副業・初心者がやるべき転売(せどり)ビジネスは何?最終的に目指すはメーカー取引!

こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。

政府方針である副業解禁と同時に、コロナ禍の影響でテレワークが進んだおかげで、副業として転売ビジネスが流行っていますよね。

そこで本日は、転売ビジネスはどんなものなのか、せどりとはどう違うのか、どんな販路があるのか、仕入先はどこがいいのかなどについてお話しさせていただきます。

最終的に目指すべきメーカー取引についてもお話しています!

 

 

そもそも転売とは?ビジネスとしてどうやるの?

 

「転売ビジネスは、初心者でも副業を簡単に始められます!」と書いているブログはたくさんありますが、「転売ビジネスってそもそも何?」と感じますよね?

簡単にいうと「安く買って高く売る」のが転売ビジネスです。

 

例えば普段、あなたが利用している家の近くのコンビニも転売ビジネスなんです。

コンビニで、あなたがビールを買ったとします。

さて、そのビールはどこで作っているのでしょうか?

ビールメーカーが作っているのであって、コンビニが作っているわけではありません。

メーカーが作ったビールを、メーカーは卸問屋に販売します。

 

【ビールの流通経路】

メーカー → 卸問屋 → 近所のコンビニ → あなた

あなたの家の近くにあるコンビニは卸問屋から買って、利益を取れる価格であなたへ売っています。

コンビニがもらう利益を含んだ価格なので、仕入れた価格よりも高くなります。

相場よりも高い価格でビールを販売してもお客さんは買ってくれないので、利益を得るためには安く仕入れることが大切になってきますよね。

1本の販売価格が210円の場合
・190円で仕入れたら、20円の利益
・150円で仕入れたら、50円の利益

これが「転売ビジネス = 物販 」とよばれるものです。

家の近くのコンビニ以外では、国道沿いのヤマダ電機やホームセンターだって、転売ビジネスなんです。

「転売ビジネス = 安く買って高く売る」 だけなので、実にシンプルなビジネスモデルです。

ちなみに、転売と言う言葉と共に一緒に出てくるのが「せどり」なのですが、この「せどり」は、仕入れ先が実店舗であったりネットショップであったりする手法なだけで、転売の一種です。

 

副業転売ビジネスでは、販路をどこにすべきか

 

「転売ビジネスの仕組みは分かったけど、副業でコンビニはできないよ。」と思っちゃいますよね。

まずは販路を考えてみましょう。

副業の場合の転売ビジネスの販路は、ネットが便利です。

例えば、ヤフオク、メルカリ、楽天、amazonでお買い物をしますよね。

このようなインターネット上にある巨大サイトに対して、販売手数料を支払ったり、少額の月額利用料を支払うだけだったりで、副業で商品が販売できてしまうんです。

では、
・ヤフオク
・メルカリ
・楽天
・amazon
を使って転売(せどり)ビジネスをする方法を見ていきましょう。

 

ヤフオク

ヤフオクは、日本最大のインターネットオークションサイトですので、あなたも使ったことがあるかもしれません。

オークションは日本語で言うと「競り」ですね。

築地市場や豊洲市場でマグロの値段を決める時には「競り」が行われるわけですが、ネットでも競りが行われており、それが、ヤフオクです。

ヤフオクはオークション(競り)形式なので、最高値を付けた人が落札の権利を得ることができます。

そのため、ヤフオクでは他より安く仕入れることも可能です。

また、メインの販売サイトは他であっても、在庫処分などをしたいというような場合の販売先がヤフオクと思っておいても大丈夫です。

 

メルカリ

メルカリはフリーマーケットアプリです。

日本的に言うと「蚤の市」ですね。

フリーマーケットアプリであるメルカリは、蚤の市がインターネット上にあるようなイメージです。

ヤフオクは、オークション形式でしたが、メルカリの売価は即決価格です。

そして、メルカリはとても簡単に出品できます。

ヤフオクも簡単に取引ができるようになってきましたが、個人が不用品を気軽に売れることを目的としたメルカリは、出品や取引がとても簡略化されています。

メルカリは、個人の不用品を気軽に売る目的が故に、値付けが甘くなっています。

そのため、安く仕入れることができる可能性があり、転売(せどり)ビジネスの仕入れ先として多く使われています。

 

楽天市場

楽天市場は日本におけるECモールの中でも、1番市場規模を持って、成長し続けているECモールになります。

ECモールとは、簡単に言いますとインターネット上の百貨店のようなものです。

楽天市場はとても利用者が多いサイトですので、この記事を読んでいただいているあなたも、楽天市場で商品を買ったことがあるかもしれませんね。

一昔前は、インターネット上のショップは実店舗を持たない分、安値で買えるイメージがありましたが、今は高くても売れる商品もあります。

インターネット上の百貨店との位置づけの場合は、サービスやブランドなどの付加価値をつけているので、その分、高値で販売してもお客様は買っていただけます。

どんなに商品が安くても、

・商品の到着が遅い
・商品のパッケージが汚い
・メールでの返信が遅い

というようなショップよりも

・早くて
・きれいで
・連絡がすぐにとれる

といった上記のようなネットショップならば多少値段が高くても「この店から購入したい」人もいます。

商品の値段の安さでは勝負していないショップとなりますので、楽天は仕入先というよりは、主に販売先として使うのが良いでしょう。

 

ただ、仕入はできないわけではありません。

楽天市場では、頻繁にポイント還元セールやお買い物マラソンといったキャンペーンを行っています。

こういったときには、普段よりもお得に値段がなっているので、ポイント分安く仕入れることは不可能ではありません。

このポイントによる価格差を利用して、転売(せどり)ビジネスをする人も沢山います。

 

amazon

amazonは、楽天市場と共に有名なECモールです。

CMも流れているので、老若男女問わず認知されているサイトです。

私は、amazonを販売サイトとして、とてもおススメしています。

amazonは、商品の取扱量や販売力といったものも魅力のひとつですが、初めて転売(せどり)ビジネスを始めようとする方にとって非常にやりやすい仕組みが既に出来ていることが一番のおすすめ理由です。

初心者でも転売をしやすい仕組みの1つがFBA(フルフィルメントバイamazon)です。

自分が仕入れた商品をamazonの倉庫へ送ってしまえば、受注や配送、カスタマーサポートをamazonが代行してくれると言う大変便利なサービスです。

 

副業から転売(せどり)ビジネスを始める方が多いと思いますが、どうしても限られた時間の中で作業を行わなければならないと言う状況を考えてみてください。

昼間は会社に行き、仕事をして夜帰ってきてから、遅い時間までリサーチをやったり梱包作業やったりと、やる事はたくさんあります。

特に、配送作業や顧客対応は面倒ですよね。

そういった面倒な作業をamazonが代行してくれます。

さらに、amazonには凄まじい集客力があることを考えると、amazonというサイトは副業で転売(せどり)ビジネスをする場合の販路としては、まさに打ってつけだと言えます。

 

 

副業転売(せどり)ビジネスの国内仕入れと海外仕入れを比べてみる

 

結論から言ってしまうと、副業で転売(せどり)ビジネスを始める方にとって、まずは国内仕入れを覚えていくのが1番良いと私は考えています。

 

言葉の壁

英語に自信がある人ならば、海外仕入れの転売(せどり)ビジネスも可能ですが、関税・消費税などの勉強をしなければならないことを考えると、まずは国内から始めた方が良いでしょう。

もちろん、関税・消費税などをクリアできれば、ライバルとは差別化ができ、非常に有利な立場に立つことができます。

つまり他の人よりも同じ商品を安く仕入れることができるということになります。

 

海外は輸送に時間がかかる 国内は数日

海外からの輸送には時間がかかると思ってください。

もちろん、早く受け取りたい場合は航空便を使うことになりますが、早いがゆえに航空便は非常に送料が高くなりますので結果的に仕入れ値が高い商品となってしまい、儲からない転売(せどり)ビジネスになってしまう可能性が非常に高くなります。

 

日本と海外の感覚の違い

日本で商品を購入すると、とても梱包がきれいな場合が多いですよね。

ショップ→購入者 だけではなく、メーカー→ショップ でも同じく丁寧な梱包です。

しかし、海外では「パッケージは梱包材」という考えがあるので、パッケージが傷つくような梱包であったり、輸送段階で輸送箱を投げるように配送されてしまったりと言うようなトラブルも想定されます。

もし、上記のようなトラブルが起こった場合、やりとりは全て英語、もしくは現地の言葉になる可能性が非常に高いので、副業で転売(せどり)ビジネスを始める方にはあまりおすすめしておりません。

 

転売(せどり)ビジネスの最終形態は、メーカー仕入れ!

 

上記で述べたことプラスアルファを考えると一番始めやすい転売ビジネスは以下のようになります。

国内の小売店からの仕入れ→国内サイト販売

いわゆる「せどり」と呼ばれる手法です。

その中でも、ヤフオクで仕入れてamazonで販売するとか、メルカリで仕入れてamazonで売ると言う方法は、「電脳せどり」と呼ばれています。

それに対して、ドンキホーテなど実店舗で仕入れるのは「店舗せどり」という方法ですね。

しかし、このようなせどりをこのまま続けるのはあまり得策ではありません。

なぜなら、こういったせどりと言われる手法は、リスクが非常に高くなって来ているからです。

例えば、古物商の許可が必要であったり、せどりのような転売を制限するようなamazonの出品規約の規制があったりするからです。

そして、これらの規制は、だんだんと厳しくなってきているからです。

そうなると、

・古物商の許可が必要ない
・各種規制の影響もない

商品が良いですよね。

これらを考えると「せどり」ではなく、メーカーからの直接の取引を目指すべきと私は考えています^^

メーカーは、流通の最初にいるので、一番安く買えると場所です。

メーカーとの直接取引は、副業でもできます。

実際にコンサル生には、副業でやっている人が沢山います。

取引も「3万円以上送料無料」など少額からスタートできます。

このようなことから、せどりから転売ビジネスを経験するものもちろん大切なことですが、最終的には、やはりメーカー仕入れをおすすめします。

 

 

最後に

本日は、転売ビジネスとはどんなビジネスなのか。そして、せどりとの違い、その販路と仕入先(海外と国内)の違い。総括として、メーカー取引についてお伝えしました。

転売ビジネスを副業で始めようとしている人にとって、気軽に始められる「せどり」は非常に有効な手段です。

でも、メーカー取引の方が良いことが沢山あると思いませんでしたか?

副業でメーカー取引をやるのは、決して難しくないです^^

なので、ぜひあなたもメーカー取引を検討してみてくださいね。

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転売を続けるならメーカー取引も候補にいれてみてください^^

amazon転売を続けると潰れる理由。メーカー仕入れで転売から卒業し、安定収入を得る方法

 

 

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ABOUT US
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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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