メーカーから仕入れをしたい!と考えたとき、まずはメーカーに取引希望のメールを送ることになります。
しかしただ単に「取引したいです!」と単調なテンプレメールを闇雲に送っても成約は難しいでしょう。
現在はメーカー仕入れに取り組む方も増えており、各メーカーにも多くの取引希望のメールが毎日のように届いています。
そのような状況の中で単調なメールを送っていては、メーカーの目に留まることも少ないでしょうし、最悪の場合スルーされてしまいます。
大切なのは「差別化」です。
これはメーカー仕入れだけではなく、ビジネス全般に言えることですが、あなたにしか書けないメール文章でメーカーにアプローチすることがものすごく大切になってきます。
この記事を読んでいただければあなたのメール文章の中身が確実に向上すると思いますし、成約率アップにも繋がると思います。
ぜひ今回に記事を参考にしていただき、メーカー仕入れに取り組んでみてください。
目次
月利30万円を記録した私が以前使用していたメール文を公開!
まず初めに私が以前に使用していたメール文を公開します。
株式会社 ご担当者様へ
初めまして。
私は〇〇の〇〇と申します。
ぜひ御社とお取引をさせてほしいと思い、ご連絡させていただきました。
このようなご連絡が多い事は承知しておりますが、最後までお読みいただけますと幸いです。
今回、御社の商品の〇〇に大変興味がありご連絡させていただきました。
当社はお客様に”ワイワイ””ワクワク”していただける商品を提供する事をコンセプトに活動させていただいております。
お時間があれば、下記のURLから当社のホームページをご確認いただけますと幸いです。
もしお取引可能であれば条件等教えていただけないでしょうか。
※会社概要URL
ご連絡を心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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上記のメール文での返信率は約40%でした。
私がこのメール文で意識したのは主に以下の3つです。
- 取扱希望商品名を入れることでテンプレ感を消す
- コンセプトを軽く伝えることでメーカーになぜ連絡したのかを伝える
- 会社概要をしっかり作りこんでいたので誘導したい
前章などでパターンをお伝えしてきましたが、いろいろなパターンをミックスし、試行錯誤の末たどり着いたのが上記のメール文になります。
いろいろなパターンを組み合わせることでオリジナル感も出ますし、その分あなたにしか書けない文章になっていきます。
EC STARs Lab.ではさらに高い返信率を記録していらっしゃる方もいますし、本当に十人十色のメール文章があります。
きっとあなたも素晴らしいメール文章を作成できるはずです。
今回の記事を参考にして、ぜひ考え抜いて作成してみてください。
パターン別初心者でも返信率を上げられる初回問い合わせメール例文4選
それでは早速、パターン別の初回問い合わせ時のメール例文を紹介します。
パターンは主に以下の4つです。
- amazonが販路と伝えるパターン
- 自分はamazonのスペシャリストとメーカーにアピールするパターン
- 自分の実績や強みを書くパターン
- 短文にして会社概要やホームページに誘導するパターン
紹介するにあたって一点だけ注意していただきたいことがあります。
それはこれから紹介する例文をそのまま使用しないでほしいということです。
これは後ほどお伝えしますが、あくまであなた自身のオリジナルの文章を作ることが成約率アップへの第一歩です。例文をそのまま使用していては、その文章にあなたに想いが乗っておらず、上辺だけの文章になってしまいます。
不思議なもので想いが乗っていないとメーカーには「テンプレだな」と伝わりますし、そうなるとやはり返信率は低下し、成約率も同じく下がります。
今回の例文を参考にしていただき、どうしたら自分の想いをメーカーに伝えられるのか?を考えて自分の言葉で作成してみてください。
amazonが販路と伝えるパターン
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
今回御社の商品に大変興味があり、ぜひ当社でも取り扱わせていただけないかと思いご連絡させていただきました。
よろしければお取引条件を教えていただけますと幸いです。
当社はオンライン販売に特化しており、主に販路はAmazonです。
御社の条件や指定の価格は必ず守り、御社のブランドイメージを保つ努力をいたしますので、もしよろしければお取引条件を教えていただけないでしょうか。
ご連絡お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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- amazonが販路だとメーカーに正直に伝える
- メーカーの取引条件を守る意思を見せる
上記の例文ですがこれが基本のパターンで考えていただいてもよいでしょう。
最近ではメーカー仕入れにチャレンジする方も多くなっていますが、残念なことにamazonが販路ということを隠してメーカーにアプローチする方がいらっしゃいます。
これはメーカーがamazonに対するイメージが悪い場合があり、そういったメーカーとも取引をするための嘘になります。
こういった嘘はいずれ絶対にバレますし、嘘をついてうまくいくビジネスなどありません。
またamazonの仕組みなどをメーカーに丁寧に説明すれば、理解してもらえることも多く、決してamazon販売がマイナスに働くことはありません。
メーカーに誠実で丁寧な対応をしていけばamazon販売でもガンガン取引はできます!
正々堂々「販路はamazonです!」と伝え、気持ちのいい取引をしていきましょう!
自分はamazonのスペシャリストとメーカーにアピールするパターン
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
今回御社の商品に大変興味があり、ぜひ当社でも取り扱わせていただけないかと思いご連絡させていただきました。
当社はamazon販路にオンライン物販をしている会社です。
amazonにあまり良いイメージを持たれていないメーカー様も多いと認識しております
しかし当社はamazon販売のスペシャリストとして、仮に価格が定価を下回っている場合の回復方法もお伝え出来ますし、実際に他のメーカー様と協力し価格を回復させた経験も当社にはございます。
もしamazon販売においてお困りのことがあれば、何なりとお申し付けください。
必ず御社のお力になれることがあると思います。
もし可能であればお取引条件を教えていただけませんでしょうか。
ご連絡お待ちしております。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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- amazonについて自信があることをメーカーに伝える文章にする
- メーカーに自分が貢献できることを書く
amazonのスペシャリストと名乗るからにはamazonの全てを理解していないといけない、ということはありません。
メーカーの中にはamazonの仕組みを知らないところも多く、販売者を増やすデメリットなどamazonの仕組みを伝えるだけでも喜んでくれるメーカーもあります。
またkeepaなどのツールを導入していれば、商品の売れ行きやどのタイミングで価格が下がったかなどが分かるので、そういった情報を伝えるだけでも違ってきます。
実際にamazonのことで悩んでいるけど、どうしたらいいのかわからない・・・というメーカーがあるのも事実ですので、そういったメーカーには刺さる文章となるでしょう。
自分の実績や強みを書くパターン
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
今回御社の商品に大変興味があり、ぜひ当社でも取り扱わせていただけないかと思いご連絡させていただきました。
当社は主にamazonを販路にオンライン物販の事業を始めて3年が経過しましたが、おかげさまで多くのメーカー様とお取引をさせていただいており、現在月商は約○○万円となっております。
また楽天市場やヤフーショッピングにも出店しており、オンライン販売には自信があります。
今後は得た知識を活かして卸売業にもチャレンジしていきたいと考えております。
御社の商品を取り扱わせていただくからには、責任を持って販売させていただきますし、何より魅力的な御社の商品を当社のラインナップに加えさせていただけたら、これほど嬉しいことはございません。
もしお取引可能でしたら、条件を教えていただくことはできませんでしょうか。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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- 自分のこれまでの実績を前面に出していく
- 実績だけではなく、気持ちの部分もアピールできると良い
こちらについては主にメーカー仕入れ経験者の方が書ける文章と言えるでしょう。
経験者であれば実績を書けるので、その点は有利と言えます。
ただ経験や知識に自信がない初心者の方でも絶対大丈夫です。
実績が無くても、メーカーの商品を取り扱いたい熱い気持ちをぶつけることで取引に繋がるケースは多くあります。
実績も大切ですが、それ以上に気持ちはもっと大切です。
初心者の方でもメーカーからの反応はあるので安心してください。
私も物販未経験からメーカー仕入れにチャレンジしたので、自分の気持ちしか武器がありませんでした。
取引したい熱い気持ちをメーカーにぶつけることで取引に繋がり今があります。
必ずあなたにも強みがあるので、それを前面にアピールしていきましょう!
短文にして会社概要やホームページに誘導するパターン
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
ぜひ御社とお取引をさせてほしいと思い、ご連絡させていただきました。
当社については以下のURLからご確認いただけますと幸いです。
※会社概要(ホームページ)のURL
お取引可能であれば条件を教えていただければと思います。
ご検討ほどよろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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- 会社概要やホームページを見てもらえるよう誘導する
- メールが短文な分、会社概要やホームページの中身を徹底的に充実させる
ここで大切になってくるのが会社概要やホームページの中身になってきますが、取引したい気持ちやなぜこの事業に取り組んでいるのか、あなたのこれまでのストーリー(人生)などを盛り込むことで何かしらメーカーの担当者にヒットして、取引ができる場合もあります。
また注意点としては、Excelで作った会社概要はGoogleドライブなどでURL化して送っていただきたい点です。ファイルのままでは、メーカーのホームページの問い合わせフォームから送る場合表示されないケースがあります。
会社概要やホームページについては、以下の記事でも解説していますのでよろしければ確認してみてください。
【番外編】テンプレ感を消しオリジナルが出せるメール例文2選
ここからはメーカー仕入れに慣れてきて、よりオリジナルの文章を作るための例文をご紹介いたします。
- メーカーの会社理念や方針に共感していることを書くパターン
- 取り扱いたい商品を褒めるパターン
上記が主なパターンになりますが、前項でお伝えしたパターンと組み合わせることでも返信率の向上が見込めます。
気をつけていただきたいのではあまり長文にならないようにすることです。
長文になるとメーカーも読む気が無くなり、あなたの伝えたいことが十分に伝わらない可能性もあります。
できるだけコンパクトに文章を作るようにしましょう。
メーカーの会社理念や方針に共感していることを書くパターン
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
今回御社の商品に大変興味があり、ぜひ当社でも取り扱わせていただけないかと思いご連絡させていただきました。
ご連絡させていただくにあたって御社のホームページを拝見させていただき、会社理念の○○が目に留まりとても素晴らしく共感させていただきました。
当社といたしましては、御社のような素晴らしい会社理念をお持ちのメーカー様とお取引をさせていただきたいと強く思っております。
またお付き合いさせていただき、御社の理念・方針の深い部分を勉強させていただき、当社としても成長していきたいと考えております。
もしよろしければお取引条件を教えていただくことはできませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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- 売れていればどこでも連絡しているわけではなく「しっかり見て連絡してます」と伝えること
- 会社対会社で付き合っていきたいことを伝える
このパターンでメーカーにアプローチするには、メーカーのホームページを確認しどこか共感できるポイント探す必要があります。
そのため1社あたりにかかる時間は多くなりますが、あくまであなたが感じたことを書けばいいのでテンプレ感はなくなり、それだけでオリジナルの文章となるでしょう。
また「教えてください!」という姿勢を見せることで、丁寧な印象を与えます。
決して下手に出る必要はありませんが、人は勉強させてください!と言われて悪い気はしないと思います。
1点注意点として会社理念や方針に共感していることを伝えるには、1社1社メーカーのホームページを確認する必要が出てきます。
そのためコピペは無理なので、1通送るのに時間がかかってしまいます。
ただテンプレ感は薄まるので返信率の向上は見込めるでしょう。
ただ取引してください!とだけメールする方が多い中、メーカーに中身に踏み込んだ文章にすることで差別化することが可能です。
取り扱いたい商品を褒めるパターン
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
今回御社の商品の○○に大変興味があり、ぜひ当社でも取り扱わせていただけないかと思いご連絡させていただきました。
○○の商品レビューをamazonで拝見したところ多くのお客様から支持されているのが分かりますし、楽天市場やヤフーショッピングでも同じような傾向がありました。
そんな多くのお客様に支持されている○○をぜひ当社でも取り扱わせてほしいと心から強く思っています。
○○は(商品のいいところ)で、個人的にも大変素晴らしい商品だと確信しております。
もし可能であればお取引条件を教えていただくことはできませんでしょうか。
ぜひお取引させてください!
よろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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- 商品のことを調べている(知っている)ことをアピールする
- とにかく商品を褒める
上記のパターンで他に盛り込むとさらに効果が高いのが「実際にその商品を使ってみた感想を書く」ということです。商品レビューを直接メーカーに伝えるといった感じでしょうか。
メーカーも商品を実際に使った感想を聞けるのはメリットでもありますし、商品を気に入ってくれている人に取り扱ってもらうのは嬉しいことだと思います。
全ての商品を実際に使うことは現実的ではありませんが、どうしてもこの商品は取り扱いたい!!ということであれば購入して試してみるのも一つの手でしょう。
先ほどの会社理念に共感するパターンと同様、商品のことを書くことで差別化することが可能です。
その一方でやはり一通あたりの時間はかかってしまうので効率は落ちますが、返信率や成約に繋がる確率は上がるでしょう。
テンプレメールではメーカーは相手にしてくれない
記事の冒頭でもお伝えしましたが、メーカー仕入れに取り組む方が近年増加しています。
メーカーには毎日のように多くの取引依頼メールが届いており、うんざりしているメーカーも少なくありません。
多いメーカーになると一日で10通以上来るので、そもそも中身すら確認しないといったケースもあります。
なぜ確認すらしないかと言えば、同じような内容のテンプレメールの増加も原因の一つです。
そのため他の人と同じような内容のメールでは絶対に成果が出ないことは明白ですし、自分で考え自分の言葉で文章を作ることが非常に大切になってきます。
前章で番外編を含めてメール例文を6つ、挙げさせていただきましたが、その例文をコピペしてもおそらく成果を出すことは難しいでしょう。
EC STARs Lab.の方々でコピペでメールを送っている人は一人もいませんし、どのパターンでも成果は出ています。
これはEC STARs Lab.では実証済みです。
基本的にはあなたが書きやすいパターンで文章を作成していただければ問題ありません。
またパターンを組み合わせて文章を作るのも有効だと思います。
最初から完璧なメール文章を作る必要はありません。
この後お伝えする返信率などを見ながら修正して、徐々に良くしていけば大丈夫ですので、まずはご自身で作成していただきガンガンメールを送っていきましょう!
メール返信率や成約率をさらに上げていくために絶対大切な2つのこと
- 自分がどんな人なのかメーカーに知ってもらう
- 取引したい気持ちや想いを丁寧に書く
上記が私がメール文章を作成する上で絶対に大切にすべきと考える部分です。
それぞれ解説していきます。
下記の動画も参考になりますので合わせてご覧ください^^
amazon物販(メーカー仕入れ)に取り組んでいる経緯や想いを書く
おそらく全ての方がメーカー仕入れに何かしらの理由があって取り組まれていると思います。
また始める前の方も何か理由があってメーカー仕入れのビジネスを検討されているでしょう。
メーカー仕入れに取り組む経緯や想いは人それぞれです。
似ているケースはあるかもしれませんが、その経緯や想いは一人一人違うはずです。
そういった部分をメール文章に盛り込むだけで、あなたにしか書けないメール文章になります。
例えば私がメーカー仕入れを始めた経緯は、16年同じ会社で働いてきて「自分の力を試したい」「今までにない新しいチャレンジをしたい!」という想いが出てきたのが理由です。
仮にその私の想いを文章に盛り込むとすれば以下のような感じになります。
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
ぜひ御社とお取引をさせてほしいと思い、ご連絡させていただきました。
当社はamazonを販路にオンライン物販をしている会社です。
私事で恐縮ですが、高校卒業から16年間、1つの職場で働いてきました。同じ作業を毎日繰り返す中で、「自分の力を試したい」「今までにない新しいチャレンジをしたい」その想いが強くなり起業したのがこの○○です。
日々多くのメーカー様とお話しさせていただき勉強になることも多く、刺激の多い毎日を送っています。
もし御社とお取引させていただければ、御社のお力になれるよう全力でお付き合いさせていただくことをお約束いたします。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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取引したい気持ちを丁寧に書く
なぜメーカーの商品に興味を持ったのか、自分と取引することでメーカーに何がメリットなのか、など自分の取引したい気持ちを丁寧に書いて伝えることで返信率を高めることが可能です。
先ほどもメーカー仕入れは「人対人」のビジネスだとお伝えしましたが、気持ちを込めてやり取りするだけでも結果は大きく変わってきます。
- ○○のここが気に入った!!
- 自分なら御社と長期的にお取引させていただきます!!
など、気持ちなら経験も実績も関係なくあなたの言葉でも伝えることが可能だと思います。
またamazon経験が豊富な方であれば、
- 新商品の商品ページの作成をします
- amazonでの販売価格を守る方法をお伝えします
など、自分がメーカーに与えられるメリットを伝えることもできるでしょう。
実績については初心者の方でも徐々に積み上げていくことが可能なので、ゆくゆくは実績もアピールできればさらに返信率は良くなるでしょう。
こちらの例文については以下のような感じになります。
○○株式会社 ご担当者様
初めまして。
私は○○(屋号)の○○と申します。
御社の商品に興味があるのと同時に、御社の会社理念にあります○○に大変共感し、ぜひ御社とお取引させていただけないかと思いご連絡させていただきました。
このようなご連絡も多いかと思いますし、せっかく取引を開始しても1度しか購入しないという方もいらっしゃると耳にします。
しかし当社は長期的に、そして会社理念など共感できる部分があるメーカー様とお付き合いしたいと考えております。
お時間があれば一度直接お話しさせていただきたいですし、その際私や当社のこともご説明させていただければと思います。
御社とお取引できるのであれば、商品を大切に取り扱わせていただだくのはもちろんのこと、amazonに関しての情報を共有し、取引して良かった!と思ってもらえるよう努力してまいります。
ぜひお取引のご検討をよろしくお願いいたします。
ご連絡お待ちしております。
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屋号(会社名)
名前
住所
電話番号
メールアドレス
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パターン別メーカーからの返信への対応策3選
これまではメーカーにどんな内容のメールを送ればいいのか、をお伝えしてきましたが、ここからはメーカーから返信が来た時の対応策を実際に私に来たメール文と共にお伝えします。
返信の形は様々ですが、ここでは大きく分けて3つのパターンの対応について解説していきます。
見積もりがすぐにもらえたパターン
このパターンは取引可能ということですので、もらった見積もりをamazonの商品ページの価格などで利益計算をして利益が出るのであれば仕入れていきましょう。
○○株式会社 ○○様
ご連絡いただきありがとうございます。
またお取引条件も教えていただき、重ねてお礼申し上げます。
早速ですが、いただいた条件を基に当社で検討させていただき、以下の通り発注させていただきます。
・A 5ケース
・B 5ケース
以上となります。
請求書を発行していただければすぐにお振込みいたします。
よろしくお願いいたします。
返信例として上記のような形で問題ないと思います。
ポイントとしてはすぐに見積もりが返ってきているので、なるべく早く仕入れることです。
早めの対応でメーカーへの印象も良くなるので、見積もりが来た場合は優先して対応していきましょう。
メーカーに卸問屋や代理店を紹介されるパターン
このパターンはメーカーとは直接取引できないけど、卸問屋や代理店からであれば購入してもいいよ!ということになります。
卸問屋や代理店からでも利益が出る可能性は十分にあるので、紹介してもらったところには連絡をしてみても良いでしょう。
ただ、メーカーから直接購入することで卸値が安かったり、amazon販売者の限定や独占に繋がるケースもあるため、直接取引ができないかを確認しておくことをおすすめします。
もしそれでも取引が難しいのであれば卸問屋や代理店に連絡していきましょう。
返信例としては以下の通りです。
○○株式会社 ○○様
ご連絡いただきありがとうございます。
早速ですが、ご紹介いただいた○○様にご連絡させていただきます。
ただ一点お聞きしたいのですが、発注数量などを増やすなどして御社と直接お取引することは可能でしょうか。
○○様にご連絡する前に確認させていただければと存じます。
お手数をおかけしますが、ご返信いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
メーカーからamazon販売はダメと断られるパターン
amazon販売がダメな理由が明確な場合は取引は難しいですが、上記のようにただ単に理由もなくダメな場合はチャンスがあります。
この場合は再度メーカーになぜamazon販売がダメなのかを確認し、amazonの仕組みなどを説明した上で価格やブランドイメージを守って販売できることを伝えましょう。
そうすることであなたの気持ちがメーカーに伝わり、一転amazon販売がOKになるケースもあります。
amazonの仕組みを知らないメーカーは多いので、そういったことを教えるだけでも感謝されることもあります。
返信例は以下の通りです。
○○株式会社 ○○様
ご連絡いただきありがとうございます。
現在amazon販売不可とのこと承知いたしました。
当社もamazon販売の問題点は重々理解しております。
しかしながら、当社はamazon販売に長期に渡って取り組んでおり、その問題点を解決できる知識を持っております。
もしamazon販売でお困りのことがあれば教えていただけますでしょうか。
必ずお力になれることもあるかと思います。
何としてでも御社の商品を取り扱いたい気持ちが強く、再度ご連絡させていただいた次第です。
もう一度ご検討いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
メールを300件送って返信率が30%を下回ったら修正する必要がある
メール文章の良し悪しは数字で見ることでメーカーにとって、魅力的かどうかをすぐに判断することができます。
EC STARs Lab.ではメールの返信率の基準を30%にしており、この数字を下回った場合にはメール文章の修正をお願いする形をとっています。
そして返信率を正確に測るには最低でも300件メーカーにメールを送っていただく必要があります。
この「300」という数字ですが、EC STARs Lab.の過去の実績から導き出された数字であり、50件や100件では返信に偏りが出ることが多いので300件とお伝えしています。
修正は先ほどお伝えした大切なことを意識して修正していただき、いろいろなパターンを試して再度返信率を確認していきましょう。
下記の動画も参考になりますので、一度ご覧になってみてください。
この作業を繰り返すことでメーカーにとって魅力的でいい文章ができあがり、効率良くメーカーと取引を重ねていくことが可能となります。
がむしゃらに作業することも時には必要ですが、数字でしっかり確認することによって何社送れば自分の目標の利益に達するかなど逆算して考えることもできるので、より作業にも張りが出てくるでしょう。
次章では目標に対する必要なメール数の考え方についてお伝えします。
必要なメール数はあなたの目標金額によって変わる
目標に対してがむしゃらに作業していても、終わりが見えなければ非常に精神的にも苦しくなってきます。
しかし先ほどの返信率のように数字で測ることによって、例えば300社送って10社取引できる数字に落ち着けば、600社送れば倍の20社取引できるからもっとメールを送ろう!と考えることができます。
EC STARs Lab.ではメール数50社に対して1社取引できればOKとお伝えしています。
成約率に直すと2%ですが、この数字をベースに考えると下記の表のように目標金額によって最低でも送るべきメール数が見えてきます。
ちなみに1社あたりの利益は1万円で計算しています。
目標月利 | 成約数 | 必要メール数 |
10万円 | 10社 | 500 |
30万円 | 30社 | 1,500 |
50万円 | 50社 | 2,500 |
100万円 | 100社 | 5,000 |
数字で見るとすごく多く感じますが、仮に1ヵ月300件メールするとしたら1日10件です。
月利100万円達成するためには5,000件必要ですが、約1年4ヵ月で達成可能です。
またメール送信を外注化すればもっと早く目標に到達することが可能です。
EC STARs Lab.でも実際に外注化に取り組まれている方は非常に多く、中には外注さんに月に500件メールを送ってもらう方もいらっしゃいます。そうなれば約10ヵ月で月利100万円は達成可能とかなり短縮されます。
そして上記の表は成約率を2%で計算していますが、成約率を高めることによって必要なメール数を大幅に減らすことができます。
成約率を上げるためにはメール返信率を高めることが大切ですし、そのためにメール文章を充実させる必要があるので今回の記事を参考にしていただき作成していただきたいです。
それでも返信がないメーカーは一定数あります。
その場合はFAX、電話も活用して粘り強くアプローチをしていきましょう。
またメーカーとのやり取りも気持ちを込めて丁寧にすることも、成約率を上げるためには非常に大切になってきます。
以下の記事ではメール以外のメーカー仕入れの大切な部分をお伝えしています。
こちらの記事も合わせてご覧いただけますと幸いです。
【Q&A】メールに関するお悩み5選
Q1.メーカーへの初回メールは、土日祝日などに送っても大丈夫なのでしょうか?
A:はい、大丈夫です。
ベストなのは平日の日中ですが、土日祝であっても返信はあるので、平日が無理であれば土日祝にガンガンメールしていきましょう!
Q2.amazon販売という事は初回の文章の中に入れていますか?
A:できれば入れた方がいいと考えます。
amazon販売を隠して取引してもいつかバレますし、後から発覚して信頼を失くす方がデメリットが大きいです。
Q3.お断りされたメーカーさんにはメールを返した方がいいでしょうか?内容は新規取引は募集していないや専門店でないと卸せないといった内容だったので諦めようと思います。
A:断られる理由が明確であれば返信なしでも構いません。
ただどうしても取引をしたいのであれば、粘ってみるのもアリだと思います。
Q4.GWなどの長期休暇に入るとメールを送れないというのは、GW中に送ったメールは埋もれてしまう可能性があるから、休み明けに送った方が良いということですか?
A:はい、その認識で大丈夫です。
ただメールを送っても返信はあると思いますが、長期連休中はリサーチのみに集中し、連休明けにガンガン送る方が返信率は上がると思います。
Q5.メール数に対しての見積もり数はどれくらいが平均的なのしょうか?
A:累計メール数に対して5~10%見積もりがもらえればOKです。
もっと良い人だと20%くらいもらえている人もいます。
最後に
ここまでメーカー仕入れの個人でも成約率を上げられるメールについてお伝えしてきました。
記事の冒頭でもお伝えしましたが、年々メーカー仕入れに取り組む方は増えており、自分だけにしか書けないメール文章を作る必要があります。
今回の記事では私のメールに対する考え方などを惜しみなくお伝えしたつもりです。
この記事の内容を実践していただければ、間違いなく返信率は良くなりますし、成約率の向上にも繋がるでしょう。
ぜひ参考にしていただいて、メーカー仕入れで成果を上げていただければと思います。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。
下記をクリックして中身をご確認ください^^
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メーカー仕入れを始めたいけど、どんな内容のメールを送っていいかわからない
メールで成約するためにはどんなことを意識すればいいんだろう・・・