こんにちは、amazon物販コミュニティ「EC STARs Lab」の石井です。
試行錯誤しながらせどりを頑張っているが、商品リサーチや発送作業などやることが多くて時間がなくなっていませんか?
限られた時間のなかで、もっと効率的に作業を進めて利益を増やすという視点は、せどりではとても大切です。
特に副業でやっている人は時間が限られているので、以下のように効率的に作業を進めることが重要なポイントとなります。
- amazonを販路としてFBAを利用する
- 基準を設けてamazonで売れる商品を探す
- ツールを使って仕入れ先・利益率・仕入れ数の判断を素早く行う
- ツールを使って適正価格を維持する
- スキルを身につけたら作業を外注する
- メーカー仕入れでせどり以上に効率的に稼ぐ
もっと時短で稼ぐ方法を詳細に知りたい方は、最後までご覧ください。
せどり初心者が実践したい作業の効率化6つの方法
まずは、せどりを開始したら、作業の効率化のために必ず導入しておきたいことを解説します。
せどりを開始したら、以下のことは必ず実践するようにしましょう。
おそらく、面白いほど作業が楽になるかと思います。
amazon FBAで発送作業・カスタマー対応をゼロにする
せどりを始める際、多くの方は販路をどうしようか悩むかと思いますが、私のおすすめはダントツでamazonです。
しかも、FBA(Fulfillment By Amazon)利用することがほぼ必須です。
amazon FBAとは、発送作業やカスタマー対応、返品・返金対応をすべて丸投げできるサービスです。
しかも、自分に変わってamazonが24時間休まずに迅速に商品を発送してくれるので安心です。
物販ビジネスは商品リサーチと仕入れだけではなく、検品・梱包などの発送作業、お客様のクレームなども発生します。
これらの作業がすべてなくなるのは、大きな時短に繋がるでしょう。
もし、ヤフオクやメルカリでせどり・転売をしている方は、一度検討してみてください。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
ただし、FBA利用をしていても、自宅からFBA倉庫までの納品業務は発生するので、後述するように納品作業の外注化は検討するようにしましょう。
基準を設けてamazonで売れる商品を探す
amazonで売れる商品を探す際は、次の基準を持って当たりを付けてリサーチするようにしましょう。
amazonランキング50,000位以内 | 月に数個は売れていると判断できる |
amazon本体が出品していない | amazon本体が出品しているとカートボックスが獲得できずに在庫が裁けない |
FBA出品者が2人以上 | 1人の場合は、メーカーが相乗り出品を認めていないケースが多い |
最終的には、後述するようにKeepa・キーゾンを使って仕入れ個数を判断したり、仕入れ先を探して利益率を計算したりします。
しかし、これらの作業を一からガムシャラに行うとあまりに非効率なので、まずは上記の基準で当たりを付けて、商品を探すことから始めましょう。
なお、上記についてはツールがなくても調べられますが、後述するKeepa・キーゾンを使うことで効率的に調べられます。
amazonランキングや出品者については、現時点の数値ではなく過去の推移を確認できますし、amazon本体の出品有無についてはグラフの色で判断ですぐに判断できます。
amazon本体が出品している商品については、上記のようにグラフがオレンジ色を示しています。
一方でamazon本体がいない商品については無色のままです。
このように、Keepaを導入しておけば、視覚的な判断ができるので、若干ではありますがリサーチがスムーズです。
後述するように、詳細な仕入れ個数を判断する際は必須ツールとなるので、活用するようにしましょう。
Keepa・キーゾンを利用して仕入れ個数を判断する
Keepa・キーゾンを利用すれば、価格や売れ行きの推移、月間販売個数、出品者の在庫数などが把握できるので、仕入れ個数を判断することができます。
ただし無料版はamazonランキングの推移が確認できず、売れ行きが確認できないため、有料版(月19ユーロ=約2,850円)を強くおすすめします。
Keepa・キーゾンを導入することで、効率的に仕入れ個数を正しく判断できるので、仕入れに迷うことはなくなるでしょう。
Keepa・キーゾンの機能や登録方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
モノサーチを利用して効率的に仕入れ先を見つける
モノサーチは、一番安くて在庫がある仕入れ先を瞬時に見つけることができるツールです。
商品リサーチする際、一番安くて利益率が高くなる仕入れ先がどこなのか探すのは、結構大変な作業です。
しかし、モノサーチを利用することで、この手間のかかる作業を省くことができるのです。
電脳せどりをしている方は導入しておくとリサーチが一気に効率化されます。
なお、モノサーチについても無料版と有料版のモノサーチPROがあります。
無料版のモノサーチに比べると、モノサーチPROの方が、以下の機能が搭載されており、より作業が効率化されます。
- いろんなサイトで価格変動を自動で追跡
- 出品者の出荷・入荷を自動的に追跡
- バリエーションの推移グラフを一括表示
- 在庫数表示
- 登録した商品・出品者を外出先で閲覧
- 取扱商品・入荷・出荷画面を追加
- 広告の非表示
ただ、無料版でも仕入れ先リサーチが効率化されることは変わりないので、最初は無料版を使ってみて、必要ならモノサーチPROに登録することで問題ないでしょう。
モノサーチについては、以下の記事をご覧ください。
ただし、後述するように、せどりではなくメーカーから直接商品を仕入れる場合は、モノサーチは使う機会はありません。
モノサーチPROを利用している方は、メーカ-仕入れに移行する際は解約するようにしましょう。
FBA料金シミュレーターやクイックショップで利益計算を瞬時に行う
商品を仕入れる前には、当たり前ですが利益が出るかどうかはしっかり確認しないといけません。
しかし、amazon物販をしている方なら、いちいちExcelでシートを作成しなくても、FBA料金シミュレーターを使えば一瞬で利益計算できます。
ただ、amazon物販をするならもっとおすすめしたいのがクイックショップです。
クイックショップを導入することで、上記のような図が商品ページ内に表示され、仕入れ価格を入力すれば、利益が出るかどうかが瞬時に判断できます。
そのため、作業がかなり効率化されます。
FBA料金シミュレーターもクイックショップも料金は無料なので、ぜひ導入するようにしてください。
プライスターで販売価格を自動改定する
amazon物販で必須となるのが、出品後の販売価格の管理ですが、自動価格改定ツールであるプライスターを導入すると効率的です。
amazonで出品した際は、販売価格を他の出品者と合わせないと商品が売れなくなり、販売機会を逃すことになります。
ただ、手動で価格調整をするのは難しいところがありますし、リサーチなど他の作業に集中しづらくなります。
そこで、プライスターを導入して、カートを獲得している販売価格に常に合わせておくようにするのです。
その他、プライスターは自動価格改定機能以外でも納品プラン作成が楽だったり、棚卸在庫をダウンロードして確定申告時の作業に楽だったりします。
そのため、何かと時短作業に繋がる必須ツールと言えるので、本格的にせどりを開始している人は必ず導入するようにしてください。
詳細な使い方は、以下の記事をご覧ください。
せどり中級者は一部の作業を外注化しよう
amazon FBAを利用することで、お客様への発送作業やクレーム対応をゼロにできますが、その代わりFBA倉庫に商品を納品する作業が発生します。
商品を検品して、梱包してFBA倉庫に発送するまでの作業を1人でやっていて、「時間がない」と感じているならば納品作業だけでも外注化するようにしましょう。
amazonせどりの様々なタスクのなかでも、納品作業は一番外注化しやすいタスクです。
方法としては、最寄りの障がい者支援施設に委託するか、FBA納品代行会社を利用することです。
ただし、当然費用が発生するので利益率を意識することと、外注先に依頼内容をしっかり伝えることが前提です。
そのため、納品代行はFBA納品作業を理解している人、月利が増えてきた人向きになります。
初心者の方は、まずは自分でFBA納品作業をして理解してから外注するようにしましょう。
FBA納品代行についての詳細は以下の記事をご覧ください。
それでも時間がない、もっと効率化したいと感じるならば、せどりの商品リサーチについても外注化を検討するようにしましょう。
詳細は以下の記事をご覧ください。
amazonメーカー仕入れでもっと効率的に稼ぐ!
ここまで、せどりの効率化についてお伝えしましたが、上記すべてを実行しても「時間がない」と感じている人はたくさんいます。
なぜなら、せどりは商品リサーチを止めてしまうと収入が止まってしまうためです。
せどりの問題点としてよく言われる話ですが、安定的な仕入れができなかったり、ライバルとの価格競争が発生しやすく販売価格が下がってしまったりします。
そのため、売れる商品を出品して、最初は収入を得ていても長続きしません。
そのため、稼ぎ続けるには、また別の売れる商品をリサーチしなければいけないというリサーチ地獄に陥るのです。
このリサーチ地獄については、せどりを続けている限り解放されることはありません。
会社の仕事で言えば、タスクを効率的にこなすほど「じゃあ次の仕事をしてくれ」と延々仕事を振られて忙しいままになるのと一緒です。
つまり、せどりは効率的なビジネスモデルとはまったく言えないのです。
しかし、リサーチ地獄の問題を解決できる方法が、amazonメーカー仕入れです。
amazonメーカー仕入れは、上記のように卸問屋や小売店から商品を仕入れるせどりと違い、メーカーから直接商品を仕入れる方法です。
商流を変えただけですが、メーカー仕入れとせどりでは大きな違いがあります。というよりビジネスモデルが全然違います。
作業の効率化という点においては、次のような違いがあります。
リサーチ時間が1/5~1/10に激減して利益は1.5~2倍
せどりからメーカー仕入れに移行することでリサーチ時間を減らしても利益を増やすことができるので、リサーチ地獄から解放されます。
例えばMさんはせどりで毎日10時間程度リサーチ作業に費やし、月利は40万円程度でした。
リサーチ作業だけで毎日10時間というのはとても疲れます。
しかし、メーカー仕入れに移行したあとは、1日のリサーチ時間は平均1時間程度。
にも関わらず月利は60万円に達したそうです。
つまり、Mさんはリサーチ時間が1/10に激減し、しかも月利は1.5倍に増えたのです。
なぜ、そのようなことが起きたのか説明します。
まず、仕入れ先が販売メーカーなので、商品の生産終了まで在庫がないということがありません。
せどりでは、安定した仕入れ先を確保するのが困難でしたが、メーカー仕入れでは、メールで仕入れ個数を伝えれば簡単にリピート仕入れができます。
また、メーカー仕入れでは、せどりであれだけ問題視されている価格競争を抑えることができます。
メーカーと交渉して販売者を限定化することができますし、出品者に価格固定の指示を出してもらえます。
以上のことから、安定的に供給できる商品で、利益を積み上げることができます。つまり、せどりとメーカー仕入れでは次の違いがあります。
せどり | メーカー仕入れ | |
リサーチを止める | 収入がなくなる | 収入が維持される |
リサーチを続ける | 収入が短期的に増える | 収入が長期的に積み上がる |
なので、メーカー仕入れであればリサーチ地獄から解放され、「土日は家族サービスに充てよう」「趣味の釣りをしてこよう」ということができるのです。
リピート仕入れしながら利益率アップ
利益率という点では、せどりとメーカー仕入れではあまり大きな違いはないかもしれません。
特に中古せどりと比較すると、メーカー仕入れは利益率の点では魅力がないでしょう。
「最上流仕入れなのになぜ?」
と思うかもしれませんが、メーカーは取引先によって卸値を変えているためです。
しかし、長期的に見れば、リピート仕入れしながら関係構築していくことで、卸値を下げてもらうことができます。
また、メーカー仕入れの方が販売価格は安定するので、利益率は上がります。
せどり | メーカー仕入れ | |
卸値 | 変動する | 交渉で下げることが可能 |
販売価格 | 価格競争で下がる | 維持される |
利益率 | 下がる | 上がる |
同じ商品を長期安定供給しながら、利益率を上げることができるのが、メーカー仕入れの魅力の1つです。
メーカー⇒FBA直送で納品作業ゼロ
メーカー仕入れであれば、外注化しなくてもFBA納品作業をゼロにすることができます。
メーカーと交渉して「amazonに直接送ってください」と言えばいいだけなので。
特に品質上の心配がいらない国内商品であれば、自宅を通さずに直送してもらえばいいでしょう。
メーカーにとっては手間は変わらないので、何回か仕入れたことのある商品については、FBA直送を交渉してみるといいでしょう。
最後に
以上、せどりの作業の効率化について詳しくお伝えしました。
もし、せどりの作業をもっと効率的に行いたいという人がいたら、ぜひ実践してみてください。
ただ、リサーチ時間を激減して月利を上げたいならメーカー仕入れへの移行を検討しましょう。
特にamazonせどりの経験がある方なら、仕入れ先が変わるだけで(それが大きな違いではありますが)、FBA納品以降の作業は変わらないのでノウハウを活かせます。
リサーチを最大限に省力化できるメーカー仕入れも検討してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
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