こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
以前から多くの人に「やっぱり法人の方が取引は決まりやすいのでしょうか?」という質問を受けます。
正直「やれば分かるんだけどな・・・」と思ってしまいますが、これからメーカー取引に取り組もうと考えている人からしたら気になる部分ですよね。気持ちは分かります。
今回はそんな方たちの疑問に対しての記事になります。この記事を読んでいただき、不安を払拭してください^^
私の拙書「Amazon国内メーカー直取引完全ガイド」を読んでいただければ、メーカー取引において何が大切なのか?を理解していただけると思います。ぜひ一度ご覧いただければ幸いです^^
個人と法人とでは何が変わるのか?

法人の方が取引しやすいんじゃないか?と思っている方の理由として、そもそもメーカーは個人を相手にしてくれないという先入観があると思います。
これこそメーカー取引を実践していただければ分かると思いますが、個人だろうが法人だろうが全く変わらないです。
確かにごく稀に法人でないとダメ、と言ってくるメーカーもありますが、だからといって法人化した方が良いということにはなりません。交渉次第ではそのようなメーカーでも個人で取引が可能だったりします。個人か法人かというのは上辺だけの話であって、もっと大切な本質的な部分は別にあります。
ここについては次項でお伝えしていこうと思いますが、個人か法人かは単純にあなたの今の状況なだけであって、実力には全く関係のないことです。
私のコンサル生の方の多くが個人でメーカー取引を始められます。
その後法人化される方も多いですが、その理由のほとんどが節税対策なんですよね。
私の知る限り、メーカー取引において有利なるから法人化します!という話は聞いたことがありません。
もう一度言います。個人と法人では何も変わりません。
メーカー取引で成果を出すために大切なこと

個人と法人では何も変わらないことがわかっていただけたでしょうか?
ここからは私が考えるメーカー取引で、成果を出すために大切だと思うことをお伝えしていきます。
行動力
これはメーカー取引でだけでなく、ビジネス全般においても言える事ですが、やはり行動できる人は成果を出しますしスピードも早いです。実際私のコンサル生の方で成果を出している方は、間違いなく行動している方たちです。
メーカー取引においての行動とは何なのか?についてですが、メーカーへのメールをたくさんしたり、直接メーカーに会いに行ったりなど、とにかくまずは自分でやってみて経験することです。
頭の中でいくら考え、イメージしても答えはやってみないと出ないですし、何より実践して経験することが一番実になります。
よく「PDCA」が大切だと言われますが、私は少し違うと思っています。
まずPDCAを簡単に説明すると以下の通りです。
PDCAとは上記の頭文字をとったもので、上記のサイクルを回すことで業務の改善を促す方法です。
しかしこれには罠があって、最初のPlan(計画)のところに時間を使いすぎてしまい、全く行動に移せず成果が出ない方がいらっしゃるのです。
なので、私は以下の方が良いのでは?思っています。
まずはやってみる、そこでうまくいったかどうかを評価する。その評価に基づいてより良い方法を模索する。そして、その方法でどうしたらうまくいくかを考え実行する。
上記の流れを実践している方はやはり成果が出やすいです。
失敗することが怖いの気持ちも分かりますが、何か新しいことに挑戦する時は右も左もわかりませんよね?その中でいろいろ考えても何も答えって出てこないんです。
だからまずはやってみて自分で経験してみることで、初めて次の方法を考えることができます。
ぜひこのことを意識して、行動してみてください^^
資金
メーカー取引に限らず、物販は資金も成果を出すためには大事な要素になってきます。
資金がたくさんあるに越したことはないですが、目標利益によって必要な資金は変わってきます。
もしあなたが月利10万円を目指したいのであれば、資金は50万円は最低でも用意したいところです。
なぜ50万円なのか?についてですが、例えば利益率が10%、amazon手数料が40%の場合、利益率が10%なので月商は100万円必要になります。このときamazon手数料が40%なので40万円。
そのため仕入原価は以下の式で求められます。
月商−amazon手数料−利益=仕入原価
(100万円−40万円−10万円=50万円)
仕入原価=必要資金ということなので、50万円必要となるわけです。
ただこの場合全ての在庫が1ヶ月で売れたら、という前提での話になりますが、在庫が翌月に残る事は多々あるため、より確実に達成するには75万円分は仕入れをしたいところです。
利益率やamazon手数料は仕入れる商品によって変わってくるため、あくまで目安ですので、この式で求めた資金は「必要最低資金」として考えてください。
メーカーと信頼関係を作る
この部分が一番大事ですし、メーカーと信頼関係を構築できるのはメーカー取引ならではの魅力になります。信頼関係を構築できれば、利益率のアップやセラーの限定化・独占ができたりと、より自分だけのビジネスにしていけますし、ライバルも気にならなくなります。
もちろん個人でも信頼関係を構築は可能です。法人でなければダメということは決してありません。
次項では信頼関係を構築についてお伝えしていきます。
信頼関係ってどうやって作るの?

信頼関係を構築には、具体的にどのように行動していけば良いのでしょうか?
メーカー取引においての具体的なアクションは以下の10個です。
- 電話をかける
- ZOOMする
- 会いに行く
- 初めて商品が届いた時お礼する
- 初めて商品が売れた時お礼する
- リピート発注時に電話する
- 商品を理解し、知識をつける
- 手紙を送る
- 仕事以外の話をする
- 自分の経歴(ストーリー)を話す
始めにお伝えしておきますと、メールだけでは信頼関係を構築は難しいと思います。
メーカーとだけでなく普段の人間関係でも言えることですが、長期にメールのやり取りをしても相手の顔も見えなければ、声も分かりません。そのような状況では、それなりに相手の事を知ることはできても信頼関係は作れないでしょう。
この事を踏まえても、信頼関係の構築には電話でのやり取りは最低限必要です。
電話をすることにより、年齢はどれくらいか、明るい人なのかどうかなど相手の声色によって判断することができます。メールではすごく冷たい印象を受けても、電話で話をしてみるとめちゃくちゃ明るく社交的な方もいらっしゃるなど、印象が180度変わることも多々あります。
逆に言えばあなたもメールだけならあまり印象を持たれていない可能性もあります。
電話をすることにより、距離感を縮める事は可能なのでぜひ実践してみてください。
そして更に相手の事を知るためには、直接会って話す以上のことはありません。
直接会う事によって電話での印象とはまた違った印象になります。
相手の表情やしぐさがわかりますし、思ったより背が高いな、などその人の全体を見ることができるのです。電話よりはるかに直接会った方が情報量が多いので、やはり信頼関係の構築には会うことが必須だと考えます。
もちろん1回会っただけで信頼関係が構築できるほど甘くはありません。
恋愛もそうです。好きになった人を基本的には何回デートに誘ってお付き合いを始めると思います。
大切なのは、接触頻度を増やしメーカーにあなたを認識してもらうことです。そして、「友達」になることができれば最強です。
そのためには先ほどお伝えしたアクションを多く実行することです。
10個の中身を見ていただければ分かりますが、それほど特別な事をする必要はないんですよね。小さなことの積み重ねがとても重要なことなのです。
そしてそれができるのが、メーカー取引の醍醐味と言っても過言ではありません。
まずは10個のうち一つからでもいいので、実践してみてください。
回数を重ねるうちに相手の反応も変わってくるとも思いますよ^^
信頼関係の構築については、以下の記事でもお伝えしていますので参考にしてみてください^^
最後に
ここまで個人は法人より不利なのか?についてお伝えしてきました。
今回の記事を読んでいただければ、個人や法人といったところは気にならなくなるのではないでしょうか?
大切なのは、あなたの人柄です。
メーカーのことを考え、深く付き合い悩みを共有する。そして解決な向けた提案をしてあげることによって、グッと距離感が縮まります。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、メーカー取引にチャレンジしてみてください^^
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