こんばんは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab.」の中村裕紀です。
私はせどりや転売ではなく、メーカーと直接取引をして商品を仕入れるamazonメーカー仕入れに特化してコンサルをしています。
メーカー仕入れは一度メーカーと取引が決まれば何度でもリピート発注が可能です。
そのため仕入れがせどりや転売より安定するので、利益も安定します。
またamazonアカウント停止や閉鎖の恐怖に怯える必要もありません。
しかし、取引が決まらなければ当然儲かりません。
メーカーと取引できない方で多いのが、
「メールをとにかく送ればいい」
と考えている方です。
もちろん、メーカーと取引するには交渉メールを送らなければ始まりませんが、ただ単にメールを送っているだけでは取引には繋がりにくいです。
ただメールを送って利益が出るほどメーカー仕入れは甘くはありません。
では、どうすればメーカーと取引できるようになるのか?
今回の記事ではこちらについてお伝えしていきます。
今回お伝えすることを実践していただければ、取引数も増えていき、その結果利益を上げていくことが可能です。
ぜひ最後までお読みいただければと思います^^
目次
交渉メールの数だけでなく返信率などの質が重要
メーカーへメールを送る数は大切です。
数はあなたの頑張りを示すものになりますが、メール数以外にも把握してほしい数字があります。
- 「返信があったメーカー数」
- 「見積りをもらえたメーカー数」
- 「仕入れて利益が出たメーカー数」
上記の3つの数字を測ることで、成果が思うように上がらないときの原因を探ることが可能になります。
いくらメールしても、メーカーから反応がなければ意味がなく、量だけでなく質が大事なのです。
そこで、私のコンサル生には下記の数字を毎週チャットで送ってもらっています。
- 今月の累計メール数:
- 今月の累計メール数に対する返信率:
- 今月累計の見積りをもらったところ:
- 今月の利益が出て仕入れたところ:
メール返信率が20%以下、見積りをもらうのが5%以下なら要改善
先ほどコンサル生の方には4つの数字を送ってもらうことをお伝えしました。
ここでは各項目から何が分かるのか?を解説していきます。
【今月の累計メール数】
こちらは自分自身の努力の量が分かります。
できれば毎月300件送れるとベストです。
【今月の累計メール数に対する返信率】
こちらは、初回メール文章の良し悪しが判断できます。
もし返信率が20%以下であれば、メールの内容の早期の改善が必要で、数をこなす前にメール文章を再考してください。
内容を見直し、返信率30%越えは目指してほしいです。
私のコンサル生の方には、返信率50%を越える方もいらっしゃいます。
【今月累計の見積りをもらったところ】
こちらについては、メーカーから返信があった後のメーカーとのやり取りの良し悪しが分かります。
初回のメール返信率が良いのに見積りをもらう数が少なければ、メーカーとのやり取り見直していきましょう。
特に「amazon販売不可、オンライン販売不可と断るメーカー」に対してすぐに諦めた人は、諦めずに交渉するようにしてください。
メーカーに断られた理由を聞くだけでも、そこから交渉の糸口が見つかり成約に繋がるケースもあります。
ちなみに見積りをもらう数は、累計メール数に対して5~10%あれば良いほうでしょう。
上記3つの数字をしっかり測り、改善することで仕入れができるメーカー数も変わってきます。
メーカーに送るメールの内容については以下の記事でも解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
30~50社に1社は利益が出るメーカーと取引するのが目安
メールの返信率&見積りをもらう率が良いのに、結局利益が出ないので取引できないこともあります。
もし、累計のメール数に対して30~50社に1社の割合で取引に至らないのであれば、次の点で改善が必要です。
- 正しく利益計算する
- 卸値を下げる交渉をする(最低ロットを増やすなど)
- 将来的な卸値交渉を見据えて最初は利益率が低くても取引する
なお、
- 「返信はあるがamazon販売を断られる」
- 「見積りをもらっても利益が出ない」
- 「ロットが大きくて資金力が足りない」
という方は、次の記事を参考にしてください。
【鉄則】メール数量だけでなく、交渉の質も数値で図ること
つまり、大事なことはメール数だけでなく、返信率、見積り、利益の出るメーカーとの取引成立など、すべてにおいて数値で考えることです。
数値で図ることで、メール数だけでなく、初回メール文章やその後のメーカーとのやり取りで必ず改善点が見えます。
改善点を実践して、問題となっている数値を改善していくことがメーカーとの取引を増やすポイントです。
返信率が低ければ、メーカーへのメールがテンプレート通りになって熱意が伝わっていないかもしれません。
返信があっても断られてしまうのであれば、すぐに諦めているかもしれません。
見積りをして利益が出ないならば、卸値を下げる交渉をしていないかもしれません。
とてもとてもとても大事なことなので、よく理解してください。
メールの数は減らしてでも取引が決まる確率を増やすことが重要
例えばメーカー交渉に関する各数値を図って、次のような数値が出ていれば、すぐにメールを減らしてでも改善に時間をかけてください。
以下は、とあるコンサル生の事例です。
- 今月の累計メール数:927
- 今月の累計メール数に対する返信率:12%
- 今月累計の見積りをもらったところ:7社
- 今月の利益が出て仕入れたところ:0社
たしかにメールを送る量は頑張っていますが、返信率、見積りをもらえた数、仕入れに至った数がかなり悪いです。
これでは一生稼げません。
私のコンサル生でも数量がいいのに、質という観点で極端にパフォーマンスが悪い方がまれにいます。
もちろん、メールの内容から超速で改善するようにサポートしますが、まずは各々の数字の意味を自分の中に落とし込んでもらわなければなりません。
そこで何回もZOOMで、
「数字の意味と改善点」
を説明します。
いくら頑張ってメールの量を増やしても、交渉の中身が伴っていなければダメなのです。
メールの数量は減らしてでも、丁寧に1社1社対応できるほうが、私は素晴らしいと思いますし、メーカーとの取引数は絶対に増えます。
メール返信率や見積りの数を改善してからメール数量を増やす
もし、メーカーとの取引がなかなか決まらないことを改善していくのであれば、何度も言いますが、まずは「数字の意味と改善点」を理解してもらうことです。
何より大事なことなので、必ず理解して改善してください!!
例えば、上記の例でいえば、1ヶ月に927社もメールを送らなくて構いません。
メールの数量を1/3くらいに減らしてもいいので、まずは1社1社丁寧に心を込めて、好きな人に告白するつもりで、自分なりに誠意を込めてメーカー対応してみてください。
たしかに最初は「数撃てば当たる作戦」も大事です。でも、その後は交渉内容の改善が重要で、ほとんどの場合は改善が必要です。
随時数字を見ながら意識して行動すると、返信率、見積りをもらう率、仕入れに至る率(成約率)が徐々に数字として上がってきているのが実感できます。
実際に上記のコンサル生は、以下のようにメールの数量を減らしてもメーカー取引が増えてきました。
- 今月の累計メール数:300
- 今月の累計メール数に対する返信率:32%
- 今月累計の見積りをもらったところ:20社
- 今月の利益が出て仕入れたところ:8社
上記のように数字が安定してきたら、もうあとはメールの数を増やすだけです!!!!!
例えば、
と予想がつきます。
逆算ができる、ということですね。
ただ単にメールの数量を増やしても、数字の意味や改善点が理解できていないと、取引が増えないということです。
何も考えずただ900社とか送っても残念ながら意味がなく、取引が増えるように数字を理解し改善していくことがもっとも効率的です。
もうここまで来れば、資金力次第でいくらでもいくなwwと思うことでしょう。
メーカー取引の数と利益を増やすための具体的な改善点
偉そうに「数字の意味を理解しろ!!」と言いましたが、私も数字には弱いほうでした。。
でもすべてのビジネスにおいて数字は重要で、逆算的な発想は必要不可欠です。
すぐにうまくいくとは思っていませんが、数字を見て考えて行動する、ということはぜひ意識してもらいたいです。
そして、取引の数を増やすために、下記の項目を満たせれているかをチェックしてください。
数値の意味を理解し、下記のことが全部できていて、メーカー仕入れがうまくいっていない人は私が責任もちます。
- 会社概要をしっかり作り込んでいるかどうか
- メール返信を丁寧に行えているかどうか
- 返信がないところへの電話対応ができているかどうか
- お金を稼ぐ意味を落とし込んでいるかどうか
- 目標利益を達成する資金の考え方ができているかどうか
- 管理帳簿で売上を数字で把握しているかどうか
- 融資を受けているかどうか
- リピート仕入れ時の価格交渉ができているかどうか
- リピート発注のタイミングを意識し、在庫切れを起こしていないかどうか
- 掛け売りの交渉が出来ているかどうか
- 販売者の限定化を仕掛けているかどうか
- 夢リスト100を付けているかどうか
- マーフィーの成功法則や伝え方が9割の本を読んでいるかどうか
- 継続したメール送付が出来ているかどうか
- 配送回りのコスト意識を持ててるかどうか
- 良いメーカーへは会いに行って交渉できているかどうか(会いに行く目的が大事)
- ロットが大きいメーカーも取り入れることが出来ているかどうか(やり過ぎ注意)
- amazon販売不可やオンライン販売不可のメール返信(電話だと取れたりする)
- 売れ筋メーカー新商品が出た際のアプローチ
- リサーチ表の数字をテスト改善できているか(どこに問題があるか自分自身で考えて作業できているか)
今日も少し熱くなってしまいました、、、すみません。。
でも、重要なことなので、理解するまで言い続けます!
頑張る姿は素敵ですが、小学校とか中学校とかじゃないわけです。頑張らなくても効率よく結果を出すことが、この世界では一番なのです。
(下記の動画でもお話ししていますが、私はけっこうセンスないので、かなりコツコツ型で泥臭いほうだと実感していますが、、、)
最後に
メーカー仕入れで成功するにはメールの量を増やすだけではダメで、返信率や見積りをもらえた数をしっかり把握することが大事とお伝えしました。
今日の話は超絶重要ですよね。
で、何でここまで数字にうるさいかというと、私が全然数字にダメで過去散々困っていて、それを試行錯誤して今があるからです。
そしてコンサル生の悩みや「この人がどうやったら自分の力で稼げるようになるのか?」を日々徹底的に意識した結果、今日の結論に至りました。
数値を意識してもらうことで、個人、法人関係なくコンサル生の多くが結果を残せるようになったのは事実です。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました^^
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