Amazonポイント付与のメリット・デメリット

こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。

Amazonにはポイントプログラムというものがあります。

ポイントプラグラムは出品者が商品のポイントを付与することによってユーザーが商品を購入したときにポイントがもらえるというサービスです。

購入者には嬉しいサービスですし、出品者も売上が上がりお互いに良いサービスと感じますが実は出品者にとってはデメリットも生じます。

今回はAmazonポイントについてのメリット・デメリットや設定方法から活用方法までご紹介いたします。

Amazonポイントについて

AmazonポイントはAmazonで買い物をすると貰えるポイントで「1ポイント=1円」で商品を購入したりAmazonのサービスを利用することができます。

しかし、Amazonは全商品がポイント還元の対象商品ではありません。

商品にポイントが書かれているものが対象商品となり、商品によっても還元率は異なります

有効期限は最終購入日または最終ポイント獲得日の遅い方から1年間となるのでAmazonで買い物をいつもしているユーザーでしたら実質無期限で貯めることが可能になります。

このポイント付与の設定や還元率を設定するのは出品者です。

そして100ポイント付与する設定をした場合100ポイントを負担するのも出品者になります。

Amazonポイントのメリット

ここではAmazonポイントを付与する出品者側のメリットについてご紹介します。

①購買率UPにつながる

購入者は商品を見たときにお得と感じた方を購入します。
ポイントが付いていると購入者もお得感を感じますし、商品を買うきっかけにもなるので購買率UPに繋がります。

②ポイント対象のみ抽出される

Amazon公式サイトにはポイント対象を抽出してくれる機能やAmazonポイントの専用ページもあります。
お得に買い物をしたい購入者は利用することも多く、目に留まりやすくなります。

③お店の宣伝に

楽天はポイント還元などに力を入れているのでどのショップも付与は当たり前で獲得率で争っているようですが、Amazonはポイントを付与している商品が少ないので、付いているというだけでもお客様が喜んでくれることがあります。

ポイントが付いてることでお店を覚えてもらえることもあり、ポイントをきっかけにリピート客を獲得することも出来るかもしれません。

Amazonポイントのデメリット

ポイント付与のメリットについて紹介しましたが、逆に付与することで生じるデメリットについてご紹介します。

①ポイント付与は自己負担

Amazonポイントを付与する場合は出品者がポイントを負担します。

購入者にとってはポイントですが、出品者にとっては利益からポイント分が引かれるので実質は値下げをしているのと同じことになります。

手数料もあるので、仕入価格、販売価格、手数料、ポイントをしっかり計算して調整しましょう。

②ポイント競争に注意

Amazonでは値下げ合戦はよく起きていますが、ポイントでも競争が起きることがあります。

ポイントで差別化しようとして出品者同士が利益を減らし続けることになります。

赤字になっていまっては意味がないので、ポイント競争に巻き込まれないように還元率はあらかじめ決めておきましょう。

Amazonポイントを設定する方法

ここからはAmazonポイントの設定方法についてご紹介します。

①一括で設定する場合

全商品に同じ還元率で設定するやり方になります。

1-1.セラーセントラルの広告タブからポイントを選択します

2-2.ポイントセントラルに遷移したら「1%から50%」の範囲で付与するポイントを選択します。

2-3.「今すぐポイントを適用する」をクリックします。

②商品ごとにポイントを設定する場合

商品それぞれ異なった還元率で設定するやり方です。

2-1.セラーセントラルの広告タブからポイントを選択します。

2-2.ポイントセントラルに遷移したら「例外を管理」をクリックします。

2-3.「アカウントレベルのポイントの例外を管理する」と表示されますのでその中の「テンプレートファイル」をクリックしてダウンロードをします。

2-4.テンプレートファイルに還元率を入力します。
SKU  points_percent
「SKU」に対して「points_percent」の部分に何%のポイントを付与するのかを記入していきます。

画像

2-5.ファイルに入力が完了したらアップロードします。
必ずテキスト形式でアップロードしましょう。

2-6.「いますぐ適用」をクリックし完了です。

Amazonポイントを設定するときに注意すること

①利益は大丈夫なのかを確認

先ほども書きましたが、ポイントを付与するということは利益が減ることになります。

販売価格をギリギリに下げた状態でポイントを付与すると赤字になってしまいます。

ポイント付与設定を行う時は販売価格を下げすぎていないか、利益を考えた上で他店とのバランス等を確認するようにしましょう。

②ライバルのポイント大量付与

ポイントの付け方は出品者によって様々で販売価格を高くして大量ポイントを付けて顧客に還元しているという人もいます。

ポイント付与に配慮をせずに販売価格を決めてしまうと、ライバルの圧倒的なポイント還元によってまったく売れないということもありえます。

価格調査の際は販売価格だけではなくポイントをいくら付与しているのかもしっかりと確認するようにしましょう。

Amazonポイントの活用法

①セールのタイミングで活用

プライムデーなどのキャンペーン時は購入者は通常時よりも圧倒的に多くなります。

そのタイミングでポイント付与を行うことで購買率UPを狙ってみましょう。

セール中はポイントUPしたりと周りも勝負してくるときなので、ポイント競争などが始まってしまった場合は無理をせずに自分が出来る範囲で留めておきましょう。

②価格変更のタイミングで活用

価格変更を頻繁にしてしまうと商品が削除されてしまったり、カート獲得できなくなってしまいます。
そのような心配がある場合はポイント付与をコントロールすることでリスクを回避することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
Amazonポイントの付与は購入者にとっては嬉しいサービスなので購買率UPは期待できますが、デメリットもあります。

ポイント付与を行っても売上に繋がらなければ意味がないので、どのように活用していくかをしっかりと考えてから導入するようにしましょう。

 

 

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ABOUT US

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中村裕紀国内&海外メーカー直取引完全ガイド著者+EC STARs Lab 代表
1984年生まれ、2022年現在38歳、二児の父。
介護・福祉関連の施設に勤める傍ら、2011年頃からamazon物販ビジネスを副業にて開始。
2013年に独立し、2014年に転売で月利100万円を達成するも直後にアカウントが閉鎖。
その後は転売のアカウント閉鎖の教訓を得て、メーカー取引一本で売上を立てる決意をする、その結果2015年に月利200万円を達成。

現在は法人9期目、国内外のメーカーとより良い信頼関係を構築し、オンラインの販売を通じて多くの方々にメーカーが真剣に気持ちをもって作った商品をお届けしている。
同時にamazon物販&メーカー直取引のコンサルタント業務を行い、月利30~500万円以上を継続して稼ぐプレイヤーを多く輩出している。

amazon物販ビジネスに特化したコミュニティー「 EC STARs Lab / EC STARs Lab Academy (総会員数223名)」を運営、著書は3冊出版、累計発行部数2万部突破。
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