釣具せどりで稼ぐことは難しい5つの理由

せどりをやっているけど毎回価格競争が激しいな・・・

何かライバルが少ない商材はないかな?

現在せどりに取り組んでいる方で、仕入れた時には利益が出る見込みだったのに、いざ販売を開始したら値崩れしてしまい赤字になってしまった・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

せどりに取り組んでいると価格競争とは常に隣り合わせで、ライバルが少ない商材があれば、すぐに仕入れたい方も多いでしょう。

そこで今回はあまり知られていない「釣具せどり」について解説していきます。

実際に釣具に触れる方は釣りが趣味の方がほとんどだと思いますが、ルアーやリールなど釣りに関する道具が豊富で、その種類も多いためせどりの商材に向いているのではないか?とお考えになる方も多いと思います。

ただ実際は釣具せどりは、

  • 中古品は敬遠されやすい
  • 転売が明確に禁止されている店舗がある
  • SNSでも転売はかなり嫌われている
  • 釣りの知識が必要
  • 常に仕入れをし続けないと利益が出ない

など、上記の理由から稼ぐことは非常に難しいのが現実です。

今回の記事では、釣具せどりについてお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただければと思います。

 

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あまり知られていない釣具せどりのいいと言われる4つの理由

まずは釣具せどりの基礎知識についてお伝えしていきます。

釣具がせどりの商材になること自体、知らない方も多いかと思いますので、まずはなぜ釣具せどりがいいと言われているのか?その理由から確認していきましょう。

釣具は季節に関係なく需要があり根強い人気がある

釣具は暖かい季節にしか売れないイメージがありますが、実は年中通して売れます。

なぜなら季節ごとで釣れる魚が変わってくるためです。

また釣具の市場規模は一時期落ち込みを見せましたが、2012年から年々需要は戻ってきており、2021年には15年前の水準にまで戻る勢いとなっています。

【釣具市場の推移】

※リアルフィッシングカウンシル「釣り人口、釣り市場2021年までの推移|2022年調べ」より抜粋

そして釣りの年間平均費用は過去7年の統計で2021年は最高を記録しており、2024年現在でも伸びていることが予想されています。

【釣りの年間平均費用】

このように釣具市場は今も成長しているので、釣具の需要も高まっており、釣具は売れる商材として期待できるのです。

販売できる商品の種類が豊富

釣具と一言で言っても以下のように種類が豊富なため、仕入れができる商品の幅が広いのはメリットと言えるでしょう。

釣具の種類
  • ルアー
  • リール
  • 釣り竿
  • タックルボックス(釣具用道具入れ)

また例えばルアーだけを見ても、狙う魚によって使うルアーが違ってくるので、ルアーだけでも様々な種類があります。

それに加え限定商品もありますし釣具マニアも存在するため、たくさんの種類があるのは魅力的です。

ルアーやリールは小さく送料が安く利幅が取れやすい

先ほど釣具は商品の種類が豊富とお伝えしましたが、その中でもルアーやリールなどは商品サイズが小さなものが多く、保管場所に困らない点もせどりをする上で大きなメリットと言えるでしょう。

またサイズが小さいのに加え、重量も軽いので送料もさほどかかりません。

そしてルアーやリールの単価もピンキリではありますが高いものもあるので、そういった商品を狙っていくことで利幅を大きく取ることも可能です。

日本製の釣具は海外で人気がある

日本製の釣具は海外でも高い人気を誇っており、外国人の方が日本のショッピングサイトで購入することも多いです。

例えばebayなど世界規模のサイトでは日本のメーカーの釣具が多く出品されています。

これは釣り自体が日本だけでなく世界的に楽しまれているのが要因ですが、日本製のものは高品質なため海外にもファンが多いのです。

特に「シマノ」や「ダイワ」といった日本でも有名なメーカーは海外でも人気です。

そのため販売するのであれば日本国内だけでなく、先ほど挙げた「ebay」や「アメリカAmazon」で販売するのもおすすめです。

ただ釣具せどりはあまりおすすめできない5つの理由

前章で釣具せどりのいいと言われる理由をお伝えしましたが、釣具せどりが魅力的に感じた方もいらっしゃると思います。しかし個人的には釣具せどりはあまりおすすめできないというのが正直なところです。

それはなぜかというと、以下の5つの理由があるからです。

釣具せどりをあまりおすすめできない理由
  • 中古品は基本的に敬遠される
  • 転売が明確に禁止されている店舗がある
  • Xでも転売はかなり嫌われている
  • 釣りの知識がないと何を仕入れていいのか分からない
  • 常に仕入れをし続けないと利益を出すことができない

中古品は状態が悪いものが多く敬遠されやすい

釣具せどりではどうしても中古品は敬遠されやすい傾向にあります。

なぜなら釣具は基本「水」に触れるため、少しでも使用すると傷みやすいという特徴があります。

  • ルアーの針が錆びる
  • リールの内部に水が入り錆びる

とくに海で使用する場合は、海水のため余計に傷みやすいのです。

当然釣具を購入する方も、釣具がすぐに傷みやすいことは理解しているので、最初から中古品には興味を示さないことが多いです。

極端に安く売っている、もしくはよほどレアな商品でない限り、中古品を販売することは難しいことを理解しておく必要があるでしょう。

転売が明確に禁止されている店舗がある

これは釣具に限ったことではありませんが、釣具を販売している店舗でも、転売を明確に禁止しているところがあります。

上記は釣具メーカーのヤマガブランクスさんのホームページですが、明確に転売を禁止しています。

またヤマガブランクスさんではさらに下記のように転売に対して禁止事項を明確にしており、転売撲滅に対する強い意志を感じます。

・弊社商品の営利転売を目的とする購入は、固くお断りいたします。

・営利を目的として、弊社公式サイトにて商品を代理で購入し、第三者に転売することは禁止いたします

・弊社が弊社商品につき営利転売等の目的での購入申込みと判断した場合には、販売をお断りさせていただきます。また、営利転売等の購入目的を秘して弊社商品を購入されたと弊社が判断した場合(代理購入の場合も含みます。)には、弊社は販売契約の解除をされて頂くことがあります。

・転売された商品の品質、安全性等については一切保証いたしません。

・転売により生じたトラブル等については、弊社は一切の責任を負いません。

・転売された商品につきましては返品および交換いずれもお受けできませんので、ご購入の際には十分ご注意ください。

・転売された商品につきましては、保証書を使用したアフターサービスは一切お受けできません。

・転売を行ったこと、または転売を試みたことが判明した場合、弊社の判断で今後のご注文についてはお受けできません。

※ヤマガブランクス「商品の転売禁止に関するご案内と保証書規定について」より抜粋

このように転売を禁止している店舗は今後も増えていくことが予想されているので、せどり転売で稼いでいくことが自体が難しくなってくる可能性があります。

SNSでも転売はかなり嫌われており転売ヤーと晒されることが多い

せどり転売はXでも嫌われている投稿がかなり多く、非常に厳しい目を向けられています。

上記以外にも釣りが好きな方からの転売に対する憤りのポストはいくつも見られました。

これは転売ヤーの人たちによって商品が買い占められてしまい、その商品を本来の使用目的で欲しい人が手に入れられない、もしくは定価より高い値段でしか手に入らないといったことが起こっているためです。

仮に実店舗の釣具店で仕入れをしようとすると、明らかに他のお客様とは違う目線や動きになり、すごく違和感があるでしょう。

先ほどの明確に転売を禁止しているメーカーもそうですが、本当に釣りを愛する人たちからの声や目が、転売を行う人たちを今後追い込んでいくことになるでしょう。

【絶対なるな!】転売ヤーとは?全方位から嫌われてしまうその理由

釣りの知識がないと何を仕入れていいのか分からない

釣具は種類が豊富なので、釣りの知識がないと何を仕入れていいのか分からないケースがあります。

例えば、

  • このルアーは川用なのか海用なのか分からない
  • リールを見ただけでは違いが分からない

といったことが起こり、知識がないと非常に厳しいでしょう。

もちろん何をするにしても最初は分からないところからスタートするので、徐々に知識をつけていければいいとは思います。

ただし釣りの知識をつけるには釣具の種類が豊富なこともあり、非常に時間がかかります。

これまで釣りを趣味としてきた方なら良いですが、全く経験がない方が取り組むのはハードルが高いでしょう。

常に仕入れをし続けないと利益を出すことができない

こちらはせどり全般に言えることですが、常に仕入れをし続けないとせどりで稼いでいくことは難しいと言えます。

実店舗やネットショップをくまなくリサーチしてやっと利益が出る商品を見つけたとしても、次に同じ条件で仕入れができる保証はどこにもありません。

そのため次から次へと新しい商品を探さないといけませんし、サボってしまえば利益は0です。

先ほどもお伝えしましたが、せどり転売は世間からもかなり嫌われています。

一般のお客様からもメーカーからもです。

そういったことが気にならない方であればよいですが、規制が強化されたり世間の目が厳しいということは、せどり転売はあまりよいビジネスとは言えないでしょう。

そのため私はあまりおすすめはできないのです。

周りの目を気にして釣具せどりをするより安心して利益を出せる物販をしよう

前章で釣具せどりはあまりおすすめはできないことをお伝えしてきました。

もちろん釣具せどり自体を否定するつもりはありませんが、せどり転売に対するメーカーの対策であったり規制の強化は今後も続いていくことが予想されます。

これから先、せどり転売がやりやすくなる未来は想像しにくいのが現状です。

それなら同じ物販で、周りの目も気にならず、安心して堂々とできる物販がおすすめです。

その物販こそが「メーカー仕入れ」です。

上記の図のようにせどり転売は小売店から商品を仕入れることになりますが、メーカー仕入れは製造元であるメーカーから直接商品を仕入れる方法になります。

それにより得られるメリットとしては以下の通りです。

  • 製造元のメーカーから仕入れるので品質が担保されている
  • 一番安く仕入れることが可能
  • 何度でも何個でもリピート仕入れが可能

といったようにせどり転売では到底不可能なことを、メーカー仕入れでは実現可能です。

またメーカー仕入れは、世間の目が気にならないどころか、販売者・メーカー・消費者の全てにとってプラスのビジネスです。

  • 販売者・・・品質が担保されている商品を消費者に届けることができる
  • メーカー・・・消費者に品質が保たれた商品を適正な価格で届けることができる
  • 消費者・・・本来の適正な価格で、品質が保たれた商品を安心して買うことができる

そのため絶対に世間から嫌われることはないですし、逆に堂々と胸を張って誰にでも言えるビジネスなのです。

また何度でも何個でもリピート仕入れが可能なので、利益商品が見つかれば安定して利益を積み上げていくことが可能です。

ここまでご覧いただき、メーカー仕入れに興味をお持ちになった方は、下記の記事を参考にしてみてください。

【2024年版】amazonメーカー仕入れで個人が月利50万を達成できる超具体的7ステップ

最後に

ここまで釣具せどりについてお伝えしてきました。

釣具は非常にニッチな商材ですし、取り組んでいる方もあまり多くはありません。

しかしお伝えしてきたように、せどり転売に取り組む環境が厳しさを増している中これから取り組むのは非常にリスクが高いと感じます。

今せどり転売に取り組んでいてなかなか利益が上がらない、うまくいかないと感じている方はぜひメーカー仕入れも選択肢にいれていただき、取り組むことをおすすめいたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

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ABOUT US
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山田雄輝EC STARs Lab 個別サポート講師
1986年生まれ、2023年現在36歳。

2020年に高校卒業から勤めていた会社の将来に不安を感じ、amazon物販ビジネスを開始。
開始と同時に中村のコンサルを受講。
コンサル受講後約1年6カ月で、コミュニティーで教えているメーカー取引の手法に絶対の確信を得て、16年勤めていた会社を退職し独立。
現在でもメーカー取引に取り組んでおり、順調に数字を伸ばし続けている。

またEC Stars Labのサポート講師としても、多くのコンサル生にメーカー取引のノウハウを伝え、物販未経験だったからこその視点で、副業や物販未経験者に寄り添ったサポートをしている。

座右の銘は「全盛期は常に未来」。