こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
・せどりは儲からない。
・せどりなんてやめた方がいい。
・もう将来性あるの?
せどりや転売をすすめる人やおしえたりする人がいる一方で、このような否定的な声も多くあります。
実際にせどりはもうオワコンなのでしょうか?
amazon販売を長くやってきた身として、今後のせどり業界で考えられることをお伝えします。
最後には簡単にせどりとは真逆のメーカー直取引についてもお話していますので参考にしてくださいね^^
せどり・転売の今後の展望は?オワコンなのか?

これからせどりや転売を始めたい人や、「やめた方がいいのか?」「オワコンなのか?」と思っている人が気になるのが、今後の展望ではないでしょうか?
奇しくも2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で、世の中の価値観も大きく変わってくることが考えられます。
そんな中、せどりや転売の将来性はあるのでしょうか?
他の物販をやっている人は、もしかしたら違うことを言っているかもしれませんので、あくまで参考意見の1つとしてお読みください。
まずは「せどりとは何か」をおさらいしてみましょう。
【完全在宅でスキル不要】初心者でも始めやすい

せどりや転売については、他の副業と比べて次のようなメリットがあります。
・特別なスキルが不要で、初心者でも始めやすい
・店舗せどり以外は完全在宅でスキマ時間から始められる
・即金性が高い
この3点が昔から言われているせどりや転売の魅力ですが、この点については今でも変わりません。
熟練したスキルや卓越したセンスは今でも求められていませんので、今でも誰でも気軽に始めることができます。
コロナがかえって追い風になった

新型コロナウイルスの感染拡大は、多くの業界に打撃となりました。
マスクの高額転売などもあり、せどりに対するイメージが悪くなった印象があります。
最近はイソジンの高額転売なんかもありましたね。(ちなみに医薬品の転売は薬機法違反になるので注意してください)
ただ、せどり業界全体落ち込んだかと言えば、そんなことはありません。
たしかに海外輸入や輸出などは打撃を受けましたが、国内の商品の売買はむしろ追い風になった商品がたくさんありました。
なぜかというと、みんな外出せずに家にいるようになったためです。
たとえば家の中にいる時間が増えたため、寝具や家電製品など、家の中で使う物は売れ行きがそこそこ良かったです。
それとパーソナルジムやヨガ教室に通って運動しづらくなったため、家で運動しようと運動器具が売れたりしました。
健康意識が高まり、サプリメントなど健康食品の需要も増えました。
他にもコロナで逆に売れるようになった商品は多く、「もうせどりはやめた方がいいかも」と悩んでいた人も「コロナはかえってチャンスかも」と思ったくらいです。
オワコンだったら、そんなことは思わないですよね。
ネットでの買い物は、今後どんどん発達してきます。
この記事を読んでいる方の中にも、新型コロナを機にamazonなどのネット通販を積極的に利用するようになった方もいらっしゃるかと思います。
そうなると将来性があると考えてもよいでしょう^^
コロナ渦でせどり・転売は今後も人気が高まる
メリカリ仕入れ、amazon転売をはじめとして、もともとせどりや転売は、平日仕事しているサラリーマンや子育て中の主婦に人気の副業でした。
先に書いたように、完全在宅で気軽に始められるためです。
そしてコロナ渦の昨今、テレワークをする会社員が増え、さらに外出しづらいので家にいる時間が増えた人がたくさん出てきました。
一気に不景気になったので、会社員として働いている方も、今後の見通しに不安を覚える人も増えてきました。
以上のことを理由に、今後ますます完全在宅でできる副業が注目されるのは間違いないでしょう。
実際に「コロナ渦で副業する人が激増中」というニュース記事をちらほら見かけるようになりました。
せどりがもはやオワコンがどうかは別として、少なくとも今後もせどりや転売を始める人は増えてくるのではないかと思われます。
人気ということはレッドオーシャンになる

ただ、せどりを始める人が今後も増え続けるということは、あまりポジティブな見方はできないでしょう。
なぜかはもうお分かりですよね。
「将来性がある!」とせどりを始める人が増えるということは、当然ライバルも増えます。
もともとせどりや転売は人気の副業ではあるのですが、実態としては90%以上の人が稼げていないのが事実です。
これは誰でも始められる気軽さゆえに、ライバルが過剰に生まれ、常に値下げ競争に悩まされるようになったためです。
一時的には売れていた商品も、あっという間にライバルが群がり、すぐに売れなくなるので利益も安定しません。
今後もせどりの人気が高まるということは、ますますその傾向が強くなるということです。
amazonでの販売においては、初心者ライバルはamazonのカートボックスの知識がなく、売れないとガンガン値を下げます。
その結果、安定して利益が出ていた商品の価格も下がって赤字販売になってしまうことも多々あります。
この初心者ライバルに悩まされて「オワコンかも、もうやめた方がいい」と感じている方も多いでしょう。
ますますamazonアカウント閉鎖リスクが高くなる

amazon販売に限って言えば、もともとせどりは真贋調査でのamazonのアカウント閉鎖のリスクが高いことが懸念されていました。
これはamazonが以前から転売商品の出品規制を高めているからですが、今回のコロナ渦でもマスクの転売など不誠実な転売行為が散見されました。
不誠実な転売行為があれば、消費者や販売元のメーカーにとっては不利益になるので、結果的にamazon本体の信用も傷つきます。
今後もamazonは出品規制を強めていくと思われるので、今後もせどりによりamazonアカウント閉鎖リスクは高くなっていくでしょう。
せどり・転売をやめた方がいい人の5つの特徴

いくつかせどりの良くない面をお話させていただきましたが、せどりや転売は決して「オワコン」というわけではありません。
今でもせどりで大きく稼いでいる人はたくさんいますし、このようなパワーセラーが「将来性がない」と撤退しているのを聞いたことはありません。
しかし、一方で稼げずに挫折してしまう人も多く、今後ますますレッドオーシャンになることで、ますます挫折する人が増えると思います。
つまり向き不向きがあるのですが、当然「誰でも稼げるビジネス」は存在しません。
そこで、今後せどりに向いていない人、やめた方がいい人の特徴をお伝えしていきます。
リサーチ地獄から解放されたい人

私のコンサル生には、せどりや転売の経験者が多いのですが、みんな口々に「リサーチ地獄」「長時間労働」と言います。
amazonでの販売時、せどりの一番の壁は、ライバルとの値下げ競争に晒されること。
そのため、常に良い商品がないかリサーチを続けなければなりません。
個人事業主で、しかも副業から始めて熾烈な値下げ競争に打ち勝つのは至難の業です。
PCに張り付いてリサーチすることが性に合っているのであれば良いですが、やってみると、まさに長時間の肉体労働です。
作業をやめてしまえば、売れ続ける商品がないので、どんどん利益は下がっていってしまいます。
そのため終わりが見えず、「一生キツイリサーチを続けなければいけないのか・・・」と考えてしまいます。
肉体労働から解放されたい人は、せどりはあまり向いていないでしょう。
長期安定的な利益が欲しい人

価格競争に晒され、常に良い商品を探し続けないといけなければならず、膨大な作業の繰り返し……。
このような作業では、自分の実績や経験値が全然積み上がっていくことはなく、膨大な作業に時間を取られるだけです。
実績と経験値が積み上がっていきません。
短期的にお金を稼ぎたいのであればせどりは向いているかもしれませんが、リサーチ地獄に疲弊して辞めたら利益ゼロで終わりを迎えます。
せどりや転売がオワコンでなくても、ビジネスをやる上では、将来性を考えて長期的に利益を安定させることを考えなければなりません。
軍資金を稼ぐならともかく、「会社を辞めて独立したい」「経済的自由がほしい」という人は、今後せどりをやめた方がいいでしょう。
働く時間を減らして自分の時間を増やしたい人

繰り返しになりますが、せどりや転売では、リサーチに膨大な作業に時間を取られてしまいます。
メーカー直取引なども最初は、リサーチが必要です。
しかし、メーカーと信頼関係を築いた結果、リピート仕入れができますので、リサーチ時間を減らせます。
ただし、せどりは常にリサーチ!リサーチ!!リサーチ!!!です。
「リサーチ⇒仕入れ⇒売る⇒値下げ競争⇒売れなくなる⇒違う商品をリサーチ」
この無限ループに支配され、働く時間を減らせません。
そのため、「家族との時間を増やしたい」「旅行に行きたい」「趣味の時間が欲しい」ということを実現することが難しくなります。
せどりにあらゆる時間を費やして稼ぎたいのであれば猪突猛進に作業をすればよいのですが、自分の時間を持つことは難しくなります。
このような方は、せどり・転売は「やめた方がいい」ですね・・・。
将来の不安から解放されたい人

コロナ不況で、「ずっと今の会社で働けるのだろうか?」と会社員でも不安に感じる人が増えてきました。
景気が悪くなると会社の給料だけでは不安を感じ、副業を始める人が増えますが、そういう方にせどりや転売は向いているでしょうか?
おそらく向いていないと思います。
常にライバルとの価格競争に晒され、収入が安定しないので、結局せどりを始めても将来の不安からは解放されないからです。
「将来の不安から解放されたい」「家族に心配かけたくない」という方に、せどりだけで食べていくのはおすすめできません。
自分の子どもや家族に誇れるビジネスがしたい人

意外かと思うかもしれませんが、せどりや転売を経験してきた人では、「後ろめたい」「家族に言えない」という方が少なくありません。
世間のせどり=転売に対する目は厳しさを増していますが、実際に次のような問題点があるのは事実です。
・出所に根拠がなく、偽物や不良品が平然と出品されていることがある
・偽物や不良品が出回ることで消費者の満足度を下げる
・販売メーカーのブランドイメージが下がる
だからこそamazonなど大手のプラットフォームは出品規制を強めており、今後もこの方針は変わらないと見ていますが、せどりに対して心が痛む人がいてもおかしくありません。
「自分さえ稼げれば良い」ならともかく、「家族に恥ずかしくて言えない」「親に言えない」という気持ちがある方にとっては、将来性を考えてせどりはやめた方がいいビジネスでしょう。
世間が「オワコン」と思っていなくても、自分自身で「オワコン」と判断することも大切です。
海外メーカーとの直接取引の輸入販売も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
私は日本で手に入らない商品を家族にプレゼンとして、ガッツリ心をつかみました(笑)。
2020年以降メーカー直取引はどうなの?
2020年以降のせどりはオワコンではありません。
将来性があるビジネスです。
今までは、せどりや転売をやめた方がいい人の特徴をお話させていただきましたが、次は、せどりとは真逆のメーカー直取引について簡単にお話しますね。
メーカーから直接仕入れる物販は、以下のメリットがあります。
・リピート仕入れが可能だから、長期的に利益が安定しやすい
・リサーチ地獄から解放され、働く時間を減らしても利益が安定する
・メーカー正規品を販売するから、メーカーや消費者に不利益を与えない
後ろめたくて「やめた方がいいかな・・・」とせどりに向いていないような人でも、今後、十分やっていける物販です。
amazonでの出品規制が高まっているお話もさせていただきましたが、メーカーから直接購入していますのでこの点も安心です。
せどりの場合「偽物の疑いがあるから書類を提出しなさい」と言われたらどうしますか?
納品書も請求書も手に入りません。
店舗からもらっているレシートの提示でamazonが認めてくれれば良いのですが、領収書の提出を求められたら仕入れ先の店舗に作成をお願いしなければなりません。
その点、メーカーであれば納品書や請求書は確実に手に入ります。
真贋調査に怯える必要はありません。
せどりをやめた方がいいかもと考えていた方でも、「メーカー直取引ならできそうだ」と少しでも思った方は、コンサル生の声を参考にしてみてください。
実際にせどり・転売を卒業し、メーカー直取引へ移行をしたコンサル生はたくさんいます^^
ご自身に関係がありそうな記事を流し読みしてみてくださいね。
最後に
以上となりますが、せどりや転売は、
・オワコンなのか?
・やめた方がいいのか?
・将来性があるのか?
の参考になりましたでしょうか?
今後もせどりで大きく稼ぐことは可能でしょうが、どんどん規制は厳しくなって行くでしょう。
メーカー取引も当然ライバルは増えます。
しかし、メーカーはamazonでの出品者数をコントロールしているのが現状です。
「この商品を売りたい!」と考えてメーカーに連絡を取っても「amazonはNGです。」と言われる確率が非常に多くなってきていますので、メーカーとの取引を始めるなら早い方がいいです!
せどりを続けるべきかやめた方がいいのかを悩んだ方は、以下の記事も参考にしてくださいね。
メーカー取引について興味を持った方は、是非私の本も読んでみてください^^
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