多様な働き方が推奨されるようになり、さらにオンラインで起業することが簡単になっているため、スモールビジネスに関心を持つ人が増えています。
実際に本業+αの収入を得ることは難しくないですし、会社を辞めて独立することも可能です。
私自身、前職は元特殊法人の電力会社で原子力技術者として勤めていましたが、会社を辞めて初期資金が必要ない文筆業(ライター業)に転身しました。
実は、スモールビジネスのアイデアは無数にあります。
そこで、今回はリスクなく始められるスモールビジネスのアイデアについて、以下のカテゴリーで分けて紹介します。
- 物販系のスモールビジネス
- アフィリエイト系のスモールビジネス
- コンサルティング・カウンセリング系のスモールビジネス
- クリエイター系のスモールビジネス
自分の得意なことや好きなことを活かせて、初期資金などリスクのないスモールビジネスを始めたい方は最後までご覧ください。
目次
物販系スモールビジネス5つのアイデア
物販ビジネスは、仕入れ代金が必要になってくるものの、すぐに成果が出る、非常に実践しやすいスモールビジネスの1つです。
ただ、物販ビジネスというと、せどりや転売ビジネスを思い浮かべる人が多いですが、物販ビジネスは多種多様です。
物販ビジネスにも様々なアイデアがあるので、広い視野で検討するといいでしょう。
物販ビジネスの概要については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
せどり/転売
せどりや転売ビジネスは、小売店から商品を仕入れて、amazonやメルカリなどで販売する、至ってシンプルな仕組みです。
上記はamazon物販を例にしていますが、メルカリやヤフオクでも同様の流れです。
売上金から仕入れ代金と送料、プロットフォームの手数料を差し引いた分が利益となります。
せどりや転売については様々な仕入れ先があり、さらに細分化すると国内電脳せどり、国内店舗せどり、欧米輸入ビジネス、中国輸入ビジネスに分けられます。
店舗やオンラインショップから価格差のある商品を仕入れて、amazonやメルカリで出品するだけなので、誰でも簡単に取り組めます。
しかし、誰でも簡単に取り組めるので、すでにライバルが多く存在しており、価格競争に悩まされることがほとんどです。
また、仕入れ先やプラットフォームの規制が厳しくなり、昔ほど簡単に稼ぐことができません。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
メーカー仕入れ
仕入れ先については、小売店である必要はありません。
EC STARs Labのメンバーが一番実践しているのは、メーカーから直接商品を仕入れて、amazon販売するメーカー仕入れです。
最上流仕入れとなるので卸値が安く、一度取引が決まればリピート仕入れ可能で、扱う商品は、メーカー保証の効いた新品です。
そのため、消費者からクレームやamazonアカウント閉鎖のリスクがほとんどありません。
しかも、メーカーと交渉して販売者を限定化することで価格競争を防ぐことができるので、安定的に月利10万円、30万円、50万円、100万円と積み上げることができます。
商流を変えているだけですが、せどりや転売と雲泥の差を生んでいます。
せどりとメーカー仕入れの違いについては、以下の記事をご覧ください。
また、興味のある方は、EC STARs Lab代表の中村さんの著書をご覧ください。
国内OEM販売
OEM販売は、せどりやメーカー仕入れのように商品を仕入れるのではなく、他社で製造した自社ブランド商品を販売します。
つまり、小売店や卸業者ではなく自分自身がメーカーの立場になってビジネスをすることになります。
中国輸入ビジネスの簡易OEM販売が有名ですが、私がおすすめするのが、日本の高い技術力を活かせる国内OEM販売です。
自社ブランドを育てることで、自社商品全体で月利200~300万円を得たり、ブランド売却して数千万円のキャッシュを得たりするなど、夢のあるビジネスです。
ただ、消費者の需要をつかんで商品を作ったり、販促したりする必要があるので、メーカー仕入れからステップアップする人が多いです。
詳細は以下の記事をご覧ください。
また、興味のある方は、ECSTARs Lab代表の中村さんの著書、「amazon国内OEM完全ガイド」をご覧ください。
物販クラウドファンディング
物販クラウドファンディングは、自社のOEM新商品や、メーカーの新商品をリターンとしてプロジェクトを起案します。
メーカーとの交渉次第ですが、無在庫で販売できるので仕入れ代金が不要になります。
クラファンで爆発的な利益を得ることもできますが、本当の目的は市場にない商品をテストマーケティングしながらPRして、一般販売に繋げることです。
画期的な新商品をきっかけとして、ビジネスを大きく拡大できるので物販ビジネスの醍醐味を味わえます。
ただ、新商品を扱うので、消費者の需要をつかむ力が求められるので、メーカー仕入れからのステップアップで考えるのがいいでしょう。
興味のある方は、ECSTARs Lab代表の中村さんの著書、「国内メーカークラファン個人物販ガイド」をご覧ください。
ハンドメイド作家
補足的な内容になりますが、手先が器用で、自分で商品を作ることが好きという方はハンドメイド作家という手もあります。
OEM販売のように他社に製造を委託するわけではないので、利益率は70%程度になりますが、対象は物作りが好きな人に限定されます(通常の物販であれば利益率は10~30%)。
外注スタッフを雇って、制作を委託できる体制になれば、ビジネスを拡大することは可能でしょう。
ハンドメイド作家の作る作品は、本当に多種多様で、例えば以下のようなものがあります。
- アクセサリー
- キーホルダー
- ピアス
- パワーストーン
- スマホケース
- ハーバリウム
- ドライフラワー
- ペーパークラフト
- ベビー用品
- ペット用品
- オリジナル家具
- ティッシュケース
- アロマキャンドル
- 布ナプキン
- ポーチ・ペンケース etc・・・・・・
正直、挙げたらきりがないですが、興味のある方は、お住まいの地域で、ハンドメイド作家が出展しているイベントに参加してみてもいいでしょう。
行ってみると、実際に売れている人と売れていない人で明確に分かれていることがあるので、どんな商品が売れているかチェックできます。
アフィリエイト系スモールビジネス5つのアイデア
アフィリエイトは、物販ビジネスとは逆に成果が出るまでに時間がかかるものの、初期資金がかからないスモールビジネスの1つです。
アフィリエイト報酬が発生する仕組みは、以下のように4つに分けられます。
成果報酬型 | 読者が広告をクリックして購入すれば報酬を得られる。主にA8.net、バリューコマース、afbなどASPサイトを利用する。 |
クリック報酬 | Googleアドセンスのように、広告がクリックされれば報酬を得られる。記事内容に合った広告が自動的に表示される。 |
インプレッション型 | 広告が表示されるだけで報酬を得られる。 |
固定報酬型 | スポンサーを募り、一定期間、固定の場所に広告を掲載することで月額の報酬を得られる。 |
ただ、多くの場合はアフィリエイト報酬というと、ASPのような成果報酬型やGoogleアドセンスのようなクリック報酬型です。
インプレッション型はほとんど利益になりませんし、固定報酬型は、ある程度アフィリエイトサイトが育っていないとスポンサー集めが厳しいです。
黙々と文章を書くことが好きという方であれば、一度はアフィリエイトに興味を持った方もいるでしょう。
私も本格的に文筆業、コンテンツ制作のビジネスを立ち上げるまではアフィリエイト収入を得ていました。
すでにレッドオーシャンで、年々成果を出すことが難しくなっていますが、Webマーケティング全般の知識・スキルを得ることができます。
そのため、稼ぐことは簡単ではないですが、初めてのスモールビジネスとしては選択の余地があるでしょう。
ブログアフィリエイト(SEO)
一般的にアフィリエイトというと、ブログアフィリエイトを思い浮かべる方が大半でしょう。
成果報酬型のアフィリエイトリンクやGoogleアドセンスを設置したうえでブログを開設して、記事を書いていきます。
書いた記事がGoogleで上位に露出されないとブログを読んでもらえないので、正しい方法だとしても成果が出るまでに時間がかかります。
どんな広告収入を得るかによって戦略は大きく変わってくるので、どういう方針でブログ運営するか開設時に決めておくきましょう。
成果報酬型 | 購入してほしい商品に近いコンセプトでブログを書く。PVも重要だが、商品のターゲットに近い読者を集めることが最も大事。 |
クリック報酬型 | 自動的に記事に合った広告が出てくるので、とにかくPVを稼ぐ。広告に誘導する行為は厳禁。 |
一時期多かったプロブロガーが、「月間100万PV」などPVを強く意識していたのは、Googleアドセンスのようなクリック報酬型の広告が中心だったためです。
SEOに依存したアフィリエイトで怖いことは、Googleのアルゴリズムは常にアップデートしており、ある程度ブログが育ってきてもある日突然PVが急減することがあることです。
私自身、あるサイトで月間40万PVを達成して、ブログ収入だけで月20万円以上稼いでいた時期がありましたが、Googleのアップデートで撃沈した過去があります。
ブログアフィリエイト(PPC)
PPCアフィリエイトは、Googleのリスティング広告などに出稿してサイトの露出を高めてアフィリエイト報酬を得る方法です。
検索キーワードなど、属性を絞って読者を集めることができるので、主な収入源は成果報酬型のアフィリエイト報酬です。
ただし、SEOのブログアフィリエイトと違って広告費が発生するので、費用対効果がないと赤字になります。
アフィリエイトサイトのSEOが厳しくなって以降、PPCアフィリエイトに移行する人も多いですが比較的中上級者向けの方法と言えます。
YouTubeアフィリエイト
YouTuberも、主にGoogleアドセンスを用いた広告収入なので、ある意味アフィリエイト系のスモールビジネスです。
再生回数に応じて収入が発生する仕組みになっていますが、ASPアフィリエイトリンクを設置することで成果報酬を得ることもできます。
Googleアドセンスからの収入を目指すなら、とにかく再生回数を稼ぐことが大事ですが、成果報酬を得るなら、商品に見合ったターゲットを集めないといけません。
尖ったテーマでYouTubeを育てていくと、やがて企業から紹介案件で報酬が入ることがあります。
SNSアフィリエイト
SNSアフィリエイトは、X(旧Twitter)などのSNSでASPアフィリエイトリンク付きの投稿をして収益を得るビジネスモデルです。
バズることで爆発的な利益を得ることができますが、狙ってバズることは簡単ではありません。
そのため、商品のターゲットに合ったフォロワーを集めて安定的な収益を得る方が王道と言えます。
媒体としては、基本はXが良いでしょう。
Instagramでは、リンクを設置できませんし、Facebookは規模が閉鎖的で小さいのでアフィリエイトには向いていません。
メルマガアフィリエイト
メルマガを発行してASPアフィリエイトリンクを設置して収益を得る方法です。
メルマガというと、古いと思われがちですが、他の媒体に比べても、メールは消えることがありませんし、媒体のルールに左右されません。
そのため、今でも有効なWebマーケティング戦略として、多くの方が活用しています。
商品のターゲットに見合った、特定のジャンルでメルマガを発行することになります。
ただ、メルマガに登録してもらうための流入経路を用意しなくてはいけないので、ブログやSNSアフィリエイトの次の一手と考えるといいでしょう。
コンサルタント・カウンセラー系スモールビジネス10個のアイデア
コンサルタントやカウンセラーと言った、人の悩みの相談を受けたり、アドバイスしたりする仕事も、有効なスモールビジネスの1つです。
コンサルタントというと、経営コンサルタントのような高度な戦略を持つ専門家をイメージして、難しそうな印象を持つ方が多いです。
しかし、コンサルタントは簡単に言えば、自分の得意なことを教える人なので、決して難しいビジネスモデルではありません。
カウンセラーについても、何も大学で心理学を専攻している必要はなく、やはり意外と参入しやすいビジネスモデルです。
- 自分の経験や得意なこと以外のスキルが不要
- 資格不要
- 初期資金不要
と、スモールビジネスとしてはかなり敷居の低く、しかもオンライン起業が一般化して以降、さらに参入しやすくなりました。
しかし、その分競争が激しいので、差別化するためにも何に特化したコンサルタント、カウンセラーになるかが重要となります。
コンサルタントやカウンセラーは、細分化すると非常に多岐に渡りますが、個人でも始められる例を代表的に紹介します。
自分の仕事を教えるコンサルタント
コンサルタントになる場合、一番取り組みやすく、しかも差別化を図りやすいのが自分の仕事を教えるコンサルタントです。
- amazon物販で成果を出したらamazon物販コンサルタント
- アフィリエイトで成果を出したらアフィリエイトコンサルタント
- YouTuberとして成功したらYouTuber養成コンサルタント
- 自宅サロンで成功したら自宅サロン起業コンサルタント
- コンサルタントとして成功したらコンサルタント養成コンサルタント
ただ、これから副業でスモールビジネスを始めようと考えている方は、まだ会社の仕事以外で何もしていない方が多いと思います。
そのため、まずは他の好きなこと、興味のあることでスモールビジネスを始めて、極めたらコンサルタントにステップアップしていくといいでしょう。
マーケティングコンサルタント
Webメディア戦略など、企業や個人事業主の商品・サービスが売れるように様々な戦略を提案し、実行するのがマーケティングコンサルタントです。
似たようなものに起業コンサルタント、集客コンサルタントなどがありますが、これもマーケティングコンサルタントの一種と考えていいでしょう。
マーケティング知識が求められるコピーライターや、広告運用代行業者が次のステップとしてマーケティングコンサルタントになるケースも多いです。
1つにマーケティングコンサルタントと言っても、商品作りなのか、集客導線なのか、バックエンド商品のセールスなのか、専門領域は人によって変わります。
整体院専門、美容院専門、飲食店専門など、業種に特化してマーケティングコンサルタントになるケースも少なくなく、細分化すると多種多様です。
業種に特化する場合は、まずは自分自身のビジネスでマーケティング上の成果を出していないと、参入は難しいでしょう。
イメージコンサルタント
イメージコンサルタントは、お客様のなりたい自分のイメージや、ビジネスや社交の場で好感を持たれる印象を総合的にプロデュースする仕事です。
スタイリストに近いですが、以下のようにイメージコンサルタントの方が、よりお客様の目的に合わせて総合的にプロデュースを行います。
イメージコンサルタントの業務範囲 | スタイリストの業務範囲 |
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そのため、スタイリストに比べると、コンサルティングする範囲が広く、お客様の要望に応えながら時間をかけてプロデュースしていきます。
旅行コーディネーター
旅行コーディネーターは、旅行計画をコンサルティングするビジネスです。
お客様の要望に応えながら、最適な旅行プランを提案して、さらに宿泊先や交通手段、送迎など必要に応じて手配します。
所定のプログラムを受講して、1年以上の実務経験がないと認定資格を得ることができないので、単に旅行好きなだけでは難しいでしょう。
ただ、富裕層に特化した旅行、外国人に特化した旅行、マニア向けの旅行など様々な需要があり、場合によっては年収1,000万円を超えることもあるようです。
霊感ビジネスコンサルタント
スピリチュアルや占いとコンサルティングは相性がよく、組み合わせることで面白いスモールビジネスができる可能性があります。
実際に、風水や四柱推命など高度な知識をベースとした経営コンサルティングは、以前から経営者の需要が高いです。
その他、ココナラを見てみたら霊感ビジネスコンサルティングというサービスがありました。
要は霊能者や霊媒師が、霊との交信を通してビジネスをコンサルティングするというものです。
近い将来、多くの霊能者が様々なビジネスシーンで活躍する時代が来るかもしれません。
退職コンサルタント
退職コンサルタントも、ココナラで見つけました。
ここ数年浸透してきた退職代行サービスは、退職を決意した人が上司と顔を合わせず、スムーズに退職手続きを代行するサービスです。
一方、退職コンサルタントは、事務手続きを代行するわけではないので、法的な知識を要する退職代行サービスよりは参入障壁が低いところがあります。
本記事をご覧になっている方は、退職を検討している、もしくはもう辞めてしまったという方も多いと思います。
ややライバルが多いと予想されますが、会社を退職する際の大変な経験そのものも1つのアイデアとなるという点は、意識しておくといいでしょう。
芸能界志望者コンサルタント
コンサルタント・カウンセラー系のスモールビジネスは、自分の過去の経験そのものがアイデアとなることがあります。
一例として、元芸能人が、芸能界志望者をコンサルティングするというサービスがあります。
この方は、元芸能人であると同様にキャスティング会社を経営しているので、プロダクションの紹介や合格のコツなどをコンサルティングしています。
もし、何か面白い経歴がある、つらい過去を乗り越えた経験があるといったことがあれば、そのままコンサルタントとして起業してみるのもいいかもしれません。
○○専門カウンセラー
「○○専門」と、対象や悩みを絞って活動しているカウンセラーもよく見られるスモールビジネスです。
カウンセリングは、特に資格がなくてもできる参入障壁の低いビジネスモデルであるため、ただ単に「人生相談に乗ります」ではライバルに埋もれる可能性があります。
そのため、次のように「○○専門カウンセラー」と、テーマに特化したカウンセリングサービスを提供するケースが多いです。
以下に挙げるカウンセラーは、あくまで一例ではありますが参考にしてください。
- 転勤族専門婚活カウンセラー
- 夫婦円満カウンセラー
- セックスレス夫婦専門カウンセラー
- 退職専門カウンセラー
- 育児と仕事両立専門カウンセラー
- 不登校専門カウンセラー
- 摂食障害専門カウンセラー
- 公務員の人間関係に悩む人専門カウンセラー
- アスペルガー症候群専門カウンセラー
- 毒親からの解放専門カウンセラー
- 新興宗教の洗脳専門カウンセラー
1点注意したい点が、ターゲットを絞れば絞るほどライバルはいなくなりますが、あまり絞りすぎると需要がなくなる恐れがあることです。
そのため、まずは副業で広めのターゲットでカウンセリングサービスを始めて、需要を確かめながら徐々に絞っていくのも1つの手です。
また1つの肩書きではなく、「夫婦円満カウンセラー兼不倫カウンセラー」など、複数の肩書きを持って、リスクヘッジをすることも検討しましょう。
婚活カウンセラー
婚活カウンセラーは、IBJなどの結婚相談所などに所属して、婚活中の男女のサポートをする人です。
上記でお伝えしたカウンセラーとは大きく違い、要は「仲人さん」です。
以下のようなサポートをするため、どちらかというとコンサルタントに近い仕事です。
- 婚活する人のプロフィール作成をサポートする
- お見合いをセッティングする
- ホテルのラウンジなどお見合い場所を手配する
- 交際の進展を確認して、適宜フォローする
- 交際終了になった場合は、別のお見合いをセッティングする
- 結婚したい人が見つかれば、成婚までフォローする
婚活カウンセラーにも、お見合い場所の手配など事務的なことを代行するだけでの人と、適切なタイミングでフォローしてくれる人に結構分かれると聞きます。
ご自身が幸せな結婚をしている実績があり、フォロ-などが手厚い場合は、十分勝機があるでしょう。
英語コーチ
英語が得意な人は、英語コーチになってスモールビジネスを立ち上げるという手があります。
英語コーチとは、英語を教える英会話講師ではなく、英語の勉強をサポートする仕事です。
予備校で言えば、代々木ゼミナールと武田塾の違いと考えればわかりやすいでしょう。
最近は競合が増えてきた印象ですが、授業で英語を教え込む英会話教室ではなく、英語の学習をサポートする英語コーチも需要があります。
英語が得意な方は、様々な視野でスモールビジネスがないか検討してみるといいでしょう。
クリエイター系スモールビジネス5つのアイデア
ライター、デザイナー、カメラマンなどクリエイター系は、やや専門的なスキルが必要にはなりますが比較的取り組みやすいスモールビジネスです。
会社員時代からクリエイター系の仕事に就いている人もいれば、私のようにまったく異業種から飛び込む人も少なくありません。
ライター業
私の専門分野ではありますが、ライター業もスモールビジネスのなかの1つです。
小説家やエッセイストと違って、自分の作品を発表するのではなく、クライアントの要望と読者のニーズに応じた成果物を納品する仕事です。
デザイナーやカメラマン、動画制作者など、他のクリエイター業に比べると特殊スキルや必要機材がないので、比較的取り組みやすいところがあります。
ただ、ライター業と言っても、以下のように様々なライティング業務があります。
SEOライティング | Googleで検索してやってきた読者が必要としている役に立つ情報を発信する。 |
インタビューライティング | テーマに沿って対象者をインタビューして、文字に書き起こす。紙媒体、Web媒体両方あり。セールスコピーライティングや求人採用系のライティングでもインタビューをすることが多い。 |
セールスコピーライティング | ターゲット消費者に対して、商品・サービスが売れるようにライティングする。媒体としては、HP、LP、メルマガ、チラシ、リーフレット、DMなど。amazon商品画像でもセールスコピーライティングのノウハウは求められる。 |
求人採用系のライティング | 会社にとって欲しい人材が入社するようにライティングをする。媒体は求人サイト、LPなど。 |
ブックライティング | 著者にインタビューしながら書籍を執筆する。ビジネス書や自己啓発書、専門書、実用書の案件が多い。 |
私は、上記の案件すべて対応していますし、他にもハイブリッドで対応しているライターはいます。
ただ、各々求められるスキルが全然違う点は注意してください。
例えば、セールスコピーライティングとSEOライティングは、スポーツで言えばサッカーと野球くらい違う印象です。
レッド―オーシャンと呼ばれている業界ですが、各々の案件に対応できる専門スキルを呼ばれている人はまだまだ少ない印象です。
例えば、経営者やWebマーケッターに聞いてみると・・・・・・
出版社の編集者に聞いてみても・・・・・・
という話はよく聞きます。
このような話を聞くと、ビジネスとして成立しているライターと、そうでないライターで格差が生まれている印象です。
デザイナーなど、他のクリエイター業でもまったく同じことが言えますが、実力を付けていけば、生き残れる業種ではあります。
セールスデザイナー
セールスデザイナーは聞き慣れない言葉ですが、セールスコピーライティングとデザインのスキルを両方兼ね揃えたデザイナーです。
HPやLPなどを制作する場合、通常はセールスコピーライターがライティングをして、デザイナーがデザインとコーディングをします。
しかし、セールスデザイナーは、ライティング、デザイン、コーディングいずれもできてしまいます。
デザインだけ担当するにしても、セールスコピーライティングの知見があるので、重要なキャッチコピーを活かすデザインができます。
単なるおしゃれなデザインではなく、集客や売上に繋がるデザインをすることができるので、クライアントの依頼が止まりません。
Webデザインをやっている方は、セールスコピーライティングの知識を組み合わせてもいいでしょう。
広告専門の漫画家・イラストレーター
漫画家というと、鬼滅の刃やドラゴンボール、ドラえもんのような雑誌に連載される漫画を思い浮かべる方がほとんどかもしれません。
しかし、漫画家の活躍の場は意外と広く、例えば広告専門の漫画家、イラストレーターとして活躍している人もいます。
例えば、漫画LPと言って、テキストと画像ではなく、漫画で作られたランディングページも存在します。
進研ゼミのDMに同封されている漫画など、実は古くから広告用の漫画は利用されています。
漫画を描くことが好きだけど、漫画家としてデビューできない方は、もしかしたら別のところで活躍の場があるかもしれません。
○○専門カメラマン(ビジネスプロフィール、婚活写真など)
カメラマンについても、何か専門性を極めた方が、スモールビジネスを立ち上げやすいでしょう。
カメラ撮影で、需要のある形態の1つが、ビジネスプロフィール用のカメラマンです。
つまり、どうすればブランドイメージを上げられるか、エンドユーザーに興味を持ってもらえるかを意識して撮影ができるカメラマンです。
実際、売上8倍など、業績に大きく貢献したカメラマンもいます。
また、IBJのプロフィールなど、婚活写真を専門とするカメラマンも需要が高いです。
お見合いしたいように思われる写真で、かつ直接お見合いで出会った際にギャップがないように撮影する必要があるため、かなり腕が試されます。
写真ACなどで報酬をもらうカメラマン
上記のような専門性の高いカメラマンになるハードルが高い場合は、写真ACなどフリー素材サイトに画像を提供して報酬を得るという手もあります。
1ダウンロード3.25円(人物写真は11円)の報酬が不労所得的に入ってきます。
ただ、小遣い稼ぎ以上の大きな報酬が期待できるわけではないので、趣味の延長として利用している人が多い印象です。
しかし、確定申告時に旅費やカメラ代を経費にできるケースも出てくるため、節税対策にも役立つでしょう。
写真撮影や旅行を趣味にしている方は、「やらないよりはやった方がいい」と考えて試してみるといいでしょう。
その他のスモールビジネス7個のアイデア
他にも、様々なスモールビジネスのアイデアは多種多様にあります。
自分の好きなことや得意なこと、現在の会社の仕事の経験や、過去の人生経験などを通して、スモールビジネスのアイデアになると幸いです。
オンライン秘書
コロナ禍以降よく聞くようになったスモールビジネスの1つがオンライン秘書です。
オンライン秘書とは、出社せずにインターネット上の担当の秘書となり、数多くの事務作業を行うスモールビジネスです。
具体的には、以下の業務をまるっと請け負って、中小企業経営者や個人事業主の事務負担をなくすことを目的とします。
- スケジュール管理
- メール確認・返信の代行
- 会食や懇親会の予約
- 出張の手配
- ホームページ用の画像作成
- 経理業務
- 各種契約書作成 etc・・・・・・
実際に事務の仕事をしていた方などは、オンライン秘書に取り組むのも1つの手かもしれません。
自宅サロン
女性起業家に多い自宅サロンを開業する方法です。
コンサルティング業、カウンセリング業、クリエイター業であれば、オンラインビジネスが可能です。
しかし、エステティシャンやセラピスト、整体院、ネイルサロンなどはオンラインではどうしてもできません。
そのため、賃貸で別途サロンを用意する必要があるのですが、自宅であれば、賃料や設備費が不要になります。
特にこれからセラピストなどで起業しようという方は、自宅サロンから始めてみるのもいいでしょう。
整理収納アドバイザー兼生前整理アドバイザー
整理整頓のプロとして知られている整理収納アドバイザーは、ミニマムな暮らしが浸透している現在、依然として需要の高いスモールビジネスです。
ただ、ここ数年はライバルがとても多い状態になっているので、他の専門性との掛け合わせなど差別化を図った方がいいでしょう。
例えば、最近需要が高まっているのが、高齢者の生前整理です。
そのため、整理収納アドバイザーのスキルを活かして生前整理についても携わるようにする人も増えています。
高齢者向けのスマホ・パソコンサポートサービス
生前整理もそうですが、高齢者向きのサービスは、これからどんどん需要が増えることが考えられます。
例えば、高齢者向きにスマホやパソコンの使い方をサポートするスモールビジネスです。
最近では、高齢者でもスマホやパソコンは普及してきていますから、WordやExcel、SNS、WordPressなどのスキルを教えるのもいいでしょう。
また、何かトラブルがあればすぐに有償サポートすることも検討の余地があります。
パソコンサービスに限らず、趣味や仕事に意欲的に取り組むアクティブシニア向けのサービスがないか考えてみるのも1つの手です。
自宅の空き部屋レンタルサービス
自宅の空き部屋を持て余していたり、不動産を所有していたりする方は、空き部屋をレンタルすることも検討しましょう。
そもそも固定資産税や維持費などのランニングコストを考えないといけませんが、処分しない場合は有効活用すると賃料など不労所得を得ることができます。
レンタルオフィスにするなど、地域の需要に合わせて検討してみましょう。
ハチの巣駆除
世界一過酷として有名なベーリング海のカニ漁のバイトなど、危険を伴う仕事は報酬が高い傾向にあります。
日本にも危険を伴う職業は存在しており、一例としてはスズメバチの蜂の巣駆除などがあります。
安全に十分注意して作業する必要がありますが、地域住民から感謝されながら報酬を受け取れる、やりがいのある仕事と言えます。
友達代行サービス
結婚式で呼べる友達がいないときなどのために、期間限定でお客様の友達になってくれるサービスです。
ただ、友達代行を必要とする機会は、お客様のライフイベントのなかでも限られているため、リピート性は低いところが難点です。
最後に
以上、誰もが一度は聞いたことのあるスモールビジネスから、ちょっと変わったスモールビジネスまで紹介しました。
ただ、今回紹介したスモールビジネスは、ほんの一部と思ってください。
実際に、もっと自分の個性を活かしたスモールビジネスを持っている人は少なくありません。
インターネットでは、ココナラなどでどのような案件が多いか調べてみると、意外と面白い職業が見つかります。
本記事が、自分の好きなことや得意なことを活かして、リスクのないスモールビジネスを立ち上げるきっかけになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
- 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど
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