こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
「収入を増やすために副業したい」「せどりなら副業でも稼げるらしいけどどうやって始めればいいかわからない」
今回はそんな疑問を持っている方向けの記事です。
最初に書いてしまいますが、せどりは副業で取り組んでもしっかり稼げるビジネスです。
この記事にまとめている成功するポイントと失敗しないための注意点を確認して取り組んでください。
副業せどりで稼げる仕組み、メリットとは?
繰り返しになりますが、せどりは初心者でも稼ぎやすい副業・ビジネスです。
その理由を順に書いていきます。
- 稼ぐ仕組みが単純でわかりやすい
よく耳にする副業として、不動産投資やFX・株式取引、ブログアフィリエイトなどがあります。
これらも副業として稼げることは間違いないですが、実際にお金を手にするまでのステップが多く、仕組みが複雑で理解しづらいです。
基本的に、難しいことは続かないしそもそも始めようという気になりません。
一方、せどりで稼ぐ仕組みは本当に単純で「安く買って高く売る」だけ。本当にこれだけです。
つまり①安く仕入れるか②高く売るかについてだけ考えればOKです。
何をすればいいか明確なせどりは、副業初心者が取り組みやすいビジネスといえます。
- 即金力があるのでモチベーションを維持できる
副業は「始める」よりも「続ける」ほうが圧倒的に難しいです。
その理由は、副業を始めてから実際にお金を稼げるようになるまで時間がかかって途中で挫折してしまうから。
例えば、不動産投資に取り組もうと思った人がいるとします。
その方が実際に不動産からお金を得るまでの流れは以下の通りです。
- 黒字になる物件を買えるように知識をつける
- いい物件を探す
- 見つけた物件を買う
- 買った物件に住んでくれる人を探す
- 住んだ人から家賃をもらう(ここでやっとお金が入ってくる)
①から⑤までにかかる時間は人それぞれですが、年単位で時間がかかってもまったくおかしくありません。大抵の人は途中で挫折してしまいます。
一方、せどりでお金を得るまでの流れは
- 利益の出る商品を買えるように知識をつける
- いい商品を買う
- 買った商品を売る(ここでお金が入る)
1から3までにかかる時間は数日から1ヶ月程度という人も多いです。
もちろんすぐに稼げる金額は大金にはなりませんが、大事なのは少額でもいいので自分で稼いでみることです。
会社からもらう給料とは違い、自分で稼いだお金はたった1円でも本当にうれしいものです。
そのうれしさがやる気・モチベーションにつながっていずれ大きな成果を生みます。
- 自分の好きなことや得意なことを活かせる
せどりは物の価格差を利用して稼ぐビジネスです。
世の中のあらゆる商品には価格差があるので、原則としてあらゆる商品ジャンルにおいてせどり行為は可能です。
もしパソコン関連の知識があるなら、PCの専門部品を売って利益を出せる可能性が高いです。
もし趣味で手芸をしているなら、どんな手芸用品が人気なのかわかるはずです。
人気の手芸用品を相場より安く買う方法を見つけられれば、それを売って利益を出せます。
素人がこれからFX投資で稼ごうと思ったら、基本的にゼロからのスタートです。
為替相場について相当勉強しないといけません。
一方、せどりであれば今持っている自分の知識を必ず利用できます。
ゼロベースで始めなくていいので気持ちが楽になりますね。
どうやってせどりを始めればいいのか?
繰り返しになりますが、せどりは安く仕入れて高く売るビジネスです。
文字通りに考えると
- 安く仕入れる
- 高く売る
という順番になりますが、これからせどりを始める方は最初に販路(どこで売るか)を考えてください。
せどりは
- 売る場所と方法を考える
- ①で決めた場所と方法で売れる商品を仕入れる
という順番で取り組んでいきます。
どんなに安く商品を仕入れられてもその商品を売れる方法がないと不良在庫になってしまうので、出口戦略(どこで売るか)を決めてから仕入れましょう。
代表的な販路は
- モール型ECサイト(Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなど)
- フリマサイト(メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマなど)
- 買取業者
の3種類です。
初心者が取り組みやすい方法はフリマサイトで売る方法です。
アカウント作成に特別な知識もいらないですし、多くの人はメルカリなどのフリマサイトのアカウントをすでに持っています。
そのアカウントで商品を売れるので、初心者でも準備期間なしでせどりを始められます。
実際にフリマサイトで利益が出る商品を売るまでの基本手順をまとめると以下のようになります。
- メルカリなどのフリマサイトで売切になっている新品商品と販売時の価格を調べる
- 手数料や送料を計算を加味していくら以下で仕入れれば利益が出るかを確認する
- その商品を2で調べた価格以下で仕入れる
- 仕入れた商品をフリマサイトで売る
中古品で取引されている商品は新しく仕入れて販売し利益を出しているのではなく、出品者の自宅などにあった不用品を現金に変えているだけということが多いです。
一方で新品であれば、例えば楽天市場から仕入れてメルカリで売って利益を出しています。
メルカリなどのフリマサイトに新品で出品している多くの人は、知っていれば誰でも仕入れできるルートから商品を仕入れています。
専門的な知識と経験が必要な限られた場所から仕入れている人は少数派です。
同じ場所を見つけて仕入れれば利益が出ますし、自分の知識や経験、コネを利用できる商品であればもっと多くの利益を狙えるかもしれません。
※安く仕入れる方法については以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
Amazonなどの通販サイトで売る方法も基本は同じです。
(Amazonに出品できるアカウントがあるという前提でお話ししますが)Amazonで売れている商品と価格を調べて、利益がでる価格以下で商品を仕入れます。
買取業者に売る方法の場合は、買取業者が公開している買取価格表(どの商品をいくらで買い取るかをまとめた一覧表)の値段以下で商品を仕入れます。
買取価格30000円の商品を25000円で仕入れることができれば、1個あたり5000円の利益です(手数料などの細かい計算は除いています)。
上記は代表例を簡単に記載しただけなので、詳細については以下の記事で確認してみてください。
せどりで稼ぐポイントと注意点について
- せどりで稼ぐポイント
せどりで稼ぐ最重要ポイントは「売れる商品を仕入れること」です。
当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、せどり初心者はこの最重要ポイントをおろそかにして失敗することが多いので本当に要注意です。
例えば、以下の2種類の商品があるとします。
A、1個100円の利益になり、1ヶ月に100個売れる商品
B、1個10000円の利益になり、1ヶ月に1個売れる商品
どちらも理論上の利益は1ヶ月で10000円なので同額ですが、特に初心者が仕入れるべき商品はAです。
よくある失敗は、利益額の大きさに目を奪われてBのような商品をたくさん買ってしまうことです。
1ヶ月に1個売れるというのはあくまで予想なので確実に1個売れるわけではありません。
また自分以外にも同じ商品を出品している人がいれば、その人たちの在庫数に応じて自分が売れる確率は低くなっていきます。
例えば、1ヶ月に1個しか売れない商品を自分も含めて3人の出品者が1個づつ販売していたら、自分の商品が売れるのは3ヶ月後かもしれません。
それでも売れればまだいい方で、出品者が増えてきたり他の出品者が在庫を積んだりといった状況になれば、実際にはいくら待っても10000円では売れない可能性も十分にあります。
知り合いに対面販売するような場合なら予想通りに売れると思いますが、メルカリやAmazonのように自分以外の人も自分と同じ商品を出品できる状況では、その商品の今後の供給量を予想するのが難しいです。
このような事情があるので「売れる商品を仕入れる」というのは、Aのように売れる個数が多い商品(回転率の高い商品)を仕入れるということになります。
1ヶ月に100個や200個も売れるような商品であれば、ライバルがいても自分の商品がまったく売れないということは滅多にありません。
よく売れる回転率の高い商品を仕入れて、自分で仕入れた商品をお金に買える感覚を掴んでください。
この一歩を積み重ねていけば、いずれ稼げる金額が大きくなっていきます。
最後に
ここまで書いた通り、せどりは初心者向きの副業で、なおかつ、ちゃんと稼げる副業です。
小さく始めれば失敗したって大した損はしません。まずはせどりをやってみて、自分の力で数百円を稼いでみてください。
そうすれば副業が楽しくなって、稼げる金額も自然と大きくなっていきます。
ただ、せどりは労働型のビジネスなので、規模を大きくしていくと割に合わないと感じる方が多いビジネスでもあります。
そこで私はせどりではなくメーカー仕入れという方法をおすすめしていますが、書き始めると長くなってしまうので別記事にまとめておきました。
興味がある方は詳細は以下の記事で確認してみてください。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。
下記をクリックして中身をご確認ください^^
弊社が出版した書籍一覧はコチラから↓↓