成果が出ないのはなぜだろう?
他に成果が出せる方法があるのかな?
物販ビジネスは誰でも簡単に始めることができ、最近では副業で取り組む方も増えています。
そのため、
- 「物販ビジネスは飽和していて儲からない」
- 「もう物販ビジネスはオワコン」
といった声も耳にしますが、本当にそうなのでしょうか?
結論から言うと、決してそんなことはありません。
儲からないと言っている方は、正直かじった程度で簡単に儲かると思っていた甘い考えの人や、間違ったやり方で取り組んでいる方がほとんどです。
私は初心者で物販ビジネスに取り組みましたが、継続して取り組むことで利益を伸ばしていくことに成功しましたし、やってみて思ったのはそんな甘い世界ではないということです。
ただ正しいやり方で継続して取り組むことで、今でも利益を出すことは可能だということは自信を持って言えます。
今回の記事では、
- 物販ビジネスは正しく取り組めば利益が出る
- 物販ビジネスが儲からないと言われる理由とその改善策
について物販ビジネス歴4年、取り組んで1年半で月利30万円を達成し独立した私がお伝えしていきます。
ぜひ最後までお読みいただき、物販ビジネスに取り組む参考にしていただければと思います。
「物販ビジネスが儲からない」は嘘!正しくやれば利益は出ます
記事の冒頭でもお伝えしましたが、物販ビジネスに対してネガティブな声も聞こえてきます。
確かにライバルが多くなれば競争は激しくなりますので、稼げる人は少なくなるかもしれません。
しかし物販ビジネスが儲からないと言っている方は、
- ちょっとだけやってすぐに諦める
- 物販ビジネスのマイナス面だけ気にしてしまう
- そもそも本気で取り組んでいない
といった方が非常に多い印象です。
実際物販ビジネスに取り組むとすぐに成果が出ることは少なく、その時点で利益を出すのは難しいと感じてしまう方がほとんどです。
ただどんなビジネスでもそうですが、まずはそのビジネスを経験することが大切ですし、初期の段階では「種まき」をたくさんしていくことがとても重要なのです。
その種から芽が出るのは個人差はあれど、時間がかかります。
そのため長期的な視野をもって取り組むことが大切ですし、いかに継続できるかも、成果を出せる人と出せない人の大きな分かれ目といってもいいでしょう。
実際私も物販ビジネスに取り組んだ当初はなかなか利益が出ませんでした。
しかしすぐに諦めるのはよくないと思い、継続して取り組んだ結果1年半で会社を辞め、独立することができました。
私は特別な力があったわけでもなく、物販初心者の状態からのスタートでしたので、私に言わせれば物販ビジネスは継続できれば誰でも成果を出せると思っています。
そして私が今でも物販ビジネスで儲からないのは嘘!と言っているのはただ口先で言っているのではなく、もちろん根拠があります。
それは私が所属して学んでいる物販コミュニティ「EC STARs Lab.」のコンサル生さんの実績です。
上記は1年前の数字にはなりますが、現在でも多くの方が物販ビジネスで成果を出していますし、それは今でも変わりません。
正しい方法で継続して取り組むことができれば、必ず物販ビジネスで成果を上げていけるのです。
物販ビジネスが儲からないと言われる7つの理由
ここからは、なぜ物販ビジネスが儲からないと言われているのか?その理由についてお伝えしていきます。
これから儲からないと言われる理由7つ挙げていきますが、正直そのどれもが改善可能です。
改善策については次章でお伝えしていきますので、まずは儲からないと言われる原因をここでは理解していきましょう。
誰でも取り組めるためライバルが増えて仕入れができない
物販ビジネスを始めるために特別なスキルも必要ないですし、もちろん資格も必要ありません。
販路となるプラットフォームのアカウントさえ作ってしまえば、初期費用もあまりかからず誰でも販売が可能となります。
そのため参入のハードルが低いので、誰でも簡単に取り組むことができるのです。
私が4年前に物販ビジネスを始めたときにしたことと言えば、Amazonの出品用アカウントを作成しただけでした。
あとは商品さえ仕入れることができれば、いつでも販売することが可能な状態にすぐになることができました。
物販ビジネス全体の需要は変わらないのに、販売する人が増えればどうしても仕入れが難しくなりますし、単純に考えて個々の売上も分散してしまいます。
そのような観点から、物販ビジネスで稼いでいくのは難しいと言われているのです。
価格競争に巻き込まれ利益が取れない
物販ビジネスにおいて商品を仕入れるときは、当たり前ですがよく売れて利益が取れる商品を仕入れます。
しかしこのような商品はライバルも当然狙っています。
先ほどお伝えした内容と連動しますが、ライバルが多いということは自分が狙っている商品を狙う人も多くなり、仕入れる人も増えます。
ただその商品自体の需要が変わらないのに供給が増えてしまえば、販売価格は下落します。
この需要と供給のバランスで市場の価格は決まっていきます。
また商品が供給過多になり、自分から売れにくくなるため、価格を下げて売り切ろうとする人も出てきます。当然一度価格を下げる人が出てくると、他の人も早く売りたいのでさらに価格を下げてきます。
上記の図のように仕入れた時には利益がしっかり取れるのに、出品時には販売価格が下落し赤字になってしまった・・・ということは少なくありません。
このようなことが繰り返された結果、販売時には利益がしっかり取れていたのに、売れたときには利益が取れないなど最悪の場合赤字になるケースもあるのです。
配送料や手数料が上がっていて利益が取れにくい
私が4年前に物販ビジネスを開始したときと現在では、確かに大幅に手数料などは上がっています。
例えばAmazonで、箱の3辺の合計が100㎝以下で重量が9㎏以下の商品の手数料は、以下のように値上がりしました。
Amazonではその他にも手数料がかかってきますが、軒並み値上げされています。
これはAmazonのみならず、各プラットフォームの手数料も上がっているため、物販ビジネスは儲からないと言われる理由の一つとなっているのです。
ただ手数料が上がったため、販売価格も上がっています。
そのため手数料が上がっているから儲からない、のではなく、販売価格が上がったことにより消費者の購買意欲が減少して、売れていた商品が売れにくくなり儲からない。が正しいでしょう。
販路となるプラットフォームの規制が厳しくなってきている
物販ビジネスを始める際に、販路となるプラットフォームのアカウントを作る必要があることは先ほどお伝えしましたが、昨今の転売ヤーの行動などにより各プラットフォームの規制が厳しくなっています。
例えばAmazonのコンディションガイドラインでは以下のように定められています。
「新品」として出品できない商品
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。
・個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品
・メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期間が切れている商品など)
※Amazonコンディションガイドラインより引用
メルカリは基本個人から仕入れることになるので、メルカリで仕入れた商品は新品としては出品できず、中古として販売しなければなりません。
またメーカー保証がある商品についても、例えば家電量販店で仕入れる場合、家電量販店も転売対策をしているところが多いため、購入した時点で店舗のスタンプなどを押され、保証期間が始まってしまいます。
そのためAmazonの規約を守って商品を販売するには、仕入れ先を考えなくてはいけません。
そして楽天市場でも商品を必要としている消費者に、適切に商品が届かないことを問題視し、商品の適正な流通環境を構築する取り組みを始めています。
※楽天市場「安心・安全・適正な流通環境の構築へ向けた取り組み」より抜粋
また楽天カードの規約でも、カードを転売に利用していることが分かった場合、利用を停止されるなど厳しさを増しています。
このように各プラットフォームで昨今の転売対策のために規制を強化しています。
この規制を守らないとアカウント停止になるなど、販売することが自体が不可能となるので、販売者は必ず利用しているプラットフォームの規則を守って販売しないといけません。
規制が厳しくなっており、販売できる商品の範囲が以前に比べ狭くなっているのは事実です。
安定した仕入れができていない
利益が出る商品を安定して仕入れることができていないことも、儲からないと言われる原因の一つです。
例えばせどり転売の場合、商品の仕入れ先は主に小売店です。
その小売店で値引きやセールなどで、安く売られている商品を仕入れることになります。
ただ仮に仕入れができたとしても、後日同じ店舗であっても、同じ価格で仕入れができる保証はありません。そもそもその商品自体の在庫がないケースもあります。
そのため利益が出る商品を次から次へと探し続けないと安定した利益を確保することは難しいのです。
逆に言えば、安定した仕入れができる方法さえ見つかれば、物販ビジネスで利益を出し続けることは可能とも言えます。
一度に買いすぎて不良在庫が増えてしまう
そもそも商品の売れ行きを見誤り、不良在庫が増えてしまうことも儲からないと言われる一つの要因です。
リサーチを続け、すごい利益が出る商品が見つかったとき、
- 「今、買っておかないとライバルに取られてしまう」
- 「めちゃくちゃ儲かるじゃん!!」
と、商品の利益だけに目が行ったり焦って仕入れをしてしまうことで、実はあまり売れない商品だったということは物販に取り組んでいる人であれば経験している方も多いでしょう。
少なからず私もその一人で、高い利益額に目が行き焦って仕入れた結果、その在庫を売り切るのに1年以上かかったという経験があります。
私の場合そういった商品は少なかったのであまりダメージはありませんでしたが、不良在庫が多くなると資金が枯渇し次の商品の仕入れができないといったことも起こります。
しかも不良在庫を捌くために価格を下げて売ることになるので、利益すら出ないといった悪循環に陥るのです。
そもそも継続できていない
こちらについては物販に限らずどんなことにも言えるのですが、一つのことで成果を出すためには継続することが必須です。
すぐに成果が欲しくなるお気持ちは理解できますが、どんな分野においても、成果を出している人は泥臭い作業を継続して多くこなしている傾向にあります。
そもそも誰でもすぐに楽して利益が出るなら、世の中大金持ちだらけになっていますよね?
そのため物販ビジネスで儲からないと言っている人たちは、短期的に取り組んだだけで言っている可能性もあるのです。
継続していろんなことを経験することで、物販への理解も深まり、どんな商品を扱えばいいかや課題に直面したときの対応もスムーズにできるようになるでしょう。
私のお話しばかりで恐縮ですが、私は物販未経験で取り組み始めて1年半で独立することができました。
そんな私でも最初は右も左も分からない状態でしたが、絶対諦めない気持ちを強く持ち、コツコツ取り組んでいました。
その結果、経験値もたまり物販のことへの理解も深まり、それと同時に売上・利益も上げていくことができました。
短期間で成果を出せればベストかもしれませんが、そういったビジネスはすぐに稼げなくなる可能性もあります。
私の経験上、物販は継続することさえできれば成果を出していける素晴らしいビジネスだと思います。
物販ビジネスで安定した成果を出す唯一の方法
前章で物販ビジネスが儲からないと言われる7つの理由をお伝えしました。
おさらいすると以下の通りです。
- 誰でも取り組めるためライバルが増えて仕入れができない
- 価格競争に巻き込まれ利益が取れない
- 販路となるプラットフォームの規制が厳しくなってきている
- 配送料や手数料が上がっていて利益が取れにくい
- 安定した仕入れができていない
- 一度に買いすぎて不良在庫が増えてしまう
- そもそも継続できていない
しかし物販ビジネスの数ある方法の中に、上記の儲からない理由のほとんどを解決してくれる方法が一つだけ存在します。
それが「メーカー仕入れ」です。
メーカー仕入れという方法を初めて聞いた!という読者の方もいらっしゃるかもしれません。
メーカー仕入れについては、以下の記事でお伝えしていますのでご覧いただけますと幸いです。
ここでは物販ビジネスが儲からないと言われる理由を、なぜメーカー仕入れは解決してくれるのかを解説していきます。
販売者を限定することでライバルが増えることを防ぐことが可能
メーカーと深く関わっていき、メーカーと信頼関係を構築することで販売者を限定化することが可能です。
その結果、ライバルが増えることを防ぐことができます。
これは商品の製造元・販売元であるメーカーから直接仕入れるからこそできることであり、限定化の先には独占販売をすることも場合によってはできたりもします。
正直、限定化や独占ができれば物販ビジネスで儲からない理由のすべてを解決してくれるといっても過言ではありません。
せどりや転売、海外輸入など物販には様々な方法がありますが、販売者を限定できてライバルが参入できない自分だけの領域にできるのはメーカー仕入れだけです。
物販ビジネスで儲からないのは、こうした発展性のない方法に取り組んでいないからとも言えます。
商流の最上流から仕入れるので価格競争に巻き込まれにくい
上記の図のように、メーカー仕入れは商流の最上流から仕入れるため、どこよりも安い価格で商品を仕入れることが可能です。
またメーカーは取引先によって卸値を変えているため、先ほどお伝えした限定化や独占は難しくも、メーカーと仲良くなることでさらに卸値を下げ、利益率を高めることもできます。
場合によってはライバルと同じ価格で販売していても、卸値を安くしてもらうことで自分だけ利益が出ているといった状況もありえるのです。
プラットフォームの規制を気にする必要がない
前章でプラットフォームの規制が厳しくなっていることをお伝えしましたが、Amazonや楽天の規制の強化は主に転売対策が主となってるため、メーカー仕入れであれば規制を気にする必要はありません。
Amazonを例に出すと、販売している商品が本物かどうかの調査(真贋調査)が来ることがあります。
ただそれは転売している商品を対象にしていることが多く、メーカー仕入れのみをしている方にはほぼ来ません。
実際私も4年、メーカー仕入れに取り組んでいますが一度も来たことはありません^^
また万が一来たとしても、メーカー仕入れなら簡単に対処が可能なので何も心配することはないのです。
メーカー仕入れであれば、プラットフォームの規制を気にすることなく、商品の仕入れなどに集中できます。
何度でもリピートできるので安定した仕入れが可能
メーカー仕入れは先ほどもお伝えしたように、商品の製造元・販売元であるメーカーから直接商品を仕入れるため何度でも何個でも商品を仕入れることが可能です。
せどり・転売の場合は実店舗やネットショップから商品を仕入れるので、利益商品を見つけても、常に在庫があるとは限りません。
しかも「めっちゃ利益出るのに1個しかないのか・・・」といったこともなく、利益商品を何度でも何個でも仕入れることができるので、長期的に安定した仕入れが可能ですし、利益も長期的に得ることが可能です。
またツールなどで月間で売れる個数を確認することで、必要な分だけ仕入れることもできます。
そのため買いすぎてしまって不良在庫になることを防ぐこともできる点は大きなメリットでしょう。
最後に
ここまで物販ビジネスが儲からないと言われる理由と、その改善策についてお伝えしてきました。
物販ビジネスは確かに参入がしやすくライバルも多いです。
しかし取り組む方法によっては差別化もできますし、今でも十分に稼いでいくことが可能です。
実際EC STARs Lab.の方たちも売上・利益を伸ばしている方が大勢いらっしゃいますし、それはベテランや初心者という枠ではなく、正しく継続している方は皆そうです。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、あなたも物販ビジネスで豊かな人生を歩んでみてください^^
最後までお読みいただきありがとうございました!
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半年くらい前から物販に取り組んでいるけど、なかなか成果が出ないな・・・