【転売禁止多数】おもちゃせどりが全然儲からない5つの理由を徹底解説

おもちゃ せどり
おもちゃせどりは面白そうだな。儲かるのかな。

おもちゃせどりは星の数ほどあるせどり、転売のなかでも比較的楽しく取り組める人気ジャンルです。

比較的狙い目のジャンルと捉えられているおもちゃせどりですが、残念ながら周りで儲かったという声を聞いたことがありません。

おもちゃは転売規制がかなり厳しくなっていますね。
流行に左右されやすい商品が多くて、すぐに売れなくなります。

と、ネガティブな声が多いのが事実です。

そこで、今回はおもちゃせどりが全然儲からない理由について詳しく解説します。

おもちゃせどりに興味のある方は最後までご覧ください。

 

amazonメーカー仕入れ

最低限知っておきたいおもちゃせどり4つの基礎知識

おもちゃせどりの知識

おもちゃせどりと言っても、扱う商品や仕入れ先は様々で、幅広い意味を持ちます。

そこで、まずはおもちゃせどりの基礎知識について整理して解説します。

おもちゃせどりで扱う主な人気商品

おもちゃせどりで扱う主な人気商品の一例は以下の通りで、定番のおもちゃはもちろん、アニメやキャラクターグッズなども対象となります。

一般のおもちゃ
  • トミカ
  • レゴ
  • プラレール
  • ベイブレード
  • 各知育玩具
  • オセロ、囲碁、将棋
  • 各ボードゲーム
  • 各プラモデル(タミヤなど)
  • 各ジグソーパズル
  • 各人形
アニメ・キャラクター関連
  • 仮面ライダー
  • スーパー戦隊シリーズ
  • プリキュア
  • リカちゃん人形
  • ガンダム
  • ディズニー(転売目的の購入は禁止)
  • アンパンマン
  • 鬼滅の刃
  • セーラームーン
  • エヴァンゲリオン
  • ワンピース
  • ドラゴンボール
  • ハリーポッター
  • シルバニアファミリー(転売目的の購入禁止)
  • トレーディングカード(遊戯王、ポケモンなど)

上記の人気商品は、高額転売で問題になっている関係上、非常に転売規制が厳しいカテゴリーが多いのが特徴です。

例えば、「1人1点までの購入とします」という表示されている商品を見たことがある方も多いでしょう。

また、大量に買い占めて定価以上の高額転売をすると、最近はどの販売メーカーも再販などの対策を取ってくるので、不良在庫の山を抱えるリスクが高いです。

なお、今回はNintendo SwitchやPS5、レトロゲームなどのゲームせどりについては、除外して解説します。

ゲームせどりについては、詳しくは以下の記事をご覧ください。

ゲームせどりは非効率だからやめた方がいい! おすすめしない5つの理由

おもちゃせどりの主な仕入れ先

おもちゃせどりは、おもちゃ屋はもちろん、以下のようにデュスカウントショップやリサイクルショップ、イオンなどのスーパーなども仕入れ先の対象となります。

また、メルカリやオンラインストア仕入れなど、電脳せどりとして取り組む手もあります。

おもちゃコーナーのある店舗すべてを対象と考え、幅広くリサーチすることになります。

店舗せどり
電脳せどり
  • メルカリ、ラクマなどのフリマサイト
  • ヤフオクなどのオークションサイト
  • 丸善商店
  • 店舗せどり対象店舗のオンラインストア

新品を仕入れるのか、中古品を仕入れるかによっても仕入れ先は変わってきます。

おもちゃはお客様の目が厳しく、ちょっとした外観の傷や汚れでもクレーム対象になるので、特に中古品の場合は検品に注意してください。

また後述するように、トイザらスなどの店舗、タカラトミー、ポケモンカード、シルバニアファミリーなどの商品が転売禁止となっている点は注意しましょう。

おもちゃせどりの主な時期

おもちゃせどりは、他のせどりに比べると流行や時期に左右されやすいジャンルです。

時期で言えば、おもちゃが一番売れるのはクリスマスでしょう。

商品によっては、正月やハロウィンも狙い目ですが、一番売りやすいのはクリスマスシーズンです。

しかし、クリスマスイブの12/24を過ぎると、あっという間に売れなくなるところがリスクです。

クリスマスシーズンは、多くのおもちゃせどらーが狙ってくるので、ライバルも集中します。

多くのライバルがひしめくなかで、クリスマスイブまでに売り切らないと不良在庫になるところが、おもちゃせどりの難しいところです。

人気商品や話題の商品は、シーズン関係なく爆発的に売れますが、流行に左右されやすく、少しタイミングを逃すと売れなくなります。

回転率の波が激しく、売れる時期をピンポイントで狙っていく必要があるので、おもちゃせどりは初心者の方には敷居が高いところがあるでしょう。

おもちゃせどりの主な販路

おもちゃせどりの主な販路は、他のせどりと同様に、amazon、メルカリ、ヤフオクといったところです。

amazonの場合は、出品規制がかかっている商品が多いので注意が必要です。

また、おもちゃせどりは中古だけではなく、新品も売りたいと考えている人も多いですが、amazonではせどりの時点で新品として販売できないので注意してください。

以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。

  • 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品。
  • メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(たとえば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
  • プロモーション品、プライズ品、おまけに関しては、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。
  • Amazon.co.jp限定商品としてAmazonによって販売されている商品(Amazonが特別に承認している場合を除く)。

amazonコンディションガイドラインより抜粋

せどりで仕入れた商品をamazonで新品として販売できないのは、すでにメーカー保証が始まった商品ばかりで、正規仕入れと同等の保証は得られないためです。

せどり商品を新品として出品した場合は、amazonアカウント閉鎖の原因となるので、新品せどりをしている方は注意してください。

また、amazonの場合は出品規制が多く、そもそも販売できないことが多い点も気を付けましょう。

おもちゃせどりが全然儲からない5つの理由

オモチャせどりが儲からない理由

おもちゃせどりは以下の傾向が強いので、儲けることがかなり難しいです。

  • 転売禁止の店舗や商品がすでに多い
  • 人気商品の転売規制が非常に厳しい
  • 売れるタイミングを見極めるのが難しい

以下、詳しく解説します。

せどり、転売禁止の店舗や商品が増えている

おもちゃせどりは、とにかく転売規制が厳しく、手を出すのが困難です。

例えば、おもちゃ屋の大手であるトイザらスは、次のように転売目的の購入を全面的に禁じています。

トイザらス公式サイト「ご注文について」より抜粋

これまで高額転売の標的にされてきたタカラトミーについても、転売目的の購入を全面的に禁止しています。

タカラトミーモール「利用規約」より抜粋

また、ポケモンカードゲームについては以下の注意喚起がなされており、オンラインストアの転売禁止など、厳しく転売規制を行うことが公表されています。

ポケモンカードゲーム公式サイトより抜粋

シルバニアファミリーのオンラインショップでも、転売目的の購入が明確に禁止されています。

シルバニアファミリーオンラインショップ「ご利用規約」より抜粋

その他、ディズニー関連商品については、ディズニーランドやディズニーストアからの仕入れが完全に禁止されています。

ディズニーせどりは禁止! 徹底的に転売対策されているから絶対やめよう

おもちゃせどりは、世間的に嫌われている高額転売をする人も多いため、ここまで取り締まる店舗や販売メーカーが続々と増えてしまったのです。

ここまで厳しい状況なので、おもちゃせどりをする際は仕入れ先や商品が転売禁止になっていないか確認が必要です。

転売規制が非常に厳しく爆死のリスクが高い

店舗、メーカー全体で転売禁止としていなくても、人気商品単位で厳しい転売規制を敷いているおもちゃが少なくありません。

高額転売が懸念されている人気商品については、「1人1商品まで」と購入が制限されている商品が多く、なかなか手を出せないのが現状です。

また、先ほどもお伝えしたように、様々な目をかいくぐって大量に買い占めたとしても、すぐに再販されてしまいます。

再販されてしまえば、一般消費者はわざわざメルカリやamazonで高額転売している人からは購入しませんから、転売ヤーは不良在庫を抱えて大爆死となります。

おもちゃせどりに限った話ではないですが、モラルに反した高額転売は、非常にリスクが高い状態にあるので、絶対にやらないようにしましょう。

ライバル過多で売れるタイミングの見極めが難しく不良在庫リスクが高い

おもちゃせどりの商品が全部厳しく規制されているかというと、そんなことはなく、せどりができる商品も存在します。

しかし、先ほどもお伝えしたように、おもちゃは流行に左右されやすく、売れる時期もクリスマスなどに集中しやすいので、売れるタイミングを見極めることが難しいです。

人気商品は発売と同時にライバルが群がりますし、クリスマスシーズンについてもライバルが一斉におもちゃせどりに動き出します。

非常にライバルが多いなか、短期間で売り切らないと不良在庫を抱えることになるという、かなり難しいジャンルと言えます。

一攫千金は狙えるかもしれませんが、おもちゃは仕入れ単価が高く、不良在庫によって資金繰りを圧迫するので無理な仕入れはしないようにしましょう。

消費者の目が厳しくクレームや返品・返金が多い

おもちゃは商品に愛着を持つお客様が多いので、ちょっとした不具合でもクレームにつながります。

そのため、中古せどりをしている方は特に注意で、ちょっとした外観やパッケージの汚れや傷でも強いクレームにつながり、返品・返金対応に追われます。

amazonの場合は返品・返金対応だけでなくamazonアカウント停止、閉鎖リスクも高くなります。

動作確認や付属品の確認は当然のこととして、検品作業はしっかりと行わなくてはいけません。

傷や汚れなどの不具合があれば、販売の際に商品ページに記載しておくようにして、お客様に納得したうえで購入してもらうようにしてください。

ただ、不具合がある状態で販売すれば、それだけ販売価格を下げざるを得なくなるので、利益計算には十分注意しましょう。

出品規制が多く、そもそも販売できない商品が多い

特にamazonの場合の話なのですが、出品規制されているおもちゃが多いので中止が必要です。

仕入れの前に、出品規制の有無をしっかり確認するようにしてください。

詳細は、以下の記事をご覧ください。

amazonで出品制限のある商品と出品許可申請(カテゴリー申請)で制限解除する方法を詳細解説

おもちゃせどりよりメーカーからおもちゃを直接仕入れよう

以上のことから、おもちゃせどりは転売規制が厳しく、ライバルが群がりやすく、しかも売れるタイミングの見極めが難しいのでおすすめしません。

おもちゃせどりをするくらいなら、上記のようにメーカーから直接おもちゃを仕入れてamazonで販売しましょう。

amazon物販に取り組むならメーカー仕入れが断然オススメです

最上流仕入れなので、小売店から仕入れるせどりよりは安く、しかも安定的にリピート仕入れができます。

人気アニメやキャラクターグッズを扱うような大手メーカーとの取引は難しいですが、小規模のメーカーでも需要の高いおもちゃを販売していることがあります。

むしろ、そのような商品の方が流行に左右されないので安定的な需要が期待できるでしょう。

おもちゃせどりは、時期によって非常にライバルが集中しやすいですが、メーカー仕入れであれば、販売者を限定化できます。

amazonの販売者を限定することで、不良在庫になるリスクが低くなり、価格競争も起こらなくなります。

また、正規仕入れでメーカー保証の効いた新品なので、お客様からのクレームは非常に少ないですし、amazonアカウント閉鎖リスクもほとんどありません。

個人がメーカーと取引できるのか?

という質問をよく受けますが、EC STARs Labのメンバーは、みんな副業の個人事業主から開始して成果を出しているのでご安心ください。

最初から会社を辞めなくても、副業から始めて徐々に実績を付けていけば大丈夫です。

メーカー仕入れの具体的な方法や成功事例は、以下の記事をご覧ください。

【2024年版】メーカー仕入れで個人が月利50万を達成できる超具体的7ステップ

最後に

以上、おもちゃせどりについてお伝えしました。

おもちゃせどりは、比較的人気のジャンルですが、ライバルが多いうえに転売規制が厳しく、売れるタイミングの見極めが難しいのでおすすめできません。

しかも、お客様からのクレームが多いので、返品・返金対応に追われがちです。

おもちゃせどりは、思った以上にリスクが高い方法なので、直接メーカーからおもちゃを仕入れて販売した方がいいでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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ABOUT US

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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。
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