こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
メーカー仕入れについて「儲からない」と仰っている方をたまに見かけます。
そのように仰っている方を見るたびに「全然分かってないな」と正直思います。
今回の記事でメーカー仕入れは「儲からない」のイメージを払拭できればと思いますし、メーカー仕入れの利益が出る仕組みをご説明いたします。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです^^
私の拙書「Amazon国内メーカー直取引完全ガイド」ではメーカー仕入れについて、より詳しくお伝えしています。興味をお持ちの方はお読みいただき、メーカー仕入れに取り組んでみてください^^
目次
なぜamazonメーカー仕入れは儲からないと思うのか?

メーカー仕入れが儲からないと思う方にも理由があります。
その理由を見て、私自身「そんな事ないのにな・・・」と思う事が多々あります。
ここでは、その「儲からない」理由を見て私が思う事をお伝えしていきます。
理由①利益率が決まっていると思っている
基本的な商流の流れは以下のようになります。

メーカー仕入れは文字通り、商流の最上流であるメーカーから商品を仕入れることで、最安値で購入することが可能となります。
実は儲からないと思っている方の多くが、この「最安値」というところを気にしています。
「メーカーからの仕入れ値が最安値ということはある程度利益率が決まっている。その仕入れ値を変えることはできない」
上記が儲からないと仰る方の言い分です。
確かに商流の最上流から仕入れるため、このような考え方もあるでしょう。
しかし、本当に仕入れ値を変えることはできないのでしょうか?
実はそんなことはありません。しかも仕入れ値が変わらない事の方が珍しいという印象です。
後項でもお伝えしますが、メーカーと信頼関係を構築することで「最安値から更に安く」商品を購入することが可能なのです。
そのため、利益率が決まっているというのは思い込みに過ぎず、メーカー仕入れに取り組んだことのない人が言ってるんだなと感じています。
理由②個人では取引できないと思っている
これも大きな勘違いです。
私のコンサル生の方の多くが個人事業主としてメーカー仕入れを始めています。
個人事業主の方でも月利100万円を達成している方も見えますし、ここはあまり関係ありません。
個人だから取引できないとか言っている人は私からすれば努力が足りませんね。
確かにメーカーの中には「法人でないとダメ」というメーカーもありますが、個人事業主ということがハンデになることは、はっきり言ってないでしょう。
むしろ個人か法人かよりも、大切なのはあなたの「人柄」です。
メーカー仕入れはそんな上っ面のビジネスではありません。
「人対人」のビジネスなのです。
メーカー仕入れはすぐに成果がでるわけではない

メーカー仕入れで成果を上げるには、小さなことをコツコツと積み上げていくことが成果を出すポイントになります。
そりゃあすぐに成果が出るに越したことはないですよね。
ただ私はどんなビジネスにおいても、そんな簡単な話はないと思っています。
「短期間で○○万円稼げます!」
「簡単に誰でも今の2倍の収入を得られます!」
よく聞く謳い文句です。
それが本当なら確かに魅力的ですが、現実はそんな甘くはないです。というかそんなビジネスが本当にあればお金に困る人はいません(^^;)
物販に限らず、ビジネスやスポーツで成果を出している方の多くが、地道で小さな事をコツコツ積み上げて成果を出しています。
メーカー仕入れも例外ではありません。
正しいやり方で継続して取り組む事ができれば成果が出るのがメーカー仕入れです。
そしてその積み上げた事は財産としてあなたに残っていくのもメーカー仕入れの手法です。
そこに学歴や今までの職歴、年齢、性別など一切関係ありません。
一つの事を諦めず、継続する力さえあれば誰でも成果が出せると言っても過言ではありません。
それは、これまで多くのコンサル生の方をサポートしてきた私が一番実感しています。
成果を出されている方は、共通してこの力を持っています。
メーカーとの信頼関係はどうやって作るのか?

メーカー仕入れで成果を出すには、前項でもお伝えしましたが「メーカーとの信頼関係の構築」が必須となってきます。
簡単に言うと、他のライバルとの差別化が重要なのです。
メーカーとの信頼関係を構築すると以下のようなメリットを得られます。
- 最安値より更に安い見積もりをもらえる
- amazonセラーの限定化
- amazonでの独占販売
- メーカーと組んでOEMでの自社商品の販売
この他にもメリットがありますが、上記の4つだけでもかなりメリットが大きいですよね?
これはせどり・転売では、実現不可能なことです。
それではメーカーとどうやってやれば信頼関係を構築できるのか?についてお伝えしていきます。
- 電話をかける
- ZOOMをする
- 会いに行く
- 初めて商品が届いた時、お礼をする
- 初めて商品が売れた時、お礼をする
- リピート発注時に電話する
- 商品を理解する、知識をつける
- 手紙を送る
- 仕事以外の話をする
- 自分の経歴(ストーリー)を話す
上記を見て「うわぁ・・・こんなにやらないといけないのか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全て行う必要はありません。
副業の方であれば、難しい項目もありますし時間も限りがあります。
意識してほしいのはメーカーの担当者と「友達になる」ということです。
セラーの限定化や仕入れ値の交渉などを、メーカーと信頼関係を構築できていないのにすぐにしてしまう方がいらっしゃいますが、これではうまくはいきません。
自分のメリットだけを押し付けては、メーカーが首を縦に振るわけないですよね?
お互いのメリットがあって初めて交渉は成立します。
前項でもお伝えした、「小さなことをコツコツ積み上げる」とはまさにこの事で、メーカーとの信頼関係はすぐにできることではありません。
先ほど挙げた10個の項目を一つ一つ丁寧に実践して、メーカーとの距離感を縮めることで、私たちの話や要望を聞いてくれるようになります。
好きな人と付き合いたいと考えていて、初対面で告白してもうまくいく事は少ないですよね?
これって普段の人間関係と同じことなんですよね。
そして、一度信頼関係を構築できれば長期的に利益を得ることが可能となります。
確かにコツコツ時間をかけることは大変かもしれませんが、得られるものは非常に大きいので実践しないのは本当にもったいないです。
メーカー仕入れで利益を得ることは可能です
結論を言うとメーカー仕入れで利益を得ることはできます。しかも長期的にです。
一度、メーカーと信頼関係を構築できれば長期的な利益を確保できたも同然です。
確かにせどり・転売でも利益を得ることは可能ですし、それを否定するつもりは全くありません。
どんな事業でも成果を出すことは大変ですし、素晴らしいことだと考えています。
ただamazonのプラットフォームを利用してビジネスにおいて、せどり・転売を行うのはかなりリスクが高まっています。
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※amazonコンディションガイドラインより抜粋
上記のようにamazonはせどり・転売を行う方を排除していく流れになっています。
これは正規の商品をお客様に届けるためであって、お客様第一主義のamazonからしたら当然の流れでしょう。
いくら売上・利益があってもアカウント閉鎖になれば一瞬にして利益が無くなります。
せどり・転売の場合、メーカーにとっては誰か知らない人が、自分の商品を勝手に販売していることからイメージが悪いですし、セラー自身もアカウント閉鎖のリスクに怯えたり、昨今の社会的イメージから後ろめたさを感じる方もいらっしゃいます。
その点、メーカー仕入れはメーカーから直接仕入れを行っていますし、amazonでの販路拡大に私たちは貢献できます。また消費者にとっても正真正銘のメーカーの商品を届けることができます。
このようにメーカー仕入れは、自分だけでなく、メーカーや消費者も喜ぶwin-win-winの堂々と胸を張れるビジネスなのです^^
最後に
ここまでメーカー仕入れは儲からないのか?についてお伝えしてきました。
この記事を読んでいただければ、メーカー仕入れで利益を得ることが可能などころか、素晴らしいビジネスであることがお分かりいただけたと思います。
現在でもメーカー仕入れで成果を出されている方はたくさんいらっしゃいますし、それはこれからも続くでしょう。
ただ、本当のところはやってみないと分からないと思います。
ご自身で実感することで一番理解が進みますからね。
ただし、実践するのであれば中途半端は良くないと思います。
少しずつでも継続して、長期的に取り組むことができれば成果は必ずついてきますので、ぜひ前向きにメーカー仕入れに取り組んでもらえたらと思います^^
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- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
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