こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
amazon物販でFBA納品する際の梱包方法の1つとして、ルールに従って商品ラベルを貼り付ける必要があります。
ルールに従って商品ラベル貼りをしなければ納品不備として返送されてしまうこともあります。
商品ラベル貼りは、FBA納品の重要な作業の1つなので、今回詳しく解説します。
商品ラベルを貼り付ける際は、参考にしてください。
目次
amazon FBA納品に必要な商品ラベルとは?

amazon FBA納品に必要な商品ラベルとは、上記のようにFBA倉庫で商品管理する際に必要なバーコードや商品名、コンディション、FNSKUが記載されているラベルのことです。
amazon FBAで独自に管理するものなので、自社出荷時には不要となりますが、FBA納品時には必須です。
ただ単に商品ラベルを貼ればいいというものではなく、ルールに従って貼り付けをしないとFBAで受領してもらえないこともあります。
例外として、混合在庫の場合は商品ラベルが不要となります。
混合在庫とは、自分の在庫と同じ商品を出品している他の出品者の在庫を混ぜて管理をすることです。
混合在庫は、他の出品者の在庫に不良があった場合でもご自分の在庫として販売されてしまうリスクがあります。
そのため、基本的には混合在庫はおすすめしていないので、混合在庫の設定は原則解除しておきましょう。
混合在庫の設定解除の方法は、以下の記事の3.6「混合在庫の設定を解除」を参考にしてください。
FBAラベル貼りに必要なもの

商品ラベル貼りに必要なものは、以下のものです。
- PC
- プリンター
- ラベル用紙
PCはラベル貼りに限らずamazon物販に必須ですし、ネット物販に支障のないレベルのPCであれば問題ないので詳細は割愛します。
ここでは、プリンターやラベル用紙について簡単に解説します。
なお、その他amazon物販全般で必要なもの全般については、以下の記事をご覧ください。
さらに、せどりや転売でなくメーカー仕入れを行う方は以下の記事をご覧ください。
プリンター
商品ラベル貼りを自分で行うか、代行するかいずれかにしてもプリンターは極力用意するようにした方がいいでしょう。
というのも、商品ラベル貼りに限らず、発送先の住所のラベル作成、メーカーとの書類のやり取り(メーカー仕入れの場合のみ)など、広く利用機会があるためです。
また、物販作業に直接関係のないところですが、確定申告、帳簿管理、融資、補助金申請など様々な場面でプリンターは活躍します。
そのため、ラベル貼りの用途(A4サイズのモノクロ印刷)に限らず、カラー印刷ができて、スキャナー機能もあるプリンターを用意しておくことがおすすめです。
とは言っても、特別高価なプリンターが必要なわけではなく、1~2万円くらいのプリンターで十分でしょう。
さすがに最近のプリンターはないと思いますが、一応ラベル印刷に対応しているかどうかは確認してください。
詳細は、以下の記事に詳しく紹介しています。
おすすめのプリンターも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
商品ラベル用紙
熱転写プリンターを使用している場合は、ラベルはすぐに印刷されます。
レーザープリンターの場合は、PDFを作成して標準的なラベル用紙で印刷することができます。
レーザープリンターの場合、ラベル用紙のサイズは以下のように決められています。
- A4版21面(63.5mm x 38.1mm)
- A4版24面(63.5mm x 33.9mm、63.5mm x 38.1mm、64.6mm x 33.8mm、66.0mm x 33.9mm、70.0mm x 36.0mm、70.0mm x 37.0mm)
- A4版24面(66.0mm x 35.0mm)
- A4版27面(63.5mm x 29.6mm)
- USレターサイズ30面(1インチ x 2 5/8インチ)
- A4版40面(52.5mm x 29.7mm)
※amazonセラーセントラル「商品ラベルを使用して在庫を追跡する」より抜粋
このため、ラベルを印刷する際にプリンターのサイズ調整が「なし」または100%に設定されていることを確認する必要があります。
また、商品ラベルは、商品に付いているバーコードが覆い隠せる大きさのものを選ぶと、白いテープで覆い隠すなどの手間が省けて便利です。
ラベル用紙については、amazonでFBA納品用のものがたくさん販売されているので、そのなかから選ぶといいでしょう。

amazonで「FBA 商品ラベル」「商品ラベル FBA対応」などで探してみてください。
24面のラベルシールを選ぶのが無難でしょう。
FBA商品ラベルの貼り方|自分で貼る? 代行してもらう?

FBA納品の商品ラベル貼りの作業は、ご自身で行うだけでなく、代行してもらう方法があります。
具体的には、以下の3パターンがあります。
- 自分でラベル貼りをする
- ラベル貼りを代行する
- 商品ラベル貼付サービスを利用する
商品ラベル貼付サービスの利用以外は、商品ラベルはFBA納品作業中にダウンロードできます。
いずれの方法を取るにしても、詳細は以下の記事をご覧になり、FBA納品作業の流れのなかで行うようにしましょう。
自分自身でラベル貼りをする
自分自身で梱包ルールを理解してラベル貼りを行います。
おそらく、amazon物販初心者の方は、最初はご自身でラベル貼りを行う方が大半と思います。
しかし、商品ラベル貼りを含めてFBA納品作業は、外注しやすいタスクの1つです。
そのため、FBA納品作業を理解していることが前提となりますが、よりamazon物販を効率的に行うために、将来的にはラベル貼りの代行を検討しましょう。
ラベル貼りを代行する
FBA納品作業の全部を配送代行会社に代行するケースと、ラベル貼りなど一部を業者に委託するケースがあります。
こちらについては、すでに他の記事で代行会社の選び方やおすすめの代行会社を紹介しているので、詳細は以下の記事をご覧ください。
ただし、納品作業を代行する際は、ご自身がラベル貼りについて理解して、作業内容を十分伝えるようにしてください。
【FBA配送代行業者の選び方】
【近くの障害者施設(就労継続支援A型など)に代行する場合】
WAM NETで近くの障害者施設を検索してラベル貼りなど、納品作業の一部を代行する方法を解説しています。
【おすすめのFBA納品代行業者】
ラベル貼りに限らず、納品プランの作成、FBA配送など納品作業をすべて任せられる業者も紹介していますので参考にしてください。
例えば、就労継続支援A型の障害者施設に商品ラベル貼りを依頼する場合は、1個の商品ラベル貼りについて10~20円(送料別)で依頼できます。
そのため、配送代行会社やFBAの商品ラベル貼付サービスより安価ですが、安すぎると長続きしません。
そのため、信頼関係を構築しながらFBA単価を上げるようにしてください。
商品ラベル貼付サービスを利用する
FBAに商品ラベル貼付サービスを依頼する方法で、FBA納品作業のなかで、ご自身でラベル貼りをするか、商品ラベル貼付サービスを利用するか選択できます。
1商品あたりの手数料は、FBA小型軽量商品が10円、小型/標準サイズが20円、大型商品が51円となります。
しかし、以下の条件を満たさないといけません。
- 特大型に分類されていないこと
- すべてのコンディションの商品が可能
- FBA禁止商品やFBAのポリシーで制限された商品、または高額商品ではないこと
- スキャン可能なバーコード(GCID、UPC、EAN、JAN、ISBN)が1つ使用されていること、および、パッケージに記載されているすべての他のバーコードが隠されていること
※amazonセラーセントラル「商品ラベル貼付サービス」より抜粋
例えば、セラーセントラルでは、以下のように取り扱いOK/NG例を出しています。

※amazonセラーセントラル「商品ラベル貼付サービス」より抜粋
条件を満たさない場合は、受領拒否されて返送されてしまい、改めて再納品することになるので注意しましょう。
FBA商品ラベル貼りのルール

FBA納品時の商品ラベルはルールに従って貼り付けて、不具合が起きないようにしなければいけません。
例えば、商品のバーコードと混同しないように、バーコードは商品ラベルか白いテープで覆い隠す必要があります。
以下のような場合は納品不備とされるので注意してください。
また、簡単に剥がれることを避けるため、以下の素材にはラベルを貼り付けてはいけないので、透明なビニール袋に入れて貼り付けるなどの対応が必要です。
- ポリエチレンやポリプロピレンなどの、ラベルが簡単に貼り付かないプラスチック樹脂素材
- 繊維などの粗い表面のもの
- レザー素材
※amazonセラーセントラル「商品ラベルを使用して在庫を追跡する」より抜粋
なお、貼りづらい小さい商品、要期限管理商品、危険物には独自の方法がありますので、よく確認してラベル貼りを行いましょう。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
最後に
以上、amazon FBA納品時の商品ラベルのルールや注意点、貼り方について解説しました。
商品ラベルは、納品不備にならないように、amazon FBA指定のルールを守って貼り付けるようにしましょう。
また、プリンターは事前に準備して、ラベル用紙は余裕を持って多めに用意しておくことがおすすめです。
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