こんばんは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
amazon転売(せどり)では、ツールを使って自分が何個の仕入れをするかを調べる方法が一般的です。
過去の記事でもお伝えしていますが、ランキングが高ければ高いほどツールの精度は悪くなったりします。
販売機会の損失をできる限り無くすことで、売上を倍にすることも可能ですし、余分な在庫を抱えることもないので、キャッシュフローも格段に良くなるはずです。
今回はその方法を細かくお伝えしたいと思います。

目次
amazon転売(せどり)における仕入個数判断基準の方法は?
amazon転売(せどり)で成功された方のほとんどが、モノレートなどを使って仕入個数の判断をしていきましょう、と情報発信をされています。
amazon転売(せどり)を始めたばかりなら感覚を掴むためにそれでいいかもしれません。
しかしこれからビジネスとして長期的に取り組むのであれば、ツールがなくなっても対処出来る知識を持っておかなければなりません。
ツールに左右されるようではとても危険です。
詳しい話は「amazon転売のお役立ちツール15選を大公開します」でも書きましたので、よければご確認ください^^
そこで本日お伝えしたいのが、「定点観測」という方法です。
モノレートでは、月の売れ行きからライバルの数を見て、自分の仕入個数を割出していきますが、そもそもモノレートのデータが間違っているので、正しい数を仕入れることは出来ません。
例えば逆にライバルの在庫数を見る定点観測での割出し方だと、ライバルが持っている実際の在庫数の増減から仕入個数を判断するので、より精度の高いデータを取ることが可能になります。
とある商品を定点観測した際に、10人のライバルが居て、1人10個ずつ在庫を持っていたと仮定します。
1週間後にもう一度見てみると、10人のライバルが1人あたり5個ずつの在庫になっていました。
1人5個ずつ減っているので、5個×10人で50個です。
そこから分かるのは、この商品はamazonで1週間に50個売れていると判断できます。
1ヶ月が4週間と考えると、50個×4週間なので200個売れることになりますよね。
これから販売する自分を含めると11人となるので、200個÷11人で1人あたり1ヶ月で約18個の販売が可能になる計算です。
このようなライバルの在庫数を確認して仕入個数を割出すような定点観測の方法を使えば、自分が1ヶ月に何個の商品を販売することが出来るのか?が手に取るように分かるようになります。
定点観測をすることで、ツールと違い正確な仕入個数が計算できるので、無駄に在庫を抱えずに済むので、キャッシュフローの改善にもなります。
ライバルの在庫を自動で表示してくれる有料ツール(在庫チェッカーなど)がとても便利なのですが、ライバルの在庫数を自分で観測できるような最低限の知識をつけておきましょう。

amazon転売(せどり)で稼げる人が実践している方法
ここではツールを使わずにライバルの在庫数を調べる方法をご説明していきます。
ライバルの在庫数を調べて、1週間ぐらい見ると、大体この商品が1ヵ月でどのくらい売れているか把握することが出来ます。
ツールに頼るとツールの数字が間違っていることが多いので、実は仕入れができる商品も買えなくなったりしますので、注意が必要ですので、よく聞いてくださいね^^
まずこちらの画像をご覧下さい。

amazonでご自身が調べたい商品のページを開くと、上の画像のような画面が出てくると思います。
この画像の中で、赤い点線で囲われた「新品の出品」をクリックします。
そうすると下の画面に切り替わります。

勝手に公開できないのでこの画像では出品者の名前は黒く塗りつぶしておきます。
この商品の出品者は3人いますが、確認するライバルは赤い点線で示した2人となります。
カートボックスと同じ条件のセラーのみで大丈夫です。
ここから1人ずつ在庫を調べていきます。
画像の右側に黒い線で囲った「カートに入れる」をクリックします。
そうすると次の画面に変わります。

続いて赤線で囲った「カートの編集」をクリックします。

左下にある赤線の「数量」クリックします。

そうすると数を変更できるので、一番下の「10+」を選びます。

次に数量を打ち込むのですが、999個が最大の在庫数なので999と入れて更新をクリックします。

そうするとビックリマークが出てきて、「この出品者のお取り扱い数は5点です」と表示されます。
これでライバルセラーの在庫が5個だと判断することが出来ます。
調べ終わったら赤線の「削除」をクリックしてカートから消すようにしてください。

上記の方法でライバルセラー1人1人の在庫数を調べていき、エクセルやスプレッドシートなどに記録していきます。
これを例えば1週間行えば、大体この商品が月にいくつ売れているか理解できますよね、モノレートなどのツールよりよっぽど正確です。
この方法でぜひ仕入個数を計算してみてください。
下記の動画もよければご参考ください!!
ここまでがツールを使わずにライバルの在庫数を調べる方法ですが、調べる商品点数が多くなってくると、これだけでかなり時間が掛かってしまいます。。
今後ツールがなくなっても対応できるように、基本的な知識としてお伝えしましたが、有料ツールを使えばこの方法でなくても一目で在庫を表示してくれるので、ぜひお使いになることをオススメします。
お金を多少出せるなら在庫チェッカー、今はそこまでの余裕がないならAmzpectyが良いのかなと思います。
これらのことは「amazon転売のお役立ちツール15選を大公開します」にも記載しています。

ツールのいらないamazon転売(せどり)における方法の注意点
amazon転売(せどり)でライバルの在庫数を調べる方法をお伝えしましたが、ツールを使わずに無料で調べる方法、有料ツールを使って調べる方法どちらを使っても調べることが出来ない場合があるのでそれをご説明いたします。
amazonでは1回で購入できる数に制限(購入制限、購入する個数に上限を設けていること)をかけることが出来るのですが、セラーによって違ってきます。
販売商品のすべてに制限をかけているセラーもいますし、全くかけていないセラーもいます。
なぜ制限をするのかというと、ライバルセラーが嫌がらせで自分の商品の在庫すべてを保留にしてしまうような事態もまれに起こり得るからです。。
保留されている期間中は在庫を押さえられているため販売出来なくなります。。
もしライバルが制限をかけている場合はなぜ注意が必要なのかということですが、例えば1人のライバルが1つの商品で100個の在庫を持っていたとします。
その商品の販売個数を最大5個と制限をかけていた場合は、先ほどご説明した方法で在庫を調べたとしても、5個と表示されてしまうからです。
下の画像の赤枠を見て頂きたいのですが。

「この出品者からは、ご注文数はお一人様5点までに制限されています」と表示されています。
この表示が出てきた場合は、実際の在庫数を把握することが出来ないので注意が必要です。
対処法としては、制限をかけられていないセラーだけで判断するか、滅多にありえないですが、すべてのセラーが制限をかけていた場合は、モノレートのデータから月の売れ行き個数÷ライバルセラー数で計算して、実際に少量でテスト販売してみる方法が確実です。
データよりも売れる場合は次回の仕入れから徐々に個数を増やしていけば大丈夫です。
あとライバルの在庫数を調べてから次に見直すまでの期間ですが、高ランキングな商品ほど回転が早いので、その分ライバルの在庫の補充も早くなります。
例えば、今日調べたセラーが5人いたとします。
1人10個の在庫を持っていたとして、1週間後に見直した際のライバルの在庫が1人30個に増えている事があります。
そうなっていると1週間でどれだけ売れたか判断できないので、1日ごとに在庫が増えていないか見直す必要があります。
ランキングが高い商品はこれが当たり前にありますが、回転が早いので3日程度観測をすれば大体は把握出来ると思います。
逆にそこまで回転していない商品に関しては、たまたま1日で多く買われたりすることもあるので、ライバルの在庫補充に注意しながら1週間程度観測をしていけばいいと思います。
それともう1点ですが、amazonでは、マルチチャネルというサービスが存在します。
FBAを使ってamazonで商品を販売しているセラーの中には、同じ商品を楽天やヤフーショッピングといった別のサイトでも同時に販売をしていることがあります。
amazon以外のサイトで売れた場合でもマルチチャネルを使えばFBAで発送を代行してくれるというサービスです。
在庫を調べたセラーがこのように多販路だった場合は、在庫が減っていたとしてもすべてがamazonだけで売れたものではないことになります。
このような事があるので100%正確に観測をすることは出来ないのですが、私は何百商品も観測をしてきて思うのは、さほど実際の売れ行きには影響しないということです。
制限をかけられていたり、補充されたり、マルチチャネルを使っていたりなどの条件が重なってしまうことはほぼないと思いますし、観測を元に実際に仕入れて売ってみると全然違ったなんてこともほとんどなかったです。
どちらにしてもモノレートなどを使うよりは、より正確な数を把握することができるので、臆病にならずにガンガン定点観測を行って仕入れをすれば、リスクのないamazon転売が出来ます^^

最後に
少し面倒な方法に思えたかもしれませんが、定点観測を使って仕入れを行うことが出来るようになれば、利益を取りこぼすことなく仕入れを行うことが出来ます。
たとえツールがなくなったとしても、自信を持って仕入れを行えるようになって頂きたいですし、これを知っているだけでツールでしか仕入れが出来ないamazon転売のライバルたちとの差別化になります、ツールでしか仕入個数を判断できない人はツールの数字が間違っていると仕入れが出来ないので、そこから自分だけ抜けることが出来るんですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
よければご参考ください、少しでもあなたの参考になれば幸いです。
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