こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
中国輸入に興味はあるものの、
「仕入れはアリババ? タオバオ?」
「出品はamazon? 楽天? メルカリ?」
「単純転売? OEM?」
と結局どこから始めたら良いかわからず、なかなか前に進まない方も多いでしょう。
そこで今回は、中国輸入の事前準備からやり方・始め方について詳しくお伝えしていきます。
目次
【準備①】中国輸入の必要な物と作業環境
中国輸入を始めるに当たり、必要な物と作業環境は、基本的には国内の単純転売やメーカー直取引と変わりません。
後述するように、中国輸入代行業者は日本語OKなので、言葉の壁もほとんどありません。
極端な話、これだけあれば十分です。ほとんどの方は、物販専用の銀行口座以外はすでに持っているでしょう。
なお、作業中は様々なブラウザを多く立ち上げるので、処理速度が早いパソコンの方をおすすめします。
ややデイトレーダーみたいですが、複数のディスプレイを使えばストレスなく作業ができます。
その他、中国輸入であった方が良いものについては、次の記事をご覧ください。国内の物販について書かれていますが、基本的には中国輸入と変わりません。
ただ、この記事で伝えていることは、必要に応じて揃えていくということで問題ありません。
【準備②】出品は断然amazonがおすすめ
出品については、楽天、ヤフオク、メルカリなど大型のプラットフォームがいくつか存在していますが、基本的にはamazonをダントツでおすすめします。
理由としては、
【amazonをおすすめする理由】
・amazonの圧倒的な集客力、ブランド力
・amazonを使って買い物をしたことがない人はほとんどいない
・FBA利用でめんどうな梱包・発送は丸投げ!
・FBA料金シミュレーターで利益計算も簡単
・新品やOEM商品の販売と相性が良い(逆に中古品は相性が悪い)
・大量に出品できる
この点で、amazonに勝るプラットフォームがないためです。
中古品との相性は、どうしてもヤフオクやメルカリを下回ってしまいますが、私は単純転売をゴールとするのはおすすめしません。
差別化が難しく、安定した利益の確保が難しいためです。中国輸入を始めるなら、将来的にはOEMに取り組む予定で始めましょう。
また、最初からamazon販売を始めておけば、メーカー直取引に取り組む際もスムーズです。
ということで、明日から中国輸入を始めるぞ!という方は、以下の動画を見ながら、まずはamazonのアカウントを開設しましょう。(必ず大口出品を選んでください)
なお、拙著「amazon国内メーカー直取引完全ガイド」のChapter2~4でamazon販売の基礎について書かれています。
メーカー直取引だけでなく、amazon販売通して必須のノウハウが書かれているので、ぜひ読んでみてくださいね。
Amazon国内メーカー直取引完全ガイド
(著)中村 裕紀
【準備③】仕入先は断然アリババ(1688.com)
中国のECサイトは様々あります。よく聞くのはアリババやタオバオではないでしょうか?
他にも調べてみると、天猫やアリエクスプレスなども出てきます。
ただ、私が仕入先としておすすめするのは、断然アリババです。とりあえず初心者の方はアリババを押さえておけば問題ありません。
アリババと言うと、ついAlibaba.comを思い浮かべてしまいがちですが、私が言っているのは1688.comの方です。
中国国外向けのAlibaba.comに対して、1688.comは中国国内の人に向けたECサイトなので、中国アリババと言われたりします。
私がアリババを圧倒的に勧める理由としては、次のとおりです。
【アリババをすすめる理由】
・日本で言うところのスーパーデリバリーのような卸問屋。中国国内で最大のシェアを誇る(ちなみに中国でのamazonのシェアは1%未満です)
・仕入れ価格が何と言っても安い
・単純転売とOEM両方相性が良い
・ロット仕入れが前提だが、仕入れ業者によっては少量仕入れが可能
タオバオはどちらかというと日本で言うところのamazonに該当しますが、商品が高めです。
また、中国輸入では不良品など品質が気になりますが、タオバオは個人出店が多いため、不良品をつかむリスクが高くなります。
1個から買えるなど、無在庫販売には有利かもしれませんが、アリババも仕入れ業者によっては1個から変えます。
【準備④】中国輸入代行業者はサポート内容重視
アリババで商品を仕入れるには、私のように中国現地のパートナーと組むか、中国輸入代行業者に依頼しないといけません。
中国輸入代行業者は星の数ほどありますが、主に次の観点で選ぶようにしていきましょう。
【中国輸入代行業者の選び方】
・値段は月額制が有利か? 商品あたりに手数料がかかる方が有利か?
→大量に仕入れる人ほど月額制が有利です。
・レスポンスが迅速か?
・買付から代行してもらえるか?
・検品を代行してもらえるか?
利益率は非常に大事なので、手数料は大事ですが、サポート体制が整っている代行業者を選ぶほうが、時短になりますしストレスもありません。
次の記事で詳しく書いています。
【準備⑤】初期資金を作る
これは物販全体で言えることなのですが、初期資金はある程度準備は必要です。
現実的な話、資金がないとやっていけないビジネスです。
10万円くらいの資金を準備して、経験を重ねながら増やしていくのも良いでしょう。
しかし、月利10万円を達成したいのであれば、最低でも自己資金50万円は用意したいところです。
私は会社員時代給料が低かったので、自己アフィリエイトやヤフオクの不用品販売で初期資金を作っていました。
このように資金を作っていく方法もありますが、節約して資金を貯められるのであれば、それに越したことはありません。
というのも、ほとんどの人は、何かしら要らないことにお金を浪費していることが多いです。
【よくあるお金の浪費】
・仕事帰りのコンビニ通い
・月々のスマホの料金
・月々の生命保険料
・amazonや楽天で思わず衝動買い
・全然使っていないサブスクの月額料金
・全然通っていないジムの月会費
・日々の食費 etc……
クレジットカードの明細を見て、「こんなことにお金を使っていたのか!」となんか悔しくなったことはないでしょうか?
もちろん生活費をとことん切り詰める過激な節約は勧めませんが、お金の使い方を浪費・消費から投資に切り替える発想に変えていきましょう。
小遣い稼ぎで良いならともかく、会社を辞めて独立したい、長く稼ぎ続けたいと考えるなら、自己投資は必須です。
【やり方①】中国輸入のリサーチ方法
リサーチについては、まずはamazonで中国商品をリサーチして、アリババで同じ商品を安く仕入れることが基本となります。
amazon←→アリババのリサーチ(カテゴリーリサーチ)
以下の記事は、OEMに取り組む人向けに書かれていますが、基本的にリサーチの手順は大きく変わりません。
まずはamazon←→アリババのリサーチに慣れて利益を出せるようにしていきましょう。
次の記事に詳しく書いています。
セラーリサーチ
徐々に売れる商品が見つかってきたら、今度はセラーリサーチで効率よく売れる商品を探すようにしていきましょう。
セラーリサーチは、売れている商品を扱っているセラーの商品を中心にリサーチしていく派生的な方法です。
売れる商品が見つかってきたら、早い段階でセラーリサーチに取り組んだほうが、効率よく商品リサーチが可能です。
早めにセラーリサーチ主体の商品リサーチに切り替えましょう。
なお、amazon←→アリババのリサーチの方法も、セラーリサーチも、次の動画が参考になります。
国内メーカー直取引のリサーチ方法ですが、基本は変わりません。ぜひ参考に見てみてください。
【やり方②】管理帳簿で利益をしっかり計算する
中国輸入では、輸入代行手数料、国際送料、消費税・関税など様々な費用が発生するので、利益計算はしっかりやりましょう。
中国輸入は利益率の高い商品が多い傾向にありますが、これらの費用によって、結果赤字になってしまったという失敗は多いです。
利益計算、帳簿で管理というと苦手意識を持つ方が多いのですが、利益を上げて夢を現実にするなら必須です。
そのため、中国輸入に取り組み始めた時点で、利益計算はしっかり行うようにしてください。
私が使っている管理帳簿を差し上げますので、活用方法を紹介する動画を見ながら、しっかり利益を管理していきましょう。
【神の管理帳簿】
【目標設定】本当に叶う!夢リスト100を書こう
物販というと、どうしてもノウハウを中心にお伝えすることが多いのですが、マインドも重要です。
というのも、「何のためにお金を稼ぎたいのか」「自分の夢や目標は何なのか」が明確な人ほど、お金を稼ぐ動機づけが強い人ほど結果を出しています。
私のおすすめは「夢リスト100」を書いて、常に見えるところに貼っておくこと。
夢リストというとバカにする人もいますが、私自身「夢リストで本当に夢が叶う」というのを何回も経験しました。
今でも私は夢リストを見えるところに置いて、常に見返して意識するようにしています。
逆に、私の周りでは目標が不明確な人で稼げている人は誰もいません。
それだけ、モチベーションは欠かせないのです。
まずは20個、30個でも良いから、あなた自身が本当にワクワクすることを書き出してみてください。
まとめ
以上、中国輸入の初期の準備や始め方、そして実際のやり方までお伝えしました。
【初期準備】
・パソコンとネット環境、クレジットカードがあれば十分始められる
・基本はamazon✕アリババ
・中国輸入代行業者が必要
・資金は最低でも50万円が理想
【やり方】
・まずは商品リサーチで売れる商品をリサーチ
・売れる商品が見つかったらセラーリサーチ
中国輸入もライバルが非常に多く、単純転売だけで稼ぎ続けるのはかなり厳しいです。将来的にはOEMを視野に入れて取り組むようにしましょう。
また、利益が安定しやすい国内メーカー直取引からはじめて、実績を積んでから中国輸入OEMに取り組むのもおすすめです。
どちらにしろ、短期的な利益だけでなく、長く稼ぎ続けられるように取り組んでいきましょう。
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【最低限必要なもの】
・パソコンとネット環境
・クレジットカード
・物販専用の銀行口座