アマゾン転売(せどり)ビジネスは配送回りのコスト意識が意外と重要

こんばんは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。

あなたはアマゾン転売(せどり)で利益の出せる商品を仕入れたら、ほぼほぼFBAに納品をすると思います。

FBAに納品する方法は大きく分けて2つありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。

納品方法を考えるだけで転売(せどり)ビジネスの利益は変わってきますので、今のご自身にどれが適しているのか参考にして頂ければと思います^^

 

 

アマゾン転売ビジネスの配送はどんな方法があるのか?

FBAへ納品する方法はいくつかありますが、大きく分けて「納品代行業者」を使うか、「自社納品(自分で作業して納品)」するか、の2つです。

納品代行業者を使うなら仕入れたり購入した商品は、ご自身の自宅や事務所ではなく納品代行業者へ直接送ってもらいます。

色んなネット系の代行会社で、最も信頼のおける業者はどこですか?と聞かれたら、私なら「福富サポート」さんが良いと思います。

多少納品が遅れる場合もありますが、そんな時は事前に連絡が来ますし、何より他のFBA納品代行会社に比べて丁寧な対応をしてくれます。

【福富サポートとは?】

 

次に自社納品する場合はご自身の自宅や事務所で商品を受け取ります。

納品代行業者を使えば、それなりの手数料を取られるので「お金」がその分は掛かります。

自社で納品をするのであれば、ご自身でラベルを貼り付けたりセット組にする作業があるので、「時間」が掛かります。

アマゾン転売(せどり)ビジネスを始めたばかりの頃は、仕入れのリズムや配送回りが安定するまで手探りの状態なので、長引けば長引くほどモチベーションを維持することが難しくなります。

せっかく勇気をだして始めたのなら、ここでつまずいて諦めてしまうのは勿体ないので、いち早く軌道に乗せていきましょう。

 

それでは配送について細かくお伝えしていきます。

 

FBAに納品する時の方法

◆納品代行会社を利用する◆
◆メーカーからFBAへ直送してもらう◆
◆運送会社と契約して自社で納品する◆
◆ヤマト便を利用して自社で納品する◆
◆FBAパートナーキャリアを利用して自社で納品する◆

この5つを解説していきます。

 

納品代行会社を利用する

意外にもアマゾンへ納品することに特化した納品代行業は沢山あります。

サービス内容ですが、商品の荷受、検品、ラベル貼り、梱包、発送業務などを委託出来ます。

業者によって月額利用料金や各手数料は様々なので、上記でお話した「福富サポート」さん、などを参考に各会社を比較すると良いと思います。

またこの際に料金だけで決めてしまうと、あとで痛い目を見るので、その納品業者が丁寧に対応してくれるかをメールや電話で事前確認すると安心かと思います。

納品代行業者の送料自体は、ご自身が送るよりも安くなる場合が多いです。

物量が多いため、佐川やヤマトと格安で契約を結ぶことが出来ているからです。

月額利用料金と商品の荷受、検品、ラベル貼り、梱包等に掛かる手数料をご自身が割に合うと思えるかどうかだと思います。

 

メーカー(購入先)からFBAへ直送してもらう

メーカーによってはFBAへ直接納品してくれるところがあります。

発送するダンボールの数だけメーカーに納品ラベルを貼り付けてもらう必要がありますが、商品ラベルはアマゾンの自動ラベル貼り付けサービスを利用できます。

1枚20円〜50円で利用できますが、セットにしなければいけなかったり、アマゾンで登録されているバーコード(JAN)と商品に記載されているバーコード(JAN)が一致していなければ送り返されてしまいますので注意が必要です。

購入先から直接送って頂ければ送料が0円になり、利益率もだいぶ変わってきますので一度聞いてみた方がいいでしょう。

【amazonのラベル貼付サービスとは?】

 

運送会社と契約して自社で納品する

ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便・西濃運輸・福山通運などと料金後納契約をします。

毎月の発送個数や送る地域によって運送会社の料金が変わって来ますが、ある程度決まった数を送れるのであれば、一度近くの拠点にお見積りを依頼してみるといいと思います。

コツとしては、各業者に一通り相見積もりを取って、一番安かったところを基準に他社へ交渉していく方法がいいです。

競争を促し最安値を引き出していきましょう。

 

ヤマト便を利用して自社で納品する

ヤマト運輸が提供しているサービスで、1箱いくらという計算ではなく、キロ数で計算される仕組みです。

ヤマト便は契約が必要なく、電話で引き取りに来てくれます。

発送するダンボールの3辺の容積換算重量、発送するダンボールの実重量を比較して、どちらか重い方が採用されます。

送る量が多ければ多いほど安くなる仕組みになっていて、キロごとに料金がはっきりしているのでシンプルで取り組みやすいと思います。

集荷時間に関しては指定できないので、副業で使うのは難しいかもしれませんが、荷物の量がある程度たまれば1箱あたり格安で発送が可能です!

 

中村

ヤマト便は2021.10.3荷受け分でサービスを終了しました。

詳しくは以下をご覧ください。

ヤマト便が使えなくなったのは皆一緒です。ヤマト便以外でも問題なく利益は出ますので心配しないでください^^

ヤマト便終了のお知らせ

ヤマトホールディングスのサイトから一部引用

 

FBAパートナーキャリアを利用して自社で納品する

これはアマゾンが日本郵便と提携しているサービスで、料金の支払いはアマゾンに行います。

以前は無料で送ることができたので、アマゾン転売(せどり)ではみんなが利用していましたが、現在ではゆうパックの基本運賃と同額になってしまい高くなっています。

メリットはアマゾンの売上から支払いができるという点ぐらいですね。

 

 

アマゾン転売(せどり)ビジネスで「ある方法」を使った配送

ここまでアマゾン転売(せどり)ビジネスの配送についてご説明しましたが、納品代行業者を使わない方法もあります。

それが、障がい者さんの働く「就労支援施設」を利用する方法です。

私がお世話になっているのは就労支援A型といって、社会復帰を目指している障がい者さんに仕事をしてもらう施設となります。

障がい者さんと書きはしましたが、優秀な方も沢山居て、私自身が助けられることも多々あります。

物量がかなり増えてくると私のように荷物の量を減らしてほしい、、と言われるかもですが、まだ荷物が少ないうちは大丈夫です。

チャーター便使って何百個とかを納品しだすと、ちょいちょい言われるので、それまでは施設さん側がOKであれば良いのかなと思います。

 

専門的な納品代行業者よりも安く引き受けてくれますが、あまりに安過ぎると長続きしないので、ある程度メリットのある金額を事前に伝えてお仕事をお願いする形が良いです。

私はラベル貼り1個2円とかで以前はお願いしていましたが、関係が崩れ大変でしたので、その辺は十分気を付けてください。。

こういった施設は営利目的ではないので、思いやりをもって依頼をしましょう。

 

それでは施設の検索方法ですが、「WAM NET」という福祉医療機構が運営するサイトで検索をしていきます。

【WAM NET】

 

サイトのトップページから「障害者福祉」をクリックします。

 

次に左下の「障害福祉サービス等情報検索」をクリックします。

 

そうすると都道府県が表示されるので、ご自身がお住いの都道府県をクリックして、市町村を選択してください。

 

都道府県と市町村を選択したら、次の画面で「サービスを選択」をクリックします。

 

次の画面で「就労継続支援A型」にチェックを入れると、近所の施設情報と地図が表示されるので、そこから仕事を依頼することが可能か問い合わせていきます。

 

依頼が可能であれば、施設へ出向いてラベルの貼り付け方法やセット組の方法等を説明してあげてください。

施設からの発送に関しては、ご自身が契約する運送会社かヤマト便を使って施設の住所へ集荷に来てもらうように伝えます。

 

 

アマゾン転売(せどり)ビジネス初心者さんの各ラベルや機器について

商品ラベルと配送ラベルの用紙や、プリンターについて何を使えばいいのか分からない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にご説明しておきます。

まず商品ラベルですが、アマゾンで納品プランの作成時に商品ラベルのサイズを選ぶことができます。

商品のサイズによって変えるか、ご自身の好みで選べばいいと思います。

A4判40面であれば一枚のサイズが小さくなり、面数が減れば一枚のサイズが大きくなってきますので、文房具などの小物は40面を使う方がいいかもしれません。

ラベルの購入は、アマゾンで「商品ラベル」と検索するとFBA対応と書かれた商品が色々出てきますので、価格やサイズを確認して購入してみてください。

 

次は配送ラベルですが、商品ラベル同様に納品プラン作成時にサイズを選択できます。

配送ラベルに関しては、1面か6面の2つしか選べないので、6面の方がオススメです。

こちらもアマゾンで「配送ラベル」と検索するとFBAに対応した商品が出てきますので、サイズや価格を考慮して購入してください。

 

あとプリンターについてです。

どのメーカーでも構いませんが最低でもA4印刷ができるものを選んでください。

商品ラベルを印刷したり、パソコンのデータをコピーする程度であれば「Canon プリンター インクジェット PIXUS TS3130S」という商品が4000円台で購入できます。

プリンターにはインクジェットとレーザーの2種類があって、企業レベルで大量の印刷を行う場合はレーザーの方が良いそうです。

アマゾン転売(せどり)ビジネス程度であればインクジェットの方がオススメです。

 

プリンターのインクカートリッジには、すべての色が1つになっている「一体型」とそれぞれの色がバラバラにセットできる「独立型」があります。

一体型の場合ですが、例えば5色が一体になっているとして、そのうち1色のインクが切れてしまうとすべて交換する必要が出てきます。

残り4つが新しくても捨ててしまうので勿体ないですよね。

 

個人的には「独立型」がオススメですが、せめて黒だけでも分かれているタイプを選ぶようにしましょう!

印刷する機能の他にFAXや電話もまとめたい方は、ヤマダ電機などの大型量販店でアドバイスを受けた方がいいです。

全く使わない機能がついているだけで値段が大きく変わってしまうので気を付けてくださいね。

 

 

最後に

アマゾン転売(せどり)ビジネスには配送方法が色々あることをお分りいただけたと思いますが、ご自身の状況に応じて考えていくことが大事です。

副業の方であれば本業の合間に動けないので、やはり代行業者を利用した方が早く利益を出せるかもしれません。

本業であれば配送業務をこなすスタッフを雇ったり、ご自身でこなして経費を極力抑えたりできると思います。

物量や使える時間は変化していきます。

常にこの辺の配送回りのコスト削減を意識して、今が本当にベストか見直していけば、より利益を大きく伸ばすことができますので、頑張っていきましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました、少しでも参考になれば幸いです^^

 

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ABOUT US
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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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