こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
今回は、中国輸入の物販は今でも稼げるの?という疑問について解説していきたいと思います。
有名な中国輸入サイトの「アリババ」や、稼げる仕組みやメリット・デメリットなど、中国輸入についてお伝えしていきます。
ぜひ今後の物販ビジネスの参考にしていただければと思います。
よろしければ、下記の記事も参考にしてみてください^^
稼げる仕組み
まず、物販で利益が出る仕組みを簡単にお伝えします。
仕組みは非常にシンプルで、式で表すと下記のようになります。
仕入れ値+諸費用(送料など)<販売価格
この式は、中国輸入だけに限らず、せどり・転売・国内メーカー取引など、物販全てに当てはまりますので覚えておくことをオススメいたします。
また先ほどの式を理解すると、利益を上げるにはどうしたら良いのかわかってきます。
「2.送料を安くする」は、たくさん商品を仕入れる事で可能ですが、中国から輸入するため国際情勢で左右されることもあります。
「3.売価を上げる」は、ライバル数によってコントロールが効かないことも多々あるため安定しません。
そのため利益を上げるためには、「1.仕入原価を下げる」が自分で簡単に実行でき、なおかつ効率の良い方法になります。
中国輸入でよく耳にする「アリババ」は、安く商品を仕入れる事ができることで有名です。
次項では、この「アリババ」も含め、中国から輸入する方法についてお伝えしていきます。
中国から輸入する方法
中国から輸入する方法は、主に3つの方法があります。
個人で輸入する
「輸入」と聞くと、ハードルが高く感じる方も多くいらっしゃると思いますが、個人でも簡単に中国から商品を輸入することができます。
日常のネットショッピングでも利用されているサイトもあり、個人でも利用できる仕組みができあがっていますので、普通に商品を購入する感覚で「輸入」は可能です。
パートナー契約を現地(中国)と結ぶ
個人で輸入することが難しい場合は、パートナー契約を現地と結ぶ方法があります。
ただ、一からパートナーを探すのはとても大変で、信頼関係を作るのにも時間がかかってきますので、輸入代行業者を利用した方が効率が良いと思います。
代行業者を利用する
輸入目的でたくさん商品を購入したい時に、中国国内のサイトから購入することになりますが、この場合は代行業者を利用して輸入をするのがベストです。
代行業者は代行手数料がかかってきますが、安全・確実に輸入できます。代行業者はいわゆる「プロ」ですので、任せた方が楽だと思います。
アリババって何?
ここでは中国輸入でよく聞く、「アリババ」について解説していきます。
どんな会社なのか
アリババは1999年に中国で創業し、現在では中国EC市場の一番存在感のある会社です。
中国EC市場のパイオニアといっても過言ではないでしょう。
またアリババが行っているサービスも多岐にわたっています。
・アリババドットコム
・天猫(Tmall)
・天猫(Tmall Global)
・タオバオマーケットプレイス
・アリペイ
・アリババクラウドコンピューティング
BtoBサイトの「アリババドットコム」からアリババは事業をスタートさせました。
後に、BtoC「天猫 Tmall」やCtoC「タオバオマーケットプレイス」も始めています。
また、決済サービス「アリペイ」も開発して、アリババの事業はECの枠にとどまらず、どんどん拡大しています。
アリペイは中国のキャッシュレスに大きく貢献しており、中国国民の生活になくてはならないものになっています。
アリババが運営するサイト
ここではアリババが運営するサイトを3つ、簡単に紹介していきます。
1.アリババドットコム
上記でもお伝えしましたが、アリババが最初に始めたサービスでBtoBのサイトです。
サイト上で商品を見つけ、企業にサイト内でメールを送り、交渉が成立すれば商品の取引は成立します。
非常に簡単に取引を行えるため、世界で約1500万人が登録しているサイトです。
また、中間業者を挟まないので買い手・売り手の双方にメリットが大きい点も魅力です。
2.天猫(Tmall)
こちらはBtoCのサイトになります。
中国最大級のECモールで、2008年に開設されました。
出店する条件は、中国に法人を構えることが必須で、中国の現地の会社や、海外の企業も中国に法人を置いていれば出店可能となっています。
世界最大の人口を抱える中国国民をターゲットにできるので、中国国内の企業のみならず、海外企業にとっても必要不可欠なサイトと言えます。
3.タオバオマーケットプレイス
CtoCのサービスで、2003年開始・会員数は5億人超えと、日本では考えられない規模になっています。
もともとは商品の質に問題がある時期がありましたが、現在では企業が出品しているケースもあり、商品の質は改善されています。
メリット
パソコンとネットがあればOK
ネット物販全体に言えますし、当たり前の話にはなりますが、パソコンとネットさえあれば誰でも始めることができます。
24時間作業する事が可能なので、副業として始められるケースが非常に多いです。
OEMで価格競争を回避できる
オリジナルの商品を作って販売する事で、ライバルとの差別化を図ることが可能です。
物販ビジネスにおいてOEMで勝負できるのは、メリットが大きいですし、中国輸入では簡単にOEM商品を作る事が可能です。
中国輸入でOEM商品を作り、amazonで売るといった流れがスタンダードです。
とくかく原価が安い
ここが一番のメリットといっても過言ではないでしょう。
輸入の関税や送料を考えても、しっかり利益が取れるくらい単価は安いです。
実際リサーチをすると、驚くほど安く仕入れる事ができる商品もありますので、日本国内でOEM商品を作るよりも、安い金額で始めることが可能です。
デメリット
納品までに時間がかかる
海をまたいで輸入しますので、当然時間がかかってきます。
在庫切れのリスクありますし、中国輸入の場合ロットも大きくなるので、在庫過多になるケースも珍しくありません。
そのため、キャッシュフローをしっかり意識していないと、資金がショートしてしまうこともあるので注意が必要です。
原価の計算がしにくい
物販ビジネスにおいて、数字をしっかり管理していくことが必須になります。
中国輸入の場合のみならず、海外輸入は国際情勢によって送料が変わってくることがあるので、それによって原価計算がしづらいことがあります。
しかし、計算がしづらいからといって、雑に計算するのはリスクが高いので、めんどうでもしっかり計算していきましょう。
結局、中国輸入は稼げるの?
ここまで中国輸入についてお伝えしてきましたが、「結局、稼げるの?」といったところが気になると思います。
私の考えとしては、「正しいやり方で、継続できれば稼ぐことができる」と思っています。
中国輸入は誰でもやれば儲かる、といった簡単なビジネスではありません。
これはビジネス全般に言えることがですが、結果が出ないからといって、すぐに別のビジネスに目移りする方がいらっしゃいますが、やはり継続できる方は強いです。
結局のところ、稼げるかどうかはあなた次第です。
最後に
ここまで中国輸入物販について、お伝えしてきました。
物販にはせどり・転売・国内(海外)メーカー取引などさまざまな手法がありますが、中国輸入も魅力的な手法だと思います。
この記事が、これからEC物販を始めようと考えている方の一つの選択肢になればと思いますし、EC物販で稼いでいただき、ご自身の人生がより豊かで楽しいものになっていただければと思います^^
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1.仕入原価を下げる
2.送料などを安くする
3.売価を上げる