amazonせどり(転売)は長期的なビジネスになるのか?

こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。

このブログを読まれている方は、本業の給料だけでは生活が大変だったり、年金だけでは老後が心配だったり、様々な理由で物販ビジネスをご検討されていると思います。

理由は何にせよ、短期的な収入よりも長期的に得られる収入の方がいいですよね?

今回はamazonせどり(転売)が長期的な収入を得るのに適しているのか、怪しいビジネスではないかなどを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

amazonのせどり・転売が副業として注目されている経緯は?

amazon せどり ビジネス

近年、地球の環境変化などによる自然災害がとても多く発生しているように思います。

農家や漁業、交通機関などの停止で、生活そのものや経済的な被害は相当なものでしょう。

床下浸水などでお店の商品が廃棄処分になり、運転再開までにとても時間がかかったりと、経営のリスクは高まっていくばかりです。

2020~2021年頃はコロナの影響で、どの業態でも悪営業が出たことは記憶に新しいです。。。

 

そんな中でもインターネットを使って行うビジネスは、どこにいてもパソコンがあれば仕事を行うことができますし、どこかに出勤する必要もありません。

インターネットビジネスには、固定費がかからない点も大きいです。

自然災害やパンデミック、戦争などの影響で多少売上の変動はあるかもしれませんが、仕事ができなくなるような被害を受けることはありません。

 

このインターネットを使ったビジネスでとても人気なのが「せどり」です。

転売先は多くありますが、ほとんどの方がamazonかヤフオクの2択です。(メルカリやラクマも多いですが、転売ヤーがかなり敬遠されるプラットフォームです)

他に自社サイトを作成し運営することも可能ですが、販売どころかショップを認知してもらうだけでもかなり苦労します、、これは私が経験したことです。。

 

amazonやヤフオクというプラットフォームを活用してビジネスができるということは、大型ショッピングモールにいきなり出店させてもらえるようなもので、集客の必要がまずありません。

その中でもamazonは、FBA(Fulfillment-By-Amazon)という、配送やお客様対応を一任できる超便利機能が備わっています。そのため、amazonのプラットフォームを用いたビジネスは手っ取り早い方法と言えます。

副業で物販を始めるならオススメのamazonのFBAとは? 自己配送との違いやメリット・デメリットも詳細解説

 

せどり・転売は規制だらけで長期的なビジネスとしては怪しい

amazon ビジネス せどり

せどり(転売)や物販ビジネスを行う上での一番の懸念は、各プラットフォームのルールに従って販売をしなければいけないという点です。

私はamazonで大きな利益を出せるようになりましたが、スタートしたときから現在に至るまで数え切れないほどの規約変更が行われてきました。

 

その変更に対応できずに消えていったせどらー、転売屋さん方を数多く知っています。

 

せどりを行うこと自体はとても簡単で収益スピードも再現性も高いのですが、例えばamazonだと転売品は規約に触れる部分も多いです。

新品として出品する場合の制約も当然あります。

 

新品として出品できない商品

以下の商品は、amazonで「新品」として出品することはできません。

  • 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品。
  • メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。

amazonコンディションガイドラインより抜粋

 

上記はamazonコンディションガイドラインから抜粋したものです。

 

個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品や、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品は、新品として出品できないと明記してあります。そのため、フリマサイトやネットオークションで仕入れた商品はほぼ間違いなくNGです。

 

以下の記事にも詳しく解説していますが、私の個人的な結論としては、「プラットフォーム側のアカウントリスクがあるため、せどりや転売は長期的なビジネスにはならない」です。

amazonを使ったせどり・転売は本当に儲かるのか?メリット・デメリットを正しく理解しよう

せどり・転売はビジネスとして協力を得ることができない

amazonせどりビジネス

ネットフリマやネットオークションがほぼNGということは、メルカリやヤフオクからのamazon転売は難しいということになります。

となると、個人ではなく業者からの仕入れのみ可能となるわけですが、仕入れ先については以下の記事にまとめておりますので、よければご参考ください。

【2022年版】せどり・転売ができる仕入れ先をまとめてみました!

またせどり(転売)は初心者であればあるほど規制が多いビジネスです。実は初心者の方は出品申請しないと出品できないメーカーも数多く存在します。

amazonが公表しているわけではないですが、私が知っているだけでも、以下のメーカーがあります。

出品申請が必要なおよそのメーカー一覧
  • エプソン
  • キャノン
  • カシオ
  • ディージェイアイ
  • キャプテンスタッグ
  • ブラザー
  • ベンキュージャパン
  • オリンパス
  • ソニー
  • パナソニック
  • 富士フイルム
  • ペンタックス
  • リコー
  • タムロン
  • シグマ
  • エルゴベビー
  • バンダイ
  • タカラトミー
  • レゴ
  • セガトイズ
  • ジブリ
  • コールマン

 

あくまで、私が知っているというだけで、実際はまだまだ出品規制をかけているメーカーはたくさんあります。。

 

通常これらの申請をクリアするためには、正規ルートからの仕入れであることを証明するための書類を提出して、認められれば出品できます。

家電量販店に証明してもらうことや、家電量販店の請求書を発行してもらうことでは認められません。

卸問屋の請求書や、正規のメーカーからの請求書である必要があります。

 

ネットフリマやネットオークションの仕入れでは、この時点でNGですし、業者であっても上記がクリアできないケースが大半なので、実質的には仕入れが認められていないことと同じです。

 

ちなみに出品申請を解除するためにお金を支払って書類を作成するサービスもありますwww

正直、これはどうかと思っちゃいます、、、当然、amazonがこんなことを認めているはずはありません。

 

人によって考え方は様々ですが、こういった面をうまくすり抜けながら売り上げを伸ばすことを、果たしてビジネスと言えるのでしょうか?

過去の私はずっと疑問視しながらも、ビジネスを継続していました。amazonのアカウントが閉鎖されるまでは……

せどらーや転売屋を締め出すかのようにamazonの規約が変更されてきているのは事実です。

そのうち、裏のサービスではクリアできない条件が追加されるはずです。

 

少し話はそれますが、楽天カードもせどりでの仕入れ禁止が規約に盛り込まれました。

amazonに限らず、ECサイトでは今後さらにせどり・転売に対する風当たりは厳しくなっていくでしょうね(^^;)

楽天カードのせどり仕入れが禁止に!利用停止になる特徴と対策を解説

 

 

せどり・転売を長期的なビジネスとして実践するにはメンタルが問われる

amazon ビジネス せどり

個人的にはamazonの規約などを考慮するとアカウントリスクもずっと付きまといますし、個人的には長期的なビジネスにはならないと考えています。

また、せどり(転売)を続けるのは、精神的にかなりきついのではないと考えます。

常にアカウントリスクを抱えるのは精神的にきつい

amazonアカウント停止・閉鎖のリスクと常に隣り合わせの状態では、いくら利益が伸びてもせどり(転売)を続けるのは精神的に疲れるのではないでしょうか?

短期で一生クラスに困らないような億単位の大金を手にすれば別ですが、常にビジネスができなくなるリスクを抱えて危険な橋を渡るのは、かなりきついです。

 

私自身せどり(転売)を実践していたときは、そういった精神状態に陥り、アカウントの閉鎖がきっかけで、メーカー仕入れという手法に取り組むようになりました。

メーカー仕入れでは、せどりとは逆にアカウントリスクの心配をすることなく、安心したビジネスができています。

amazonのアカウント停止・閉鎖される理由については、以下の記事に詳しく書いています。

amazon出品アカウント停止・閉鎖から完全復活する手順を詳細解説

せどりや転売は家族や友人に堂々と言えない

せどりや転売は、常にamazonアカウント停止・閉鎖のリスクがありますし、そうでなくても家族や友人に堂々と言えません。

少なくとも私はそうでしたし、コンサル生にも、後ろめたさでせどりや転売を卒業した人はたくさんいます。

 

今からamazonのアカウント停止を恐れている時点で、amazonに対して後ろめたい気持ちがあるということです。また、実際にせどりや転売は世間的にもイメージが良くないですよね。

私はせどりや転売から卒業して、メーカー仕入れに取り組んで以降、家族にも友人にも胸を張ってビジネスができています。

 

すべての商品がメーカーから直接仕入れた商品なので、amazonに隠さなければいけないことなど何一つなく、万が一問題が起きてもすべてオープンに話をし解決するに至っています。

amazonに対しても、お客様に対しても後ろめたいことが何もないのです。

むしろ、魅力的な商品を販売価格を守って適正に販売して、お客様に安心・安全に商品を届けるという誇りがあります。

 

メーカー仕入れはamazonとか関係なく世間的に確立されたビジネスですし、場合によっては、小売店に卸す側の立場になれたりも可能です。

そういった意味では、amazonのプラットフォームだけに頼らずとも事業拡大をすることができますし、せどり(転売)のデメリットはほとんど解決できる手法でもあります。

 

メーカー仕入れについては下記の記事・動画でも概要をお話ししていますので、少しでも興味のある方はご覧になってみてください^^

メーカー仕入れってどうやってやればいいの?そのやり方を解説します

 

最後に

本日は、amazonでのせどり(転売)が長期的なビジネスになるのかをお話しました。

結論は、せどり(転売)のデメリットから長期的なビジネスにするには厳しいということです、、

私が過去痛い目をみたので、それもあってかと思いますが、実際に周りでも多いので信憑性は高いと思います。。

 

ただ何かにチャレンジする前からマイナスなことばかりをならべてしまい行動しなくなるのは良くありません。だから、正しい方法であれば、せどり(転売)を実践される方がいてもいいと思います!

が、、個人的には、本記事でお伝えしたことを理由に、せどり(転売)をするならメーカー仕入れをおすすめします。

海外メーカー仕入れは輸入転売ビジネスの経験がないと少し敷居が高いかもしれませんが、国内メーカー仕入れなら初心者からでも大丈夫です。

利益が長期安定し、独占販売やBtoB卸取引などの事業展開にも繋がります。

 

私が実際に書いた本もぜひ見てください。おかげさまで過去amazonでベストセラーになっていて、今でも購入してくれている方がいます^^

物販の本でもメーカー仕入れだけに特化したニッチな専門書だと思うのですが、その割には累計で20,000部を超えて、とても嬉しく思っています。

 

あとは現状せどり(転売)を実践されている方も、せどりで経験したことは必ずメーカー仕入れにも活かされます。もしせどりに対して思うことがあればメーカー仕入れへの移行を検討してみてください^^

 

 

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
  • 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
  • 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど

 

EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。

 

下記をクリックして中身をご確認ください^^

 

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ABOUT US
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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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