こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
中国などの海外から商品を仕入れて販売する場合、代行業者を使うことが一般的です。
しかし「中国 輸入 代行」で検索すると、中国輸入代行業者はたくさん出てくるので、初心者さんでは正直どこを選んだら良いのかわからないでしょう。
そこで、本日は中国輸入代行業者の良し悪しを判断するポイントについてお伝えします。
目次
なぜ代行業者を使用するのか
アリババやタオバオなどから中国の商品を輸入する場合、私たちが直接商品を購入することは現実的ではありません。
なぜかというとAlipay(アリペイ)という電子マネーに登録する必要があるのですが、そのためには中国の電話番号と銀行口座が必要になるためです。
そのため中国輸入ビジネスをする際は、私のように中国の現地パートナーを雇うか、中国輸入代行業者を使うのが一般的です。
信頼できる現地パートナーを見つけるのは時間がかかることが多いので、最初は中国輸入代行業者を使うことになるでしょう。
【ポイント①】自分に合う代行業者を選ぶ
いきなり当たり前のことを言ってしまうようですが、自分の中国輸入ビジネスのスタイルに合った代行業者を選ぶのが一番です。
これによって自分に合った代行業者は変わってきますし、代行費用のコスパなども変わってきます。
ググってみると「おすすめの中国輸入代行業者◯選!」という記事がたくさんありますが、どこが良いかは人によって違います。
有名な代行業者の当たりを付けるのは大事ですが、自分の中国輸入ビジネスのスタイルに合った代行業者を選ぶようにしましょう。
【ポイント②】代行費用は総合的に判断する
物販をやるなら利益率を高くしたいので、代行費用は気になるところです。
ただ、業者によって料金体系は違ってくるので、ご自身の中国輸入のスタイルによってコスパは変わってくるのが実情です。
具体的には次の5つの基準で総合的に判断し、ある程度料金体系のわかりやすい業者を選びましょう。
・代行手数料(商品代金の◯%)
・月会費
・送料(◯kgで◯元、航空便で◯元、船便で◯元など)
・為替レートの基準(TTSなど)
・為替レートにいくら料金を乗せているか(為替レート+◯円など)
たとえば、月会費がかかる代わりに代行手数料がかからない業者と、逆に商品代金の数%の代行手数料の代わりに月会費が無料の業者があります。
扱う商品数が多ければ会費制の業者が良いでしょうし、まだ扱う商品数が少ないなら利用した分だけ手数料のかかる業者が良いでしょう。
また、送料が安いけれども月会費や代行手数料が高かったり、その逆もあったりします。
また、一見送料、代行手数料、会費が安いように見えて、為替レートに料金を乗せている料金体系の業者もあります。
なお、中国輸入代行も安かろう悪かろうの業者はあるので、費用が割安だからといって、今回ご紹介するポイント③~⑨を全然満たさない業者は避けましょう。
【ポイント③】問い合わせ後の対応が早い業者を選ぶ
中国で商品に対して問い合わせた場合、日本と違ってすぐに対応があるとは限りません。
日本ではその日のうちに連絡があったり、遅くても数日で対応したりすることがほとんどなので、初めての方は戸惑うでしょう。
問い合わせ後の対応の早さは、そのまま発送対応の早さに直結します。
実際に問い合わせのレスポオンスが早い代行業者は発送対応もスムーズです。
そのため、契約前に何か問い合わせする際、レスポンスがあまりに遅い代行業者は避けるのが賢明です。
【ポイント④】FBAに配送してくれる業者を選ぶのもあり
仕入れた商品をamazonで販売する場合は、中国からFBA倉庫に配送してくれる業者を選ぶのも良いでしょう。
言うまでもなく、FBAに配送してくれる業者を選ぶことで、自分がFBAに発送する手間を省けるので、大幅な作業時間の短縮になります。
ただし、この場合はポイント⑤でお伝えするように、検品が甘い業者は避けてください。
また、自分の目でしっかりと検品したい、自分で商品の写真を撮影して商品ページの画像を作成したいという場合は、中国からの直送にはせず、輸入後に自分でFBAに配送しましょう。
ただ、これは初回のテスト仕入れの段階の話なので、リピート仕入れの場合は、代行業者にFBAまで直送してもらった方が楽です。
【ポイント⑤】しっかりと検品をする業者を選ぶ
検品をしっかりやってくれて、不良品を届けない代行業者を選ぶようにしましょう。
中国から輸入をして不良品が届いたところで出品するわけにはいきませんし、販売したところで評価を大きく落としてしまいます。
「あの出品者はやめたほうが良い」と売上に響いてしまいますし、amazonであればアカウント停止のリスクが高くなります。
特にポイント④でお話したように業者に中国からFBAに配送してもらう場合は、検品がしっかりしているかどうかを必ずチェックしましょう。
FBAに商品が直送されることで自分の手で検品ができず、不良品を出品してしまうリスクが高くなります。
【ポイント⑥】管理画面を利用できる業者を選ぶ
業者に仕入れ~配送を代行してもらうのであれば、輸入商品の仕入れ状況や配送状況が気になるでしょう。
そのため、業者が顧客管理用のシステムを持っていれば、商品が今どの段階にあるのか、いつ中国から発送するのかチェックできるので安心です。
また、顧客に商品の状況を管理画面で見せられるということは、顧客管理がしっかりしているということなので、信用度の高い業者と言えるでしょう。
【ポイント⑦】買付も請け負ってくれる業者を選ぶ
中国輸入で仕入れた商品をamazonで販売する場合のリサーチは、以下の流れになるのが一般的です。
①amazonで売れている中国商品をリサーチ
②アリババやタオバオなど中国のサイトで同じ商品を探す
しかし、買付も請け負ってくれる業者であれば、amazonの商品ページのURLを送り「同じものを仕入れてください」と言うだけでOKのことがあります。
その場合はアリババやタオバオでのリサーチが不要になることもあるので、作業時間の大幅な短縮に繋がります。
買付まで請け負ってくれる代行業者も多いので、ぜひ探してみてください。
【ポイント⑧】配送手段が多い業者を選ぶ
配送については中国からの輸入時の送料だけでなく、配送手段が多い代行業者を選ぶようにしましょう。
主な発送方法としては航空便、航空特殊便、船便、コンテナ便があります。
たとえば航空便では対応できない商品が航空特殊便であれば対応できるなど、配送手段が多い方が、配送を拒否された時の代替があるので安心です。
また、「発送まで日数がかかっても良いか、それとも急ぎか」「大量仕入れか少量仕入れか」によっても適切な配送手段が変わります。
たとえば、発送まである程度の日数が許せるなら、航空便より船便の方が安く済みます。
多くの配送手段を持っている業者を選ぶほうが臨機応変に対応できるので便利でしょう。
【ポイント⑨】トラブル対応をしてくれる代行業者を選ぶ
どんなに検品など気をつけて行ったとしても、不良品の返品やクレームの対応が求められることはあります。
これは、中国輸入ビジネス以外でも起こり得ることですが、このようなトラブル対応を自分で全部こなすのは現実的ではありません。
トラブルの対応でも速やかに対応してくれる業者を選びましょう。
そういう意味でも、レスポンスの遅い代行業者は避けるべきで、必ず対応の良い業者を選ぶようにしましょう。
最後に
以上、本日は、数十社もある中国輸入代行業者の良し悪しを判断するポイントについてお伝えしました。
代行業者については、初月無料でお試し利用できるところもあるので、試しに利用してみるのもひとつの手です。
ただ、代行業者の良し悪しについては、お話した9つのポイントで判断するようにしましょう。
なかでも重要なのは、問い合わせ時のレスポンスが早いこと。
中国輸入の場合、対応の早さで発送までのスピードも決まりますし、トラブルが発生した際も対応の早さが求められます。
送料や手数料の安さだけでなく、サービスの質も重要視した方が、作業効率に違いが出て、結果的に売上に差が出てきます。
中国輸入、特にOEMに関する話はこちらの記事もオススメです。
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