こんにちは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
よくこの仕事をしていると「転売って違法なんですよね?やめた方がいいですか?」といった質問をよく受けます。
転売を始めたての方や、これから副業で転売をしようか検討している方には気になることでしょう。
そこで今回は「転売は違法か?」という疑問について、お話ししていきたいと思います^^
目次
そもそも転売とは違法なのか
まず転売とは、簡単に説明すると「モノを安く仕入れて高く売り、差額が利益になる」ビジネスモデルです。
ECサイトなどのネットや、大手雑貨屋・家電量販店などの実店舗からセール品など安く売られている商品を購入し、amazonや楽天、メルカリなどで高く販売することで利益を得ます。
とてもシンプルなビジネスモデルで、副業の方や自分で起業しようと考えている方に人気のビジネスです。
その転売について、コロナ禍が始まったときにマスクやアルコール消毒液が転売ヤーに買い占められ、ネットで高額転売され問題になったことは記憶に新しいですよね。
この時に政府も動き、マスクの高額転売を禁止する政令改正を施行しました。

このタイミングから「転売は違法だ!」という風潮が増し、私の方にも質問をいただくことが増えたと感じています。
結論から先にお伝えすると、転売そのものは違法ではありません。ただ商品によっては、転売が違法となる商品もあります。
モノを売ることには様々な法律が関わってくるため、その法律に反することで逮捕される可能性がるということです。
ややこしいので、詳しく次項でお話ししていきます。
転売が違法とされている主な商品
イベントやコンサートなどのチケット
2019年6月にチケット不正転売禁止法が施行されました。

この法律は、以下のような目的で施行されました。
特定興行入場券の不正転売を禁止するとともに,その防止等に関する措置等を定めることにより,興行入場券の適正な流通を確保し,もって興行の振興を通じた文化及びスポーツの振興並びに国民の消費生活の安定に寄与するとともに,心豊かな国民生活の実現に資することを目的
要するにそのイベントを見たい消費者が、適正な方法・価格で買えるようにしましょう!ということです。
利益目的の転売ヤーによる不当な買い占め、それによって見たい人が転売ヤーから高額転売で購入しなくてはならない状況は許しません!ということですね。
これによりイベントやコンサートなどのチケット転売は違法で、逮捕される可能性が高くなりました。
最近でもあの有名な宝塚歌劇の公演チケットを高額転売して逮捕された事例もあります。

これは実際に利益を得たい転売ヤーがよく行っていて、人気アーティストやイベントのチケットを買い占め2倍以上の価格で転売している、というような事例が多くありました。
実際興行主にも、本当に見たいと思っている消費者にもいいことは全くないことですし、チケット不正転売禁止法の施工は正当なのかなと感じます。
今後他の分野にも波及し、転売は違法だと法律で施行される商品が増えていくことも十分考えられます。
医薬品・酒類
医薬品や酒類の販売には免許が必要になるため、免許なしで転売することは薬機法や酒税法違反の可能性があります。
メルカリなどのフリマアプリでも、そもそも医薬品や酒類は出品が禁止されているケースがほとんどです。
これは上記のような法律違反を事前に避けることを目的としています。
また先項でお話ししたマスク・アルコール類の転売も一時的に禁止されていました(現在は解除されています)。
このように、今後も社会情勢によって一部のモノが法律で転売禁止になることは十分にあり得ることでしょう。
チケット不正転売禁止法も2019年と最近のことですし、次項でお話しする世間からの厳しい評価に国も対応していっている、という流れが急速に広がっていくことが予想されます。
「転売」というビジネスを専業にしていると、今後立ち行かなくなるリスクが年々高まっていると感じられます。
転売に対する世間の心象
転売について違法にならないように事業をしていても、世間はいい印象を持っていない方が多いです。
その理由として、人気商品を買い占めし、自分が儲かるために正常な商品の流通を妨げている存在として転売ヤーがイメージされていることが大きいように感じます。
本当に商品を欲している消費者が売り切れで手に入らず、転売ヤーが通常価格より高値で転売していることが、悪いイメージを持たせているということです。
先項でも述べたチケット転売についてのアンケートがあります。

※引用:ライブチケットの転売に関する調査(リサーチプラス)
世代や性別を問わず、全体で約65%の方が「転売を容認できない」と回答しています。
これだけの方が転売に対し良くないイメージを持っているとなると、いくら違法ではないといっても転売を事業としている人に対し、社会的な風当たりが強くなってしまうのも致し方ないのかもしれません・・・
また企業の方でも転売に対し対策を取っているケースもあります。

上記は大手家電量販店・ノジマのホームページに記載されているページです。
企業側も、転売ヤーが買い占めることで本当にその商品が欲しいお客様に届けられない状況を望んでいません。むしろ迷惑行為であると考えている事例ですね。
このように転売を事業として行う場合、世間からは冷ややかな目で見られ家族や友人に対して堂々と説明できないことも十分にありえるでしょう。
今後この流れはますます加速していくでしょうし、長期間続けることが難しいビジネスなのかな、と日を追うごとに強く考えています。
転売でも違法でもない正当なメーカー仕入れがおススメです!
転売ビジネス自体は参入障壁も低くて取り組みやすく、様々な方がブログやSNS等で発信されていて、特に副業の方については取り組みやすいビジネスだと思われているかもしれません。
ですが今の状況は、転売自体は違法ではないけど法整備も一部進んでいて、今後もさらに拡大していく可能性があることや、世間からの評価も日に日に良くない方に傾いていることについてお話ししてきました。
ではこれからamazon物販を始めること自体をやめた方がいいのか?
そんなことはありません、始めるのであれば転売よりもメーカー仕入れの方がおススメです^^
メーカー仕入れとは、その名の通り問屋や卸業者を通さず、流通の最上流であるメーカーから直接仕入れてamazonで販売する方法です。
メーカーが作りたての商品を仕入れられるので、消費者にも安心して購入いただけますし、請求書や納品書もメーカー書式のものをもらえます。
転売と違い世間にも正々堂々とビジネスすることができる、まさに王道のビジネスモデルです。
メーカー仕入れであれば、今後も長期間続けられ、安定的に利益を出すことができるので、これからamazon物販を始める方には最適な手法だと私は考えます^^
最後に
本日は転売は違法なのか?という内容についてと、転売よりもおススメなメーカー仕入れについてお伝えしました。
これまでの流れを振り返ると、今後転売ビジネスを取り巻く環境は、今より悪化していくことが想像されます。
それならばメーカー仕入れを始める方がいい!と思いませんか?
ちなみに個人の副業の方でも全く問題なく始めることができます。
メーカー仕入れと聞くと、ハードルが高そうに感じる方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。個人でも取引をしてくれるメーカーはたくさんあるので安心してください^^
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転売は昨今「転売ヤー」と言われ、消費者やメーカーにとってもデメリットがあるビジネスのため、後ろめたさを感じる方もいるのが実情です。
しかしメーカー仕入れは、メーカーから直に正規品を仕入れて販売するので、自分だけではなくメーカーや消費者からも喜ばれるwin-win-winのビジネスです。
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