazonで転売した場合、利益は3,397円、利益率は19%。

設定した最大入札額では15%の利益率でしたから、19%は、オークションせどり仕入れとしてはなかなかいい数字になります。

仮に、この終了した金額8,350円を250円(最低の入札単位)上回る金額でせどり仕入れできた場合で計算してみましょう。

 

【仕入れ値】
8,350円+250円+送料1,610円=10,210円

 

この仕入れ値をFBAシミュレーターで計算するとamazonで予定売価で売れた場合、利益は4,797円、利益率は27%ほどにもなり、かなりのおすすめ転売商品でしたね。

 

落札したオークション出品者の他の商品もチェック

転売利益が出た商品のオークション出品者の他の出品物は、忘れないでチェックしてみることをおすすめします。

同じような相場観で出品していることが多いので、フォローしておくと、2回目以降も利益が出るオークションせどり仕入れができる商品が見つけやすくなります。

 

ただし、オークションでの仕入れ転売では古物商の許可と、非対面取引の本人確認はきちんと行ってくださいね。

 

合わせて読みたい記事

中古の仕入れは古物商の許可が必要です。
・せどりに古物商の許可は必要なの?古物商の許可が必要な条件とは?

どんな時に違法になるのか、実例を出して詳しく書いてみました。
・メルカリ転売で違法になるのはどんな時?古物商の免許は?

 

最後に

本日は、オークション仕入れ→amazon転売で大きく利益を出すために中古品を狙う理由、ヤフオクでのリサーチの仕方、利益の計算方法、入札の仕方などをお話させていただきました。

このように中古品のオークションせどり仕入れは、手間はかかりますが、利益が取りやすい商品が眠っていまのでかなりおすすめです。

とはいえ、中古品ばかりを扱っていると、売れ残り、キャッシュフローは悪くなる可能性もあります。

オークションで個人が出品している新品未開封品を、amazonでは出品できないのはすでにあなたもご存知ですよね。

せどりや転売では新品を扱うのは難しくなってきていますので、新品と中古品を織り交ぜた商品構成を組むのが良いでしょう。

 

その点、私がおすすめしている「メーカー取引」であれば、全ての商品が新品ですし、アフターフォローもメーカーが行ってくれるので、安心です。

これを機会にメーカー取引もぜひ検討してみてくださいね。

 

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ABOUT US
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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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