こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の中村裕紀です。
本日は、せどり用のプリンターの購入時に考えるべきポイントとオススメのプリンターを紹介いたします。
せどりに限らず、メーカー仕入れも含めた物販事業をしていくうえでプリンターは必需品になります。
プリンターを持っていない場合は、新しく購入することになりますので、参考にしてみてください。
目次
せどり用プリンターを検討する際に、気をつけておきたいポイント
最近はなんでもスマホで済ませられることが多く、わざわざプリントした紙を持ち運ぶことが少なくなりました。
もしかしたら、プリンターを持っていない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、せどりを始めるにあたり、プリンターは必要なアイテムです。
せどりで稼ぐためには、amazonのFBAサービスを利用することが重要になってきます。
ただ、このサービスを使うためには、商品ごとにamazon専用のラベルシールや輸送箱に納品シールを貼らなければなりません。
納品代行業者にFBA倉庫への納品を委託するならプリンターは必要ありませんが、自分で納品する場合は、せどり用にプリンターを購入する必要があります。
プリンターを選ぶ基準
- A4サイズ カラー印刷
- スキャナー、コピー機能つき
- 互換インクが豊富にあるもの
- インクジェットで充分
- wi-fi接続可能なもの
- 新品か中古か
これらを基準にプリンターを選んでおけば、せどりだけでなく、個人事業主として発生する業務にも使いやすいですね^^
次は、個々の基準の理由について説明していきます。
1)A4サイズ カラー印刷
A4用紙が印刷できれば十分
せどり(転売)用のプリンターは、印刷サイズはA4が印刷できればOKです。
万が一、A4サイズ以下のものを印刷することがあったとしても、A4サイズが印刷できれば、それより小さい用紙サイズも印刷することが可能です。
カラー印刷ができる方が良い
単純に「せどり用のプリンターだけの用途」として購入するのならば、カラー印刷は、全く必要ありません。
しかし、FBA納品以外で必要になる可能性がありますので、先を見越してプリンターはカラーで印刷できる物を購入しましょう。
せどりで稼ぐということは、個人事業主になるということです。
つまり、帳簿をつけたり、確定申告をしたり、時には融資を受けるために銀行と取引したりということがあります。
他にも何かと紙に印刷する作業が出てくるでしょう。
特に対外的な交渉(例えば銀行担当者との融資の打ち合わせなど)の場合は、決算書や確定申告書だけでなく、売上の推移や仕入先の資料などを持参して打ち合わせが必要な場面もあります。
このような資料はカラーで印刷できた方が見やすいですよね。
相手の印象も上がります。
融資などは現状のせどり作業には直接関係がなく、まだまだ先の話のように聞こえるかもしれませんが、いざ必要になった時に買い替えることになってしまいますので、最初から「カラー」を購入しておくと損がありません。
現在、販売中の家庭用プリンターは、ほとんどがカラー印刷に対応しております。
値段もモノクロだけのプリンターとほとんど変わらないので、せどり(転売)用プリンターとして買うのだとしてもカラー印刷をオススメします。
写真を印刷するわけではないので、画質にもこだわる必要はありません。
2)スキャナー、コピー機能つき
スキャナーもあったら便利
さきほど述べたように、せどり用プリンターとしてだけ使う場合は全く必要ありませんが、個人事業主となると、何かと紙の資料を保存しなければなりません。
この点を考えると、紙の資料はスキャニングしてpdfデータなどで保管し、データにつけるファイル名を一定のルールを決めて保管しておくと、PCで検索できるので便利です。
そして、スキャナー機能がついている一番のメリットは、コピーができるということです。
コピーの度に、コンビニへ走るのも面倒ですよね。
個人事業主はコピーが必要な場面が結構多くありますので、最初からスキャナー機能付きのプリンターを購入しておくと何かと便利です。
気になるお値段なのですが、スキャナー機能付きとスキャナー機能が付いていないものとを比較しても、そんなに大差ないんですよ^^
なので、せどりでプリンターは検討する際は、是非スキャナー機能付きにしてくださいね。
3)互換インクが豊富にあるもの
純正インクはきれいに印刷ができる安心感がありますが、とても値段が高いですよね。
特にせどりで印刷するとなると、多くの商品を扱えば扱うほど、納品ラベルを印刷する機会も多くなりますので、インクのコストはできるだけ抑えたいところです。
そこで互換インクが豊富にある機種を選ぶと、印刷コストを抑えることができます。
互換インクとは、メーカーが発売していない非純正インクのことです。
メーカー純正インクよりも、とても安価で販売されていますのでお得です。
ただ、互換インクを使用して故障した場合にはメーカーの無料保証が受けられず、有償修理となるところが大半です。
そこで私は、無料保証期間中はメーカー純正インクを使用して、何か故障があった時にも無料で保証が受けられるようにしておき、保証期間(通常は一年間)を過ぎたのち、互換インクを使用するようにしています。
プリンターが故障したら、そこから先の作業が全く進まなくなりますから、対策は取っておいた方がいいですね。
もちろん、故障したときは有償修理になることを前提に、最初から互換インクを使用するという選択もありますが、そこは自己責任でお願いいたします。
ちなみに私自身が今現在使用しているプリンターは、互換インクを一年半以上使っていますが、今でも現役で綺麗に印刷できていますよ。
互換インクは安価ですが、中には質が悪いものもあるので、購入する時には必ずレビューを見て下さい。
あまりにも低い評価の互換インクは避けた方が無難です。
また、互換インクがあまり出回っていない機種もありますので、購入前に互換インクの購入が容易に可能かは必ずチェックしてください。
4)インクジェットで充分
インクジェットプリンターは、レーザープリンターに比べて、印刷物がにじみやすいと言われてきました。
しかし、最近のプリンターは改善されて、にじみが出ることは少なくなってきています。
それにレーザープリンターはまだまだ高価です。
予算に余裕があるのであれば、にじむことなく印刷スピードも速いレーザープリンターの方が良いのですが、初めてせどりでプリンターを購入するのであれば、インクジェットプリンターで充分ですね。
印刷物がにじむという点においては、印刷時よりもむしろ輸送時の方を心配してください。
納品シールが雨で濡れてしまって、バーコードがにじんでしまい、読み取れないということがたまにあります。
このように、雨で濡れてもバーコードがにじまないように処置をしておくことは必要です。
納品シールはダンボールの側面に貼るようにして、納品シールの上から透明な梱包テープでガードするように貼り付けると解決できます。
こうすることで、雨に濡れてもにじむことはないですし、ダンボールを重ねて扱われた際、擦れて納品シールが破れることもありませんね。
5)wi-fi接続可能なもの
最近ではプリンターをwi-fi接続できるものが多く出ております。
wi-fi接続可能ということは、当たり前ですが、USBやプリンタケーブルが必要ないということになります。
自宅のリビングや空いている部屋なのでせどりの作業をするかと思いますが、wi-fi接続が可能であれば、デスク周りがとてもスッキリします。
ケーブルが増えると、足元でひっかからないようにするなど配置も考えなければなりませんが、wi-fi接続できる機能がついていると、これが一発で解決できます。
wi-fi接続が可能だと、電波が届く範囲なら部屋中どこででも作業ができるという利点があります。
プリンターを置く場所も、パソコンの近くでなくても構いません。
作業スペースの環境というのは、仕事をする上でとても重要です。
ゴチャゴチャしたデスクで作業をしても、なかなか捗らないですよね。
これらがwi-fi接続で解決できるなら、安い投資だと思いませんか?
あなたもぜひwi-fi接続でデスク周りをスッキリさせて、快適を手に入れてください。
6)新品か中古か
結論から言うと、中古品でも程度が良ければよいのですが、あまりオススメはしていません。
プリンターは消耗品と考えて、一定の周期で買い直すものだと考えているからです。
せどりで使えば、使用頻度もそれなりに多くなりますので、使い倒すつもりで新品の方がいいと言えます。
それもできれば、amazon本体が販売している商品か、大手家電量販店での購入をオススメしています。
初期不良などがあった時に、間違いなく交換や修理対応を素早くしてもらわないと、いつまでたってもせどりの商品を発送できないなど、自分の作業工程に影響を及ぼします。
なので、新品を購入して、なにか故障などがあっても、きちんと対応してくれるとわかっているところを選びましょう。
型落ち商品で、機能を満たしているものを狙ってみてもいいかもしれませんね。
もちろん、amazonのサイトで購入する場合は、amazonに出店している大手家電販売店から購入しても迅速な対応が期待できます。
オススメのプリンターを教えて!
今現在、私が使っているプリンターはこちらです。
せどり用プリンターとしての使用頻度も多かったのですが、一年半ほど使っています。
カラー印刷は、たまに使用する程度ですがモノクロは使用頻度が高いので、コスパを重要視しました。
互換インクは、たくさん出ています。
スキャナーやコピー機能もついていて、wi-fi接続の設定もとても簡単でした。
ただ今現在は1万円超えで、ほとんど中古品ですね。。。
私が二年半ほど前に購入したときは、新品で9千円弱でした。
ということで、調べてみると後継機種も出ていました。
私が使っていたプリンターとほとんど機能は同じようですし、レビューからみても悪くなさそうですね。
他にもたくさんのプリンターがありますので、上記のポイントを参考に比較検討して、選んでみてくださいね。
最後に
以上となりますが、本日はせどりで必要なプリンターの機能とおススメのプリンターをご紹介させていただきました。
プリンターは、せどりだけではなく、メーカー仕入れに移行した時にも使えます。
メーカーの担当者さんとの直接会って話すときは資料を渡す場面もあり、その際はカラーで印刷した方が、とても見やすくて印象が良いよね。
なので、メーカー仕入れに取り組もうとされている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
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