こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
最近では副業で転売(せどり)ビジネスを始める方が非常に多くなっていましたが、それだけライバルも多いと言うことにもなりますね。
ライバルの中で生き残っていくためにはどうすれば良いのか、どんな流れでビジネスをやって行くのかを本日は解説していきます。
目次
そもそも転売とはシンプルなビジネスモデルである!
転売はどんなことを指すのかご存知でしょうか?
転売(せどり)屋の定義としては「数量限定の入手困難商品を仕入れ、ネットオークションなどのインターネットで販売をする人を指す」ということのようです。
でも、転売屋とは「一方から安く仕入れて、もう一方で高く売るビジネス」でもあります。
そういう商売って世の中にたくさんありますよね?
例えば、あなたの家の近くのコンビニや近所のスーパーマーケット、国道沿いのホームセンターや銀座の百貨店なんかも全て、卸問屋さんから安く仕入れて、自社で高く一般消費者に売っています。
以上のことから、転売ビジネスは規模の違いはあれども、転売(せどり)屋と呼ばれる人も百貨店もやっている仕組み自体は全く一緒だといえます。
転売ビジネスはどうして稼ぎやすいのか?
それでは転売とはどうして稼ぎやすいのか?について考えてみましょう。
上記で述べたように転売とは一方で安く仕入れてもう一方で高く売るビジネスです。
この「仕入れ値」と「販売価格」の差額が「利益」となります。
昨今ではフリマサイトやamazon、Yahoo!ショッピングなどの販売できるプラットフォームがたくさんあるため、副業でも転売(せどり)が始めやすくなりました。
たくさんある情報の中から価格差のあるものを見つけ出し、販売先のプラットフォームを使って、高く売る事で利益を上げることができるので、誰でも気軽に転売(せどり)ビジネスをスタートすることができます。
場所や時間に左右されずに自分の裁量で働くことができることもメリットの1つです。
短時間で計画的に行動をすることで、時給1万円も夢ではありません。
もちろん転売の方法によっては、例えば店舗せどりなどは店舗に出向かなければいけないので、場所の制約は出てはしまいますが。。。
このように転売(せどり)ビジネスは非常に稼ぎやすく、他のネットビジネスに比べてもとても即金性が高く、稼ぎやすい副業ということができます。
転売(せどり)ビジネスの基本的な流れ
1、リサーチ作業
2、仕入れ
3、販売
上記3つのステップを踏むだけです。
とてもシンプルなビジネスモデルですよね。
具体的な転売(せどり)商品の仕入手順を公開、その1
ヤフオクを使って、中古のブルーレイレコーダーを仕入れる手順をご紹介します。
「500GB☆11年☆三菱/REAL☆HDD/BDレコーダー☆DVR-BZ250☆2番組同時録画☆3D対応機」
こちらの商品は、5,000円で落札されています。
税別なので、関東までの送料を含めると、
商品代金5,000円 + 消費税500円 + 送料1,410円=仕入れ値6,910円です。
なぜ転売(せどり)ビジネスをするにあたってこの商品を仕入れようと思ったかというと、DELTA tracerというツールを使って売れ行きを確認したからなんです。
DELTA tracerは、amazonにおける価格の推移や出品者数、ランキングの変動をグラフ化してくれるツールです。
一番上のグラフが最安値価格の推移を表しています。
二番目のグラフが出品者数になります。
三番目のグラフが、amazonにおけるランキングを表しています。下にグラフが向かっていれば、ランキングが上がった事になり、売れたと考える事ができます。
DELTA tracerを分析する限り、11,000円を切った値段であれば、売れる事が予想できます。
次にライバル出品者を確認しておきます。
最安値は10,980円ですが、自己発送ショップであり、コンディションは「良い」になっています。
もし、ここに10,980円で、コンディション「非常に良い」でFBA出品できたら、自分の商品から売れる可能性が高いですよね。
では10,980円でFBAを使った場合の利益を計算してみましょう。
その計算は、FBA料金シミュレーターを使います。
利益は2,004円、利益率18%とまずまずの数字が出ますよね。
*ここでいう利益には、amazon倉庫までの送料は大量にヤマト便を使って、発送することを前提にしていますので、ここでの原価計算には含んでいません。送る量にもよりますが、一つ当たりの送料として計算した場合、小さい商品であれば、30円ほど、大きめ商品であれば数百円となるケースが多いです。
問題はこれを短期的な話ではなくて、長い時間かけてずっと継続できることが転売(せどり)ビジネスを成功させる秘訣でもあります。
そして、このような商品を見つけるためには、リサーチ力が重要になってきます。
そのためには常にアンテナを張って、価格差のある商品を見つけなければなりません。
転売(せどり)ビジネスはよく情報戦だと言われております。
価格差がありそうな商品を見つけるためには、誰よりも早くその情報をつかみ、そして仕入れることが必要です。
なので、単純転売(せどり)でビジネスをやる場合は、必ずそういった情報を常にアンテナを張って自分が仕入れられるような状態を作っておく事は、非常に重要な要素の1つになります。
具体的な転売(せどり)商品の仕入手順を公開、その2
上記でも述べましたが、単純転売(せどり)をするためにはリサーチ力が重要です。
もう一つ実例を使って、ガッツリ儲かる商品を見つけてみましょう。
同じく中古のブルーレイレコーダー「【送料無料】パナソニック Panasonic BDレコーダー DMR-BXT970 5TB」で試してみますね。
38,500円で落札されています。
送料は無料なので、仕入れ値はそのまま38,500円ですね。
ではDELTA tracerで売れ行きを見てみましょう。
期間を一年で見てみると、6万円を切ると売れ行きが良くなっているのが分かります。
では他の出品者はどうでしょうか?
FBAを利用して6万円を切った出品者が一人だけ。
しかし、コンディションは「良い」となっています。
あとは自己発送ですし、値段設定も高すぎですね。
ヤフオクに出品されていた商品は、写真と説明文を見る限り、「非常に良い」で転売出品できそうです。
仮にこの商品を「非常に良い」59,800円で出品した場合、どれだけ稼げるかを計算してみましょう。
一商品で、15,000円以上の利益です!
利益率も26%となかなか優秀な数字になります。
こんな風に、やり方によっては余裕で稼げるのが、amazon転売(せどり)ビジネスになります。
転売ビジネスを拡大していく流れ
どんな流れでビジネスを始め、拡大していくのかを簡単にお話しますね。
物を売る経験をしてみる
本格的な転売(せどり)の前に、どのサイトでも何でもいいので、売ってみることを経験してください。
自分で持っている不用品をまず販売してみましょう。
読み終わった本、普段あまり使わない時計、着なくなった洋服などが押し入れの中に眠っていませんか?
これらをヤフオクやメルカリ、ラクマなどで売ってみてください。
こうすることで、物を売るという経験ができますし、資金も作ることができます。
自己資金をちょっとでも増やすアフィリエイトやポイントサイト
資金を作る話になりますが、自己アフィリエイトやポイントサイトを経由したクレジットカード作り等で自己資金をさらに増やす事が可能です。
自己アフィリエイトですと、A8.netが有名ですね。
ポイントサイトですと、ハピタスが有名ですね。
このようなサイトを通じて、クレジットカードを作ったり、セミナーに参加したり、銀行口座やFX口座を開設したりするだけで、ポイントが稼げ、それを現金化する事で資金を増やすことができます。
つまり元手がかからずに、初期投資分の資金を作ることが可能なのです。
もちろん「資金は潤沢にある!」という方は、アフィリエイトなどの作業はしなくても大丈夫です。
国内の商品を仕入れて転売してみる
ヤフオクやメルカリで経験がつめたら、次のステップはネットショップでの販売です。
いわゆるECモールと言う所ですね。
ECモールの中では副業で転売(せどり)ビジネスを始めるなら、amazonが1番のお勧めです。
オススメというよりamazon一択と言っても過言ではありません。
なぜならamazonはFBAと呼ばれる配送からカスタマーサービスを一気に代行してくれるサービスを提供しているので、時間がない副業にはピッタリだからです。
FBAを知らない方は「副業の方にオススメなのはamazonのFBAサービスである」を参考にしてくださいね。
海外輸入販売ビジネスに参入
国内に慣れたら、次は海外から商品を仕入れて販売する事にチャレンジしてみると良いかもしれません。
例えば、
・中国などのアジアからの商品
・アメリカのamazonやeBayの商品
などの輸入です。
輸入は国内仕入れと違って少々ハードルが高いです。
でも、海外輸入をすることでよりライバルがより少ないゾーンで戦うことができます。
海外から輸入転売ビジネスの場合は、国内のサイトでリサーチをすれば、日本語で海外の商品をリサーチする事ができます。
他にも、海外のネットショップでリサーチをする方法もありますが、翻訳ソフトで十分です。
ただ、海外輸入による転売ビジネスを突き詰めると言葉の壁や、輸送にかかる時間、通関手続きが煩雑、法律関係の知識など、かなりの経験が必要になってきます。
なので、国内である程度実績を積んでから、海外輸入に挑戦することをおすすめします。
転売(せどり)ビジネスはどこを目指す?メーカー取引こそが転売の最終形!
仕事をしている仲で誰でも考えることは、「労力を少なくして、利益を大きくしたい」と言うことではありませんか?
転売ビジネスでは流通経路に着目
商品は、以下の流れで一般消費者に辿り着きます。
あなたが卸問屋になり、そのまま小売りもしたら、一番利益が得られそうですよね。
そのためには、メーカーから直接仕入れて、amazonで一般消費者に販売することを目指したいものです。
「メーカー取引って難しそう・・・」
「副業でできるのかな?」
「どうやったらメーカーと繋がれるの?」
こんな疑問が浮かんでしまう方もいらっしゃるかもしれません。
でも、メーカー取引は決して難しい取引ではありません。
単純な転売(せどり)ビジネスの方がよっぽど難しいです。
単純転売(せどり)では、リサーチ作業に追われ、販売したら販売したで価格差に一喜一憂することを繰り返すのが多いです。
もちろん単純転売(せどり)で儲けることはできます。
でも、いつ値段が下がるかは不確定な要素なのです。
ところが、きちんと価格管理をしているメーカーではそう言ったことはほとんどおきません。
値段を下げることでメーカーのブランドイメージが毀損されてしまいます。
そのため、メーカーとつながっておきたいショップは値下げ合戦を行わないのです。
具体的なメーカー取引の方法については、こちらの動画を参考にしてみてください。
リサーチ作業はメーカーでも単純転売(せどり)でも同じ
「どうやったら取引ができるメーカーが見つけられるのか?」
この部分においても、リサーチ作業が重要になります。
単純な転売ビジネス(せどり)の場合、価格差のある商品をリサーチします。
メーカー取引のリサーチ作業は、個人でも取引ができるメーカーを探すリサーチになります。
と言う事は、結局はリサーチする対象が違うだけで、リサーチ作業自体は必要になってくるのです。
このように、単純転売(せどり)のビジネスから脱却し、メーカー取引へ進むことこそ転売ビジネスの最終形だと言えるでしょう。
最後に
本日は、転売(せどり)はどんなビジネスなのかの解説から始め、稼ぎやすい理由、具体的なリサーチ、転売ビジネスを進めて行く上での流れや、最終形態であるメーカー取引についてお話しました。
メーカー取引へ進むことこそ、転売ビジネスの労力を最大限少なくして、利益を最大化することにつながると考えております。
なので、もしあなたがこの話に共感できるのであれば、是非下記の記事を参考にしてみてくださいね。
こちらの記事もオススメです。
転売を続けるならメーカー取引も候補にいれてみてください^^
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